上 下
51 / 62
第伍念珠

#049『天昇』

しおりを挟む
 今から約40年ほども昔のこと。

 昭和の活気かっきいろどられた大阪の町に、名越なごしさんは住んでいた。

 お家は喫茶店を兼ねたパブを経営しており、そこですくすくと関西の明るい少年として成長した彼ではあるが―― その人生の転機てんきは、あまりにも幼い時分に突然とつぜん訪れた。


「小学校一年生くらいからでしたね、ハイ。 その頃を皮切かわきりにして・・・」


 この世のモノではない存在を、頻繁ひんぱんに目にするようになった。


 具体的ぐたいてきにどのような、と言われれば困ってしまうという。とにかくしょっちゅう『あちらの方』と遭遇そうぐうしてしまう。もはや幽霊と生きている人間の区別が付かないような有様であったらしい。

「何て言えばいいんでしょうか。 そう、人混みが倍に見えるような時があって」

 ――当たり前のような調子で、名越さんは語る。

「雑踏の中を歩くじゃないですか。で、ある時、その中の一人とぶつかっちゃったんですよね。そうしたら・・・」


 スゥッ、と 身体からだをすり抜けたという。
 あっ、 とビックリ。
 その直後、納得なっとく


(ああ、そうか。あの人、霊だったんだ)


 ご本人も、「そう言えばやけに人が多いな」くらいには感じていたのだろう。
 自分が直接目にしていた人々の群れは、その半分くらいが『実は生きていない』ということに 直感的に、気付いたそうである。

「あと、中学校の頃の登校路にはね、必ずこっちに向かって会釈えしゃくしてくるおばさんが居たんですよ。決まって銭湯の前に立っててね。で、ある日そのおばさんが、自分以外の人間には見えてないってことに気付いて・・・」

 霊である。

「そうそう、実家のお店の中には、二十代前半くらいのちょっとキレイな女性が居ました。あんまり普通に存在してたし、会うたびに違う服を着てたから従業員さんか何かだと思ってたんですけど、これも実は自分にしか姿が見えなかったんですよね」

 霊である。

「あと、自宅の近所の踏切。ここはK大学で有名なN瀬エヌせ駅に面してるんですが、手がいっぱいなんだな。そう、遮断機しゃだんきのあたりに、そりゃもう人間の腕がウジャウジャ生えてるんですよ。ピクピクしてるやつ、ベチャ~っとなってるやつ、とにかく色々。まァ、こっちに向かって手招きとかはしてなかったから。『あの世の道連れに~』とかいったたぐいのものではなかったんでしょうけど」

 霊である。

「そう・・・中学時代の修学旅行でも見たな。目的地は長崎だったんですけどね、泊まったホテルの窓の外から、落ち武者が覗いてるんですよ。ハイ、落ち武者。テレビなんかで見る足軽とかよりちょっといい格好だったから、足軽頭あしがるがしらとかなのかなぁ」

 霊、霊、霊、霊のオンパレードである。


 ――私も数多くの『見える人』に取材をしてきたが、この名越さんは別格の部類だった。何が別格かというと、その体験談が本当にレパートリーに富んでいるのだ。以前、私は「安易に〇〇の霊の仕業しわざだ!とか断定する表現を好まない」という個人的な主張を書かせて頂いたが、もう名越さんの話をお伝えする場合、そんな悠長ゆうちょうなことを言ってもいられない。

 〝ガチ見え〟
 だからだ。

 前記の目撃談を見て貰えれば明らかなように、体験ひとつひとつに強いインパクトもある。
 彼にとってのありふれた日常は、我々から見ればまごうことなき『異界』だったのだ。

 だが、すべての『霊』に対して名越さんが超然ちょうぜんとしていたわけではない。


「霊ってのは、害さえなければ何でもないんです。見慣れてしまうと人間と同じ。『ああ、やっこさん、そこに居るなァ』って、何も感じなくなるもんですよ」


  ・・・・・・害さえなければ。


  ※   ※   ※   ※


 害のある―― というか、の多くは、名越さんの寝入ねいりばなに現れたという。

 ある日の夜中。
 寝室でウトウトしていた名越さんは、ふと 天井に奇妙な違和感を感じた。

 枕元から仰向あおむけの姿勢で見上げる、蛍光灯けいこうとうが取り付けてあるあたりの空間。

 そこが、何だか変にらめいて見える。

(・・・・・・歪んでる??)

 現代の言葉を借りていえば、まさに「空間の歪み」そのもの。
 まるで異次元への扉のようなそこから、何かが自分を見下ろしている。


 顔かたちすら歪みまくっていて何が何だかわからないが、
 『ああ、女から見つめられているぞ』という直感が走った。


「よく確認出来ないようなものを女性と断言するには、正直 難がある気がしますけど―― そうだとしか思えなかったんですよね、当時は」

 見つめるだけ見つめると、それはやがて消えてしまった。
 何とも気持ちの悪いものだった。


  ※   ※   ※   ※


 また、こんなこともあった。

「これ、実は私自身もかなりビビった体験なんですけど・・・ えーっと、私って結構うつせになって寝るクセがあるんですね」

 その時も、同じような姿勢で眠りに落ちようとしていたという。
 うつらうつらの心持ちのまま、たまたま両手で枕を抱くようなポーズをとってしまった。

 瞬間、身体がピクリとも動かせなくなった。

 うわ、金縛り・・・と辟易へきえきしながら瞼を開いた目線の先に、


 (あ、居る)


 人の姿をしたモノが居た。

 髪の長い女性。

 座っている。

 赤ちゃんを抱いている。

 そして、


(え・・・ 俺に?)


 こちらへ手渡そうとしてくる。
 むろん 大事そうに抱いた赤ちゃんを。

 だが、素振そぶりだけである。「この子をよろしく頼みます」とでも言いたげに、しつこく、何度も、そういった素振そぶりだけを女(――母親?)は繰り返し続ける。

 赤ちゃんからは、何故だか無性むしょうに不気味な雰囲気が漂っている。
 えも言われぬ感情が、名越さんの胸を満たす。

 ――身体の自由を奪われた名越さんが無言で見つめる中、やがてその奇妙な母子ははこは、共々ともどもに消えて見えなくなった。

 心からホッとした。
 安堵あんどのままに、こちらも眠りに落ちてしまった。


 数日後。
 自宅から道をへだてた向かい側のマンション、名越さんの寝室からっ正面にあたる部屋の中で、女性と赤ちゃんの遺体が見つかった。


 詳細はえて書かない。


 この事実を知った折 母子の霊を目撃した時以上の恐怖を名越さんは感じ、全身があわいたという。


  ※   ※   ※   ※


 このような毎日を、彼はずっと暮らしてきた。
 それこそ7歳くらいの頃から。中学、高校時代を経て、社会人になった後も ずっと、である。

 かなり手前勝手な言い方だが、実話怪談を嗜む者としては非常に興味深い事例だ。
 その間、いったいどれほど膨大な数の霊を目撃してきたのだろうか。それが日常化し、当たり前になっていたとは言え、感服の念を隠しえない。

 だが、名越さんが霊を見始めるようになってから数えて18年後―― 25歳くらいの時に、一つの転機が訪れたという。

が現れたんです。とにかくもう、寝かしてくれないから」


 90年代の中頃。阪神淡路大震災の記憶がまだ生々しく残っていた当時のある日を境に、それは起こり始めたのである。


 ・・・彼にはうつ伏せになって眠るクセがある、というのは先にも述べた。
 だが、ある時から
 ようになってしまったのだ。
 しかも、


  ・・・・・・゚㏄%縫∈ぉP\玊>ヌ∵ニィ灬个こ」※・・・・・・
  ・・・・・・謌kスの○?ェせ=坂‰!!£みΣ氳さ・・・・・・
  ・・・・・・ム々_碼キ主Yすこ▲瀰シ☆呂。‥⑨・・・・・・


 声が聞こえる。
 うつ伏せ状態の背後――
 即ち、掛け布団の上から。
 複数人分ふくすうにんぶん談合だんごうするような声が、金縛りにおののく名越さんに被さって来たのだ。

 いや、被さって来たというより、

(・・・・・・うっ・・・・・・ お、おも・・・・・・)


 乗っている。
 信じられない圧迫感、人の体重を感じる。


(こいつらいったい――)

 声のトーンからして、全員男性。
 しかも、ほぼ自分と同世代かのように思えてならない。
 そのくせ全体にノイズがかかったかのようでもあり、いくら耳を澄ませても やり取りの内容がサッパリ聞き取れないのである。

 意味不明な上に、うるさい。
 そしてひたすら重い。潰れるようだ。
 身体も硬直して動かない。
 ひたすら、脂汗あぶらあせを流して消耗しょうもうし、


 気が付けば
 空もしらむ明け方。


「こんなのが、一ヶ月ほども続きました。流石さすがに参りました――」


 堪らず自分から打ち明けたのか、不眠の理由を訊ねられたから答えたのかは記憶が曖昧あいまいだというが。ともあれ、これが名越さんが自らの霊体験を両親にカミングアウトする発端となった。
 
 両親がどのような取り方をしたのかは、定かで無い。しかし、お父様は本家のおばさんに「息子がこういうことを言い出したのですが・・・」と相談を持ちかけたという。


 「そんな大変なこと、悠長ゆうちょうにしてちゃダメじゃない!
  明日にでも、本家のお寺さんに連れてらっしゃい。
  いいわね、絶対よ!!」


 おばさんは、ピシャリと即答を放った。


  ※   ※   ※   ※


 本家のお寺さん、とはお父様の実家、京都の福知山ふくちやまにある先祖代々の菩提寺ぼだいじである。

 名越さんは直ぐに、ここへ向かうこととなった。

 夜間うるさい霊をやっつけて貰えれば万々歳ばんばんざいではあるが。それよりも彼は、自分には何故このような不思議な能力が少年期より備わっているのか、それを知りたかったそうだ。

 住職様に関してはあまり多くを覚えていないというので、至ってふつうの外見のお坊さんだったのだろう。ただし、霊能には富みに秀でたお方であったようだ。

 たっぷり30分以上、(名越さんいわく『霊視』能力で)見つめられた。

 そして開口一番、


「さぞや、お辛かったでしょうな。 蛇でしたよ」


 ・・・・・・蛇??


 思いもよらなかった言葉に、一同唖然となる。


「蛇が憑いております。首から足にかけて、それはもうベッタリと」


 どうやら、その『蛇の霊』のせいで、名越さんにはが備わってしまったらしい。
 そしてどうやらそれは生まれた後に憑いたものではなく、何かの因果でらしいのだ。

「肝心の因果そのものがわからないのですが、えらいものですよ。もう、貴方の身体と一つに溶け合って見える。難しい療治になりそうです」

 何と、蛇身が名越さんの身体と同化しているという。
 そして、更に・・・と住職様は付け加え、

「大阪にあるご自宅にも問題がございますな。生きておられぬ方々の通り道が出来ていると見ました。こちらも何とか致しましょう。 しかし、問題は蛇の方だ。 ・・・一生懸命、勤めさせて頂きます」

 合掌がっしょうする住職を前に、
 名越さんとご両親は息を呑んだ。


  ※   ※   ※   ※


 除霊(浄霊?)は、大きな仏像に見守られた本堂の中で行われた。

 漫画やアニメに出てくるようなドラマチックさは微塵みじんもなく、住職様が上げるありがたいお経をひたすらに聞き続ける、というものであった。

 時計で正確に計ったわけではないが、体感として二時間くらいの長さには感じたという。

 行を終えた住職様は、名越さんが「今でもハッキリ覚えているくらい」疲労困憊ひろうこんぱいした様子だったそうだ。

 そして、


 「結論から申し上げますと、 蛇は離れませなんだ」


 ――この告白には、全員 肝を冷やしたという。
 因果が強すぎるのか蛇の霊自体が強大なのか。住職様の読経を以てしても完全に蛇を引っぺがすことは出来なかったのだ。
 しかし、


「それでも、かなり『力』を弱めることは出来ました。これからはもう、以前のようにおかしなものを見ることも聞くことも少なくなるでしょう。 お家の方には、御札を貼って頂きましょうかね。これは後でお渡し致します」


 ――え。
 俺、もう 霊見えなくなるの?!

 安堵というより、「信じられない」感が勝っていた。


「でも、本当に住職様の仰る通りだったんです。今ではもう、ほとんど霊を見ることもなくなりました。 ・・・蛇自体はまだ私の身体と一体化しているそうですが」


 実家の霊道も、お寺から頂いた御札のおかげで完璧に閉じたようだという。
 文字通り、安らかに眠れる日々が戻ってきたのである。
 だが、まったく『見ない』わけではない。
 その証拠に、福知山のお寺での除霊の直後、彼はさっそく霊を目撃している。

「あれは除霊後のお寺の本堂でしたね。お昼過ぎ、夕方前くらいだったかなぁ。どうしてだか忘れてしまったのですが、親父と二人きりでそこに居たんですよ。そしたら、」


 三人組の男が見えた。

 ギョッとする。
 若者のような格好。お寺に似つかわしくない装い。
 霊だ。そう思うと同時、

 ――ああ、こいつら、夜中にのし掛かってきた奴らなんだなぁ。

 直感的にわかった。
 三人だったのか、と おかしなところで納得した。

「そして、ですね。その後、すごいことが起こったんですよ。 でも。 えっと・・・ あの・・・ こう言うと、何だかちょっと嘘っぽいんですが・・・」


 光が差した。


 どこからともなく 神々しいまでの爽やかな光が差し
 三人組を優しく照らした。

 三人組の霊は、それに浄化されるようにフワリと浮いた。
 これを名越さんは「天に昇る」と表現されている。
 そのまま三人の姿は光の中に消え、
 後には 
 お寺の中の清廉な空気だけが残った。

 ――『成仏』。

 住職様の、ありがたいお経の功徳くどくだったのだろうか。
 そうだとしか思えぬ現象だった。


「・・・・・・・・・・・・今まで生きてきて、一番美しい光景でした。まったく美しかった。長い間霊を見続けてきましたが、あんなのは初めてで―― おそらく最後なのでしょうね」


 除霊の後、名越さんはご両親から「今までちゃんと話を聞かなくてゴメン」と謝られた。
 実はこれまでも、何度かおかしなモノを見た時に報告をしたことがあったが、またこの子はヘンな事を言っている・・・くらいに思われ、軽くあしらわれていたのだそうだ。

 あやまんなくてもいいよ。名越さんは、そう返した。
 あんな浮き世離れしたもの、実際に見なけりゃ信じられないのが当たり前だろうな、と。しみじみ実感したそうだ。
 だが、

「三人組の霊が成仏する瞬間―― あれは、もしかして幻じゃなかったのかと思う時があるんです。何でって、ソノ・・・・・・」

 近くに居たお父様が徹底してノーリアクションだったこともあるそうだが、


 「あれはもう、出来過ぎなくらい
  美しかったからなぁ  」


 ――他の人の立場に立ってみたら、霊なんて見えないに越したことはないだろう、と。最後に名越さんは仰った。
 しかし自身の霊視能力に関しては先天的なものであったし、小さい時分からそれが日常だったので、(すべてが良い思い出であったわけではないが)自分自身は特に苦悩も後悔もしていない、と仰る。

 今ではむしろ、その時の体験すら〝ネタ〟にして
 多くの人と 楽しく交流しているという。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

意味が分かると怖い話(自作)

雅内
ホラー
2ch大好きの根暗なわたくしが、下手の横好きで書き連ねていくだけの”意味が分かると怖い話”でございます。 コピペではなくオリジナルとなりますので、あまり難しくなく且つ、不快な内容になるかもしれませんが、何卒ご了承くださいませ。 追記:感想ありがとうございます。 追加で順次解説を記述していきたいと思います。解釈の一つとしてお読みいただけますと幸いです。

意味がわかるとえろい話

山本みんみ
ホラー
意味が分かれば下ネタに感じるかもしれない話です(意味深)

真事の怪談~魔性黒電話 通話25件~

松岡真事
ホラー
 世を席巻する病魔の恐怖―― それは、長崎県の片田舎で怪談を蒐集する市井の素人作家・松岡真事にも猛威の一端を投げかけていた。  取材が出来ない!!!  人として三密を犯すことは出来ず、かといって誰かと繋がらねば実話の怪異譚を蒐めることなど不可能。苦悩し、低容量の脳味噌から打開策を捻り出した結果 松岡は、今まで「相手の顔の見えない取材はしたくない」と曰い極力タブーとしていた『電話取材』に踏み切った!  そんな中、折良くも僥倖として舞い降りた自作・最多角百念珠『Ⅲの話』のYouTube配信。この宣伝効果(そして、怪談提供者様への説明効果)は凄まじく。短期間で20話あまりものショートショートが編めるほどに、怪異な話は集結した!!  そして今、それは満を持して放たれる。SNSにアップした5話に、電話取材によって聞き取った20話をプラスしてお送りする小品連続形式、奇っ怪至極の怪談劇場!  さぁ、あなたの知らない世界へのダイヤルを回してみましょう。電話交換手は、わたくし 松岡がおつとめ致します――

真事の怪談 ~妖魅砂時計~

松岡真事
ホラー
? 『本当に怖い話、読みたくなる怪談とは何なのか?!』の追求――  2017年11月某日、長崎県西端 田舎を極めた田舎のとあるファミレスに、四人の人間が密かに集った。一人はアマチュアの実話怪談作家・松岡真事。残る三人は、彼に怪談を提供した本物の怪奇現象体験者たち。 「あなた達は、世にも希なる奇妙な出来事に遭遇された縁ある方々だ。そんなあなた方に問いたい。どんな怪談が、いちばん心の琴線に触れる、だろうか?」  導き出された答え。「直ぐに読めてゾクッとする物語」を蒐めに蒐めた実話怪談集!  ショートショート感覚で繰り出される、異様な現実の数々。因縁、妖魔、呪詛、不可思議が織りなす奇妙怪奇なカレイドスコープ。覗き見たあなたは何を見るか。そこには、流れ落ちる色とりどりな魔石の砂々。さらさらと、流れ落ちたる砂時計。  さらさら、さらさら、さらさらと――  もう元の世界に戻れなくなる。あなたを誘う小さな物語たち。  どこからなりと、御賞味を――

(ほぼ)5分で読める怖い話

アタリメ部長
ホラー
ほぼ5分で読める怖い話。 フィクションから実話まで。

強制調教脱出ゲーム

荒邦
ホラー
脱出ゲームr18です。 肛虐多め 拉致された犠牲者がBDSMなどのSMプレイに強制参加させられます。

【本当にあった怖い話】

ねこぽて
ホラー
※実話怪談や本当にあった怖い話など、 取材や実体験を元に構成されております。 【ご朗読について】 申請などは特に必要ありませんが、 引用元への記載をお願い致します。

処理中です...