嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活

2018年1月「入院４回目」

HALと再会、私の声

　今朝のベッドから見えた空…
　昨日まで、ずっと雲一つない青空だったけど、次から次へ姿を変えて流れていく雲。今朝はそんな空を眺めてた…

　今日は朝一番の時間にPTさんのお迎えがあり、リハビリ室へ。

　半年ぶりに再開のHALちゃん。
　久々に装着された。懐かしい感覚…
　でも、歩く事は容易ではなかった…

　重心を右足、左足、交互に移す。
　人は歩くときに無意識にそうして歩を進めてるのよね。
　今回もやっぱり左足に重心がかかりにくい…

　調整していただき、HALちゃんと息が合えば背中を丸めず立てるようになるかな…
　ふらつかずに立っていられるようになるかな…

　最近は座っているだけでも、背もたれか肘掛けがないとおぼつかない上半身。
　前回のリハビリの時のように、またきっと効果があるはず！
　期待して頑張ろうと思う。





　日曜日の今日はリハビリお休み。朝からノンビリ…ホッとする。

　前回リハビリ入院と今回のメニューはほぼ同じなのに、身体がついていかない…
　HALの後は、背中から腰、大腿部にかけて凝ってしまい、まさに疲労困憊！

　前回の半年前と比べると、太股に力が入らず一歩の前進が容易じゃない…
　リハビリ回数を重ね、HALとの調整が上手くいくことを願うばかりです。

　３回目の訓練の時に娘が見学に来てくれた。

　その後にすぐシャワー浴があって、さっぱりしてベッドに戻ったら、リハビリで着ていたパーカーを娘が綺麗にたたんでおいてくれた。ありがとう。

　この日、娘がふと言った。

「お母さんの本当の声を思い出せない…」

　スマホで撮った動画の中に、何気なく話してる声が残っているのに…

　でも私自身、その声があまりにも懐かしくて、「あぁ、私はこんな声をしてたんだ」と、つい繰り返し聞いてしまう。

　友人たちに、「機関銃のように話す」と例えられるほど元気いっぱいだった時の私を、娘は思い出しては悲しくなってしまうのかな…

　話せなくとも笑顔でいなくちゃね。
　キラキラした目でいなくちゃね。