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4章:果てなき焔
第143話 利害一致
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明朝、軽い頭痛と共にルーファンは目を覚ました。どうもこの国の酒は体に残りやすい。体をほぐし、武器を携え、警戒を続けている見張り達に挨拶をしてから荒野をさすらい始める。食料に不安があったため、近場で採集できそうなものがあれば集めておこうと考えたのだ。
しかしこれが思うように上手く行かない。リミグロンによって辺りを焼き払われたからなのだろうか。この村の近辺から撤退をする際に片っ端から資源を奪い、まともな動植物は根こそぎ燃やされたという話を村人から聞いたが、つくづく擁護のしようがない外道共である。正しさを掲げれば全ての未来を奪ってしまう事さえも厭わないのだ。あの悪魔は。
結局何も収穫が無いまま、申し訳なさげな雰囲気を漂わせたままルーファンは村へと帰還する。
「まあ、そんな事もありますよ。こんな場所じゃ、木の根っこさえご馳走扱いです」
見張りは慰めの言葉をかけてくれるが、余計な心配を掛けさせてしまった上に、無駄な体力を消費してしまった事がルーファンとしては残念で仕方がなかった。今後はどうしたものだろうか。そう思いながら幕舎へ向かってみると、小さな騒ぎが起こっている。
「どういう事よ…そんなわけが…」
オルティーナが机でごそごそと何かを漁りながら焦っている。彼女の周りにメアやチネウ。そしてフォルト達もいた。サラザールはジョナサン達の様子を見るために再び皇都へ戻ったらしい。
「何があった ?」
ルーファンは一同に近づいて問いかける。机の上には新聞が散らばっていた。
「サラザールが朝一で皇都まで飛んで、新聞社から貰ってきてくれたんだ。でも…」
フォルトが事情を伝えるが、どうも顔が険しい。内容に問題があるのだろうと見たルーファンは、一通り拾い上げてから簡単に目を通していく。大臣の直属の部下が起こしたスキャンダル、農作物の外国への輸出による国内での流通不足、選挙が近づいてきたことで高まる大臣たちの失脚に対する自称専門家の期待と、それに対する国民のイマイチ信ぴょう性があるのか分からない世論統計、警察及び軍事組織と自分達”鴉”の一味に対する批判記事…それだけである。一面記事はおろか、紙の隅々を見ても戦場に関する情報は記されていなかった。
「俺達、こんなに頑張ってるのに…」
護獣義士団の兵士も思わず愚痴を零した。美化して描けとは言わないが、ようやくこちら側が有利になってき始めたと思えてきているのだ。戦況が好転しているとなればきっと国の人々も安堵し、同時に自分達を見直してくれる筈だという期待は、見事に蔑ろにされてしまっていた。村で起きた事態についても同様である。これが公表されれば、リミグロンという敵は良心なんてもので抑え込める相手ではないと理解してもらえる筈だというのに、当然の如く取り上げられていなかった。
「確かに今日の新聞に載る筈だったのか ? サラザールが届けられずにしくじったか」
「間違いなく載る予定だったわ。それに彼女がそんなヘマをするなんて思えない。あなただって分かってるでしょ ?」
「そうだな…」
オルティーナにルーファンは同意する。確かにサラザールは少しわがままな所はあるが、そんな凡ミスをやらかしてしまうような間抜けではない。疑問を抱いていた時、一人の兵士が別の手紙を持って幕舎に現れた。
「失礼します ! 開封作業と調査が終わった別の手紙を渡しに来ました。申し訳ありません、新聞と一緒にサラザール様が渡されたらしいんですが、危険物が入っていないか念のために調べていたもので」
オルティーナ宛に名前まで書かれているその手紙を、彼女は一言礼を添えてから受け取ると、既に封筒に空いている口から中の手紙を取り出す。以下の内容が書かれていた。
――――親愛なるオルティーナ・タチキ殿。
単刀直入に言おう。君にはつくづく失望した。権力者への監視という我が社の使命を徹底的に果たし、数多の疑惑への追及と、反戦派議員を始めとした旧体制を嫌う者達との協力関係の構築に尽力してくれた事は感謝をしている。だがそれとこれは別問題だ。
戦場における皇国軍の実態を暴いてくれることを期待し、君をわざわざ送り込んだというのに、あの手記に記された内容というのは、控えめに言って我が社が求めていた期待を遥かに下回っている。あれでは戦争を賛美し、忌まわしい大臣や彼らにお墨付きを与えた皇王を擁護していると捉えられかねない。それでは困るのだよ。次の選挙は、この国の行く末を決める物だ。このような情報を出回らせてしまえば、大臣たちの支持を高めてしまうだけでなく、忌まわしい軍部と…あの暴力と怨念を振りまく助っ人外人共を増長させかねない。そうなれば旧体制派による実質的な独裁が延々と続くのだ。
反戦活動をしてくださっている同志達や、反戦派の議員たちにも急いでこの手記を読ませたが、この女をすぐに政治部から外せと怒鳴られてしまったぞ。君には申し訳ないが、この内容は見なかった事にさせてもらう。ボツにするのではなく、”見なかった”事にしてあげるんだ。どうかこの優しさを分かってくれると有り難い。
それと、戦場から戻って来た暁には、異動届を君にプレゼントしようと思う。もう少し賢明な判断をすべきだったな。それでは、生きていたらまた会おう。編集長、レウ・タマワより。
――――紙を持っているオルティーナの手がわなわなと震えている。雑に机の上へ捨て、眉間を指でつまむように抑えた。
「自由って素晴らしいわね…クソ野郎どもが」
皮肉たっぷりの文句である。手紙を拾ったルーファンが、隣に居たフォルトと一緒に読んでみるが、呆れたように首を横で振っていた。
「な、何でこんな事を…」
フォルトもまた、困惑したようにオルティーナを見る。彼女は近くに置いてあった酒を手に取り、真昼間だというのに迷うことなく呷った。
「都合が悪いのよ。大臣たちの好感度が上がって選挙で勝て無くなれば、大目玉を食らうのは私達新聞社。当然よね、大の仲良しだもの。上の連中と反戦派の議員共は」
「だがそれにしたっておかしいんじゃないか ? もし本当に戦争が嫌なら、もっと早い段階で阻止しようと動く事だって出来た。そもそも出兵自体を止める事だって可能だ」
「ルーファン・ディルクロ。恐らくあなたが原因かもしれない。あなたの噂はかなり知れ渡ってるから、反戦派の連中も利用したいのよ。戦いをさせずに侵略を許すよりも、徹底的に情報を伏せた上であなた達を戦地に送り、リミグロンを滅ぼさせる。でも情報を世間には流さないから、あなた達を呼んだ大臣連中の好感度は上がらない。寧ろ戦況が報じられない事から、事態が深刻なのかもしれないと人々は不安に陥る」
「戦を嫌う癖に俺を利用するのか ?」
「平和主義者を気取っていても、所詮は耳障りの良い事を言ってるだけで、根っこの部分は支配者側でいたい権力者気質よ。選挙で大臣たちを引きずり降ろして、自分達が権力を握った途端に、嘘だらけの情報を使って既成事実を作るんじゃないかしら。”戦争が終わって景気が上向いてきたのは、我らが政権交代を果たしてリミグロンに撤退を呼び掛けたおかげだ”ってね。ああいう輩って歴史修正が大好きだから、ウチみたいな新聞社もそうだけど」
オルティーナの解説を聞いたルーファンだが、そうだろうなといった具合に鼻を鳴らす。とんでもない悪事だと批判する気にもならない。国の行政を司り、権力者になりたいと考える人間ならばおおよそやりそうな手段だからである。そんな事で良心が痛むような人間がいれば、まず政治家向きではない。多大な利益と少数の犠牲。二つを天秤にかけて平然と後者を切り捨てる事が出来る。政治家とは、少なくともそんな気質をもっている人間でないと務まらない。
「でも不自然じゃない ? あなたの手紙を読んだのなら、リミグロンが何をやってるのか理解してる筈よ。それなのにここまで必死に手を引こうとする ?」
ルーファンから手紙を拝借したメアが、オルティーナに言った。
「考えられる可能性は二つ。議員やウチの会社が救いのないお花畑じみた脳味噌の持ち主か…それか、出来る事なら考えたくも無いけど―――」
「内通者がいる…とか ?」
オルティーナの推測にフォルトが口を挟んでしまう。正解ではあったが、先回りされたことに驚いたオルティーナは意外そうにフォルトを見た。純朴そうな田舎娘に見えて、中々頭の回る女であると感心させしてしまう。
「あ、えっと…私の故郷も似たような経験あったから」
フォルトがそう言ったが、不愉快な記憶を思い出してしまう可能性もある事から、深く語らせない方が良いとルーファンは判断する。彼女の肩を叩いて話を終わらせると、彼は場所を動いてオルティーナの前に立つ。
「これからどうするんだ ?」
「決まってるわよ。このままあなた達の進軍に同伴する。全部すっぱ抜いて、リミグロンが何を考えているかも調べ上げる。全部終わったら亡命でもしてやるわ」
「分かった。サラザールが戻って状況を聞き次第、俺達もすぐに動く。死ぬ気で付いてくるといい。亡命先については心配するな。こっちもいくつか当たってみよう。心当たりがある」
彼女の覚悟を聞いたルーファンはそう言ってから手を差し伸ばしてくる。
「俺と君は同志だ…頼むから裏切るなよ」
「当たり前よ。裏切って得する事すら無いんだもの」
彼女もすぐに手を掴み返し、誰の目にも明らかな握手の形になった。頼りがいがあるかは知らないが、少なくとも敵が身内にいないに越したことは無い。両者が同じ考えを持っていた。
しかしこれが思うように上手く行かない。リミグロンによって辺りを焼き払われたからなのだろうか。この村の近辺から撤退をする際に片っ端から資源を奪い、まともな動植物は根こそぎ燃やされたという話を村人から聞いたが、つくづく擁護のしようがない外道共である。正しさを掲げれば全ての未来を奪ってしまう事さえも厭わないのだ。あの悪魔は。
結局何も収穫が無いまま、申し訳なさげな雰囲気を漂わせたままルーファンは村へと帰還する。
「まあ、そんな事もありますよ。こんな場所じゃ、木の根っこさえご馳走扱いです」
見張りは慰めの言葉をかけてくれるが、余計な心配を掛けさせてしまった上に、無駄な体力を消費してしまった事がルーファンとしては残念で仕方がなかった。今後はどうしたものだろうか。そう思いながら幕舎へ向かってみると、小さな騒ぎが起こっている。
「どういう事よ…そんなわけが…」
オルティーナが机でごそごそと何かを漁りながら焦っている。彼女の周りにメアやチネウ。そしてフォルト達もいた。サラザールはジョナサン達の様子を見るために再び皇都へ戻ったらしい。
「何があった ?」
ルーファンは一同に近づいて問いかける。机の上には新聞が散らばっていた。
「サラザールが朝一で皇都まで飛んで、新聞社から貰ってきてくれたんだ。でも…」
フォルトが事情を伝えるが、どうも顔が険しい。内容に問題があるのだろうと見たルーファンは、一通り拾い上げてから簡単に目を通していく。大臣の直属の部下が起こしたスキャンダル、農作物の外国への輸出による国内での流通不足、選挙が近づいてきたことで高まる大臣たちの失脚に対する自称専門家の期待と、それに対する国民のイマイチ信ぴょう性があるのか分からない世論統計、警察及び軍事組織と自分達”鴉”の一味に対する批判記事…それだけである。一面記事はおろか、紙の隅々を見ても戦場に関する情報は記されていなかった。
「俺達、こんなに頑張ってるのに…」
護獣義士団の兵士も思わず愚痴を零した。美化して描けとは言わないが、ようやくこちら側が有利になってき始めたと思えてきているのだ。戦況が好転しているとなればきっと国の人々も安堵し、同時に自分達を見直してくれる筈だという期待は、見事に蔑ろにされてしまっていた。村で起きた事態についても同様である。これが公表されれば、リミグロンという敵は良心なんてもので抑え込める相手ではないと理解してもらえる筈だというのに、当然の如く取り上げられていなかった。
「確かに今日の新聞に載る筈だったのか ? サラザールが届けられずにしくじったか」
「間違いなく載る予定だったわ。それに彼女がそんなヘマをするなんて思えない。あなただって分かってるでしょ ?」
「そうだな…」
オルティーナにルーファンは同意する。確かにサラザールは少しわがままな所はあるが、そんな凡ミスをやらかしてしまうような間抜けではない。疑問を抱いていた時、一人の兵士が別の手紙を持って幕舎に現れた。
「失礼します ! 開封作業と調査が終わった別の手紙を渡しに来ました。申し訳ありません、新聞と一緒にサラザール様が渡されたらしいんですが、危険物が入っていないか念のために調べていたもので」
オルティーナ宛に名前まで書かれているその手紙を、彼女は一言礼を添えてから受け取ると、既に封筒に空いている口から中の手紙を取り出す。以下の内容が書かれていた。
――――親愛なるオルティーナ・タチキ殿。
単刀直入に言おう。君にはつくづく失望した。権力者への監視という我が社の使命を徹底的に果たし、数多の疑惑への追及と、反戦派議員を始めとした旧体制を嫌う者達との協力関係の構築に尽力してくれた事は感謝をしている。だがそれとこれは別問題だ。
戦場における皇国軍の実態を暴いてくれることを期待し、君をわざわざ送り込んだというのに、あの手記に記された内容というのは、控えめに言って我が社が求めていた期待を遥かに下回っている。あれでは戦争を賛美し、忌まわしい大臣や彼らにお墨付きを与えた皇王を擁護していると捉えられかねない。それでは困るのだよ。次の選挙は、この国の行く末を決める物だ。このような情報を出回らせてしまえば、大臣たちの支持を高めてしまうだけでなく、忌まわしい軍部と…あの暴力と怨念を振りまく助っ人外人共を増長させかねない。そうなれば旧体制派による実質的な独裁が延々と続くのだ。
反戦活動をしてくださっている同志達や、反戦派の議員たちにも急いでこの手記を読ませたが、この女をすぐに政治部から外せと怒鳴られてしまったぞ。君には申し訳ないが、この内容は見なかった事にさせてもらう。ボツにするのではなく、”見なかった”事にしてあげるんだ。どうかこの優しさを分かってくれると有り難い。
それと、戦場から戻って来た暁には、異動届を君にプレゼントしようと思う。もう少し賢明な判断をすべきだったな。それでは、生きていたらまた会おう。編集長、レウ・タマワより。
――――紙を持っているオルティーナの手がわなわなと震えている。雑に机の上へ捨て、眉間を指でつまむように抑えた。
「自由って素晴らしいわね…クソ野郎どもが」
皮肉たっぷりの文句である。手紙を拾ったルーファンが、隣に居たフォルトと一緒に読んでみるが、呆れたように首を横で振っていた。
「な、何でこんな事を…」
フォルトもまた、困惑したようにオルティーナを見る。彼女は近くに置いてあった酒を手に取り、真昼間だというのに迷うことなく呷った。
「都合が悪いのよ。大臣たちの好感度が上がって選挙で勝て無くなれば、大目玉を食らうのは私達新聞社。当然よね、大の仲良しだもの。上の連中と反戦派の議員共は」
「だがそれにしたっておかしいんじゃないか ? もし本当に戦争が嫌なら、もっと早い段階で阻止しようと動く事だって出来た。そもそも出兵自体を止める事だって可能だ」
「ルーファン・ディルクロ。恐らくあなたが原因かもしれない。あなたの噂はかなり知れ渡ってるから、反戦派の連中も利用したいのよ。戦いをさせずに侵略を許すよりも、徹底的に情報を伏せた上であなた達を戦地に送り、リミグロンを滅ぼさせる。でも情報を世間には流さないから、あなた達を呼んだ大臣連中の好感度は上がらない。寧ろ戦況が報じられない事から、事態が深刻なのかもしれないと人々は不安に陥る」
「戦を嫌う癖に俺を利用するのか ?」
「平和主義者を気取っていても、所詮は耳障りの良い事を言ってるだけで、根っこの部分は支配者側でいたい権力者気質よ。選挙で大臣たちを引きずり降ろして、自分達が権力を握った途端に、嘘だらけの情報を使って既成事実を作るんじゃないかしら。”戦争が終わって景気が上向いてきたのは、我らが政権交代を果たしてリミグロンに撤退を呼び掛けたおかげだ”ってね。ああいう輩って歴史修正が大好きだから、ウチみたいな新聞社もそうだけど」
オルティーナの解説を聞いたルーファンだが、そうだろうなといった具合に鼻を鳴らす。とんでもない悪事だと批判する気にもならない。国の行政を司り、権力者になりたいと考える人間ならばおおよそやりそうな手段だからである。そんな事で良心が痛むような人間がいれば、まず政治家向きではない。多大な利益と少数の犠牲。二つを天秤にかけて平然と後者を切り捨てる事が出来る。政治家とは、少なくともそんな気質をもっている人間でないと務まらない。
「でも不自然じゃない ? あなたの手紙を読んだのなら、リミグロンが何をやってるのか理解してる筈よ。それなのにここまで必死に手を引こうとする ?」
ルーファンから手紙を拝借したメアが、オルティーナに言った。
「考えられる可能性は二つ。議員やウチの会社が救いのないお花畑じみた脳味噌の持ち主か…それか、出来る事なら考えたくも無いけど―――」
「内通者がいる…とか ?」
オルティーナの推測にフォルトが口を挟んでしまう。正解ではあったが、先回りされたことに驚いたオルティーナは意外そうにフォルトを見た。純朴そうな田舎娘に見えて、中々頭の回る女であると感心させしてしまう。
「あ、えっと…私の故郷も似たような経験あったから」
フォルトがそう言ったが、不愉快な記憶を思い出してしまう可能性もある事から、深く語らせない方が良いとルーファンは判断する。彼女の肩を叩いて話を終わらせると、彼は場所を動いてオルティーナの前に立つ。
「これからどうするんだ ?」
「決まってるわよ。このままあなた達の進軍に同伴する。全部すっぱ抜いて、リミグロンが何を考えているかも調べ上げる。全部終わったら亡命でもしてやるわ」
「分かった。サラザールが戻って状況を聞き次第、俺達もすぐに動く。死ぬ気で付いてくるといい。亡命先については心配するな。こっちもいくつか当たってみよう。心当たりがある」
彼女の覚悟を聞いたルーファンはそう言ってから手を差し伸ばしてくる。
「俺と君は同志だ…頼むから裏切るなよ」
「当たり前よ。裏切って得する事すら無いんだもの」
彼女もすぐに手を掴み返し、誰の目にも明らかな握手の形になった。頼りがいがあるかは知らないが、少なくとも敵が身内にいないに越したことは無い。両者が同じ考えを持っていた。
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