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パート5:追憶と対峙
第103話 お互い様
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「うぐ…」
やっぱり言わなければ良かった。手遅れにも程がある後悔を抱え、リリスはワイヤーを咥えている歯を食いしばる。そして気が遠くなりそうなくらいに遥か頭上から垂れ下がっている別のワイヤーを掴むと、腕で体を引っ張り上げてよじ登っていった。彼女が咥えているワイヤーの先にはエレベーターがぶら下がっており、中ではジョージ達が目的の階層への到着を待っていた。言いだしたのは他ならぬ自分とはいえ、エレベーターに括り付けたワイヤーを咥え、垂れ下がっているワイヤーを素手で昇っていくというのは思っていたよりも面倒くさい。
「…これ、ホントに大丈夫だよな ?」
怯えて床にへたり込んだままデュークが言った。
「不安なら遺書でも書いとけ」
天井の一部を外してリリスの様子を確認しつつ、ジョージは言い返す。妙に落ち着いている自分に内心驚いていたが、まあこれぐらいは出来るだろうという彼女への奇妙な信頼感がそうさせていたのかもしれない。勿論、仲間だからなどと言ったような個人的な感情によるものではなく、あくまで彼女のこれまでの所業を見た上での判断である。
「あ~、へいふははへは…(あ~、ネイルが剥げた…)」
ワイヤーをよじ登っていたリリスは片手を離した際、自分の爪を見て嘆いた。同時に対して苦労もせずのうのうとしているエレベーター内の連中に対して、身勝手な憎しみを覚える。自分の提案に対して遠慮する事も無く易々と応じたふてぶてしさ、それが若干ではあるが彼女の癪に触っていた。
労う素振りでも見せてくれれば良い物を、時折顔を見せるだけですぐに引っ込めて再び内部で談義を始める。話し相手になれだとか、自分をアピールしたいだけで応援する気など微塵もないナルシストなチアリーダーのように喚けというわけでも無い。ただ少し心配してくれさえすればいいのだ。一度自分の中で思想が凝り固まってしまうと、人は次々に心当たりがある出来事を思い返し、その度に鬱憤を溜めていく。人間ではないがリリスもその例に漏れなかった。自分に苦労をさせておいて高みの見物とはいただけない。
そうだ、ビビらせてやろう。リリスは不意に報復への欲求に耐えられなくなり、ワイヤーから両手を離してみた。そして少し落下した辺りで再びワイヤーを掴んでエレベーターを揺らす。突然落下が始まったかと思いきや、ガクンと衝撃が押し寄せつつ止まった事で内部はパニックになっていた。
「何があった⁉大丈夫か!?」
たまらずジョージが顔を出すが、そこで見えたのはワイヤーを咥えたまま片手で指を差して爆笑しているリリスだった。ひれ伏せ雑魚共、お前らの命は私が握っているんだぞ。そんな事でも言ってるんじゃないのかと思う程、邪悪な笑みを彼女は浮かべている。
「どうだった ?」
「揶揄われた」
アーサーも不安を隠さずに尋ねるが、まんまとしてやられた事をジョージは不愉快そうに伝えた。そうして僅かな懐疑心と警戒心を抱えたまま過ごすうちに、目的の階層に到着した。何とかドアをこじ開けて全員がエレベーターから出ると、リリスは口からようやくワイヤーを離す。エレベーターは物凄い速さで暗闇に消えて行き、やがって下層で大きな音を立てた。
「マジで顎が痛~い」
「普通は痛いで済まないんだよなあ…」
リリスが顎の不調を訴えるが、ジョージは逆に彼女のタフさに驚いていた。
「ん~、他に言う事は ? ここまで誰が運んであげたのかな ?」
「もっとスムーズに行けた筈なのに、誰かさんがエレベーター壊してくれたせいで時間遅れてる事についても話すか ?」
不服そうなリリスだったが、ジョージに責任を問われそうになると黙りこくって不貞腐れる。
「まあでも…ありがとな」
その様子を見て罪悪感が湧いたジョージは、言いづらそうに感謝をした。そのまま嬉しそうに拳を差し向けるリリスと軽くフィスト・バンプを行い、警報が鳴り続けて慌ただしい雰囲気になっている事を不思議に思っているアーサー達の元へと向かった。
「まだ敵が来るか…」
ジョージは急いで銃を構えてから話しかける。
「そのつもりならとっくに襲撃されてる筈。それどころじゃないのかも」
アメリアはジョージが恐れている危険について否定し、警報の鳴り方や雰囲気からして違う事態への対応に追われている最中ではないかと考えていた。ひとまず全員で警戒しながら進んでいくが、やはり何か様子がおかしい。通路の窓越しに見える実験場や、自分達が歩いている通路も含めて人の気配は無い。そして大量の血痕や、人体だったのであろう何かが散らばっている。
『警告。管理システムに重大な損傷が発生。デーモン及び被検体の脱走の危険あり。これより施設を閉鎖。並びに機密の漏洩を防ぐために自爆措置を行います。職員の皆様は早急な避難を――』
たぶんあいつだ。リリスとジョージ、それにアーサーの三人は同時に悟った。そのまま先を急ぐが、その途中の通路でヒビの入っている窓を見つける。その窓の先には屋内実験場があり、焼け焦げたような跡や床の残骸が散らかっていた。さらには飛んできた床の破片が窓を割ったらしく、そのまま研究室のドアもそれらによって壊されている。隣接している壁も破壊され、辺りがとにかく荒らされていた。
「あ、ここから昇れそう」
研究室に入ったリリスが天井に空いた穴を見て全員を呼ぶ。仕方なくそこからアーサーを含めた三人はグラップリングフックを使って昇り、持ち合わせがなかったジョージは仕方なくリリスに抱かれて穴の上まで運んでもらう羽目になった。リリスが軽々と飛び越えた先にはケーブルカー乗り場があったが、やはりもぬけの殻となっている。そして、レールが敷かれているトンネルの壁にも巨大な穴が空いていた。
「あーらら、ド派手にやってるみたいだな」
聞き慣れない声に思わず振り向くと、ベルゼブブがトンネルの壁に空いている穴を珍しそうに見ている。
「誰かこの人知ってる ?」
「…ベルゼブブだ」
みすぼらしい見た目をしている彼を見ながらリリスは他の面々に尋ねる。すかさずアーサーはこの場に彼がいる事に対して困惑しながら答えた。
「へぇ~、こいつが…擬態してる時の見た目は気を付けなよ。どう見ても浮浪者だから」
「リリス、他人の服装にケチつけられる立場か ? 俺に言わせれば君の見た目は…そうだな。薄汚い路地裏で小銭欲しさに男のイチモツ咥えてそうな頭の緩い淫売…とかでどうだろう ?」
リリスは思っていたのとだいぶ違うと思いながら、ベルゼブブの服装を指摘するが逆に強烈な罵倒で返されてしまう。
「うわ~女の子にそんな事言うなんて、これはフェミニストに相談しなきゃな」
「もういい、茶化すな。それより何の用だ」
しかし思っていたより余裕そうにリリスが反応をし、これ以上は不毛だと判断したのかアーサーが話を遮ってベルゼブブに問いかけた。
「いやいや、私用ついでに顔を出しただけだ。中々役に立っただろ ? 俺の情報と”小細工”は…行きと帰りも楽だった筈だ。まあ早めに逃げた方が良いかもしれんな。それともう一つ。ベクターなら今は取り込み中だ。見ての通りだが」
笑いながら雑談でもするかのように不穏な返答をするベルゼブブだったが、不意にベクターの安否について言及した。やはりこれはアイツの仕業だったかと一同は納得し、再びぽっかりと空いている穴や周囲に散らばった瓦礫に視線を送る。一体何と戦っているのかと慄くデュークやアメリア、そしてジョージとは裏腹にリリスとアーサーは誰が相手なのかを勘付き始めていた。
――――その頃、施設からかなり離れた場所で地下鉄が轟音を立ててハイドリートへと向かっていた。別のシェルターから発車した特急列車の車内では、多くの若い男女達が車両一つを丸々貸し切ってパーティーを行っていた。
「ほら皆、どんどん飲めよ !」
「てか兄貴マジ凄いっすね。ハイドリートに行けるとか」
「親父が今めっちゃ儲けてっからさ。こうやって俺も好き放題出来ちゃう感じ ? やっぱ世の中は運と金だな。ギャハハハハ !」
いかにも温室育ちらしい毒にも薬にもならない様なつまらない話を、金目当てに集っている舎弟達に向かって男が聞かせていた時だった。微かではあるが車両の屋根から音が聞こえる。気のせいかと思っていた矢先、何か巨大なチェーンソーと思わしきものが屋根を貫いてそのまま切断を始める。浮かれ気分ではしゃいでいた若者たちは恐怖のあまり泣き叫び、逃げ出そうともみくちゃになり始める。
その後、突然チェーンソーが引っ込んだかと思えば、切り口に指を潜り込ませてそのまま力ずくで屋根を引っぺがしてからベクターが車内に降り立つ。背中には屋根を切るのに使用したオベリスクを背負っていた。おまけに自分の物か相手の物かも分からない程に血まみれである。
「参った…マジ強え、アイツ」
すっかり余裕も無くなったらしいベクターは、弱音を少しだけ漏らしてから戦慄している周りをどかす。そして休憩がてらにテーブルに置かれていた酒を手に取って飲み始めた。
やっぱり言わなければ良かった。手遅れにも程がある後悔を抱え、リリスはワイヤーを咥えている歯を食いしばる。そして気が遠くなりそうなくらいに遥か頭上から垂れ下がっている別のワイヤーを掴むと、腕で体を引っ張り上げてよじ登っていった。彼女が咥えているワイヤーの先にはエレベーターがぶら下がっており、中ではジョージ達が目的の階層への到着を待っていた。言いだしたのは他ならぬ自分とはいえ、エレベーターに括り付けたワイヤーを咥え、垂れ下がっているワイヤーを素手で昇っていくというのは思っていたよりも面倒くさい。
「…これ、ホントに大丈夫だよな ?」
怯えて床にへたり込んだままデュークが言った。
「不安なら遺書でも書いとけ」
天井の一部を外してリリスの様子を確認しつつ、ジョージは言い返す。妙に落ち着いている自分に内心驚いていたが、まあこれぐらいは出来るだろうという彼女への奇妙な信頼感がそうさせていたのかもしれない。勿論、仲間だからなどと言ったような個人的な感情によるものではなく、あくまで彼女のこれまでの所業を見た上での判断である。
「あ~、へいふははへは…(あ~、ネイルが剥げた…)」
ワイヤーをよじ登っていたリリスは片手を離した際、自分の爪を見て嘆いた。同時に対して苦労もせずのうのうとしているエレベーター内の連中に対して、身勝手な憎しみを覚える。自分の提案に対して遠慮する事も無く易々と応じたふてぶてしさ、それが若干ではあるが彼女の癪に触っていた。
労う素振りでも見せてくれれば良い物を、時折顔を見せるだけですぐに引っ込めて再び内部で談義を始める。話し相手になれだとか、自分をアピールしたいだけで応援する気など微塵もないナルシストなチアリーダーのように喚けというわけでも無い。ただ少し心配してくれさえすればいいのだ。一度自分の中で思想が凝り固まってしまうと、人は次々に心当たりがある出来事を思い返し、その度に鬱憤を溜めていく。人間ではないがリリスもその例に漏れなかった。自分に苦労をさせておいて高みの見物とはいただけない。
そうだ、ビビらせてやろう。リリスは不意に報復への欲求に耐えられなくなり、ワイヤーから両手を離してみた。そして少し落下した辺りで再びワイヤーを掴んでエレベーターを揺らす。突然落下が始まったかと思いきや、ガクンと衝撃が押し寄せつつ止まった事で内部はパニックになっていた。
「何があった⁉大丈夫か!?」
たまらずジョージが顔を出すが、そこで見えたのはワイヤーを咥えたまま片手で指を差して爆笑しているリリスだった。ひれ伏せ雑魚共、お前らの命は私が握っているんだぞ。そんな事でも言ってるんじゃないのかと思う程、邪悪な笑みを彼女は浮かべている。
「どうだった ?」
「揶揄われた」
アーサーも不安を隠さずに尋ねるが、まんまとしてやられた事をジョージは不愉快そうに伝えた。そうして僅かな懐疑心と警戒心を抱えたまま過ごすうちに、目的の階層に到着した。何とかドアをこじ開けて全員がエレベーターから出ると、リリスは口からようやくワイヤーを離す。エレベーターは物凄い速さで暗闇に消えて行き、やがって下層で大きな音を立てた。
「マジで顎が痛~い」
「普通は痛いで済まないんだよなあ…」
リリスが顎の不調を訴えるが、ジョージは逆に彼女のタフさに驚いていた。
「ん~、他に言う事は ? ここまで誰が運んであげたのかな ?」
「もっとスムーズに行けた筈なのに、誰かさんがエレベーター壊してくれたせいで時間遅れてる事についても話すか ?」
不服そうなリリスだったが、ジョージに責任を問われそうになると黙りこくって不貞腐れる。
「まあでも…ありがとな」
その様子を見て罪悪感が湧いたジョージは、言いづらそうに感謝をした。そのまま嬉しそうに拳を差し向けるリリスと軽くフィスト・バンプを行い、警報が鳴り続けて慌ただしい雰囲気になっている事を不思議に思っているアーサー達の元へと向かった。
「まだ敵が来るか…」
ジョージは急いで銃を構えてから話しかける。
「そのつもりならとっくに襲撃されてる筈。それどころじゃないのかも」
アメリアはジョージが恐れている危険について否定し、警報の鳴り方や雰囲気からして違う事態への対応に追われている最中ではないかと考えていた。ひとまず全員で警戒しながら進んでいくが、やはり何か様子がおかしい。通路の窓越しに見える実験場や、自分達が歩いている通路も含めて人の気配は無い。そして大量の血痕や、人体だったのであろう何かが散らばっている。
『警告。管理システムに重大な損傷が発生。デーモン及び被検体の脱走の危険あり。これより施設を閉鎖。並びに機密の漏洩を防ぐために自爆措置を行います。職員の皆様は早急な避難を――』
たぶんあいつだ。リリスとジョージ、それにアーサーの三人は同時に悟った。そのまま先を急ぐが、その途中の通路でヒビの入っている窓を見つける。その窓の先には屋内実験場があり、焼け焦げたような跡や床の残骸が散らかっていた。さらには飛んできた床の破片が窓を割ったらしく、そのまま研究室のドアもそれらによって壊されている。隣接している壁も破壊され、辺りがとにかく荒らされていた。
「あ、ここから昇れそう」
研究室に入ったリリスが天井に空いた穴を見て全員を呼ぶ。仕方なくそこからアーサーを含めた三人はグラップリングフックを使って昇り、持ち合わせがなかったジョージは仕方なくリリスに抱かれて穴の上まで運んでもらう羽目になった。リリスが軽々と飛び越えた先にはケーブルカー乗り場があったが、やはりもぬけの殻となっている。そして、レールが敷かれているトンネルの壁にも巨大な穴が空いていた。
「あーらら、ド派手にやってるみたいだな」
聞き慣れない声に思わず振り向くと、ベルゼブブがトンネルの壁に空いている穴を珍しそうに見ている。
「誰かこの人知ってる ?」
「…ベルゼブブだ」
みすぼらしい見た目をしている彼を見ながらリリスは他の面々に尋ねる。すかさずアーサーはこの場に彼がいる事に対して困惑しながら答えた。
「へぇ~、こいつが…擬態してる時の見た目は気を付けなよ。どう見ても浮浪者だから」
「リリス、他人の服装にケチつけられる立場か ? 俺に言わせれば君の見た目は…そうだな。薄汚い路地裏で小銭欲しさに男のイチモツ咥えてそうな頭の緩い淫売…とかでどうだろう ?」
リリスは思っていたのとだいぶ違うと思いながら、ベルゼブブの服装を指摘するが逆に強烈な罵倒で返されてしまう。
「うわ~女の子にそんな事言うなんて、これはフェミニストに相談しなきゃな」
「もういい、茶化すな。それより何の用だ」
しかし思っていたより余裕そうにリリスが反応をし、これ以上は不毛だと判断したのかアーサーが話を遮ってベルゼブブに問いかけた。
「いやいや、私用ついでに顔を出しただけだ。中々役に立っただろ ? 俺の情報と”小細工”は…行きと帰りも楽だった筈だ。まあ早めに逃げた方が良いかもしれんな。それともう一つ。ベクターなら今は取り込み中だ。見ての通りだが」
笑いながら雑談でもするかのように不穏な返答をするベルゼブブだったが、不意にベクターの安否について言及した。やはりこれはアイツの仕業だったかと一同は納得し、再びぽっかりと空いている穴や周囲に散らばった瓦礫に視線を送る。一体何と戦っているのかと慄くデュークやアメリア、そしてジョージとは裏腹にリリスとアーサーは誰が相手なのかを勘付き始めていた。
――――その頃、施設からかなり離れた場所で地下鉄が轟音を立ててハイドリートへと向かっていた。別のシェルターから発車した特急列車の車内では、多くの若い男女達が車両一つを丸々貸し切ってパーティーを行っていた。
「ほら皆、どんどん飲めよ !」
「てか兄貴マジ凄いっすね。ハイドリートに行けるとか」
「親父が今めっちゃ儲けてっからさ。こうやって俺も好き放題出来ちゃう感じ ? やっぱ世の中は運と金だな。ギャハハハハ !」
いかにも温室育ちらしい毒にも薬にもならない様なつまらない話を、金目当てに集っている舎弟達に向かって男が聞かせていた時だった。微かではあるが車両の屋根から音が聞こえる。気のせいかと思っていた矢先、何か巨大なチェーンソーと思わしきものが屋根を貫いてそのまま切断を始める。浮かれ気分ではしゃいでいた若者たちは恐怖のあまり泣き叫び、逃げ出そうともみくちゃになり始める。
その後、突然チェーンソーが引っ込んだかと思えば、切り口に指を潜り込ませてそのまま力ずくで屋根を引っぺがしてからベクターが車内に降り立つ。背中には屋根を切るのに使用したオベリスクを背負っていた。おまけに自分の物か相手の物かも分からない程に血まみれである。
「参った…マジ強え、アイツ」
すっかり余裕も無くなったらしいベクターは、弱音を少しだけ漏らしてから戦慄している周りをどかす。そして休憩がてらにテーブルに置かれていた酒を手に取って飲み始めた。
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