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クロッグ
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クロッグは、魔法の伝達器具。
リーサは、クロッグが大好きで、幼い頃から、手を伸ばす。その度に、リーサは、フィルから、勝手に触ったら、ダメよと言われてきた。
「ねえねえ。おばちゃん。クロッグ貸して。オフィーリアちゃんとお話しする。」
「お話しだけよ?」
フィルがクロッグを繋げてくれる。あらかじめ、登録されてるボタンさえ、押せば、簡単に繋がる。
フィルの膝に乗り、まだかまだかと待つ。
「…あ。こんにちは。フィルです…。ええ、元気にしてるわ。ええ。そうね。またお茶でもしに行きたいわ。」
「おばちゃん。」
「あらあら。はいはい。待って。ええ。ベイビーがオフィーリアちゃんと話したいって言ってね。」
はいとクロッグを渡された。
リーサは、御満悦。楽しそうにおしゃべり。
リーサが禁止されてるのは、独断によるフランツがいるキングブレストに繋がる番号を押すことだ。
リーサは知っている。フランツに繋がる番号。
だが、みんなには内緒だが、フランツから、もし、何かあれば、連絡してきなさいと言われている。
フランツとリーサだけの内緒話だ。
「いいかい?リーサ。もし、助けてほしいことがあれば、必ず、押しなさい。私が必ず、助けに向かうから。」
優しいフランツがリーサに言ったのだ。ツェリはいつも言う。フランツは、心優しい騎士で気高いのだと。
きっと、フランツに助けを求めれば、優しいフランツは、直ぐに駆けつけてくれる。
リーサにはわからないけど、フランツは、何故、キングブレストから降りれないのか、知らないのだ。
ツェリは、あの古狸のせいだと言っていた。あれは意地悪だから、フランツをいじめてるのも頷ける。
デニエルに、言いつけてやる。
オフィーリアと長く話して、御満悦になり、お気に入りにまた掛けようと、指を伸ばすが、フィルがダメよと片付けてしまう。
ふくれ面。
「呼んじゃいけません。」
リーサは知ってる。あれに繋げると、大好きな人達にお話も出来て、呼べるのだ。
「さあ、ベイビー。ご飯作りしなきゃ。お手伝いしてくれる。」
ふくれ面のまま、大きく頷いた。
リーサは、クロッグが大好きで、幼い頃から、手を伸ばす。その度に、リーサは、フィルから、勝手に触ったら、ダメよと言われてきた。
「ねえねえ。おばちゃん。クロッグ貸して。オフィーリアちゃんとお話しする。」
「お話しだけよ?」
フィルがクロッグを繋げてくれる。あらかじめ、登録されてるボタンさえ、押せば、簡単に繋がる。
フィルの膝に乗り、まだかまだかと待つ。
「…あ。こんにちは。フィルです…。ええ、元気にしてるわ。ええ。そうね。またお茶でもしに行きたいわ。」
「おばちゃん。」
「あらあら。はいはい。待って。ええ。ベイビーがオフィーリアちゃんと話したいって言ってね。」
はいとクロッグを渡された。
リーサは、御満悦。楽しそうにおしゃべり。
リーサが禁止されてるのは、独断によるフランツがいるキングブレストに繋がる番号を押すことだ。
リーサは知っている。フランツに繋がる番号。
だが、みんなには内緒だが、フランツから、もし、何かあれば、連絡してきなさいと言われている。
フランツとリーサだけの内緒話だ。
「いいかい?リーサ。もし、助けてほしいことがあれば、必ず、押しなさい。私が必ず、助けに向かうから。」
優しいフランツがリーサに言ったのだ。ツェリはいつも言う。フランツは、心優しい騎士で気高いのだと。
きっと、フランツに助けを求めれば、優しいフランツは、直ぐに駆けつけてくれる。
リーサにはわからないけど、フランツは、何故、キングブレストから降りれないのか、知らないのだ。
ツェリは、あの古狸のせいだと言っていた。あれは意地悪だから、フランツをいじめてるのも頷ける。
デニエルに、言いつけてやる。
オフィーリアと長く話して、御満悦になり、お気に入りにまた掛けようと、指を伸ばすが、フィルがダメよと片付けてしまう。
ふくれ面。
「呼んじゃいけません。」
リーサは知ってる。あれに繋げると、大好きな人達にお話も出来て、呼べるのだ。
「さあ、ベイビー。ご飯作りしなきゃ。お手伝いしてくれる。」
ふくれ面のまま、大きく頷いた。
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