奥様はとても献身的

埴輪

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≪現在②≫

1 トイレの個室で

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 夜の風が心地よく頬を撫でる。
 昼間の暑さが嘘のようだ。

「迎えに来なくてもいいって言ったのに……」

 今夜は涼しく過ごせそうだと思いながらも、つい説教染みた小言を言ってしまう。 
 たぶん、恥ずかしさと気まずさもあったのだろう。

 自分が、ついさっきまで別れた夫に抱かれていたことが。

 の為だと思っても、どうしても後ろめたさを感じてしまう。
 きっと、どんなにさくらにそれを説明しても、さくらは根本的に分かってくれないのだろう。

 さくらと文香は違うのだから。

 それは諦めとも違う。
 そういうものだと知ったからだ。

「だって、もう外は暗いし…… ふみちゃんが危ない目に遭わないか心配になるよ」

 そう言って、柔らかく笑うさくらはどこか無邪気だ。
 今の彼の姿は出会った当初に比べてだいぶものだ。
 最近は幼い姿しか見ていないせいか、ひどく新鮮だった。
 今のさくらは精悍さよりもどこか中性的な色気を醸し出している。
 少年から青年へと移り変わる、若々しい色気があった。

 ぎゅっと、繋いでいた手を強く握りしめられた。
 指を絡ませて、互いの体温を分け合うみたいに。
 こうして見ると、さくらはただの人に見える。
 怖ろしいぐらいに色っぽく、魅力的な、ただの青年に見えた。

「ふみちゃん、結構無防備だからさ」

 今は年下にしか見えないさくらに、そう言って宥められる。

「……別にお守りも持っているし、平気よ」

 文香がもごもご言い返しても、さくらはただ笑うだけ。
 思わず顔を顰めてしまう文香はさくらよりもずっと子供っぽく見える。
 さくらの前だと、文香は冷静さを失う。
 感情がぽろぽろ零れ出ていくのだ。
 きっと、もう死ぬほど恥ずかしい所をたくさん、数えきれないぐらいに見られたからだ。
 今更、頑張ってクールぶっても、さくらには全てお見通しなのだから。

「んー でもやっぱり心配だよ」

 文香の手をぎゅうぎゅうに握りながら、さくらは揶揄うように笑う。

「だって、ふみちゃん、自覚がないんでしょう?」

 どこか悪戯っぽく片目を瞑る気障な仕草。
 相変わらず、何をしても様になる男だ。
 どんな痛い仕草でもさくらがやると途端に格好良く見える。
 贔屓目なしにしても、さくらよりも綺麗な男を文香は知らない。
 それどころか自分の人生を振り返ると今までまともに関わった異性は元夫のみだ。
 職場は今も昔も同性の方が多かった。
 異性に対する耐性がないのだと気づいたのは優と別れた後だ。
 今まで優以外の男に興味も関心も抱かなかったし、一度もモテた試しがない。
 だから、こうして心臓がどくどくしてしまうのは仕方がないのだ。
 元々、そういう雰囲気が苦手なせいもある。
 さくらの色気に、フェロモンに今だ慣れない。
 もう、出会ってから三年になるのに。
 きっと、一生慣れることはない。

「今のふみちゃん、すごく色っぽいよ」
「っ、ば、ばかじゃないの……?」
「素直じゃないなー」

 そして未だに、どこでさくらのスイッチが入るのかもよく分からない。
 そもそもさくらは特殊すぎて世の一般男子のそれと比べること自体がナンセンスではあるが。

 こんな風に文香は異性に褒められたことがない。
 優の場合は親愛的な意味が強すぎて、ドキドキとはまた違った。
 
 つい、照れて可愛くないことを言ってしまう文香を、さくらは怒る所かにやにやと楽しそうに眺めている。
 その視線に居た堪れなくなる。

「髪が、まだ少し濡れてるね……」

 うっとりと目を潤ませてさくらの手が文香の髪に伸びる。
 毛先を遊ぶように唇に持って行き、キスするさくらを黙って見てるほかなかった。
 文香の項にさくらが鼻を寄せる。
 子犬のようにすんすん匂いを嗅がれるのを文香はじんわりと汗をかきながら身構えた。
 振り払う気は起きなかった。

「……シャンプーの匂いは、なんだね。前は違ってたけど」
「ん……」
「もしかして、旦那さんがわざわざ用意してくれたのかな? ふみちゃん、ずっと同じの使ってるから」
「……さぁ、たまたま、っ、じゃ、ない…… かな?」
「ふーん? ……まぁ、いいけど。僕、この匂い好きだし」

 わざと首筋に息を吹きかけられ、髪の毛にキスされた文香は暗い中でも分かるほど顔を赤くしていた。
 ここで流されそうになるが、いくら時間が遅くても人の目がある。

「あの、もうちょっと、はなれて……」
「えー…… せっかく、ふみちゃんをぎゅうって出来るのに?」

 離れるどころか腰に手を回され、文字通りぎゅうっとされた文香は口から変な声が出ないようにするのが精いっぱいだった。
 今まで自然と文香がさくらをぎゅうっと腕の中に抱き込んでいたせいか、さくらはここぞとばかりに頭に頬を摺り寄せて来る。
 二人の今の身長差が嬉しいらしい。
 随分と素直というか、いちいち行動が幼いのはきっと今までの姿がさくらの本来の精神年齢に影響を与えているからだろう。

 魂は肉体に引き摺られる。

 そう言った男の朗らかな声が脳内に蘇った。

「ふみちゃん、ふみちゃん」
「ん、なに?」

 上機嫌なさくらに文香もやっぱり悪い気はしなかった。

(初めて会ったときは…… 印象最悪だったのに……)

 いや、その次も、そのまた次に出会ったときもさくらの印象は最悪だった。
 向こうも同じように思っていたはずだ。
 それが今ではこんな風に引っ付かれている。
 人生とは不思議だ。
 しみじみとそう思ってしまう。

「あのね、今のふみちゃん、すごく色っぽくて…… 

 さくらが文香の左手を口元に持って行く。

「目が潤んでる…… 目元も赤い…… 声も、ちょっと擦れてる、かな?」
「っ……」

 少しだけ屈み、顔を覗き込で来る。
 ゆっくりとその琥珀色の瞳が細められ、妖し気な雰囲気に当てられて息が止まりそうになる。
 夜空に浮かぶ月がさくらの輪郭を照らし、ぽうっと浮かび上がる真珠のような肌が薄っすらと赤くなっていた。
 初めて出会った頃はさくらの色気に当てられ過ぎてむしろ気持ち悪くなっていたのに。
 こんなにも自分の気持ちが変わるとは思わなかった。
 あの頃の自分は想像すらしていなかっただろう。

「いつもより、ずっと

 ちゅっと軽いリップ音を立てながら、さくらは文香の左手薬指のにキスした。
 今はさくらと文香にしか認識できない、二人だけの指輪。
 同じものがさくらの首元で揺れている。
 シンプルなデザインの、ピンクダイヤモンドがあしらわれた二人の愛の証だった。
 濁りの無い美しい桜色。
 初めてそれを見せられたときは自己主張が激しく自他ともに認めるナルシストなさくらと思ったものだ。
 たぶん、あのときの文香は軽くパニックになってたのだろう。
 ロマンチックな感動に浸るよりも、いくらしたのだと咄嗟に聞いてしまうぐらいに。
 それ以前に自分がプロポーズを受けていることにも気づかなかった。
 
「ふみちゃん……」

 清廉な宝石に唇を寄せるさくらは本当に美しく、慈しむような琥珀に見つめられ、文香はぽわっと頭の中が溶けていく気がした。

「さくら……」
「ふみちゃん、僕……」

 さくらの潤んだ瞳に見つめられて平静でいられる女など、人間などいない。
 吐息が自分の唇にかかるほど、近い。
 あと少しでキスができる。
 もしかしたら、今度こそいけるかもしれない。

「どうしよう……」

 そんな期待に文香の胸はざわつき、ときめきが止まらなかった。


「僕、


 次の台詞ですっかり冷静になってしまったが。

「……」
「んー さすがにここじゃヤバいよね。今の僕じゃ、あれこれ隠蔽できないし…… 近くにトイレあったかな?」

 ちょっとだけ困ったなーと軽い雰囲気で自分の下半身と周りを見回し、そして文香をちらちら見るさくらに嫌でも文香はなんとなくその次の台詞の予想がついた。

「ねぇ、ふみちゃん。ちょっとあそこの草むらに行かない?」
「…………行って、どうするのよ」
「大丈夫。すぐ終わるから!」
「……」
「僕の自慰しているところ、イくところを見てて欲しい」

 ぐいぐいと腕を引っ張られ、文香は駄々をこねるように足を踏ん張った。
 未だに文香に根付いている倫理的な何かが強い拒否反応を起こしている。
 今更すぎるかもしれないが、どうやら文香には越えられるラインとギリギリ超えられないラインがあるらしい。
 草むらは勘弁して欲しかった。

「ふみちゃん、今日はもう疲れてるしね! 見てくれるだけでいいから。 ……本当はフェラとか、手コキして欲しいけど」

 ぼそっと台詞の最後に本音を漏らすさくらに文香は聞こえないふりをした。

「……草むらは勘弁して。……近くのビルに、空いてるトイレがあるから」
「OK! 分かったよ!」

 ぱっと花咲くようなキラキラ笑顔を文香に向けるさくらに文香は顔を引きつらせる。
 それが現時点で文香ができるギリギリのラインだった。
 どうせ見せるだけじゃなく、射精した後は精液を飲んで欲しいとかちらちらと子犬みたいな目で訴えて来るのだ。
 そして、文香がなんだかんだ言ってそれを流せず、ほんのちょぴっと舐めてくれることをさくらは知っている。
 あざとい奴だ。
 
(まだ、大丈夫…… 今の方が、まだ…… ダメージは少ない、はず……)

 見るからに幼げな美少年にキラキラとした眼差しで色々お願い事をされるよりはマシだと文香は自分に言い聞かせる。
 毎回それでダメージを食らい、勝手に性犯罪者になったような罪悪感に襲われるよりは全然いいはずだ。
 そもそも今までさくらとした、あるいはされてきた愛情(変態)行為の数々を思えば。
 これぐらいはむしろ挨拶レベルなのではないかと思う。
 いや、思いたい。

「あ、それとね、この前注文したアレがもう家に届いたんだ~ 見本よりもずっと可愛い桜色で、ふみちゃんもきっと気に入ると思う!」
「……アレ、もう届いたんだ」
「うん! ちょっと振動確かめてみたけど、細かい動きもできるし、見た目と違ってMAX段階はめちゃくちゃ激しいし、色んな振動のバリエーションがあって、期待できそう」
「……」
「遠隔操作もできるから、色々楽しめそうだね」
「…………」
「早く見たいなー ふみちゃんが恥ずかしがりながらとろとろに溶けていくところ…… 僕色のアレでイっちゃうふみちゃんはきっと凄くいやらしいんだろうな……」

 恍惚とした溜息を吐き出すさくらに、文香は唇を噛んで耐えた。
 そうでもしなければ羞恥のあまり手を振り切って逃げだしたくなる。

「……お願いだから、声は抑えて」

 そんなことしか言えない文香はつくづくさくらに甘かった。
 文香は一度惚れると相当甘やかしてしまう女だった。

「あ…… なんか想像だけでイけそう」

 語尾にハートがつきそうな甘やかなさくらの声を必死に聞こえないふりをしつつ、二人は人気のないビルのトイレに入り込んだ。






 人気のないビルのトイレ。
 こそこそと男子トイレの個室に入り、慌てて鍵を閉める今の自分を昔の自分が見たら絶望するのではないかと思いつつ、文香はさくらに言われるがままに便座の上に落ち付きなく腰を下ろす。
 若干腰が浮いているのは仕方がなかった。
 色々な社会的な何かをどんどん失っていく自分に落ち込んでいる余裕はない。

 狭い個室トイレに、さくらのフェロモンが充満している。
 背徳感とは別の、本能的な何かが刺激され、文香は落ち着きなく視線を彷徨わせた。
 ゆっくりとさくらがジッパーを下し、その音が二人の息遣いと混ざり合い、異様な空気が漂っていた。
 もぞもぞと思わず太ももを擦り合わせてしまうのは、きっとさくらのせいだ。

「ふみちゃん」

 足元をずっと見ている文香を咎めるように、さくらが厭らしく名前を呼ぶ。
 さくらに教え込まれた文香の身体が自然と熱くなるのが分かった。
 まだ、下半身には優のが残っているのに。
 奥が疼くのが分かる。

「だめだよ? ちゃんと、僕を見なきゃ……」

 そんな文香を見透かしているかのように、さくらは妖艶に笑った。
 今までずっと、性的なことを拒絶してきた文香が今ではこんなはしたない女になっている。
 きっとさくらは満足しているのだろう。
 ゆっくり、丁寧に、焦らすように、さくらは文香の身体を自分好みにしていったのだから。

 もう嗅ぎ慣れてしまった甘く、淫靡な匂い。
 中性的な美貌を持つさくらが、滾った性器を文香に見せつける。

「っ……」

 青臭く、どろっとした匂いが鼻にこびり付く。
 美しいさくらには似つかわしくない、なんとも禍々しい男性器。
 唾を呑み込み、気づけば凝視している文香をさくらは愉しそうに見下ろしていた。

「そう…… んっ、じっくり、たっぷり、…… はぁ、っ、ぼくの、ペニスが、あ、イくとこを…… 見て、てっ」

 ちょうど、文香の顔の前でさくらは片手で慣れたようにぬるぬるとしたペニスを扱き、指の先で亀頭を捏ねて、爪で尿道を責める。
 文香が見ているということに、さくらは酷く嬉しそうだ。
 その喜びはそのまま膨れ上がり、痛いほど硬くなったペニスに現れている。
 
「ふみちゃん、からね、すごく濃い匂いが…… んっ、する、んだ……」

ぢゅくぢゅくっ

 我慢汁がだらだらと大量に零れ、さくらの白い手を汚し、タイルに染みをつくっていく。
 見せつけるように腰を上げ、文香の顔近くでペニスを扱くさくら。
 いつの間にか、文香の呼吸も熱っぽくなり、興奮を隠せなくなっていた。

「ねぇ…… ふみちゃん、」

 変な声が出ないように必死に手で口を押える文香にさくらは口の端を上げ、嗜虐的な視線を注ぐ。
 
「彼と…… で、したで、しょ?」
「……っ!?」

 さくらのその言葉に、文香は顔を強張らせる。
 涙目になる文香をさくらは目を細めてじっと見つめている。
 全て見透かされているような、そんな視線と裏腹に、さくらの浮かべる笑みはどこまでも優しい。
 ペニスを扱く手の動きが更に激しくなり、今にもはち切れそうな血管がぴくぴくと動いている。
 
「あ、はぁ…… ふ、みちゃんから、……っ すご、く、濃厚な…… はっ、せいえきの匂いが、する……」

 文香の頭を胸に引き寄せ、さくらはそのまま文香の頭を抱えたままペニスを扱く。
 今にもはち切れそうなさくらの性器が文香の目の前で震えている。
 あと少しで顔に触れてしまいそうなほど近いそれに、文香は唾を呑み込んだ。

ぐぢゅ、ぢゅぐぐっぢゅくぢゅくっっっ

 粘液が擦れて泡立つ。
 そんな下品な音にすら文香は興奮していた。
 誰かに見つかるかもしれないという危機感などすっかり失せている。

「いっ、ぱい……っ、愛され、たんだね……っ、ぼく、の、ために……」

 嬉しいよ、ふみちゃん。

 その言葉を合図に、文香の目の前でさくらは果てた。

「んっ……!」

 艶やかな唇を噛みしめ、快楽に酔いしれるさくらは壮絶なまでに色っぽく。
 狭いトイレの個室に噎せ返るほどの精液の匂いと、さくらの異様なフェロモンが充満した。

 その匂いと、顔にかけられたどろっとした白濁に、文香もまた呆然と、そして恍惚と目を瞑った。

「はぁ、はぁ…… ふ、み、ちゃん……」

 口の端を垂れる粘液を無意識に舌で舐めとる文香に、さくらは愛しくて堪らないとばかりにその顔を舐める。
 
「んっ、」
「ふみちゃん、ごめんね…… また、汚しちゃった」

 せっかくシャワーを浴びたのに、と謝りながらも、喜々としてさくらは自分がかけてしまった精液を舐め取って行く。
 だが、唇に触れそうになるときだけさくらは一瞬躊躇い、そして避ける。

「……まだ、慣れないの?」
「…………うん」

 呆れたような、それでいてさくらを甘やかすような文香の声に、さくらは先ほどまでの痴態が嘘のように顔を真っ赤にした。
 恥ずかしくて堪らないとばかりに目を逸らす。
 弱弱しく、小さな声で、さくらは照れたようにはにかんだ。

「まだ、キスは恥ずかしいよ……」

 初々しく、純情な台詞に、文香は渇いた笑いを零した。
 
「……情けないよね、こんなの」
「そんなこと、ないよ…… 無理しないで、ゆっくり慣れて行けばいいんだから」
「……それ、僕の台詞なのに」

 無理をして、再びが起きては堪らない。
 文香とて未だあの光景はトラウマなのだから。
 口を尖らせるさくらに、文香はどこか甘酸っぱい空気が漂うのを感じた。

「……でも、いつかは絶対にふみちゃんの唇を奪うから」 

 さくらと文香は夫婦である。
 そして、今だも|もしていない関係であった。

「ふみちゃんの夫として、ふみちゃんを愛する者として……! それに、」

 固い決意を文香に見せるさくらがなんだか微笑ましいなと思いつつ、文香は今までさくらにされて来た愛情表現の数々を思い返していた。

 未だ文香にはさくらの基準が、俗にいうハードルがよく分からなかった。
 さくら達は皆そうなのかと思えば、頼りになる義兄は猛烈な勢いで否定したことを思い出す。
 
 文香の夫はちょっと変わっている。
 そもそも、人ですらないのだが。

「キスが未だできないなんて、そんなの、僕のとしてのプライドが許さないよ……!」

 文香の夫は淫魔である。
 正しくは淫魔っぽい何かだ。

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