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キスされたいとか裸で抱き締めて欲しいとかもっと一緒にいて欲しいとかじゃないけど。
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「わ、」
腕を、かぷりと食まれて。
軽く、歯を立ててるのがわかる。
口の中は、熱い。
「い、痛いのは、やだよ?」
つい、怯えているような声が出てしまう。
ふっ、と笑った気配がした。
ねろり、と舌で歯を立てていた場所を舐られて。
「安心したまえ。痛みではなく、快楽で啼かせてやろう」
甘い囁きに、ぞくぞくしてしまう。
この後、何をされちゃうんだろう?
どんな快楽を、教え込まれちゃうのかな。
篠塚さんの手で。
★☆★☆★
手袋をつけているような気配がする。
かなり感覚が鋭敏になってる。
……お尻を、慣らすのかな? 篠塚さんの手で、慣らされちゃうのか。
恥ずかしいけど。期待してしまう。
「ひゃ、」
ぬるり、と生温かい感触。
ローション、手であっためてくれたのか。
こうして、丁寧に準備されると。
何だか恥ずかしい。
身体はもう、とっくに重ねてるのに。
まるで。
恋人みたいに。大事に、愛されてるみたいで。
「ん、」
ぬぷっ、と指が入ってくる。
これ、中指かな?
ぼくのより太くて、節がある、男らしい手だった。
持ち方の問題か、ペンだこも出来ないんだよな。
動きも、ぼくの手とは違うからか、全く予想ができない。
左手にマニキュアを塗って自慰して、ぎこちなさがイイとか言ってる場合じゃない。もうレベルが違う。
お尻を慣らしながら、前も愛撫されてるんだけど。
とてつもなく、上手すぎて。
ヤバい。
こんなの知ったら。
もう自分でしても、満足できなくなっちゃいそうだ。
オナホより気持ちいいなんて信じられないよ。何このテクニシャン!?
「はぁ、あ、あん、イっちゃう、」
「まだだ、」
きゅっ、と根元を輪っかにした人差し指と親指で締め付けられているようだ。
他の指は、睾丸を弄んでいる。
腕を拘束されてるせいで、自分でイくこともできない。
★☆★☆★
「私のを受け入れながらでないと、イけない身体にしてやろう」
囁かれて。
お尻の中の指を、くい、と動かされる。
前立腺を、刺激されている。
いつの間にか、中の指は二本に増えていた。
「ひゃ、ああっ、早く、そこに、入れて。……イかせてよぉ、」
「何を、どこに入れて欲しいのかね? 言いなさい」
くぷくぷと、指を出し入れされてる。
「し、篠塚さんの、熱くておっきいの。ぼくの、お尻に、入れて、……犯して、ください!」
「……くっ、」
指を引き抜かれて。
「ひ、あああっ!?」
腰を掴まれた、と思った次の瞬間には。
ずぶっ、と。
大きいのが、入ってきていた。
「やはり君は、こっちの素質があるな。理想的なパートナーだ。この先が、楽しみだ」
満足そうな声。
ぐっ、ぐっ、と腰を揺するようにして、奥まで進んでいく。
一気に奥まで突っ込まなかったのは、ぼくの身体を気遣ってだろう。
まだ、中まではほぐれてないから。
「君のここを虐めていいのは、私だけだ。そうだね?」
頷くと。
「その口は、喘ぐだけのものか? 返事は?」
ズン、と突き上げられる。
「ひぁ、ああっ、はい、……ぼくは、篠塚さんの。篠塚さんだけのものです……、」
「excellent!」
後は、滅茶苦茶に抱かれた。
★☆★☆★
癖になったらどうしてくれるんだ……。
目隠しと腕を拘束されただけで、あんなに感じてしまうなんて。
ぼくにはMの才能があったのか……。
いや、薄々そうじゃないかな、とは思ってたけど。
篠塚さんは乱暴じゃなかったけど。
初めては強姦だったんだよな。
なのに、もう一度されたくて、窓の鍵を閉めないで待ってた。
犯されて喜ぶなんて、どう考えてもヘンだよね。
一応、相手の身上はわかってるから、そういう行為をする相手として安心といえば、安心なのかもしれない。
知らない汚っさんに抱かれるより、上手いし優しいし。篠塚さんで良かった的な?
……いやいや。
いくら仕事に必要だからって、そこまで身体を張る必要が果たしてあったのか。
ホモフォビアなつもりはないけど。ぼくはゲイではない。
それははっきりと言える。
男には勃起しないし。今までのズリネタは、自分で描いた漫画である。
肛虐サディスト漫画だけは、自分がされたことを参考にしたけど。
普段は、自分がしたいことを描いていたんだ。
気持ちいいことは好きだし。実はアナニーも好きだ。
もう正直に白状するけど。お尻にちんこは入れたいと思う。
だって、生身の良さを知ってしまったら、もうディルドなんかじゃ物足りない。
でも、あくまでもそれはオナニーの延長であって、男が好きなわけじゃない。
二丁目に立ってまで相手を募集したいと思わないし。
流れで、犯されてしまったけど。
気持ち良かったから。こっちは何も動かなくても良くて、楽だから。
そのまま受け入れてるだけなんだ。
★☆★☆★
篠塚さんも。
たまたまアナニーしてる男を見つけて、すぐヤれそうだからしただけなんじゃないかな?
相手には不自由してなさそうだし。
理想的なパートナーだとか言ってたけど。
それは、ちょうどいいM奴隷を見つけたって感じだろう。
他の人にやらせるなというのは、病気の心配だろう。
童貞処女なら、そんな心配はいらないもんな。
好きだからでは、ないよな。
……キスも、しないし。
脱いだのは、最初の時に、お風呂に入った一度だけで。
プレイが終わったら、すぐ帰っちゃうし。
って。
別にキスされたいとか、裸で抱き締めて欲しいとか。もっと一緒にいて欲しいとかじゃないけど!
腕を、かぷりと食まれて。
軽く、歯を立ててるのがわかる。
口の中は、熱い。
「い、痛いのは、やだよ?」
つい、怯えているような声が出てしまう。
ふっ、と笑った気配がした。
ねろり、と舌で歯を立てていた場所を舐られて。
「安心したまえ。痛みではなく、快楽で啼かせてやろう」
甘い囁きに、ぞくぞくしてしまう。
この後、何をされちゃうんだろう?
どんな快楽を、教え込まれちゃうのかな。
篠塚さんの手で。
★☆★☆★
手袋をつけているような気配がする。
かなり感覚が鋭敏になってる。
……お尻を、慣らすのかな? 篠塚さんの手で、慣らされちゃうのか。
恥ずかしいけど。期待してしまう。
「ひゃ、」
ぬるり、と生温かい感触。
ローション、手であっためてくれたのか。
こうして、丁寧に準備されると。
何だか恥ずかしい。
身体はもう、とっくに重ねてるのに。
まるで。
恋人みたいに。大事に、愛されてるみたいで。
「ん、」
ぬぷっ、と指が入ってくる。
これ、中指かな?
ぼくのより太くて、節がある、男らしい手だった。
持ち方の問題か、ペンだこも出来ないんだよな。
動きも、ぼくの手とは違うからか、全く予想ができない。
左手にマニキュアを塗って自慰して、ぎこちなさがイイとか言ってる場合じゃない。もうレベルが違う。
お尻を慣らしながら、前も愛撫されてるんだけど。
とてつもなく、上手すぎて。
ヤバい。
こんなの知ったら。
もう自分でしても、満足できなくなっちゃいそうだ。
オナホより気持ちいいなんて信じられないよ。何このテクニシャン!?
「はぁ、あ、あん、イっちゃう、」
「まだだ、」
きゅっ、と根元を輪っかにした人差し指と親指で締め付けられているようだ。
他の指は、睾丸を弄んでいる。
腕を拘束されてるせいで、自分でイくこともできない。
★☆★☆★
「私のを受け入れながらでないと、イけない身体にしてやろう」
囁かれて。
お尻の中の指を、くい、と動かされる。
前立腺を、刺激されている。
いつの間にか、中の指は二本に増えていた。
「ひゃ、ああっ、早く、そこに、入れて。……イかせてよぉ、」
「何を、どこに入れて欲しいのかね? 言いなさい」
くぷくぷと、指を出し入れされてる。
「し、篠塚さんの、熱くておっきいの。ぼくの、お尻に、入れて、……犯して、ください!」
「……くっ、」
指を引き抜かれて。
「ひ、あああっ!?」
腰を掴まれた、と思った次の瞬間には。
ずぶっ、と。
大きいのが、入ってきていた。
「やはり君は、こっちの素質があるな。理想的なパートナーだ。この先が、楽しみだ」
満足そうな声。
ぐっ、ぐっ、と腰を揺するようにして、奥まで進んでいく。
一気に奥まで突っ込まなかったのは、ぼくの身体を気遣ってだろう。
まだ、中まではほぐれてないから。
「君のここを虐めていいのは、私だけだ。そうだね?」
頷くと。
「その口は、喘ぐだけのものか? 返事は?」
ズン、と突き上げられる。
「ひぁ、ああっ、はい、……ぼくは、篠塚さんの。篠塚さんだけのものです……、」
「excellent!」
後は、滅茶苦茶に抱かれた。
★☆★☆★
癖になったらどうしてくれるんだ……。
目隠しと腕を拘束されただけで、あんなに感じてしまうなんて。
ぼくにはMの才能があったのか……。
いや、薄々そうじゃないかな、とは思ってたけど。
篠塚さんは乱暴じゃなかったけど。
初めては強姦だったんだよな。
なのに、もう一度されたくて、窓の鍵を閉めないで待ってた。
犯されて喜ぶなんて、どう考えてもヘンだよね。
一応、相手の身上はわかってるから、そういう行為をする相手として安心といえば、安心なのかもしれない。
知らない汚っさんに抱かれるより、上手いし優しいし。篠塚さんで良かった的な?
……いやいや。
いくら仕事に必要だからって、そこまで身体を張る必要が果たしてあったのか。
ホモフォビアなつもりはないけど。ぼくはゲイではない。
それははっきりと言える。
男には勃起しないし。今までのズリネタは、自分で描いた漫画である。
肛虐サディスト漫画だけは、自分がされたことを参考にしたけど。
普段は、自分がしたいことを描いていたんだ。
気持ちいいことは好きだし。実はアナニーも好きだ。
もう正直に白状するけど。お尻にちんこは入れたいと思う。
だって、生身の良さを知ってしまったら、もうディルドなんかじゃ物足りない。
でも、あくまでもそれはオナニーの延長であって、男が好きなわけじゃない。
二丁目に立ってまで相手を募集したいと思わないし。
流れで、犯されてしまったけど。
気持ち良かったから。こっちは何も動かなくても良くて、楽だから。
そのまま受け入れてるだけなんだ。
★☆★☆★
篠塚さんも。
たまたまアナニーしてる男を見つけて、すぐヤれそうだからしただけなんじゃないかな?
相手には不自由してなさそうだし。
理想的なパートナーだとか言ってたけど。
それは、ちょうどいいM奴隷を見つけたって感じだろう。
他の人にやらせるなというのは、病気の心配だろう。
童貞処女なら、そんな心配はいらないもんな。
好きだからでは、ないよな。
……キスも、しないし。
脱いだのは、最初の時に、お風呂に入った一度だけで。
プレイが終わったら、すぐ帰っちゃうし。
って。
別にキスされたいとか、裸で抱き締めて欲しいとか。もっと一緒にいて欲しいとかじゃないけど!
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