ビジネス書、哲学書を読んでまとめてみた

しょうのすけ

文字の大きさ
上 下
6 / 7

6

しおりを挟む
では、どうやって上手く人付き合いをすればいいのだろうかと考えてみる。

人と人とは信用、信頼によって成り立っている。

家庭や仕事もそうだが信用がなくなれば当然破綻する。

つまり人と上手く付き合うには相手に信用されることである。

人に信用されるにはどうしたらいいか

まずは信用残高の考え方をお伝えしたい。

信用は数値では表すことはできないが人と人の間には必ず存在する。

最初から完全に他人を信用する人はまず居ないだろう。

まず初めて会った人なら残業ゼロから始まりその人との付き合いの中で信用残高貯まりが高くなれば信用できる人、少なかったりゼロのまま、またはマイナスなら信用できない人といった考え方が信用残高の考え方になる。

そして必ず信用残高がゼロから始まるとは限らない。

自分が信用する人間、例えば家族などの知人であればその家族の信用残高に比例して、最初から高い信用残高を持つ人として接する人も居るだろう。

医者や弁護士、お金持ちや著名人など社会的に地位がある人間も信用残高ゼロではなくある一定の残高を最初から持っているといえるだろう。

また、初対面の印象によって残高が増減したりもする。

そしてこの信用残高はその人の行動や言動によって自分のなかでは相手に対して増減し、相手からすれば自分の行動や発言によって相手の中で増減する。

高くても信用残高が減る行動や言動ばかりしていれば信用されなくなるので注意が必要である。

一度マイナスになればそれをプラスにするのは至難の技である。

それだけに信用残高を大事にしなければならない。

まず第一に減らさないためにはどうするべきかを考えなければならない。

増やす方法ではなく、減らさない方法から考えるのはそれほど減った残高を増やすのが難しいからである。


減らさない方法は至極当たり前のことが多い。

約束を守る、嘘をつかないなどの道徳的なことである。

簡単に思えるが、中々に難しかったりもする。

例えば頼まれていたことを忘れたり、待ち合わせの時間に遅れたりなど日常生活において小さな約束を蔑ろにして、残高を減らした経験は少なからず誰にでもあるだろう。

最初の内は残高があれば笑ってすましてくれるだろうが、それが続き残高が少なくなってくれば約束を守らない信用できない人になってしまう。

親と子、上司と部下など最初は関係良好でも時が経ち関係が拗れてしまうのは残高を減らすことばかりをしてしまったからである。

増やす行為をしたとしても増える量よりも減る量が多ければ何もしないよりは長持ちするだろうが結果は同じである。

まずはどんな相手に対しても常に敬意を持ち、礼儀正しく接することを心がけてほしい。常にお互い様の意識を決して忘れてはならない。

相手に対しての裏切りや傷つける行為は残高を大きく減らす愚かな行為である。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

アルファポリスで小説を読まれるようになるには? お気に入り・ポイント・解説などなど

王一歩
エッセイ・ノンフィクション
とある小説投稿サイトで日間ランキング3位になったことがある私の体験談から、『どうすれば自分の投稿した小説が伸びるのか?』を考察・解説する小説になります。 投稿に関する裏技・小ネタなどを紹介できればなと思っております。 ※実際にアルファポリスにて別の作品が13位になっています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための10の技

MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。 私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。 すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。 そんな方に言いたいです。 アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。 あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。 アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。 書いたまま放ったらかしではいけません。 自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

[雑文]日々と反故

palomino4th
エッセイ・ノンフィクション
作品以前の反故のように。

処理中です...