実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…

彩ノ華

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俺に弟が2人も出来ました(本編)

それは対等じゃない… ー有ー

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「たくっ…幸のやつ…許さない…!!」

何なんだよッ!と思いつつ1階へ降りようと階段に足をかけた。


ん…?何か忘れてるような…あっ。


あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
俺は思い出した。

有を起こすの忘れてた…
まったく…幸のせいだ!!幸があんなことするから忘れちゃってたじゃんか!!


俺は急いで有の部屋の前へと行く。








❋❋┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❋❋







___トントンッ


ノックをするがやはり中からの返事はない…


(もしや…幸みたいに狸寝入り…?)

俺はそろ~っと部屋の中に入るとベッドへ近づき本当に寝ているのか確認した。


「すぅ…すぅ…」

と規則正しい寝息を立てていた。

よしっ!ちゃんと寝てるな…

それにしても…寝顔…天使か…?
かっこいいが可愛いさも負けていない…

…まあ、幸の寝顔もイケメンだったけどな!今じゃアイツが憎いけど…。


それにしても本当に可愛いなあ
…本当にお前アイツの弟か~??あんな意地悪なやつの弟なのに。



…ツンツン


俺は我慢できず有の柔らかそうなほっぺをつついた。
やべぇ…モチモチしててめっちゃ楽しい…


…ツンツン

…ツンツン

俺は飽きるまでつつき続けた。


「…ん~」

有がモゾモゾと寝返りをうった…

(ヤバいっ!起きたか…?)


「…すぅ…」


ふぅ…危なかった~
気持ちよさそうに寝てるし…起こすの可哀想だな…
また後で起こしにくればいっか!と俺は扉の方へ振り返ると突然に腕を引っ張られた。




__ッ?!


「うわっ!!」


イタタタ…何が起きたんだ??俺はパチッと目を開けるとさっきまで気持ちよく寝ていた有と目が合った…。
どうやらベッドの中に引きずり込まれたようだ。

「何すんだよッ!急に引っ張って…危ないだろ!」

俺は叱った。

「いやいや…人が寝てるのに勝手にほっぺつつく人よりマシでしょ(ニコッ)」


イケメンスマイルなのに何故か怖い…さっきもこんなことがあったような…。



「そ、それは…((ゴニョゴニョ」

俺は何も言い返せなくなり言葉に詰まった…。


「ふふ…ごめんごめん。そんな困った顔しないでよ~そんな顔も可愛いけどね!」


ん?可愛い…??

「俺は可愛くない!!何なんだよ…幸もお前も人のこと可愛いって言いやがって…」

「りょう兄、幸の部屋にも行ったの…?」


「?あぁ…」

「…ふ~ん」

有の顔が急に不機嫌になった。何か…嫌な…予感が…する…。

「りょう兄さ、さっき僕のこと好き勝手に触ったよね?てことは…僕もりょう兄の身体に触っても良いよね…」


ん?…身体?…体?~~~~ッ??


「ちょッ!まてまて俺が触ったのはほっぺだぞ?それならお前も触るならほっぺだろ!!身体を触るなんて、、それは対等じゃないだろッ!」


頭がパニックで触らないという提案は出来なかった…
この時の俺のバカ野郎…(泣)







            次に続く・・・





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