嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活

2016年夏「通院から訪問看護へ」

訪問看護に感謝の日々

　３クール目のラジカット治療が半分終わり、明日から残り５回分続きます。
　点滴スタンドと点滴薬はお預かりして一緒に保管。

　３名の看護師さんが交代で来て下さるのですが、まずは体温と血中の酸素濃度の計測、そして血圧測定、食欲の有無やトイレ回数など、入院時と同じような体調の問診あり。

　毎日の点滴なので、針を刺す血管も偏りのないよう、注意深くやって下さいます。

　一般的な肘の内側、関節のところ・・・そこは大事にとっておいた方が良いようで（あまりやり過ぎると固くなってしまうそうで、また点滴中は腕を動かすことができないので不自由）

　そんな理由からか、先週は手首に近い外側の皮膚の硬めのところから始まった点滴・・・
　皮膚の硬いところは針を刺す時に痛いそうだけど。
　確かにチクッとするけどね。
　あんなに嫌がっていた点滴なのに慣れました（笑）
　今日はどの血管？　なんて、ちょっとおかしな楽しみになってしまった！

　 

　看護師さんとの会話。
　毎回時間の許す限り来てくれる娘も交えて、その１時間は楽しいひと時になりました。
　そして点滴の間、看護師さんは私の脚のマッサージをして下さいます。
　お仕事とはいえ本当に有難くて、毎回心から感謝、頭の下がる思いです。 

　そうそう、一番年上の看護師さんがジャニーズ好きであるグループのファンと分かり、お話に花が咲きました。
　残念ながら嵐じゃなかったけど大野くんのことは好きだって♡

　看護師さんが仰るには、私が実年齢より若く見えたこと。
　わーい、お世辞でも嬉しい！

　楽しそうにしていること諸々で、きっとそうじゃないかと思っていたそうで（笑）
　はい、隠していた大野智くんトートを点滴スタンドに堂々と下げることにしました。

 

　ここからはちょっと辛いこと・・・

　暑い時、冷たい飲み物をゴクゴクしたいよね。
　それができなくなっちゃった・・・

　必ずむせてしまう。

　薬服用時だけ、このトロミを使っていたけれど、普通に飲む水分補給もこのお世話になりつつ・・・

　でも、頑固だから（苦笑）

　負けない！の意気込みで冷たいミネラルウォーターを口に含み、喉に向かって「今から飲むよ！　行くよ！」と号令かけて少しずつ飲むの・・・
　でも、その時は口の中で既に温まって、喉を通る時は爽快感なし。
　仕方ないからトロミの中に氷を入れて冷たいとろ～り水分をゆっくり飲んでます。

　まだゆっくりながらも飲んだり食べたりできること・・・
　喜ぶべきことなのかもしれない。