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一章
【堕ちろ】テオ視点
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目を覚ますと眩しく感じた。
何故か己の体が鉛の様に重い·····。
「テオ様?!」
侍女が声を上げ慌てた様子でハドラを呼びに行き、
ハドラも息を切らしながら私の側に来た。
「テオ様···良かった·········毒で半年も目を覚まされなかったのですよ」と、ハドラにしては珍しく泣いている。
「そうか、、、半年····か···」
··········半年? 毒?
何故、半年間も寝ていたのだ?
それに毒とは変な事を言う·····私は幼少の頃より毒に耐性を付けるため微量を摂取させられていたというのに、、、、
では、こうなる前は何をしていた?
「·························。」
⎯⎯⎯⎯⎯⎯···そうだ·····
「ルイスッ!ルイスだ」
重い体を起こすが直ぐに酷い目眩に襲われてベッドに倒れてしまった。
「テオ様!どうか今は安静にして下さい。貴方、早く主治医を」
「は、はいっ」
ハドラは侍女に指示を出すと私に布団を掛け直す。
「ルイスは·····ルイスはどうした?」
私の言葉にハドラが言いにくそうに俯く。
嫌な予感しかしない。
「ハドラ言うのだ」
「······テオ様が刺された後、我が軍は撤退し···ルイス王子の保護は失敗しました」
「ッ、」
「申し訳ございません···ですが、王の命こそ我が国にとって一番大切なのです。今回の罰は受けます。命も差し出す覚悟も我々は出来ております」と、腹心の部下であるハドラが泣きながらひれ伏す。
「···············良い。お前達の命は国の宝だ。簡単に命を差し出すと言うものではない」
「ッ、 ·····はい··········はぃッ···」
「私は大丈夫だ、医師に見せた後寝る。今日は全員下がる様に伝えなさい」
「畏まりました」
ハドラが下がって直ぐに医師が私の容態を確認する。
当分は水分をよく取り絶対安静との事だ。
「·············································。」
誰も居なくなり睡魔が襲ってくるがそれどころでは無い。
あの時のダイランとの記憶を細かく思い出そうと足掻く。
確か·····魔法では埒が明かず剣で奴の首を狙った。
しかし、それさえも防がれた。
その時ダイランはつまらぬと言って後ろを見るように言ってきた。··········見るとルイスの妹が人質にされ、気付いた時には私の腹は剣に貫かれていた。
毒はその時だろう·····。
しかし、毒の耐性はあった筈だ。何故効いた?
これは動ける様になったら急ぎ調べなければならない。
「····················ルイス·····」
助けたかった。
唯··········お前に会いたかった。
あの赤茶色の髪を触り、撫でたかった。
抱き締めて大丈夫だと···そう、言いたかった。
好きだと伝えたかった。
なのに······ッ 、、、
あれから半年後では希望は無いのかもしれない。
己の行動は無意味だったのではと思えてしまう。
「神よ···これはあんまりではないか」
私は多くのものを望んだ事など無い。
『王』として周りの者達の為責務を全うしてきた。
投げ出したくなるような事も歯を食いしばった。
何故·····ルイスのいる国が滅ぼされ、皆惨い殺され方をされなければならない?
愛した人を理不尽に失わなければならない?
「·············これでは·····あんまりではないかっ···」
目に涙が溢れ両手で目を抑える。
◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆
あれから私は·····
ダイランを殺す事だけを考えて国を治めていた。
奴には『簡単な死』など生温い。
このドス黒い感情はあの時から少しずつ膨れ上がり、魔法も剣術も全ては奴を殺す事だけを毎日毎日想像しながら鍛えた。
半年後、正確にはグルファ国が滅ぼされて約一年後に私は再びヴォーガ国を攻めた。
今回は前回と違い、戦略を何通りも考えて部下の頭に徹底的に叩き込んだのだ。
もう前の様にはならぬ。
奴の城に入り兵を迷い無く殺していく。
「命だけはッ」
「命令されて」
「獅子王はこんな事をしないっ」
「バケモノ!!!!」
色んな断末魔を聞いたがどうでもいい。
恨むのなら自分の王を恨め。
斬れば斬る程、剣や鎧·····服や髪に血が付着し、赤い物や服の『赤』がどんどん赤に思えなくなってくる。。。
白い床を本物の赤色で染め上げ、謁見室の前の兵士二人の首を一気に刎ねて扉を開けた。
「獅子王か」
玉座に座りながら足を組む男は一年前と変わらぬ笑みを浮かべていた。
「久しいな、虐殺王」
先程···首を切った時に付着した血が邪魔になり剣を振って床に飛ばす。
「ふっはははは、今は何方が虐殺王か分からんな」
「ぬかせ。間違いなく貴様の方だ」
一歩、また一歩と玉座に続く赤い絨毯を踏みながら一年前の事を思い出していく、、、
「毒ではやはり殺せなかったか」と、ダイランは玉座から立ち上がり此方へ向かって来る。
「あんな毒が私に効く筈がなかろう」
「酷いな、お前の為に作った毒だというのに」
····················殺してやる。
「何故グルファ国を滅ぼした?」
「はっ、またそれか。やはりお前もつまらない奴だったという事か」
··········殺してやる。
「ルイスは·····ルイスは何処にいる?」
「さあな、虫になど興味が無いから忘れた。死んだんじゃないか?」
「·····。」
殺 ス 。
剣で目の前に居る奴の首を狙った。
瞬間·····火花が散る。
私は空いている片方の手で素早く術式を展開して五十本の光の矢をダイランの後ろに発生させて放つ。
しかし、ダイランも気付いたのか闇魔法を展開させて矢を防ごうとするが全てを防ぐ事は出来ず肩や背中に数本突き刺さる。
「今回は本当の殺意を感じるな」
ダイランは不敵な笑みを浮かべているがポタポタと赤い血が白い床に落ちた。
「貴様がそうさせた」
そう言いながら考える隙を与えない様に次々と魔法を展開し、剣でダイランの心臓を狙う。
奴の息を止める·····いや、必ず止める!
「はははははっ、そんなにルイスが大切か?」
「、」
奴の言葉に··········魔法を展開する手が一瞬だけ止まってしまった。
ダイランはその隙を逃さず的確に私の左腹部に剣を突き刺す。きっとこの剣も毒が仕込まれている。
「グッ·····」
「あんな言葉で動揺するとはな。安心しろ、今度は確実に死ねるぞ」
「~~~~貴様ァッ!!!!」
「はははははっ、その目·····あの時のルイスと同じだな。冥土の土産に良い事を教えてやる。お前が愛しているルイスは生きている。俺がたっぷり可愛がっているがな」
「?!」
··············ルイスが?
ルイスが生きているだと?
「それは·····嬉しい報せ··だ、」
ダイランが抜こうとする剣を腕ごと抑えて素早く切断する。
そして奴の首の周りに矢を十本展開し、奴の失っていない手を己の手で抑えつつそのまま一本の矢で突き刺した。
これで逃げられないだろう。
「おのれ獅子王!!!血迷ったかッ」
歪んだ笑みを浮かべていたダイランは焦っているのか怒りを顕にしている。
「はっ、血迷ってなどおらぬ。最初からこうするつもりだった」と、最後の術式を展開させた。
すると首の周りにあった矢が一斉に動きダイランの首を貫いていく。
まだだ····················。
まだ足りない
最後にあの民達と同じ様にと光の槍をダイランの頭上から突き刺して串刺し状態にした。
串刺しになったダイランは激しく痙攣して槍には大量の血が流れる。
「地獄へ堕ちろ、虐殺王」
何故か己の体が鉛の様に重い·····。
「テオ様?!」
侍女が声を上げ慌てた様子でハドラを呼びに行き、
ハドラも息を切らしながら私の側に来た。
「テオ様···良かった·········毒で半年も目を覚まされなかったのですよ」と、ハドラにしては珍しく泣いている。
「そうか、、、半年····か···」
··········半年? 毒?
何故、半年間も寝ていたのだ?
それに毒とは変な事を言う·····私は幼少の頃より毒に耐性を付けるため微量を摂取させられていたというのに、、、、
では、こうなる前は何をしていた?
「·························。」
⎯⎯⎯⎯⎯⎯···そうだ·····
「ルイスッ!ルイスだ」
重い体を起こすが直ぐに酷い目眩に襲われてベッドに倒れてしまった。
「テオ様!どうか今は安静にして下さい。貴方、早く主治医を」
「は、はいっ」
ハドラは侍女に指示を出すと私に布団を掛け直す。
「ルイスは·····ルイスはどうした?」
私の言葉にハドラが言いにくそうに俯く。
嫌な予感しかしない。
「ハドラ言うのだ」
「······テオ様が刺された後、我が軍は撤退し···ルイス王子の保護は失敗しました」
「ッ、」
「申し訳ございません···ですが、王の命こそ我が国にとって一番大切なのです。今回の罰は受けます。命も差し出す覚悟も我々は出来ております」と、腹心の部下であるハドラが泣きながらひれ伏す。
「···············良い。お前達の命は国の宝だ。簡単に命を差し出すと言うものではない」
「ッ、 ·····はい··········はぃッ···」
「私は大丈夫だ、医師に見せた後寝る。今日は全員下がる様に伝えなさい」
「畏まりました」
ハドラが下がって直ぐに医師が私の容態を確認する。
当分は水分をよく取り絶対安静との事だ。
「·············································。」
誰も居なくなり睡魔が襲ってくるがそれどころでは無い。
あの時のダイランとの記憶を細かく思い出そうと足掻く。
確か·····魔法では埒が明かず剣で奴の首を狙った。
しかし、それさえも防がれた。
その時ダイランはつまらぬと言って後ろを見るように言ってきた。··········見るとルイスの妹が人質にされ、気付いた時には私の腹は剣に貫かれていた。
毒はその時だろう·····。
しかし、毒の耐性はあった筈だ。何故効いた?
これは動ける様になったら急ぎ調べなければならない。
「····················ルイス·····」
助けたかった。
唯··········お前に会いたかった。
あの赤茶色の髪を触り、撫でたかった。
抱き締めて大丈夫だと···そう、言いたかった。
好きだと伝えたかった。
なのに······ッ 、、、
あれから半年後では希望は無いのかもしれない。
己の行動は無意味だったのではと思えてしまう。
「神よ···これはあんまりではないか」
私は多くのものを望んだ事など無い。
『王』として周りの者達の為責務を全うしてきた。
投げ出したくなるような事も歯を食いしばった。
何故·····ルイスのいる国が滅ぼされ、皆惨い殺され方をされなければならない?
愛した人を理不尽に失わなければならない?
「·············これでは·····あんまりではないかっ···」
目に涙が溢れ両手で目を抑える。
◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆
あれから私は·····
ダイランを殺す事だけを考えて国を治めていた。
奴には『簡単な死』など生温い。
このドス黒い感情はあの時から少しずつ膨れ上がり、魔法も剣術も全ては奴を殺す事だけを毎日毎日想像しながら鍛えた。
半年後、正確にはグルファ国が滅ぼされて約一年後に私は再びヴォーガ国を攻めた。
今回は前回と違い、戦略を何通りも考えて部下の頭に徹底的に叩き込んだのだ。
もう前の様にはならぬ。
奴の城に入り兵を迷い無く殺していく。
「命だけはッ」
「命令されて」
「獅子王はこんな事をしないっ」
「バケモノ!!!!」
色んな断末魔を聞いたがどうでもいい。
恨むのなら自分の王を恨め。
斬れば斬る程、剣や鎧·····服や髪に血が付着し、赤い物や服の『赤』がどんどん赤に思えなくなってくる。。。
白い床を本物の赤色で染め上げ、謁見室の前の兵士二人の首を一気に刎ねて扉を開けた。
「獅子王か」
玉座に座りながら足を組む男は一年前と変わらぬ笑みを浮かべていた。
「久しいな、虐殺王」
先程···首を切った時に付着した血が邪魔になり剣を振って床に飛ばす。
「ふっはははは、今は何方が虐殺王か分からんな」
「ぬかせ。間違いなく貴様の方だ」
一歩、また一歩と玉座に続く赤い絨毯を踏みながら一年前の事を思い出していく、、、
「毒ではやはり殺せなかったか」と、ダイランは玉座から立ち上がり此方へ向かって来る。
「あんな毒が私に効く筈がなかろう」
「酷いな、お前の為に作った毒だというのに」
····················殺してやる。
「何故グルファ国を滅ぼした?」
「はっ、またそれか。やはりお前もつまらない奴だったという事か」
··········殺してやる。
「ルイスは·····ルイスは何処にいる?」
「さあな、虫になど興味が無いから忘れた。死んだんじゃないか?」
「·····。」
殺 ス 。
剣で目の前に居る奴の首を狙った。
瞬間·····火花が散る。
私は空いている片方の手で素早く術式を展開して五十本の光の矢をダイランの後ろに発生させて放つ。
しかし、ダイランも気付いたのか闇魔法を展開させて矢を防ごうとするが全てを防ぐ事は出来ず肩や背中に数本突き刺さる。
「今回は本当の殺意を感じるな」
ダイランは不敵な笑みを浮かべているがポタポタと赤い血が白い床に落ちた。
「貴様がそうさせた」
そう言いながら考える隙を与えない様に次々と魔法を展開し、剣でダイランの心臓を狙う。
奴の息を止める·····いや、必ず止める!
「はははははっ、そんなにルイスが大切か?」
「、」
奴の言葉に··········魔法を展開する手が一瞬だけ止まってしまった。
ダイランはその隙を逃さず的確に私の左腹部に剣を突き刺す。きっとこの剣も毒が仕込まれている。
「グッ·····」
「あんな言葉で動揺するとはな。安心しろ、今度は確実に死ねるぞ」
「~~~~貴様ァッ!!!!」
「はははははっ、その目·····あの時のルイスと同じだな。冥土の土産に良い事を教えてやる。お前が愛しているルイスは生きている。俺がたっぷり可愛がっているがな」
「?!」
··············ルイスが?
ルイスが生きているだと?
「それは·····嬉しい報せ··だ、」
ダイランが抜こうとする剣を腕ごと抑えて素早く切断する。
そして奴の首の周りに矢を十本展開し、奴の失っていない手を己の手で抑えつつそのまま一本の矢で突き刺した。
これで逃げられないだろう。
「おのれ獅子王!!!血迷ったかッ」
歪んだ笑みを浮かべていたダイランは焦っているのか怒りを顕にしている。
「はっ、血迷ってなどおらぬ。最初からこうするつもりだった」と、最後の術式を展開させた。
すると首の周りにあった矢が一斉に動きダイランの首を貫いていく。
まだだ····················。
まだ足りない
最後にあの民達と同じ様にと光の槍をダイランの頭上から突き刺して串刺し状態にした。
串刺しになったダイランは激しく痙攣して槍には大量の血が流れる。
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