13 / 15
学校に通います
5
しおりを挟む
「ん…あれ…部屋?」
確か…あの子を見てたら急に意識が…
周りをキョロキョロ見渡すと前と同じように頭だけベットにのせたスノウウィングさんが居た。
「目覚めたか。
アレに当てられるとは、まだ弱いのぅ」
どこから声が!?っと思ったら布団がモゾモゾ動き小さなハクさんがピョコっと顔を出した
「アレって何ですか?」
「邪気…といえば一番わかりやすいかのぅ
お前は人一倍そういうのに弱いらしい。」
「あの子は…?」
「リビングで転げまわって遊んどるわぃ。
アレは無邪気な子供の様なモノだ。
まぁ…少しばかり無邪気過ぎるんだがな」
確かに耳を澄ませると、きゃーー!っとかとりゃーーっとか聞こえるし物が割れる音が聞こえる…
「…あの子…何で黒い靄…みたいなのに包まれてるんですか…?」
「ほぅ、お前にはそう見えるか。
元々アレも実体はない。子供の姿を見せてるのは今気に入ってるからだろうなぁ。
お前が見た靄は彼奴の本体の様なモノだ。
遊んでるのを契約で邪魔され不機嫌になっておったから本体が器から漏れ出したのだろう。」
あぁ…色んな事が一気に起きすぎて頭が爆発してしまいそうです…
「んぅー…サラぁ……」
突然名前を呼ばれビクッとしてスノウウィングさんを見るとえへへ、と笑いながらすやすや寝ていた
「…どんな夢見てるんでしょうね」
何故彼がこんなに私の事ばかり考えるのかわからない。
サラ違いでは?と正直思ってしまう。
此処に来てから訳のわからない事ばかりだ…
確か…あの子を見てたら急に意識が…
周りをキョロキョロ見渡すと前と同じように頭だけベットにのせたスノウウィングさんが居た。
「目覚めたか。
アレに当てられるとは、まだ弱いのぅ」
どこから声が!?っと思ったら布団がモゾモゾ動き小さなハクさんがピョコっと顔を出した
「アレって何ですか?」
「邪気…といえば一番わかりやすいかのぅ
お前は人一倍そういうのに弱いらしい。」
「あの子は…?」
「リビングで転げまわって遊んどるわぃ。
アレは無邪気な子供の様なモノだ。
まぁ…少しばかり無邪気過ぎるんだがな」
確かに耳を澄ませると、きゃーー!っとかとりゃーーっとか聞こえるし物が割れる音が聞こえる…
「…あの子…何で黒い靄…みたいなのに包まれてるんですか…?」
「ほぅ、お前にはそう見えるか。
元々アレも実体はない。子供の姿を見せてるのは今気に入ってるからだろうなぁ。
お前が見た靄は彼奴の本体の様なモノだ。
遊んでるのを契約で邪魔され不機嫌になっておったから本体が器から漏れ出したのだろう。」
あぁ…色んな事が一気に起きすぎて頭が爆発してしまいそうです…
「んぅー…サラぁ……」
突然名前を呼ばれビクッとしてスノウウィングさんを見るとえへへ、と笑いながらすやすや寝ていた
「…どんな夢見てるんでしょうね」
何故彼がこんなに私の事ばかり考えるのかわからない。
サラ違いでは?と正直思ってしまう。
此処に来てから訳のわからない事ばかりだ…
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい
棗
恋愛
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※なろうさんにも公開しています。
※短編→長編に変更しました(2023.7.19)

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

君を愛することは無いと言うのならさっさと離婚して頂けますか
砂礫レキ
恋愛
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。
そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。
しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。
ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。
そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。
「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」
別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。
そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。

婚約者の側室に嫌がらせされたので逃げてみました。
アトラス
恋愛
公爵令嬢のリリア・カーテノイドは婚約者である王太子殿下が側室を持ったことを知らされる。側室となったガーネット子爵令嬢は殿下の寵愛を盾にリリアに度重なる嫌がらせをしていた。
いやになったリリアは王城からの逃亡を決意する。
だがその途端に、王太子殿下の態度が豹変して・・・
「いつわたしが婚約破棄すると言った?」
私に飽きたんじゃなかったんですか!?
……………………………
たくさんの方々に読んで頂き、大変嬉しく思っています。お気に入り、しおりありがとうございます。とても励みになっています。今後ともどうぞよろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる