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バカは風邪を引かない…

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朝、目が覚めた。

早速体温を測ってみる。

ピッピッ…

36.7°c


うん。平熱だな!なんて俺は健康なんだろう…って

くそ~~~~~~~ッ!!!

これじゃあ、学校を休めないじゃないか!

バカは風邪引かないって本当だったんだ…
誰がバカだっ!!

やばい…俺自身おかしくなってきてるわ…。

「はぁ…」

俺はため息をつくも諦め、学校へ行くために身支度を済ませ、学校へと向かった。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

(なんて…平和なんだろう)

俺は窓の外を見ながら呟く。
雲ひとつない青い空…

綺麗な青色。

昨日のことが嘘のように思えてきた。
あれは…もしや俺の悪い夢だったのではないだろうか??

「…」

いや、現実か…。
白石研磨が俺を触った感触も未だに覚えている。

「はぁ…」

本日2回目のため息が俺の口から零れた。

今、4時間目の授業が終わったところで次は俺の大好きな昼食の時間だ!!

「ちょっと購買行ってくる!」


そう友達に言って、俺は急いで購買へと向かった。
急がないとすぐになくなってしまう。

(急がねば…!待っててね、俺の飯たちよ!)



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