嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活

2017年5月「食べられるもの」

5月の定期診察、栄養補給にエンシュア

　定期診察と胃ろう交換の日でした。
　診察は、いつものように一番ラスト・・・

　まずは処置室で、主治医先生が胃ろうの交換をし、その後にレントゲン室へ行き撮影。
　終わると診察室の前で待つという流れで、娘に車椅子を押してもらっての移動はスムーズで、ラストの予約だとほぼ時間通りに進むので助かります。

　カテーテル挿入面に肉芽ができ、浸出液でジクジクしていたのも、軟膏の効き目ですっかりキレイになり、今回４回目の胃ろう交換の際も、主治医先生から、「赤みも消えて落ち着いてきて良かったね～」と言って頂いた。

　私の胃ろうはバルーンタイプ。
　バルーン内の蒸留水10ccを抜くとバルーンがしぼみ、引き抜きが容易で痛みも今やほぼ無い。
　そして新しい胃ろうが挿入され、再び蒸留水を注入してバルーンが膨らみ、抜けないように固定される仕組み。

　このバルーンタイプは交換が簡単なので、以前は在宅でやっていたそうなのだけど。
　きちんと胃の内部に入っているかの確認がされなかった過去に、問題が発生した為、以後、交換の後は造影剤を入れてレントゲン撮影して必ず確認するようになったそうです。

　蒸留水交換も週１度、訪問看護師さんにやって頂き、面倒なようだけど、慣れてきたら交換が簡単で痛みのないバルーンタイプで良かったと思う。
　何しろ痛いのはイヤだ――――！！

　そして今回、主治医先生から前回お話のあった「バイパップ」を、訓練の為に使い始めるかどうか・・・その答えを聞かれた。

　私、まだ使いたくありません！

　もうしばらく、使用を見送らせて頂くことにした。

　それよりも何よりも、唾液の多さにうんざりしている。
　バイパップ（＝鼻につける人工呼吸器）をつけると吸い込む力も加わるので、呼吸筋が未だしっかりしている私にとっては唾液誤嚥のリスクもあり。
　今でも自分の唾液に時々むせてしまうんだもの。

　先生も唾液誤嚥を心配し、「夜間は使わず、昼間の使用で」と仰っていたことだし。
　いまは、呼吸筋のリハビリを頑張ることにしました。

　また、体重の減りが著しいので、今月から「エンシュア・H」という栄養補給剤が処方され、１日１缶ずつ数回に分けて飲むことになりました。

　ドーンと３１日分、訪問薬局さんから届きました。
　１ケース２４缶入りで、お味が６種類。黒糖、メロン、ストロベリー、バナナ、コーヒー、バニラ。

　バラで届いた７缶のうちの６缶が智くんカラーで思わずウフフ・・・

　栄養成分のスゴイこと・・・
　２５０ml入りで３７５キロカロリー。
　さて、お味の方は・・・

「甘い！　甘－い！！　甘過ぎる！！！」

　経口・経管両用なので、胃ろうから注入OKだけど、まだ何としても口から摂取したい！！

　シリアルや娘が作ってくれた水ゼリー、コーヒーゼリー、豆乳ゼリーに混ぜて、何とかお腹に入れられている。
　さぁ～、胃ろう頼みでなく、いつまで続けられるだろうか・・・

　全缶飲み終わったとき、体重がアップしているか、現状維持か。
　今はそれを楽しみにしよう。