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29・フリッツの後悔
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──自分はなんと愚かな行いをしてしまったんだ。
ディアナから婚約破棄を告げられ、徐々に実感が湧いてくるのと比例して、フリッツの中の後悔は膨らんでいった。
彼女のことが好きだった。
美しく気高く、知性を兼ね備えた彼女が自分の婚約者であることを、フリッツは誇らしく思っていた。
他愛もない会話が心地よかったし、彼女のさりげない仕草に心が躍る瞬間が無数にあった。
彼女と人生を共にし、幸せな夫婦関係を築くこと──それがフリッツが夢見ていた光景だった。
それなのに、自分はどうしてあんなことをしてしまったのだろうか?
フリッツは考える。
(もちろん、一番悪いのは彼女の気持ちを蔑ろにしてしまった僕だ。だけど……)
リーゼが原因の発端となったことは間違いない。
平民出身で貴族の常識を知らないリーゼは、フリッツの目に新鮮に映った。彼女のことが気になっていた。
だが、リーゼへの感情はそれまでだ。
自分にはディアナがいたし、リーゼのことを好きになるはずがなかった。リーゼがいくら可愛くても、ディアナよりは劣ると考えていたからだ。
それなのに、どうしていつの間にかディアナよりリーゼのことが気になり始めたのか?
リーゼと接している時の自分は、どこか浮ついた気分になっていた。
最初の方はそうではなかったっというのに……だ。
(いつからだ……? いつから、リーゼのことを好きになり始めていたんだ?)
ディアナとの婚約を破棄し、彼女に自分の愚行を嗜められてから。
フリッツはリーゼと距離を取った。
初めの方は苦痛だった。
体と心が常にリーゼを求めていたのだ。
彼女と話さなければ、胸がずきずきと痛んだ。彼女が他の男と話していると、吐き気を催した。
しかしフリッツは自制心を保った。
リーゼと話せないことの苦痛は、ディアナを傷つけてしまったという後悔より劣った。
もう辛い思いはしたくない。
その一心でフリッツはリーゼとの関係を絶った。
だが、そう簡単にリーゼへの依存は断ち切ることは出来ない。
胸の痛みも治まってきた頃、リーゼの方からフリッツに接触してきたのだ。
『フリッツ様、どうかされたんですか? 最近、わたしのことを無視しているように感じるんですが……わたし、なにか悪いことをしましたか?』
フリッツは彼女に責任を求めるつもりはなかった。
浮気をしたのは自分の精神が未熟であったがゆえ、と考えていたからだ。
とはいえ、リーゼが白々しく『わたし、なにか悪いことをしましたか?』と言うのには、苛ついた。
──お前はパーティーでの一件を覚えていないのか!?
リーゼに怒りのような感情を抱くのは、これが初めてだった。
(待てよ……? どうしてこれが初めてだったんだ? 思えば、リーゼの行動が目に余る場面は多かった。それなのにどうして……)
不思議なことに、しらばくリーゼとの接触を断つことによって、フリッツは冷静に自分を見つめ直すことが出来ていた。
『そんなことないよ。ただ、ちょっと気分が向かないだけ』
イライラを抑えつつ、フリッツはそう言葉を返す。
『本当ですか?』
『本当だよ。君は悪くない。だけど……僕たちは距離を取るべきだと思うんだ。君も王宮からごちゃごちゃ言われているだろ?』
それは事実だ。
彼女の男癖の悪さは、とうとう国王陛下の耳にも入るようになっていた。
おそらく、ディアナの親友である第三王女コルネリアが、なんらかの手を打ったのだろう。
ディアナとの婚約を破棄することによって、コルネリアの怒りに触れてしまったのだ。
ゆえに最近のリーゼは『聖女候補としてふさわしくない行動は控えるように』と言われている。
親衛隊の問題行動のこともあるし、彼女は以前のように振る舞えていなかった。
『でも、どうしてお友達を心配することの、どこが悪いことなんですか?』
『お友達……か。君はそういう風に考えていたんだね』
『え?』
『なんでもない。僕はもう行くよ。悪いけど、僕には構わないでくれ』
せっかく、リーゼへの依存が取れ始めているのだ。
リーゼと言葉を交わすことによって、彼女への恋心を再燃させたくない。
そう思いフリッツは逃げるようにその場を去ろうとするが、そんな彼の腕をリーゼが掴む。
『ま、待ってください! あなたの考えはよく分かりました。ですが……やっぱりわたしには、友達を見捨てることは出来ない。せめてこれを受け取ってください。フリッツ様が大好きなクッキーですよ』
そう言って、リーゼは小袋を手渡す。
そんな彼女の行動に腹が立った。
『構わないでくれと言っただろ!?』
カッとなってしまい、リーゼの手を払いのけてしまう。
彼女の持っていた小袋が地面に落ち、中のクッキーがばら撒かれた。
『あっ、ごめん……』
さすがに今の行動はいけなかった。いくら腹が立っていても、彼女を傷つけていい理由にはならないのだから。
リーゼの顔を慌てて見ると、予想外の光景が飛び込んできた。
(え……?)
いつも愛嬌たっぷりの笑顔を浮かべているリーゼ。
それなのに今のリーゼの顔はからは全ての感情が消え失せ、無表情でクッキーを眺めていた。
そして軽蔑しきった声で、
『わたしを見てくれない男性には興味がありません。さようなら。二度とあなたと話すこともないでしょう』
そう言って、リーゼは地面に落ちているクッキーを全て拾い、その場から消え去ってしまった。
『ま、待ってくれ!』
嫌な予感がして呼び止めるが、リーゼは走り去る足を止めようとしない。
一人残されるフリッツ。彼の目には先ほどのリーゼの無表情が焼き付いていた。
(どうして、リーゼはあんな表情を……?)
思い出せ。
そこにヒントがある。
(そうだ……クッキー……)
フリッツはことあるごとに、リーゼからクッキーをもらってきた。
それは彼女手作りだったり、有名店のものであった。
彼女からもらったクッキーを食べると、日々の不安がなくなった。クッキーをプレゼントしてくれるリーゼのことを、愛おしくなっていた。
そして自分の過ちにも気が付かず、いつしかリーゼのことを優先するようになっていた。
婚約者のディアナを放置して──だ。
思えば、明らかな異常行動であった。
(そして学園パーティー……僕はリーゼに呼び出された)
あれだ。
ディアナに浮気現場を目撃された日。
フリッツはあの日のことを思い出した。
ディアナから婚約破棄を告げられ、徐々に実感が湧いてくるのと比例して、フリッツの中の後悔は膨らんでいった。
彼女のことが好きだった。
美しく気高く、知性を兼ね備えた彼女が自分の婚約者であることを、フリッツは誇らしく思っていた。
他愛もない会話が心地よかったし、彼女のさりげない仕草に心が躍る瞬間が無数にあった。
彼女と人生を共にし、幸せな夫婦関係を築くこと──それがフリッツが夢見ていた光景だった。
それなのに、自分はどうしてあんなことをしてしまったのだろうか?
フリッツは考える。
(もちろん、一番悪いのは彼女の気持ちを蔑ろにしてしまった僕だ。だけど……)
リーゼが原因の発端となったことは間違いない。
平民出身で貴族の常識を知らないリーゼは、フリッツの目に新鮮に映った。彼女のことが気になっていた。
だが、リーゼへの感情はそれまでだ。
自分にはディアナがいたし、リーゼのことを好きになるはずがなかった。リーゼがいくら可愛くても、ディアナよりは劣ると考えていたからだ。
それなのに、どうしていつの間にかディアナよりリーゼのことが気になり始めたのか?
リーゼと接している時の自分は、どこか浮ついた気分になっていた。
最初の方はそうではなかったっというのに……だ。
(いつからだ……? いつから、リーゼのことを好きになり始めていたんだ?)
ディアナとの婚約を破棄し、彼女に自分の愚行を嗜められてから。
フリッツはリーゼと距離を取った。
初めの方は苦痛だった。
体と心が常にリーゼを求めていたのだ。
彼女と話さなければ、胸がずきずきと痛んだ。彼女が他の男と話していると、吐き気を催した。
しかしフリッツは自制心を保った。
リーゼと話せないことの苦痛は、ディアナを傷つけてしまったという後悔より劣った。
もう辛い思いはしたくない。
その一心でフリッツはリーゼとの関係を絶った。
だが、そう簡単にリーゼへの依存は断ち切ることは出来ない。
胸の痛みも治まってきた頃、リーゼの方からフリッツに接触してきたのだ。
『フリッツ様、どうかされたんですか? 最近、わたしのことを無視しているように感じるんですが……わたし、なにか悪いことをしましたか?』
フリッツは彼女に責任を求めるつもりはなかった。
浮気をしたのは自分の精神が未熟であったがゆえ、と考えていたからだ。
とはいえ、リーゼが白々しく『わたし、なにか悪いことをしましたか?』と言うのには、苛ついた。
──お前はパーティーでの一件を覚えていないのか!?
リーゼに怒りのような感情を抱くのは、これが初めてだった。
(待てよ……? どうしてこれが初めてだったんだ? 思えば、リーゼの行動が目に余る場面は多かった。それなのにどうして……)
不思議なことに、しらばくリーゼとの接触を断つことによって、フリッツは冷静に自分を見つめ直すことが出来ていた。
『そんなことないよ。ただ、ちょっと気分が向かないだけ』
イライラを抑えつつ、フリッツはそう言葉を返す。
『本当ですか?』
『本当だよ。君は悪くない。だけど……僕たちは距離を取るべきだと思うんだ。君も王宮からごちゃごちゃ言われているだろ?』
それは事実だ。
彼女の男癖の悪さは、とうとう国王陛下の耳にも入るようになっていた。
おそらく、ディアナの親友である第三王女コルネリアが、なんらかの手を打ったのだろう。
ディアナとの婚約を破棄することによって、コルネリアの怒りに触れてしまったのだ。
ゆえに最近のリーゼは『聖女候補としてふさわしくない行動は控えるように』と言われている。
親衛隊の問題行動のこともあるし、彼女は以前のように振る舞えていなかった。
『でも、どうしてお友達を心配することの、どこが悪いことなんですか?』
『お友達……か。君はそういう風に考えていたんだね』
『え?』
『なんでもない。僕はもう行くよ。悪いけど、僕には構わないでくれ』
せっかく、リーゼへの依存が取れ始めているのだ。
リーゼと言葉を交わすことによって、彼女への恋心を再燃させたくない。
そう思いフリッツは逃げるようにその場を去ろうとするが、そんな彼の腕をリーゼが掴む。
『ま、待ってください! あなたの考えはよく分かりました。ですが……やっぱりわたしには、友達を見捨てることは出来ない。せめてこれを受け取ってください。フリッツ様が大好きなクッキーですよ』
そう言って、リーゼは小袋を手渡す。
そんな彼女の行動に腹が立った。
『構わないでくれと言っただろ!?』
カッとなってしまい、リーゼの手を払いのけてしまう。
彼女の持っていた小袋が地面に落ち、中のクッキーがばら撒かれた。
『あっ、ごめん……』
さすがに今の行動はいけなかった。いくら腹が立っていても、彼女を傷つけていい理由にはならないのだから。
リーゼの顔を慌てて見ると、予想外の光景が飛び込んできた。
(え……?)
いつも愛嬌たっぷりの笑顔を浮かべているリーゼ。
それなのに今のリーゼの顔はからは全ての感情が消え失せ、無表情でクッキーを眺めていた。
そして軽蔑しきった声で、
『わたしを見てくれない男性には興味がありません。さようなら。二度とあなたと話すこともないでしょう』
そう言って、リーゼは地面に落ちているクッキーを全て拾い、その場から消え去ってしまった。
『ま、待ってくれ!』
嫌な予感がして呼び止めるが、リーゼは走り去る足を止めようとしない。
一人残されるフリッツ。彼の目には先ほどのリーゼの無表情が焼き付いていた。
(どうして、リーゼはあんな表情を……?)
思い出せ。
そこにヒントがある。
(そうだ……クッキー……)
フリッツはことあるごとに、リーゼからクッキーをもらってきた。
それは彼女手作りだったり、有名店のものであった。
彼女からもらったクッキーを食べると、日々の不安がなくなった。クッキーをプレゼントしてくれるリーゼのことを、愛おしくなっていた。
そして自分の過ちにも気が付かず、いつしかリーゼのことを優先するようになっていた。
婚約者のディアナを放置して──だ。
思えば、明らかな異常行動であった。
(そして学園パーティー……僕はリーゼに呼び出された)
あれだ。
ディアナに浮気現場を目撃された日。
フリッツはあの日のことを思い出した。
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