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恐るべき学校へ入学します
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予想はしていたけれど、顔面偏差値高すぎない?このクラス。
げんなりしそうになるのを抑え一番後ろの窓際の席に座る。
シリウスは窓と私の机の間に椅子を置きそこに座っていた。
琥珀は隣か。
顔面偏差値高いグループと席は離れてるから嬉しい…
そこがせめてもの救い…
「小春、授業どれ選ぶ訳?」
本当はこんな口調をたしなめなきゃいけないんだけど
今更琥珀に敬語使われても気持ち悪いから放置してる。
その代わりパーティーとかではきっちりする約束だからね。
「んー…どれでもいいかも。
特に学びたいものがあるわけじゃないし
琥珀は決まってるの?」
この学校は、1年間受ける科目は自分で決める。
だから全員同じ授業を受ける事なんて滅多に無い。
顔面偏差値高いグループと違う授業なら何でもいいなぁ…
「ふーん、それじゃ僕が適当に決める」
私の机に置いてあった書類を取りサラサラ記入していく。
そういえば静かだなと思ってシリウスを見ると剣を抱きしめこっくりこっくり眠っていた。
ガラッ
「席についてください。」
うっ!担任もやはり顔面偏差値がっ…高い…っ!!
実は私攻略対象の情報は覚えてるんだけど、顔は覚えてないのよね…
徹夜続きでプログラミングしてたし
そんな顔なんて気にしてる暇なかったし…
最後の確認作業は私の仕事じゃなかったし…
だから、取り敢えず顔面偏差値が高い人は避ける事にします!
攻略対象はイケメンって決まってるしね!!!
げんなりしそうになるのを抑え一番後ろの窓際の席に座る。
シリウスは窓と私の机の間に椅子を置きそこに座っていた。
琥珀は隣か。
顔面偏差値高いグループと席は離れてるから嬉しい…
そこがせめてもの救い…
「小春、授業どれ選ぶ訳?」
本当はこんな口調をたしなめなきゃいけないんだけど
今更琥珀に敬語使われても気持ち悪いから放置してる。
その代わりパーティーとかではきっちりする約束だからね。
「んー…どれでもいいかも。
特に学びたいものがあるわけじゃないし
琥珀は決まってるの?」
この学校は、1年間受ける科目は自分で決める。
だから全員同じ授業を受ける事なんて滅多に無い。
顔面偏差値高いグループと違う授業なら何でもいいなぁ…
「ふーん、それじゃ僕が適当に決める」
私の机に置いてあった書類を取りサラサラ記入していく。
そういえば静かだなと思ってシリウスを見ると剣を抱きしめこっくりこっくり眠っていた。
ガラッ
「席についてください。」
うっ!担任もやはり顔面偏差値がっ…高い…っ!!
実は私攻略対象の情報は覚えてるんだけど、顔は覚えてないのよね…
徹夜続きでプログラミングしてたし
そんな顔なんて気にしてる暇なかったし…
最後の確認作業は私の仕事じゃなかったし…
だから、取り敢えず顔面偏差値が高い人は避ける事にします!
攻略対象はイケメンって決まってるしね!!!
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