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レジェンド賞最終選考で短評をいただいたのでセルフ公開処刑する
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ネット投稿小説「7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~」は、小説家になろうのほかにアルファポリスとセルバンテスで公開しています。
手前味噌で恐縮ですが、このたび、第一回レジェンド賞(セルバンテスとレジェンドノベルスが運営)の最終選考に残り、惜しくも受賞は逃しましたが短評をいただく運びとなりました。
(※)画像はスクリーンショットです。
このページは、作者自身の後学のための備忘録です。
同時に、小説家志望者の参考になるかもしれないと考えてシェアに踏み切りました。
別名、セルフ公開処刑。
本音を言うと、宣伝も兼ねています。
自作品を客観視することは難しいです。誰だってうちの子はカワイイ!
しかしながら、こうして最終選考に残り、アルファポリスの歴史・時代小説大賞で読者投票6位などの結果を顧みれば、それなりに面白いお話を書けているのではないかと。
(※)画像はスクリーンショットを加工しています。
レジェンド賞の結果発表後、セルバンテスサポートに問い合わせると、後日、短評が届きました。
本題に入る前に、このような前置きが書かれていました。
「選考過程のもののため、どの作品についても批判的コメントが多くなっております。あらかじめご了承ください」
OK。覚悟はできた。
==
7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~
C・クラルテ
〇
・レジェンド賞内随一の文章力。
・物語がテンポよくサクサクと進む点。
・西洋歴史ものならではの雰囲気が非常に魅力的。
×
・1章の終わり辺りからここは12歳のシャルルの視点なのか、
成長したシャルルの視点なのか分かりにくいところが多くなる。
・彼の行動や言葉と地の文とのギャップを感じるところもある。
・面白い小説だとは思うが、歴史が苦手だと2章の中盤辺りから
ついていくのが辛くなっていく。
・ゲーム要素の薄さ。
・他部署への推薦も考えられる水準の完成度ではあるが、
残念ながら西洋歴史ものは、今や塩野七生レベルでないと
商業として市場がない。
==
レジェンド賞選考過程の短評は以上になります。
文中に出てくる「ゲーム要素の薄さ」について補足します。
レジェンドノベルスでは「ゲーム文化を背景にした要素」を重視しているため、拙作はその観点からズレているという評価になります。
想像していたよりも厳しくなくてほっとしました。むしろ、やさしい。
それとも、批判を批判と感じないくらいに、私のアタマがおめでたいのか。
よく見ると、確かに「〇」より「×」が多いですが、根拠のない批判ではありませんし、拙作の改善点を教えてもらったように感じます。
>他部署への推薦も考えられる水準の完成度
ここが最大の衝撃でした!
レジェンドノベルスはライトノベル界では比較的新しいレーベルで、セルバンテスもまた小説投稿サイトとしては新興勢力です。他と比較すると、いまいち盛り上がりに欠けると感じていました。
とはいえ、講談社といえば誰でも知っている日本出版界の老舗です。
幅広いジャンルを手がける大手出版社の強みというのでしょうか。
完成度が高ければ、他部署への推薦も考えられると!
言質を取りました!!
ただし、塩野七生さんレベルという厳しさ。
執筆1年のアマチュアと紫綬褒章を受章している大御所を並べるのは、光栄を通り越してあまりに恐れ多い。
話を戻します。
完成度が高ければ、セルバンテスから他部署への推薦もありえると。(ポジティブ評価は何度も書いちゃう!)
本件を小説家志望者の皆さんにお伝えしたくて、このエッセイを書いていると言っても過言ではありません。
夏に第二回レジェンド賞があるらしいので、「我こそは!」と思う方はぜひチャレンジしてみてください。
(残念ですがWeb小説投稿サイト・セルバンテスは2020年5月末にサービス終了しました。)
私? 私はもういいんですよ……
だって塩野七生さんレベルですよー。ハードル高すぎ!!
西洋史を取り扱っている日本人作家で即座に思いつくのは塩野七生先生、佐藤賢一先生、藤本ひとみ先生くらいでしょうか。レジェンドしかいませんね。
商業的な市場がないと言われれば、ぐうの音も出ません。
ですが、逆に言うと、ブルーオーシャンの可能性があると言えなくもないのでは(ちょっと強気に出てみる)。
私は自分が知っていることしか書けません。
作品が認められれば嬉しいですし、さらに収益化できたら御の字ですが、商業展開を優先して書くことはできないタイプです。
それに、アマチュアがプロフェッショナルより劣っているかと言うと、必ずしもそうではないと思います。
これはプライドが高いとか、負け惜しみではなくて!
・商業的な成功
・自由な創作環境
両方が成り立つのが理想ですが、簡単ではありません。
仮に、両方を手に入れたとしても、続きを望まれるプレッシャーは相当なものでしょう。
アマチュア作家最大の利点は、作者が自由に書けることにあります。
締め切りや字数制限のストレスがなく、もし書くことがつらくなったら途中でやめてもいい。
私はこれからも気楽にゆるゆると…
フリーダムかつマイペースに執筆していきます。
塩野七生先生には到底叶いませんが、今回の結果と評価をきっかけに「アマチュアにしては面白い小説を書いている」と自信を持てるようになりました。
プロの編集者に評価してもらう機会はめったにありませんからね。
いただいた短評を生かして、ブラッシュアップも考えたいな。いいものを作りたい意欲にプロもアマも関係ないのです。まだまだシャルルで遊ぶぞー。
***
さいごに余談。
短評のあと、サポートからのメール末尾に衝撃的なオチが用意されていました。
「なお、この作品は投稿当初から編集長が気に入って読んでいた作品でもありました」
!?!?!!!!
正直、短評を読んだときよりも動揺しました。
ご一読ありがとうございます。
再掲にあたって……追加。
フォロワーさんに「星を持っているシャルルのイメージイラスト(表紙絵2020年版)が好き」と言われたので、表紙絵で採用しなかったバージョンを公開します。
このエッセイのタイトルが「セルフ公開処刑」なので命乞い中…?(笑)
画像はPicrew「咩咩造人机 / メメ式キャラメーカー♂」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
「7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~」はアルファポリスと小説家になろうで重複投稿しています。よろしければご一読ください。
▼アルファポリス版(表紙絵・挿絵あり)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/394554938/595255779
▼小説家になろう版
https://ncode.syosetu.com/n9199ey/
手前味噌で恐縮ですが、このたび、第一回レジェンド賞(セルバンテスとレジェンドノベルスが運営)の最終選考に残り、惜しくも受賞は逃しましたが短評をいただく運びとなりました。
(※)画像はスクリーンショットです。
このページは、作者自身の後学のための備忘録です。
同時に、小説家志望者の参考になるかもしれないと考えてシェアに踏み切りました。
別名、セルフ公開処刑。
本音を言うと、宣伝も兼ねています。
自作品を客観視することは難しいです。誰だってうちの子はカワイイ!
しかしながら、こうして最終選考に残り、アルファポリスの歴史・時代小説大賞で読者投票6位などの結果を顧みれば、それなりに面白いお話を書けているのではないかと。
(※)画像はスクリーンショットを加工しています。
レジェンド賞の結果発表後、セルバンテスサポートに問い合わせると、後日、短評が届きました。
本題に入る前に、このような前置きが書かれていました。
「選考過程のもののため、どの作品についても批判的コメントが多くなっております。あらかじめご了承ください」
OK。覚悟はできた。
==
7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~
C・クラルテ
〇
・レジェンド賞内随一の文章力。
・物語がテンポよくサクサクと進む点。
・西洋歴史ものならではの雰囲気が非常に魅力的。
×
・1章の終わり辺りからここは12歳のシャルルの視点なのか、
成長したシャルルの視点なのか分かりにくいところが多くなる。
・彼の行動や言葉と地の文とのギャップを感じるところもある。
・面白い小説だとは思うが、歴史が苦手だと2章の中盤辺りから
ついていくのが辛くなっていく。
・ゲーム要素の薄さ。
・他部署への推薦も考えられる水準の完成度ではあるが、
残念ながら西洋歴史ものは、今や塩野七生レベルでないと
商業として市場がない。
==
レジェンド賞選考過程の短評は以上になります。
文中に出てくる「ゲーム要素の薄さ」について補足します。
レジェンドノベルスでは「ゲーム文化を背景にした要素」を重視しているため、拙作はその観点からズレているという評価になります。
想像していたよりも厳しくなくてほっとしました。むしろ、やさしい。
それとも、批判を批判と感じないくらいに、私のアタマがおめでたいのか。
よく見ると、確かに「〇」より「×」が多いですが、根拠のない批判ではありませんし、拙作の改善点を教えてもらったように感じます。
>他部署への推薦も考えられる水準の完成度
ここが最大の衝撃でした!
レジェンドノベルスはライトノベル界では比較的新しいレーベルで、セルバンテスもまた小説投稿サイトとしては新興勢力です。他と比較すると、いまいち盛り上がりに欠けると感じていました。
とはいえ、講談社といえば誰でも知っている日本出版界の老舗です。
幅広いジャンルを手がける大手出版社の強みというのでしょうか。
完成度が高ければ、他部署への推薦も考えられると!
言質を取りました!!
ただし、塩野七生さんレベルという厳しさ。
執筆1年のアマチュアと紫綬褒章を受章している大御所を並べるのは、光栄を通り越してあまりに恐れ多い。
話を戻します。
完成度が高ければ、セルバンテスから他部署への推薦もありえると。(ポジティブ評価は何度も書いちゃう!)
本件を小説家志望者の皆さんにお伝えしたくて、このエッセイを書いていると言っても過言ではありません。
夏に第二回レジェンド賞があるらしいので、「我こそは!」と思う方はぜひチャレンジしてみてください。
(残念ですがWeb小説投稿サイト・セルバンテスは2020年5月末にサービス終了しました。)
私? 私はもういいんですよ……
だって塩野七生さんレベルですよー。ハードル高すぎ!!
西洋史を取り扱っている日本人作家で即座に思いつくのは塩野七生先生、佐藤賢一先生、藤本ひとみ先生くらいでしょうか。レジェンドしかいませんね。
商業的な市場がないと言われれば、ぐうの音も出ません。
ですが、逆に言うと、ブルーオーシャンの可能性があると言えなくもないのでは(ちょっと強気に出てみる)。
私は自分が知っていることしか書けません。
作品が認められれば嬉しいですし、さらに収益化できたら御の字ですが、商業展開を優先して書くことはできないタイプです。
それに、アマチュアがプロフェッショナルより劣っているかと言うと、必ずしもそうではないと思います。
これはプライドが高いとか、負け惜しみではなくて!
・商業的な成功
・自由な創作環境
両方が成り立つのが理想ですが、簡単ではありません。
仮に、両方を手に入れたとしても、続きを望まれるプレッシャーは相当なものでしょう。
アマチュア作家最大の利点は、作者が自由に書けることにあります。
締め切りや字数制限のストレスがなく、もし書くことがつらくなったら途中でやめてもいい。
私はこれからも気楽にゆるゆると…
フリーダムかつマイペースに執筆していきます。
塩野七生先生には到底叶いませんが、今回の結果と評価をきっかけに「アマチュアにしては面白い小説を書いている」と自信を持てるようになりました。
プロの編集者に評価してもらう機会はめったにありませんからね。
いただいた短評を生かして、ブラッシュアップも考えたいな。いいものを作りたい意欲にプロもアマも関係ないのです。まだまだシャルルで遊ぶぞー。
***
さいごに余談。
短評のあと、サポートからのメール末尾に衝撃的なオチが用意されていました。
「なお、この作品は投稿当初から編集長が気に入って読んでいた作品でもありました」
!?!?!!!!
正直、短評を読んだときよりも動揺しました。
ご一読ありがとうございます。
再掲にあたって……追加。
フォロワーさんに「星を持っているシャルルのイメージイラスト(表紙絵2020年版)が好き」と言われたので、表紙絵で採用しなかったバージョンを公開します。
このエッセイのタイトルが「セルフ公開処刑」なので命乞い中…?(笑)
画像はPicrew「咩咩造人机 / メメ式キャラメーカー♂」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
「7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~」はアルファポリスと小説家になろうで重複投稿しています。よろしければご一読ください。
▼アルファポリス版(表紙絵・挿絵あり)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/394554938/595255779
▼小説家になろう版
https://ncode.syosetu.com/n9199ey/
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