時空の魔女と猫の蓼科別荘ライフ ~追放されたので魔道具作って生計立ててたら、元の世界で女神扱いされてる件~

じごくのおさかな

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第三章 運命のカウントダウン

第91話 魔女と猫のねむたい雑談

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 ミアとムラカがネクロマリアに向かってから数日。

 エスティは【どこでも時空門】を作りながら、ネットの動画で電気について学んでいた。


「ふむ……」

 今欲しいのは、ガソリンの発電機だ。

 動力も兼ねているのでエアコンも稼働でき、シニアカーも充電できる。価格は70万円。電気という文明に触れてもらう取っ掛かりとしては十分だ。

 これをネクロマリアで量産できるようになれば……もとい電気が普及すれば、魔力に頼らない生活がより進むはずだ。そのために、電気や家電についての学術書をミアに翻訳してもらい、それをネクロマリアの人々に学んで頂く。


 これが、ネクロマリアの問題が解決した後の未来の姿。

(ハルシウルさんなら、この賭けに乗ってくれるでしょうか)

 海洋都市トルロスは独立している。技術供与すれば、しがらみなく動いてくれるはずだ。ネクロマリア本土の資源を使えれば、経済が循環して相乗効果にもなる。


 そこまで考えて、ふと顔を上げた。

「……お」

 工房の窓辺に、朝日が差し込んでいる。
 もう朝だ。

 いつの間にか、【どこでも時空門】が4つ出来上がっていた。最近は移動が多いようで、【弁当箱】よりもこちらの需要が増えている。

 エスティは一休みしようと席を立った。


 『――明日も小春日和となるでしょう。続いてのニュースです。諏訪湖の……』

 リビングでは、ロゼが炬燵に入って朝のニュースを見ていた。シロミィは白樺の木が気に入ったようで、枝に登って丸まっている。もうすっかりこの家の住人だ。

 エスティは炬燵に潜り込んだ。
 途端に眠くなる。


「何とも穏やかな天気ですねぇ……」
「そうだな」
「こうして天気を予想している間にも、世界のどこかでミサイルがぶっ放されているんですかねぇ……」
「それは穏やかではない」

 昨日はミサイルが飛び、携帯でなんとかアラートが鳴ったらしく、日向から電話があった。この世界にも色々といさかいがあるらしい。


「しかし、何で海に向かってミサイルを撃つんですかね。お魚が憎いんですか?」
「そろそろ撃っておきたいという、示威行為ではないか? 力や技術力を誇示するのも重要な仕事だと考える独裁者は多い」
「うわぁ、はた迷惑な……」

 エスティは空間から取り出した緑茶をズズズと啜り、ミカンを剥き始めた。

「エスだって、爆破衝動があるだろう?」
「そう言われると、説得力が増しますね。確か、日本の近くに爆発ばかりしている国があるらしいですよ。ちょっと行ってみます?」
「本気か?」
「ふふ、冗談ですよ……ふぁあ……」

 エスティは大きな欠伸をした。
 欠伸はロゼにも移り、そしてシロミィにも移った。


「ふぅ……。そういえばエス、庵の現状は今どうなっている?」

 急な質問に、エスティはどきりとした。
 庵の寿命の事を感づかれたかもしれない。


 だが、平静を装った。

「見てみますか?」

 エスティは立ち上がり、庵の魔石に触れた。


 《魔女エスティの庵》

 【庵の主】 エスティ
 【家屋】  木造平屋
 【術式】  《魔女の庵》《設計魔図》《防水》《防腐》《防魔法の陣》《防火》《防虫》《防壁化《浮遊》《植物の生育速度調整》
 【追加機能】《改築》《整備》《解体》
       《高度な追加機能》
 【周辺環境】
  ・
  ・

 【高度な追加機能】
 《魔法陣変更》《動物の生育速度調整》《不可視化》《幻影化》《移築》《ゴーストを雇う》《持ち運ぶ》《時空間化》《時間転移》……


「《動物の生育速度調整》とは何だ?」
「その名の通りの説明しか記載されていません。恐らく、植物と同じ効果でしょう」

 エスティはそのまま、自分の情報を開いた。


 【名前】 エスティ
 【身長】 149.6
 【体重】 40.5
 【魔力】 110,115/110,115
 【庵の崩壊】 198日
 【称号】『時空の女神』『蓼科の魔女』『種』


 残り200日を切っている。
 カウントダウンは止まらない。

 エスティは、その数字から目を背けた。


「……特に変化はありませんね」
「そうか」
「しかし、そろそろ新しい称号が欲しいですね。ロゼにスタンガンでも撃ち放ったら、『電気の魔法使い』とか貰えないでしょうか」
「ちょっと待て。おい何だその武器は!?」

 エスティはスタンガンをバチッバチッとさせ、困ったなぁという顔をしていた。
 どう見ても危険だ。


「スタンガンです。電気を知るための武器です。見た目は地味ですが、ミアが悶絶するほど強力ですよ」
「奴はいつも漫画を読んで悶絶していないか? 尊い尊いと体を反っているぞ」
「その悶絶とは違います」

 エスティはスタンガンを収納した。

「それでは、朝風呂へ行きましょうか」
「エス、冗談はよせ」
「撃ちませんよ、ふふ」


◆ ◆ ◆


 3月に入ると、寒さも少しずつ落ち着く。

 冬場は閉じていた露天風呂にも、ようやく凍えずに入れるようになった。《浮遊》は使えるが、安易な使用は避けていた。


 ぽかぽかの湯舟に浸かる。
 更に眠くなったエスティは、欠伸が止まらない。

「ふあぁ~、眠いです……」
「しかし、電気を知るか……蓼科の生活に追い付くには、長い年月を要するな」
「えぇ。そういえば、なぜネクロマリアはこういう方向に文明が進化しなかったのでしょうね?」
「それは簡単だ。魔族がいて、魔力があり、魔法が使える。手元にすぐに使える便利な力があれば、そこに流れるのが道理だ」

 ロゼはそう断言した。

 魔法が使えるか使えないかの差。もしネクロマリアで魔法が使えなかったら、逆に道具の方が進化していたと。


「ふと思ったんですが、人間って過酷な状況の方がよく働きません? 魔力が無いなら別の方法を探すぞー、とか」
「本土は目先の魔族で手一杯だろう。トルロスは蓼科のようになるかもしれぬ」
「あ、私も同感です」

 ロゼと予想は一致していた。
 トルロスは伸びる要素があるのだ。

「それにしても、トルロスや蓼科の人々は脅威が無いのによく働きますね。社会が成熟して楽しく過ごせるようになると、普通は堕落しますよ。私やミアのように」
「脅威は何かしらあるだろう、昨日のミサイルだってそうだ。それに社会の成熟後というは、大体が自分との闘いになる」
「あー、なるほど……」


 エスティはその言葉で、ふぅと溜息を吐いた。

 自分の欲望には勝てる気がしない。
 それでも、わりかし幸せなのだ。

 エスティは湯舟の縁の石に頭を乗せ、空を見上げた。まだ太陽は低い位置のままで、まったく眩しくない。冬の澄んだ空気が湯気と混ざって、良い香りがする。


「……幸せって一体何なんでしょうか。この世界は幸せな社会作りを目指しているはずなのに、なぜ幸せな人が少ないと感じるのでしょう?」
「それは報道や噂、人の負の感情などがよく目に入るだけだ。『私は幸せだ』なんて言う番組より『不幸だ』という番組の方が、見る者は優越感を感じるだろう。日向や成典殿を見てみろ、あれが本来の幸福の形だ」

 ロゼの言葉で、エスティは目を瞑って笠島家を思い浮かべた。家族一丸となって、一生懸命パンを焼いている。


「……でも、働いてません?」
「お前は働くと幸せじゃないのか……。いいかエス、自分のためだけに生きるのは確かに楽だ。だが、使命を全うする事や、誰かのために生きる事こそが本当の幸福に繋がるのだ。人助けの勇者が良い例だぞ」

 マチコデは使命感で人を助けている。
 ムラカも多分、使命感だ。

 だが一方で、エスティは運命のレールに乗ってしまった身だ。人として立派なのはマチコデ達で、自己中心的なのは自分やミア。能動的か受動的かで、目指す幸福の形は違う。


「言っている事は理解できますが、私は庵に引き籠って、細々と小遣い稼ぎをしながらアニメを見て過ごす方が気楽です。多分、大多数に属する側ですよ」
「まったく……それでも、困っている人を放っておけないのがエスの良い所だが。世界中の人が働かなくなると、アニメを作る者もいなくなるぞ」
「逆にインドアの文化が醸成しません?」
「しない、我は断言できる」


 そして、エスティはおもむろにスタンガンを取り出した。
 それを見たロゼは、じりじりと離れる。

「……なぜ今、それを取り出す?」
「さっきから言い負けてる気がしまして。そろそろ力関係を見せようかと」
「待て。暴力反対だ、エスも死ぬぞ!」
「ふふ、やってみなければ分かり……って」


 ふと、湯舟に白いものが浮いていた。
 そこから異質な量の魔力がうねっている。

 冬の間に沈殿していた湯の花が、暴れ出したロゼによってブワっと巻き上がったのだ。エスティはスタンガンを収納し、湯の花に触れた。


「これ、魔力凄いですよね。魔力の塊みたいになっていますよ。これを集めれば、魔石を作るよりも時間短縮になりますよ!」
「堕落した部分を凝縮したエスのようだ」
「お、やりますか?」
「……」


 ロゼはエスティ無視し、空を見上げた。
 そのまま目を閉じ、季節を感じる。


「……平和だ」
「やりますかーっ!!?」
「やらん!!」
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