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2016年末「胃ろう手術」
胃ろう手術の日
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手術当日のブログをアップ、「お腹空いた~」と余裕を見せていた。
それから1時間ほど経ったとき、ガラガラと音がしてストレッチャーが来た!
「さちさん、呼ばれたので行きますよ」
えー、外来終わってからの手術だから、お昼頃になると聞いていたのでのんびりしてた…
付き添いの娘に、「手術着に着替えた方がいいんじゃないの」と言われてたけど、点滴繋がったままじゃ着替えできないし。
そこで、点滴チューブを外して頂き、バタバタと着替え、ストレッチャーに乗せられ、娘に見送られて、内視鏡のお部屋へ移動しました。
私は通り過ぎる天井を見上げ、「あーいよいよだ…。やればいつかは終わる!」
そう覚悟していたのに、妙な震えが止まらない…
やっぱり怖い!
内視鏡室に到着。
まだ外来さんがたくさんいて、私は車椅子に下ろされるとテレビの前で待機することになった。
なんだ…急ぐことなかったじゃん。ちょっと不満。
どれほど待っていたのかな。
処置室に運ばれ、今度は本当にいよいよの時…
初体験の胃カメラ。
喉に麻酔をかけるため、液体を上向きの口に入れ、喉の奥で止めて3分間…
終わると飲み込むの。まずい!
ものものしく並ぶ処置用の台の一つに横たわると、顔だけ横向きになり、マウスピースが固定され、胃カメラ挿入。
ギョギョ!
肉眼で初めて見る物体! 喉を通って胃に入っていく。
もう目を開いていられず、ぎゅっと固くつむり、後は言われるがまま…
私の心の中はひたすら、「やれば終わる…やれば終わる…」と念仏のように唱えていた。
胃ろう増設のタイミングは、呼吸機能が50%を切ると困難になると聞いてはいたけど、それだけではなく、体力のあるうちでないと大変きつい手術だと、実感として思いました。
胃の中に入った胃カメラから空気が送られ、胃が風船のようにふくらみ、胃ろう増設の位置が腹部表面に決まると「印」が付けられようで、局部麻酔が数ヶ所打たれます。
この時、切られるような痛みが走ったので、始まったかと一瞬思ったほど…
麻酔が効くと、手術すると思われる箇所にグルグルと円を描き消毒してるであろう感覚がする。
そして、何となく分かる…
苦しい違和感。
ぎゅうっと何かを差し込まれたような…
ちょっと長いかな…と言う先生の声…
長い?何が?
気にすると余計に怖い!
もう、他のことを考えようと、娘たちの顔、ブロ智さん皆さんからの応援メッセージ、智くんの歌声、頭の中はそれでいっぱいにした。
そして、やっぱり「やれば終わる!」の言葉。
所要時間30分くらいだったのかな。
娘の待つ部屋に戻ったのは1時間半ほど経過してからだっただろうか…
その日の朝から始まった点滴は、手術中も終了してからもずっと繋がったまま…
スポーツドリンクのような、栄養成分と水分補給の摂取が切れることなく続く。
併用で止血剤入りのものと抗生物質の点滴が2日間あった。
水曜日の朝から始まった点滴は、日曜日の朝でやっと終了。解放されました。
術後の猛烈な痛みは断続的にくるものの、波があるので、何とか我慢できたのですが。
入院前に自宅でやった立て続けの転倒で腰を痛めていたので、長時間ベッドにいるとその鈍痛に苦しめられて、術後の痛み止めでなく、腰痛の方で痛み止めを頂くという毎日です。
点滴したままだと身体の自由きかず、3時間おきにトイレへ行きたくなるし、寝るも起きるも腹筋使うので、そのたびに傷口が痛むし、日曜日の朝まで本当に辛かった!
でも、もう大丈夫!
日ごとに元気が出ています。
やれば終わる!
苦しいこと、辛いこと、終わればすべてが過去になる。
もう笑って話せる経験です。
読んで下さってありがとうございました。
それから1時間ほど経ったとき、ガラガラと音がしてストレッチャーが来た!
「さちさん、呼ばれたので行きますよ」
えー、外来終わってからの手術だから、お昼頃になると聞いていたのでのんびりしてた…
付き添いの娘に、「手術着に着替えた方がいいんじゃないの」と言われてたけど、点滴繋がったままじゃ着替えできないし。
そこで、点滴チューブを外して頂き、バタバタと着替え、ストレッチャーに乗せられ、娘に見送られて、内視鏡のお部屋へ移動しました。
私は通り過ぎる天井を見上げ、「あーいよいよだ…。やればいつかは終わる!」
そう覚悟していたのに、妙な震えが止まらない…
やっぱり怖い!
内視鏡室に到着。
まだ外来さんがたくさんいて、私は車椅子に下ろされるとテレビの前で待機することになった。
なんだ…急ぐことなかったじゃん。ちょっと不満。
どれほど待っていたのかな。
処置室に運ばれ、今度は本当にいよいよの時…
初体験の胃カメラ。
喉に麻酔をかけるため、液体を上向きの口に入れ、喉の奥で止めて3分間…
終わると飲み込むの。まずい!
ものものしく並ぶ処置用の台の一つに横たわると、顔だけ横向きになり、マウスピースが固定され、胃カメラ挿入。
ギョギョ!
肉眼で初めて見る物体! 喉を通って胃に入っていく。
もう目を開いていられず、ぎゅっと固くつむり、後は言われるがまま…
私の心の中はひたすら、「やれば終わる…やれば終わる…」と念仏のように唱えていた。
胃ろう増設のタイミングは、呼吸機能が50%を切ると困難になると聞いてはいたけど、それだけではなく、体力のあるうちでないと大変きつい手術だと、実感として思いました。
胃の中に入った胃カメラから空気が送られ、胃が風船のようにふくらみ、胃ろう増設の位置が腹部表面に決まると「印」が付けられようで、局部麻酔が数ヶ所打たれます。
この時、切られるような痛みが走ったので、始まったかと一瞬思ったほど…
麻酔が効くと、手術すると思われる箇所にグルグルと円を描き消毒してるであろう感覚がする。
そして、何となく分かる…
苦しい違和感。
ぎゅうっと何かを差し込まれたような…
ちょっと長いかな…と言う先生の声…
長い?何が?
気にすると余計に怖い!
もう、他のことを考えようと、娘たちの顔、ブロ智さん皆さんからの応援メッセージ、智くんの歌声、頭の中はそれでいっぱいにした。
そして、やっぱり「やれば終わる!」の言葉。
所要時間30分くらいだったのかな。
娘の待つ部屋に戻ったのは1時間半ほど経過してからだっただろうか…
その日の朝から始まった点滴は、手術中も終了してからもずっと繋がったまま…
スポーツドリンクのような、栄養成分と水分補給の摂取が切れることなく続く。
併用で止血剤入りのものと抗生物質の点滴が2日間あった。
水曜日の朝から始まった点滴は、日曜日の朝でやっと終了。解放されました。
術後の猛烈な痛みは断続的にくるものの、波があるので、何とか我慢できたのですが。
入院前に自宅でやった立て続けの転倒で腰を痛めていたので、長時間ベッドにいるとその鈍痛に苦しめられて、術後の痛み止めでなく、腰痛の方で痛み止めを頂くという毎日です。
点滴したままだと身体の自由きかず、3時間おきにトイレへ行きたくなるし、寝るも起きるも腹筋使うので、そのたびに傷口が痛むし、日曜日の朝まで本当に辛かった!
でも、もう大丈夫!
日ごとに元気が出ています。
やれば終わる!
苦しいこと、辛いこと、終わればすべてが過去になる。
もう笑って話せる経験です。
読んで下さってありがとうございました。
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