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日常の変化
3.
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「ぶちょ~もっと歌ってくださ~い」
「おい飲み過ぎだぞ小倉」
カラオケに来て1時間半経過した。俺は部長の歌声が聞きたくて何度もリクエストする。
「おい、それは俺のグラスだ」
「え~?うぇほんとだにがっ」
訳わからず飲んだら焼酎のロックだった。酒も強いのかよこの人。
「ほら、これ飲め」
「なんれすかこれー?」
手渡されたグラスを素直に口に運ぶ。
「う~水?」
もー味なんか分からない。透明だから水だろう。
「水だ。ほら貸せっ!?」
部長にグラスを取られた瞬間、手が触れた。
「うわっ!」
「あ、すまんっ」
部長の手に渡った筈のグラスが下に落ち俺のズボンを濡らした。グラスに半分以上入っていた水が全て溢れた。お尻までびしょびしょだ。
部長は目の前にあったティッシュで俺の服を拭く。幾らかましになったがまだ濡れてる感覚がする。俺はなされるままだ。
「あ~部長、こいつ完全に酔ってますね。湊連れて帰りますよ」
室井が俺の事を送ってってくれるらしい。どこまでも気がきく奴だ。
「いや、いい。俺が責任持って送り届ける」
「え、部長が?」
「ああ」
室井は何も言えなくなったのか、じゃ~お願いしますと去って行った。おい、裏切り者!
「ぶちょ~おれ、らいじょうぶですよ?」
「酔っ払いは黙っておけ」
部長は、俺の荷物を持つと俺を小脇に抱えた。
「俺と小倉は先に帰る。お前らも気をつけて帰れよ」
お疲れ様です。という言葉を背中に聞きながら俺らは部屋を出た。途中受付で会計を済ませると店の前にいたタクシーに乗った。
「橋場まで」
部長の声を聞いた運転手が車を走らせる。俺と家近いんだと思っていたら夜遅いのもあってそのまま寝てしまった。
「ん…?」
どの位寝てただろうか。知らない天井が目に入った。
「ここどこ…」
「起きたか、小倉?」
「あれ、ぶちょー?」
「まだ酔ってるみたいだな…」
部長のワイシャツの前が全開になっている。ここは部長の部屋かもしれない。ってか部長俺の上で何してるんだろ?俺生脚じゃん…ん、てか尻に違和感があるんだが…
そこを意識すると段々と思考がまとまってくる。
「部長、何してるんですかっ!?」
「セックス」
「せっ!セックスぅ!?」
尻の違和感の正体は部長の指が俺のアナルに入っていたかららしい。びっくりして問い詰めるとあっけらかんと答えられた。
部長、セックスって言うんだ…いや、言うだろ。ってかこの人なんて選び放題だろ…
まだ酔ってるのかどんどん別の事を考えてしまう。
「いれるぞ?」
ピトッと俺のより遥かにでかい物をお尻に充てられる。
「ちょ!待ってください!俺初めてでっ」
「安心しろ、俺も男は初めてだ」
「いや、そうじゃなっあぁぁぁ」
ぐぷぷぷぷぷと部長のデカイちんこが俺の中に入ってきた。俺が寝てる間に解してくれていたからかすんなりと入ったそれにびっくりする。
俺、女すら抱いた事も無いのに…初めてが処女喪失って…
「痛いか?」
ポロポロと泣く俺が痛がってると思ったのか部長が心配してくる。普段見ないその表情にドキッとした。
俺は痛く無いので正直に首を横に振った。
「動くぞ?」
宣言通りゆっくりと動き始める。中にあるそれを感じて思わずお尻に力を入れてしまう。
「っ」
唸った部長に驚いて力を抜く。
「煽ってるのか?」
煽ってないので全力で首を横に振る。
「そうか。気持ち悪くなったら言えよ?」
頭を撫でながらそう言われまたドキッとしてしまった。
部長は、俺の腰をガシッと掴むと先程より激しくピストンして来た。
「ひぁ、あっ…ぶちょっ」
「小倉…」
いつもとは違う俺を呼ぶ声に部長が興奮している事を知る。
俺、部長とセックスしてる…
体を揺すられ口からは嬌声が止まらない。そんな中他人事の様に部長に犯されてる事を自覚する。
部長は、ラストスパートなのか俺の足をぐっと大きく開かせ先程よりも体を入れ込んできた。そしてパンパンと肌がぶつかる音が寝室に響く。
「出すぞ、小倉」
「あっ…まっ…ぶちょ…!だめぇ…あぁぁあぁ!!」
「くっ」
中の物が大きく震え温かい物が中に広がった。俺部長に中出しされた…
俺はいつの間にかいっていたらしく、果てた余韻でまたもや意識が遠のいだ。
「おい飲み過ぎだぞ小倉」
カラオケに来て1時間半経過した。俺は部長の歌声が聞きたくて何度もリクエストする。
「おい、それは俺のグラスだ」
「え~?うぇほんとだにがっ」
訳わからず飲んだら焼酎のロックだった。酒も強いのかよこの人。
「ほら、これ飲め」
「なんれすかこれー?」
手渡されたグラスを素直に口に運ぶ。
「う~水?」
もー味なんか分からない。透明だから水だろう。
「水だ。ほら貸せっ!?」
部長にグラスを取られた瞬間、手が触れた。
「うわっ!」
「あ、すまんっ」
部長の手に渡った筈のグラスが下に落ち俺のズボンを濡らした。グラスに半分以上入っていた水が全て溢れた。お尻までびしょびしょだ。
部長は目の前にあったティッシュで俺の服を拭く。幾らかましになったがまだ濡れてる感覚がする。俺はなされるままだ。
「あ~部長、こいつ完全に酔ってますね。湊連れて帰りますよ」
室井が俺の事を送ってってくれるらしい。どこまでも気がきく奴だ。
「いや、いい。俺が責任持って送り届ける」
「え、部長が?」
「ああ」
室井は何も言えなくなったのか、じゃ~お願いしますと去って行った。おい、裏切り者!
「ぶちょ~おれ、らいじょうぶですよ?」
「酔っ払いは黙っておけ」
部長は、俺の荷物を持つと俺を小脇に抱えた。
「俺と小倉は先に帰る。お前らも気をつけて帰れよ」
お疲れ様です。という言葉を背中に聞きながら俺らは部屋を出た。途中受付で会計を済ませると店の前にいたタクシーに乗った。
「橋場まで」
部長の声を聞いた運転手が車を走らせる。俺と家近いんだと思っていたら夜遅いのもあってそのまま寝てしまった。
「ん…?」
どの位寝てただろうか。知らない天井が目に入った。
「ここどこ…」
「起きたか、小倉?」
「あれ、ぶちょー?」
「まだ酔ってるみたいだな…」
部長のワイシャツの前が全開になっている。ここは部長の部屋かもしれない。ってか部長俺の上で何してるんだろ?俺生脚じゃん…ん、てか尻に違和感があるんだが…
そこを意識すると段々と思考がまとまってくる。
「部長、何してるんですかっ!?」
「セックス」
「せっ!セックスぅ!?」
尻の違和感の正体は部長の指が俺のアナルに入っていたかららしい。びっくりして問い詰めるとあっけらかんと答えられた。
部長、セックスって言うんだ…いや、言うだろ。ってかこの人なんて選び放題だろ…
まだ酔ってるのかどんどん別の事を考えてしまう。
「いれるぞ?」
ピトッと俺のより遥かにでかい物をお尻に充てられる。
「ちょ!待ってください!俺初めてでっ」
「安心しろ、俺も男は初めてだ」
「いや、そうじゃなっあぁぁぁ」
ぐぷぷぷぷぷと部長のデカイちんこが俺の中に入ってきた。俺が寝てる間に解してくれていたからかすんなりと入ったそれにびっくりする。
俺、女すら抱いた事も無いのに…初めてが処女喪失って…
「痛いか?」
ポロポロと泣く俺が痛がってると思ったのか部長が心配してくる。普段見ないその表情にドキッとした。
俺は痛く無いので正直に首を横に振った。
「動くぞ?」
宣言通りゆっくりと動き始める。中にあるそれを感じて思わずお尻に力を入れてしまう。
「っ」
唸った部長に驚いて力を抜く。
「煽ってるのか?」
煽ってないので全力で首を横に振る。
「そうか。気持ち悪くなったら言えよ?」
頭を撫でながらそう言われまたドキッとしてしまった。
部長は、俺の腰をガシッと掴むと先程より激しくピストンして来た。
「ひぁ、あっ…ぶちょっ」
「小倉…」
いつもとは違う俺を呼ぶ声に部長が興奮している事を知る。
俺、部長とセックスしてる…
体を揺すられ口からは嬌声が止まらない。そんな中他人事の様に部長に犯されてる事を自覚する。
部長は、ラストスパートなのか俺の足をぐっと大きく開かせ先程よりも体を入れ込んできた。そしてパンパンと肌がぶつかる音が寝室に響く。
「出すぞ、小倉」
「あっ…まっ…ぶちょ…!だめぇ…あぁぁあぁ!!」
「くっ」
中の物が大きく震え温かい物が中に広がった。俺部長に中出しされた…
俺はいつの間にかいっていたらしく、果てた余韻でまたもや意識が遠のいだ。
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