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チョコパンの味
しおりを挟む「半分でいい…」
そういうとチョコパンを半分にして俺に渡してきた。
(やったー!)
…っ嬉しい。ラッキー!!チョコパンちゃん、もう食べられないと思ってたよ…(泣)
おかえり♡(?)俺のチョコパンちゃん!
俺は口を大きく開けて1口で頬張った。
「うまっ!」
やっぱチョコパンしか勝たん!
ごめんよ…他のパンたちに浮気して…。
さて、次はどれを食べようかな~♪
(すぐ浮気するやつ…)
チラッと白石研磨を見ると…何ということでしょう。
口元にチョコがついているではありませんか…ほんとにいるんだな、そこにつけるやつって…。
俺はティッシュで口元についていたチョコを拭いてあげた。
「はい!きれいになりましたよ!((ニコッ…」
「…」
…あれ?
めっちゃ顔が真っ赤ですやん。
もしや…照れてる??
恥ずかしかったのかな、、口元にチョコをつけてたの。
「ふふ…」
俺はそんな白石研磨を見てるとなんだか面白くなって笑みが零れてしまった。
と、次の瞬間…
ちゅっ…
「…っ」
??
ん?なんでこんな白石研磨の顔がドアップに…?
…てか俺、キスされてね?あれ?
白石研磨は俺の唇からゆっくり自分の唇をはずした。
「…チョコついてた。」
「あ、ありがとうございま…す?」
「ご馳走様。俺もう行くから」
「あ、はい。さようなら…」
そういうと白石研磨は教室から出ていった。
…チョコついてたらキスしてもいいんだっけ?
キス…
ぶわ//////
俺の顔が一気に熱くなる。
が、よくよく考えてみると…
「初キスが男って…マジかぁ(泣)」
初キスはチョコパンの味がしました…。
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