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高等部にあがりました。
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学校に入ってから時が流れるのは早く
私は高等部にあがった。
成績も首位をキープし続け無事高等部でも特待生となる事が出来た。
声を消す事は出来ないとわかっているけど
この学校を卒業して損はない。
それに、ハクさんのおかげで前より集団生活も苦痛ではない。
「おい、サラ!
この紐はどう使うんだ!」
「あぁ、それは紐ではなくネクタイというものです
私がつけるので鏡を見ていてくださいね」
レンキさんとは、少しは親しく慣れたと思う
話しかけてくれるようになったし
ハクさんとひなたぼっこをしてうっかり寝てしまい起きたときには横で寝ていたりする
だから、少しは気を許してくれたと思いたいです!
『くぅううううう!!う ら や ま し い!!
ネクタイをつけてもらうのは僕の夢のうちの一つ!
朝仕事に行く前に、あら?曲がってますよ?なんて言われて直してもらいたい!』
スノウさんはあの時から何も変わりません。
あ、でも、しいていえば外見が変わりました。
お肉で埋もれていた首が見えるようになり
出来物だらけだった肌が綺麗になり匂いも良い匂いになりました。
今も目は開けてるのかわからないですし
奇抜だけど、御利益があるらしいシルクハットをよく被ってますけどね。
「おぉ!サラ!どうだ!似合うか!?」
「えぇ、とてもお似合いですよ」
今日は始業式なので人型のレンキさんも少しキッチリした服装です。
ハクさんも人型になれるらしいですがまだ見た事はありません。
「サラ、行こうか」
「はい。」
スノウさんは相変わらず心と外見が真逆ですが
少しだけ最初の頃より話せる様になりました。
『あぁ、どうしてこんなに可愛いんだ!!
何も知らない新入生が入ってくるからサラを守らねば!!』
スノウさんは私を絶世の美女並に褒め称えて居ますが
正直私は平凡な顔だと思います。
目が大きい訳でも鼻が高い訳でもボンキュッボンッでもありません。
一度スノウさんには私がどう見えてるのか見てみたいです
私は高等部にあがった。
成績も首位をキープし続け無事高等部でも特待生となる事が出来た。
声を消す事は出来ないとわかっているけど
この学校を卒業して損はない。
それに、ハクさんのおかげで前より集団生活も苦痛ではない。
「おい、サラ!
この紐はどう使うんだ!」
「あぁ、それは紐ではなくネクタイというものです
私がつけるので鏡を見ていてくださいね」
レンキさんとは、少しは親しく慣れたと思う
話しかけてくれるようになったし
ハクさんとひなたぼっこをしてうっかり寝てしまい起きたときには横で寝ていたりする
だから、少しは気を許してくれたと思いたいです!
『くぅううううう!!う ら や ま し い!!
ネクタイをつけてもらうのは僕の夢のうちの一つ!
朝仕事に行く前に、あら?曲がってますよ?なんて言われて直してもらいたい!』
スノウさんはあの時から何も変わりません。
あ、でも、しいていえば外見が変わりました。
お肉で埋もれていた首が見えるようになり
出来物だらけだった肌が綺麗になり匂いも良い匂いになりました。
今も目は開けてるのかわからないですし
奇抜だけど、御利益があるらしいシルクハットをよく被ってますけどね。
「おぉ!サラ!どうだ!似合うか!?」
「えぇ、とてもお似合いですよ」
今日は始業式なので人型のレンキさんも少しキッチリした服装です。
ハクさんも人型になれるらしいですがまだ見た事はありません。
「サラ、行こうか」
「はい。」
スノウさんは相変わらず心と外見が真逆ですが
少しだけ最初の頃より話せる様になりました。
『あぁ、どうしてこんなに可愛いんだ!!
何も知らない新入生が入ってくるからサラを守らねば!!』
スノウさんは私を絶世の美女並に褒め称えて居ますが
正直私は平凡な顔だと思います。
目が大きい訳でも鼻が高い訳でもボンキュッボンッでもありません。
一度スノウさんには私がどう見えてるのか見てみたいです
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