小さなベイビー、大きな野望

春子

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ギルド見学

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いよいよ、ギルド見学。
わらわらと、ギルドに行くための馬車に乗り込む。
お目付け役のゴットリーは、問題児達を束ねる。
「ねえねえ?何で、リーサだけ、お膝なの?」
「いいから、大人しくしてなさい。」
「リーサ、いいなあ。アルミンも。」
「じゃあ。僕も。」
「ノアも。」
リーサを抱っこすれば、他の三人が自分もゴットリーの側から離れないからだ。
要は大人しくさせるための策である。
他のみんなは、気にしてない。
「ギルドなんて、ワクワクするね。」
「そうだね。」
オフィーリアは、窓から景色を見ながら呟く。
ジオルクも微笑んで頷く。
「ギルドマスターはS級の元冒険者だったって、話聴きたいな。」
「わかる。武勇伝聞きたい。」
胸が踊る。


他の問題児であるコハクも、担任のジュリー先生が抱き上げてるが、誰もなにも言わない。
「じいじが良く見てきなさいって。お話もきちんと聞きなさいって。」
「そうです。きちんと見て、聞いてね。」
大好きな祖父と約束した。違わないように、頑張りたい。


「このバカ。移動中に寝るなんて、やめなさいよ!アンタ。魂胆はわかりきってんだからね!」
マリーウェザーが、ルーシリアの頬を捻る。
コビトは目を逸らす。
「まだ着いてないだろうが。」
「今も立派に授業中よ!リーサだって寝てないわよ!」
「あれと一緒にすんな。」
「ルーシリア、もう少しですから。」
マリーウェザーは今日が楽しみであった。
姉は、気楽にやんなと、エールをくれた。
ギルドまであともう少し。





大変もう少しありません。
訂正があります!

ギルト→ギルド

ギルトマスター→ギルドマスター

横文字がちょいちょい間違えるので、その度に、訂正致します。
あと人名。大変読みづらく、すみません。


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