ショタ王子が第一王子なんて聞いてませんけど!?

疾矢

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3.隣国戦争

19.

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「ちょ、あんん…でんかぁ…」
いきなり来たアヒン殿下に腕を取られ人がいない奥へと連れてこられると急に唇を合わせられた。

「ごめん。補給させて…」
吐息混じりの言葉がエロい。切羽詰まっているのかすぐ様唇を合わせられる。

「もしかしてさっきの…」
さっき凄い音がした。トミーによると落雷と竜巻が突如発生したらしい。あれはきっとアヒン殿下の魔法だと言っていた。
殿下は俺の質問には答えずそのまま舌を絡ませてくる。先程の魔法で魔力が削られて補給してるのかもしれない。でも、俺の力で魔力回復するのかな?

「これで魔力回復も出来るんですか?」
素直に聞いてみた。
「ちゅ…うん。三葉に触れていると魔力も回復するよ」
知らなかった。呪いと身体損傷にしか効かないと思っていた。魔力も回復するなんて聖女の力は有能みたいだ。

「あっ!」
いきなり殿下にお尻を揉まれた。昨日お尻を弄られたのを思い出してお尻の穴がきゅっとした。

「三葉下脱いで」
「えっ!ここでですか…?」
いつ誰が来るか分からない。
「大丈夫。人払いと防音魔法施してるから」
「………うぅ…」

殿下は魔力を回復する為…恥ずかしがる俺がこの場合可笑しいのだろう…俺の力が殿下の為になるのならここは皆んなの為にも俺が頑張らなきゃいけないよな…
俺は意を決するとズボンとパンツを脱いだ。でも恥ずかしいのでちょっと上のシャツを引っ張って隠す。足が内股になっているのは許して欲しい。だってすーすーする。

「隠さないで?」
「あっ」
前を隠している手をやんわりと捕まえられどかされる。殿下の優しい声で呟かれると拒めない。俺の前に跪いた殿下の顔が丁度俺の腹部あたりにある。間近で見られている俺の息子がびくっと動いた。

「可愛いね」
ちゅと俺の先端にキスを落とされる。
「かわ…かわ…かわいいっ!?」
それってどう言う意味!?男のそこが可愛いって表現するのは殿下くらいだ!
決してサイズの事だと思いたくない。

「やっ!だめです!!」
殿下が綺麗な口で俺のものを咥えた。びっくりして殿下の頭を押さえ離そうとするが離れない。俺の事を見上げながらそのままべろっと舐められる。腰に快感が走りのけぞってしまう。

「やぁぁ…あんん…あっ…」
そのまま激しく俺の弱いところを責められ口が閉まらない。
むちっと両手でお尻を掴まれる。
「でん…かっ!」
「んー?」
きゅん。殿下のその間延びした返事に胸が高鳴る。可愛いからやめて欲しい。
「おしり…」
「おひり?」
「あぁぁ!」

咥えながら喋らないで欲しい。気持ち良すぎる。後お尻もみもみしないで欲しい。時々穴付近を掠められるのは気のせいだろうか?そこに指が当たると緊張する。

「ああ、分かった。三葉はこっちも舐めて欲しかったのかな?」
くるっと体を反転させられ壁に手を付けさせられる。そして腰を後ろに引かれ突き出す体制にさせられた。
へっ?この格好めちゃくちゃ恥ずかしいんだが…
肩越しから殿下を見やると俺のお尻をじっと見つめていた。

「殿下?」
俺が呼ぶと視線をあげにこっと微笑んだ。
あ、格好いい…
「ちょ!あっ!」
ぽーっと殿下の微笑みの余韻を感じていたらいきなりお尻を左右に割られ中央を舐められた。
どどどどどどどうなってんだ!?でんかの紅くて熱い舌が俺のあそこを…!

「やっ!だめですっ殿下!」
「んー?」
きゅん。まただ。胸が高鳴った。そしてお尻にも力が入った。

「大丈夫。ここの汁も美味しいよ」
「大丈夫じゃ…ないでっす!」
俺の心臓がやばい。ってか罪悪感が酷い!
「やっ…そこはっ!」
ぺろぺろ舐めていると思ったら中に舌が入って来た。腰が仰反る。
「三葉の腰のライン綺麗だね」
「ひゃ」
ひゃってなんだ!?でもいきなり耳元でイケボで囁かれたら誰だって変な声出しちゃうと思う。
「ででで…殿下の方が綺麗だと思います!」
「くすっありがとう」
俺何言ってるんだ!?殿下の色気に当てられて俺おかしくなってる…
「三葉お願いがあるんだけど」
耳元で喋られ肩がすくむ。
うう…エロい声…やめて欲しい
「な、何でしょう?」
「私の擦らせて?」
ここと言って俺の腰に殿下の硬くなった下半身を当てられる。何故か俺のお尻がきゅっとした。
殿下も反応してる。俺の体で反応してたのなら嬉しいけどそんな事聞けない。
「擦るとは?」
ちょっと声が上擦ったのは許して欲しい。心臓バクバクなのだ。
「三葉の太ももに挟ませて欲しい」
「その位でしたら…」

何だ挟むだけか…ん?何で俺少し残念がってるんだ!?可笑しい。最近の俺乙女化してないか?
後ろでベルトを外す音がして俺の足に熱くて太いモノがにゅっと前に出てきた。それを見て顔に熱が集まる。

「んっ三葉の足冷たくて気持ちいい」
「ひゃあぁ…んん」
耳を舐められながら吐息混じりに言われ熱が中心に集まる。
そのまま後ろに引かれると色々な部分に擦れて気持ちいい。ゆっくりと前後に動かされ俺の口が開きっぱなしになった。

「やっ…あっ…ん…んあ…」
気持ちいい。何これ。初めての体感に体が震える。
ってかこれ本当にセックスしてるみたい…。お尻に殿下の下腹が当たってパンパンと音がする。当たる度に俺の体が動いて殿下といやらしい事をしているんだと実感する。

「殿下いっちゃ…います…」
「ん…もうちょっと待って」
そのエロい声もヤバいんですけど!
さっきより激しくパンパンされ殿下の絶頂が近いのを悟る。
俺の頭は気持ちいいという言葉で埋め尽くされる。

「あ…あ、あ…んん…あっ!」
「みつばっ…いくよ?」
「あ、んん!俺もいきますっ!あぁぁぁぁぁぁあ」

ぴゅっぴゅっと目の前の壁に俺とアヒン殿下の白濁が飛び散った。重力で下に垂れていくのを見て顔が熱くなる。
腰と膝がガクガクで立っていられない。殿下にがっちり腰を押さえて貰っているお陰でどうにか立っている。

「あっ!殿下っ!?」
「次はここに挿れてもいいかな?」
いったばかりだと言うのに硬いそれを俺の後ろの穴に擦り付けられた。先端がちょっと引っかかっていてヒヤヒヤする。

「そこは…だめ…です」
そこに挿れられたらもう後戻り出来ない気がする。俺は殿下の呪いの治療をしているだけなんだから。

「殿下!殿下はどこですか!?」
外から殿下を呼ぶ声が聞こえる。
「ここまでの様だね。ありがとう三葉」
「いえ。当然の事ですから…」
「………」
殿下は何か言いたげに俺の事を数秒見つめると衣服を整えて呼ばれていた方に戻って行った。
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