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一章
【指】
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今日は義足の調整だ。
椅子に座った状態でバルタザールさんに義足を装着して貰っている。
「痛みなど御座いませんか?」
「無いです」
「違和感は?」
「右足が、」
「少々お待ちください···············どうでしょう?」
「あっ、大丈夫です」
「ではテオ様、ルイス様の補助をお願いします」
「分かった」
テオがオレの前に来て、バルタザールさんの指示のもとオレの腕をクロスさせた状態で掴むと上に引っ張る。
「 ぁ 、 」
今まで見ていた景色が全て変わって見える。
座っていた椅子や普段使う机、ベッドに天井·····それに床··········全て····全て違う
「─────すごぃ····· 」
数年前迄は当たり前だった風景がこんなに素晴らしい物だったなんて·····。
失って気付くとはまさにこの事だろう。
「ルイス?」
オレの身体を支えながらテオが呼ぶ。
「テオ、足があるって·····っ こんなにも···幸せな事だったんですね」
涙が勝手に溢れて頬に流れてしまう。。。
「···そうだな、きっとそうだ」と、テオは目を細めて頷く。
「足は動かせそうですか?」
「はい、動かします」
バルタザールさんに言われて足を動かそうとする。
しかし─────·····
右足が上がり過ぎて体勢を崩し、テオが慌ててオレを支えた。
「左足はどうですか?」
次も言われた通り動かすと右足同様、どれ位上げれば良いのか分からずテオにまた支えられてしまう。
歩くって·····どうすれば良かったっけ???
「····················異常は無さそうですね。まずは補助有りで立つ事から始めて下さい。その後はその場で足踏みの練習。歩くのはその先ですね」
「はい。本当に·····本当に有難うございます」
バルタザールさんには感謝しても全然足りない。
「いえ、私は一人でも手足が無い方に普通の生活をおくって頂くことが夢ですので。当然の事です」と、お辞儀して部屋を出て行ってしまった。
「テオ」
「どうした?」
「夜ご飯まで椅子から立ち上がる練習付き合って貰っていいですか?」
「ふっ、喜んで」
それからテオと二人で何度も何度も椅子から立ち上がる練習をする。
◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆
テオと練習した次の日·····腰とお尻が筋肉痛になった、、、、
久しぶりの激痛にオレがベッドでダウンしていると「ストレッチをしましょう」と、バルタザールさんに言われてオレはストレッチを開始する。
座った状態で義手と義足を装着し、足をくっ付けた状態で真っ直ぐ伸ばす。
次に両手をつま先につくように伸ばすが··········
「いだだだだだだだだd···············」
以前のオレならこれ位簡単だったのに今は筋肉痛と重なってとてもツラい。。。
「テオ様背中から優しく押して下さい」
「わ、分かった·····ルイスすまない」と、テオが謝りながら背中を押す。
「痛いっ!痛い痛いいたいっいっっったい!!!テオ痛いッ!痛いって!!もう少し緩めてっ!!」
本当に痛いッ!!!!!!!
「テオ様、これもルイス様の為ですので心を鬼にして下さい」
「ぅ·····うむ、、」
それから色んなストレッチをして、オレは痛いとしか言ってないし、テオは終始申し訳なさそうな表情を浮かべていた。
「お疲れ様でした。ルイス様は筋肉が全くありませんね。腕も腹筋も全て鍛えていかなければなりません」
「····················は”い”·····あ”り"がとう”ござい”ました”」
終わった頃には奇声を上げすぎてオレの声はガラガラだった。
これも剣を握る為だ、しょうがない。
耐えないと·····。
これ位でへこたれたら剣を握るなんて夢になってしまう。
夜ご飯を食べる前に汗をかいたので義手と義足を取ってテオとお風呂に入る事になった。
「大丈夫か?」
テオがオレの身体を洗いながら聞いてくる。
「大丈夫です、これ位で泣き言は言いませんっ」
「そうか、、私は··········元気に動くルイスを見れたら確かに嬉しいが、それよりもルイスに辛い思いはして欲しくない。だから、無理だけはしないでくれ。やめたくなったら何時でもやめて良いのだ。仮にやめたからと言って誰もルイスを責めはしない」
「····················。」
テオはまたオレを『駄目な人』にしようとする。。。
受け入れてしまえば···剣は握れないし、歩く事さえ出来ないままだ。
けれど、テオにドロドロに甘やかされ···庇護の中で死ぬ迄楽だろう··········。
だけどそれは絶対に嫌だ。
そんなものはオレが求めているものじゃない。
「有難うございます。でも、出来るかもしれないのに諦めるなんて絶対にしたくないんです。テオ·····貴方は二人で行く旅行先の事を考えながらオレを手伝って下さい」と、後ろにいるテオの目を見て言う。
「! ·····そうだな。それでこそ私のルイスだ」
テオはそう言うと洗い終わったオレの首元や背中にキスをする。
「て、テオ·····今日は痕つけないでくださいっ」
「どうしてだ?」と、テオは背中にキスをすると強く吸う、、、
「あ"っ 、ッ·····最近んっ···痕が無い日がないから···ぁっ」
「仕方がないだろう。ルイスが日に日に私を惚れさせるから私も辛いのだ」
「惚れ? ン”ッ♡テオ·····今日は、、だ·····だめ···」
テオの手がオレのモノを触り甘い刺激を与えてくる。
「今日は駄目ばかりだな·····嫌なら止めるが、どうする?」
そう言ってオレのモノを触っていたテオの手が止まった。
「っ、」
テオが触ったせいで···もっと触って欲しくて堪らない。
早く、いつもみたいにイかせて欲しい·····。
「~~~~~···い··嫌···じゃ、ないです。優しく···して·····ください··、、」
嫌と拒否出来ないのを貴方は知っているくせにわざと聞いてきてそれが悔しい。
「ふっ、可愛いなルイス」
再び手が動いてオレのモノを触り、もう片方の手がオレの後ろの穴を触る。
「て、テオ?!」
今まで後ろは触った事無いのに、、、
「今日は·····ここにも挿れて気持ち良くしてやろう」
「へっ?挿れるって────····· ア"あっ??!」
オレのお尻の穴にテオの指がゆっくり入ってくる。
「はぁ 、 んっ んん····· 、、」
何これッ、テオの指が中で動いてるのか?
なのに·····何で痛くないんだ???
「んん"っ·····はぁっ はっ テオ·····抜いてっ おねが·····」
一度も経験が無い事にオレの頭はパンク寸前だ。
「ん?一本では足りなかったか」
「ぇ?!ち···ちがっ う”う???!」
中に···っ テオの··テオの大きい指が増えた·····っ
やだっ 、、やめてっ!!そ···んな掻き回さないでっ
「ん"ぁ·····ッ ぬ ぬいて·····中でうごかな·····でぇっ」
テオは話すオレに無理矢理キスをして行為を続ける。
「アッ·····あ"っ ♡ て ···てお て····ン"ッ!!?ん”··んぅ·····ッん”んん”ン~~~~~ッッ?!!?」
恐ろしいほどの快楽がオレを襲い、直ぐに達してしまった。
「はぁ·····はぁ··· はっ はぁ·····」
オレの身体は意思とは関係無くガクガクと痙攣している。
「イッたのか·····ココが良かったのか?」
テオが今度は指を三本にしてオレの中で動き、もっと奥の方を刺激してくる。
「や ぁ"っ♡♡」
苦しいのに···何これッ··········
気持ち良いっ ···そこばかり指で押したり掻き回さないで·····だめっ、、だめぇだめだめ頭おかしくなるからッッッ!だめだめだめぇっ
「や"っ·····テオやだっ♡····それ"、いやあっやァァァあ”あ”あア"ぁあ♡♡♡」
余りの快楽に·····オレはイキながらテオの左腕を強く引っ掻き、引っ掻かれた腕からは血が滴る。
「ッ、可愛いなルイス。もっと·····もっと可愛い顔を見せてくれ···」
そう言うテオは愉悦に浸っているのか、オレの中に挿れている指を抜こうとせずまた動かす。
オレはその後もイキ続け、いつの間にか気を失った。
椅子に座った状態でバルタザールさんに義足を装着して貰っている。
「痛みなど御座いませんか?」
「無いです」
「違和感は?」
「右足が、」
「少々お待ちください···············どうでしょう?」
「あっ、大丈夫です」
「ではテオ様、ルイス様の補助をお願いします」
「分かった」
テオがオレの前に来て、バルタザールさんの指示のもとオレの腕をクロスさせた状態で掴むと上に引っ張る。
「 ぁ 、 」
今まで見ていた景色が全て変わって見える。
座っていた椅子や普段使う机、ベッドに天井·····それに床··········全て····全て違う
「─────すごぃ····· 」
数年前迄は当たり前だった風景がこんなに素晴らしい物だったなんて·····。
失って気付くとはまさにこの事だろう。
「ルイス?」
オレの身体を支えながらテオが呼ぶ。
「テオ、足があるって·····っ こんなにも···幸せな事だったんですね」
涙が勝手に溢れて頬に流れてしまう。。。
「···そうだな、きっとそうだ」と、テオは目を細めて頷く。
「足は動かせそうですか?」
「はい、動かします」
バルタザールさんに言われて足を動かそうとする。
しかし─────·····
右足が上がり過ぎて体勢を崩し、テオが慌ててオレを支えた。
「左足はどうですか?」
次も言われた通り動かすと右足同様、どれ位上げれば良いのか分からずテオにまた支えられてしまう。
歩くって·····どうすれば良かったっけ???
「····················異常は無さそうですね。まずは補助有りで立つ事から始めて下さい。その後はその場で足踏みの練習。歩くのはその先ですね」
「はい。本当に·····本当に有難うございます」
バルタザールさんには感謝しても全然足りない。
「いえ、私は一人でも手足が無い方に普通の生活をおくって頂くことが夢ですので。当然の事です」と、お辞儀して部屋を出て行ってしまった。
「テオ」
「どうした?」
「夜ご飯まで椅子から立ち上がる練習付き合って貰っていいですか?」
「ふっ、喜んで」
それからテオと二人で何度も何度も椅子から立ち上がる練習をする。
◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆
テオと練習した次の日·····腰とお尻が筋肉痛になった、、、、
久しぶりの激痛にオレがベッドでダウンしていると「ストレッチをしましょう」と、バルタザールさんに言われてオレはストレッチを開始する。
座った状態で義手と義足を装着し、足をくっ付けた状態で真っ直ぐ伸ばす。
次に両手をつま先につくように伸ばすが··········
「いだだだだだだだだd···············」
以前のオレならこれ位簡単だったのに今は筋肉痛と重なってとてもツラい。。。
「テオ様背中から優しく押して下さい」
「わ、分かった·····ルイスすまない」と、テオが謝りながら背中を押す。
「痛いっ!痛い痛いいたいっいっっったい!!!テオ痛いッ!痛いって!!もう少し緩めてっ!!」
本当に痛いッ!!!!!!!
「テオ様、これもルイス様の為ですので心を鬼にして下さい」
「ぅ·····うむ、、」
それから色んなストレッチをして、オレは痛いとしか言ってないし、テオは終始申し訳なさそうな表情を浮かべていた。
「お疲れ様でした。ルイス様は筋肉が全くありませんね。腕も腹筋も全て鍛えていかなければなりません」
「····················は”い”·····あ”り"がとう”ござい”ました”」
終わった頃には奇声を上げすぎてオレの声はガラガラだった。
これも剣を握る為だ、しょうがない。
耐えないと·····。
これ位でへこたれたら剣を握るなんて夢になってしまう。
夜ご飯を食べる前に汗をかいたので義手と義足を取ってテオとお風呂に入る事になった。
「大丈夫か?」
テオがオレの身体を洗いながら聞いてくる。
「大丈夫です、これ位で泣き言は言いませんっ」
「そうか、、私は··········元気に動くルイスを見れたら確かに嬉しいが、それよりもルイスに辛い思いはして欲しくない。だから、無理だけはしないでくれ。やめたくなったら何時でもやめて良いのだ。仮にやめたからと言って誰もルイスを責めはしない」
「····················。」
テオはまたオレを『駄目な人』にしようとする。。。
受け入れてしまえば···剣は握れないし、歩く事さえ出来ないままだ。
けれど、テオにドロドロに甘やかされ···庇護の中で死ぬ迄楽だろう··········。
だけどそれは絶対に嫌だ。
そんなものはオレが求めているものじゃない。
「有難うございます。でも、出来るかもしれないのに諦めるなんて絶対にしたくないんです。テオ·····貴方は二人で行く旅行先の事を考えながらオレを手伝って下さい」と、後ろにいるテオの目を見て言う。
「! ·····そうだな。それでこそ私のルイスだ」
テオはそう言うと洗い終わったオレの首元や背中にキスをする。
「て、テオ·····今日は痕つけないでくださいっ」
「どうしてだ?」と、テオは背中にキスをすると強く吸う、、、
「あ"っ 、ッ·····最近んっ···痕が無い日がないから···ぁっ」
「仕方がないだろう。ルイスが日に日に私を惚れさせるから私も辛いのだ」
「惚れ? ン”ッ♡テオ·····今日は、、だ·····だめ···」
テオの手がオレのモノを触り甘い刺激を与えてくる。
「今日は駄目ばかりだな·····嫌なら止めるが、どうする?」
そう言ってオレのモノを触っていたテオの手が止まった。
「っ、」
テオが触ったせいで···もっと触って欲しくて堪らない。
早く、いつもみたいにイかせて欲しい·····。
「~~~~~···い··嫌···じゃ、ないです。優しく···して·····ください··、、」
嫌と拒否出来ないのを貴方は知っているくせにわざと聞いてきてそれが悔しい。
「ふっ、可愛いなルイス」
再び手が動いてオレのモノを触り、もう片方の手がオレの後ろの穴を触る。
「て、テオ?!」
今まで後ろは触った事無いのに、、、
「今日は·····ここにも挿れて気持ち良くしてやろう」
「へっ?挿れるって────····· ア"あっ??!」
オレのお尻の穴にテオの指がゆっくり入ってくる。
「はぁ 、 んっ んん····· 、、」
何これッ、テオの指が中で動いてるのか?
なのに·····何で痛くないんだ???
「んん"っ·····はぁっ はっ テオ·····抜いてっ おねが·····」
一度も経験が無い事にオレの頭はパンク寸前だ。
「ん?一本では足りなかったか」
「ぇ?!ち···ちがっ う”う???!」
中に···っ テオの··テオの大きい指が増えた·····っ
やだっ 、、やめてっ!!そ···んな掻き回さないでっ
「ん"ぁ·····ッ ぬ ぬいて·····中でうごかな·····でぇっ」
テオは話すオレに無理矢理キスをして行為を続ける。
「アッ·····あ"っ ♡ て ···てお て····ン"ッ!!?ん”··んぅ·····ッん”んん”ン~~~~~ッッ?!!?」
恐ろしいほどの快楽がオレを襲い、直ぐに達してしまった。
「はぁ·····はぁ··· はっ はぁ·····」
オレの身体は意思とは関係無くガクガクと痙攣している。
「イッたのか·····ココが良かったのか?」
テオが今度は指を三本にしてオレの中で動き、もっと奥の方を刺激してくる。
「や ぁ"っ♡♡」
苦しいのに···何これッ··········
気持ち良いっ ···そこばかり指で押したり掻き回さないで·····だめっ、、だめぇだめだめ頭おかしくなるからッッッ!だめだめだめぇっ
「や"っ·····テオやだっ♡····それ"、いやあっやァァァあ”あ”あア"ぁあ♡♡♡」
余りの快楽に·····オレはイキながらテオの左腕を強く引っ掻き、引っ掻かれた腕からは血が滴る。
「ッ、可愛いなルイス。もっと·····もっと可愛い顔を見せてくれ···」
そう言うテオは愉悦に浸っているのか、オレの中に挿れている指を抜こうとせずまた動かす。
オレはその後もイキ続け、いつの間にか気を失った。
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