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最終噺『鬼狩り』
五【輪廻転生】
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案の定、烏天狗先生が冷たい高鼻のお面を付けて静かに立っていた。春日童子は彼と向き合う。
「……奇遇ですね、烏天狗先生」
春日童子の言葉に烏天狗先生は僅かに笑う。
「奇遇だと思っていないのでしょう?」
今は話などしている暇はない。とにかくスクナの元へ行かなければならない。そんな春日童子の心を見透かしたのか、わざとゆっくりと話しているように見える。
「少しお話をしませんか」
烏天狗先生は教室内の遣り取りのことを彷彿とさせるように、春日童子と同じ言葉をはいた。
「申し訳ないですけれど、今それどころじゃないんです」
両者の周辺で血しぶきが舞い、春日童子の顔に返り血がかかった。手で血を拭ったが、全部は拭い切れなかった。
「おや、素敵な血化粧ですね。あなたの優しい顔に良く映える」
「……ボクは不謹慎な会話は好きではありません。話なら後にして頂けませんか」
烏天狗先生はお面をかけ直すと、一度咳払いをしてから声を上げた。
「春日童子さん、あなたは前に、神に密告をすると言いましたね。私は密告される前にそれを逆手に取ることに決めました」
「どういうことです?」
「人間と鬼は相容れない存在です。どちらかが滅びるしか道はない。人は人を繁栄させるよう試行錯誤をしています。そして鬼であるあなたたちは、人間の邪気を吸わないと生きられない哀しい種族です。つまりどちらが人界で必要かと言えば前者だと思うわけです。人間は神を敬い、崇め、大切にしますが、鬼は必ずしもそうではない。つまり、天狗たちは神様にこう進言したのです。この世界に鬼族は必要ないのではないかと」
「……その結果がこれか」
春日童子が呟き俯く。近くで呻き声が上がり、猿に内臓を抉り取られている鬼がいるのを見た。
「ばかばかしい。人間は確かに神々にとって利益となる存在だろう。無条件に崇めてくれるのだからね。だが自然界にとっては不要な存在だと気付いていない。あいつらは平気な顔をして大地や海を穢す。自然にとっては鬼と共に生きた方が利益となり得る。客観的に考えて、どちらの方が人界に必要な存在か、語る必要もないくらいじゃないか」
春日童子の静かな反論に、烏天狗先生は一瞬言葉を呑み込んだ。この話題は変えた方が良さそうだと思ったのか、一度彼は咳払いをした。
「本来ならば、人間一人を焔夜叉さんが倒すことで仕事は終了だったのですがね。神様は早急に手を打って下さったのです。急遽鬼ヶ島中の鬼を大黒が原に集め、人間とその家来たちで鬼を滅ぼすことに決定しました。神は決断したのですよ、鬼はこの世界に必要ないと」
自分が烏天狗先生に疑惑を話したことでこのような結果になったのだろうか、とふと思った。春日童子の脳裏に悪い予感が暗雲のように広がっていく。
「神様はわかって下さいました。人界の均衡を保つのは人間だけの力でするべきなのです。彼らは自分の足で立ち、本来世界を作っていかなければならなかったのです。人界の均衡に異形の鬼が入り込んでいるからこそ、鬼が人間に災いをもたらし争いが絶えぬ世の中になっていたのです。人界で真に要らぬべきは異形の鬼。神様はたまに人界へ神の強さを持つ子を生み落とし、数人を人界で暮らさせています。そのうちの一人、聖なる桃から生まれた子をこの鬼ヶ島に鬼退治に向かうよう仕向けました」
烏天狗先生に宣戦布告したことによってこの事態を招いてしまったのならば、これは全て自分の責任なのだと春日童子は歯ぎしりをした。
ならば償わなければならない。鬼たちが苦しそうに倒れ命を落としているのは、神の使いに対して反旗を翻し、秩序を乱そうとした春日童子の責任だ。
春日童子の心に重い責任が圧しかかった。鬼が一匹一匹、次々に倒れていくに連れてそれは重みを増していく。
先程から手の熱が引き、氷のように冷たくなっていた。それに伴ったものだろうか、僅かに震えを帯びた。
判断を間違ったのだろうかと恐怖を覚えたための震えだということに、頭のどこかで気付いていた。
「もうこれ以上鬼を冒涜するのはやめてくれ。ボクは何でもするから、他の鬼を殺めないでくれ。ボクが招いたことだろう? 何故他の鬼を巻き込むんだ」
「あなただけではなく、鬼そのものが神と人間にとって不必要な存在なのですよ。もちろん、天狗族にもね」
「神の生贄にでも、何にでもなる。他の鬼には手を出さないでくれ。ボクが死ねば満足なら、そうすればいい」
「それは少し甘いのではないでしょうか。死してしまえば向き合う責任がなくなります。あなたには鬼だったときの記憶を覚えながら輪廻転生し、未来永劫苦しみを背負って生きる義務があるのです。あなたの場合、さしずめ罪悪感という名の苦しみでしょうか」
何が義務だ、と心の中で毒付いた。この事態を引き起こしたのは紛れもなく自分の責任だとは感じていたが、天狗の不正を神に進言することすら許されず、逆に自分が粛清されるのは責任転嫁だと感じていたし、鬼たちは天狗の態の良い隠れ蓑になるに過ぎない。
神は天狗の所業すら知らない。
子を成すために人間を神隠しに遭わせていることも、『傍観者』という命を破り、人間に接触し、鬼を殺める手助けをしていることも、恐らく知らない。
それは全て楽をしようと神界であぐらをかき、天狗を仲介して中途半端に人界に介入している神々の怠惰が招いたことだと春日童子は強く感じる。
真に悪いのは天狗と神。いつか呉葉がそう言っていたことを思い出す。彼女は種族間の立場を取り払った、俯瞰せず冷静な目で見つめていた。
地を這って生きる鬼と人間は、天に巣食う両者に踊らされ、お互いの本質を知る事なく滅び去るのが現在の自然の摂理だ。
関係が違っていたのならあるいは、鬼と人間は協力関係を築けていたかもしれない。それは鬼である自分の甘い幻想だろうか。
「高みの見物を決めていないで、たまには下界に降りてきやがれ! 現状を知らぬ者が粛清とは、笑わせてくれるじゃないか」
春日童子は天に向かって大きな声で叫んだ。届いたかはわからないが、神様と接触出来る手段が鬼にない以上、こうするしかなかった。
「届かぬ声を荒げたところで満足ですか、春日童子さん」
相変わらず淡々と声の調子を変えずに烏天狗先生が呟いた。
「神々の闇の部分を鬼が引き受けているのならば、ボクの独断で神の眷族を滅ぼしてやる。これ以上天で下界を見下ろしている奴らなどに、大地を踏みしめて歩いている鬼と人間が翻弄させられてたまるか」
春日童子は右腰にかけた刀を引き抜き、烏天狗先生に向き合った。彼をどうにかしなければ、スクナを救いに行けそうにないと判断した。
「これはおもしろい。鬼が人間を守ると言うのですか。人間は鬼を邪悪な存在とし、忌み嫌っているのに。全く、天邪鬼先生共々無償の愛にも程がある」
春日童子は人間のことが嫌いだ。ただ今は、何も知らぬ彼らを哀れと思う。
「守るなどとおこがましいことは言わない。無償の愛でもない。『愛』という光に満ち溢れた言葉を、ボクのような歪んだ鬼に対して使って良い言葉ではないだろう。そういうのは、神や人間に対して使う神秘の言葉だ」
周囲の喧騒に反比例して、春日童子と烏天狗先生の間だけ静寂が流れていた。
張り詰めた空気がそうさせているようだ。
「断罪する存在を履き違える程、下界に干渉してこない神々の怠惰にも呆れたけれど、逆に言えばボクが天狗を断罪したところで神にはさほど痛みがないということだ」
普段の春日童子の表情に戻ったと思った瞬間、春日童子は烏天狗先生に向かって不適ににやりと笑った。
「この混乱に乗じ弱き鬼であるボクにやられてしまえ」
身を捨てる覚悟なのだと、烏天狗先生は春日童子の目の色を見て悟った。
命を賭している者の目はぶれがない。天狗を殺めたらそれは罪にあたる。それに伴う罰は自らの命だと目が語っているように映った。
「偶然ですね。私も春日童子さんを混乱に乗じ消しにきたのですよ。あなたに天狗の秘密を知られたからには生かしておくわけにはいきません」
「天邪鬼先生の件はお前が糸を引いていたわけか」
「人間の女性と契りを結び、用無しになれば眷属として奴隷にしていることも合っていますよ。真実を知ったところで、あなたは私に殺されるのですが」
春日童子は刀を構えた。
「鬼ヶ島の発展は、天狗がいる限り無理のようだな」
「理由はどうあれ目的は一致しているようですね。さあ覚悟して下さい、春日童子さん。私は強いですよ」
ふわりと空中に浮きながら烏天狗先生は春日童子を見据えた。
烏天狗先生が葉羽扇を構え、春日童子に向かって送風しようと天に翳し振り下ろした瞬間、葉羽扇から風が発生しこちらに向かってきた。
*続く*
「……奇遇ですね、烏天狗先生」
春日童子の言葉に烏天狗先生は僅かに笑う。
「奇遇だと思っていないのでしょう?」
今は話などしている暇はない。とにかくスクナの元へ行かなければならない。そんな春日童子の心を見透かしたのか、わざとゆっくりと話しているように見える。
「少しお話をしませんか」
烏天狗先生は教室内の遣り取りのことを彷彿とさせるように、春日童子と同じ言葉をはいた。
「申し訳ないですけれど、今それどころじゃないんです」
両者の周辺で血しぶきが舞い、春日童子の顔に返り血がかかった。手で血を拭ったが、全部は拭い切れなかった。
「おや、素敵な血化粧ですね。あなたの優しい顔に良く映える」
「……ボクは不謹慎な会話は好きではありません。話なら後にして頂けませんか」
烏天狗先生はお面をかけ直すと、一度咳払いをしてから声を上げた。
「春日童子さん、あなたは前に、神に密告をすると言いましたね。私は密告される前にそれを逆手に取ることに決めました」
「どういうことです?」
「人間と鬼は相容れない存在です。どちらかが滅びるしか道はない。人は人を繁栄させるよう試行錯誤をしています。そして鬼であるあなたたちは、人間の邪気を吸わないと生きられない哀しい種族です。つまりどちらが人界で必要かと言えば前者だと思うわけです。人間は神を敬い、崇め、大切にしますが、鬼は必ずしもそうではない。つまり、天狗たちは神様にこう進言したのです。この世界に鬼族は必要ないのではないかと」
「……その結果がこれか」
春日童子が呟き俯く。近くで呻き声が上がり、猿に内臓を抉り取られている鬼がいるのを見た。
「ばかばかしい。人間は確かに神々にとって利益となる存在だろう。無条件に崇めてくれるのだからね。だが自然界にとっては不要な存在だと気付いていない。あいつらは平気な顔をして大地や海を穢す。自然にとっては鬼と共に生きた方が利益となり得る。客観的に考えて、どちらの方が人界に必要な存在か、語る必要もないくらいじゃないか」
春日童子の静かな反論に、烏天狗先生は一瞬言葉を呑み込んだ。この話題は変えた方が良さそうだと思ったのか、一度彼は咳払いをした。
「本来ならば、人間一人を焔夜叉さんが倒すことで仕事は終了だったのですがね。神様は早急に手を打って下さったのです。急遽鬼ヶ島中の鬼を大黒が原に集め、人間とその家来たちで鬼を滅ぼすことに決定しました。神は決断したのですよ、鬼はこの世界に必要ないと」
自分が烏天狗先生に疑惑を話したことでこのような結果になったのだろうか、とふと思った。春日童子の脳裏に悪い予感が暗雲のように広がっていく。
「神様はわかって下さいました。人界の均衡を保つのは人間だけの力でするべきなのです。彼らは自分の足で立ち、本来世界を作っていかなければならなかったのです。人界の均衡に異形の鬼が入り込んでいるからこそ、鬼が人間に災いをもたらし争いが絶えぬ世の中になっていたのです。人界で真に要らぬべきは異形の鬼。神様はたまに人界へ神の強さを持つ子を生み落とし、数人を人界で暮らさせています。そのうちの一人、聖なる桃から生まれた子をこの鬼ヶ島に鬼退治に向かうよう仕向けました」
烏天狗先生に宣戦布告したことによってこの事態を招いてしまったのならば、これは全て自分の責任なのだと春日童子は歯ぎしりをした。
ならば償わなければならない。鬼たちが苦しそうに倒れ命を落としているのは、神の使いに対して反旗を翻し、秩序を乱そうとした春日童子の責任だ。
春日童子の心に重い責任が圧しかかった。鬼が一匹一匹、次々に倒れていくに連れてそれは重みを増していく。
先程から手の熱が引き、氷のように冷たくなっていた。それに伴ったものだろうか、僅かに震えを帯びた。
判断を間違ったのだろうかと恐怖を覚えたための震えだということに、頭のどこかで気付いていた。
「もうこれ以上鬼を冒涜するのはやめてくれ。ボクは何でもするから、他の鬼を殺めないでくれ。ボクが招いたことだろう? 何故他の鬼を巻き込むんだ」
「あなただけではなく、鬼そのものが神と人間にとって不必要な存在なのですよ。もちろん、天狗族にもね」
「神の生贄にでも、何にでもなる。他の鬼には手を出さないでくれ。ボクが死ねば満足なら、そうすればいい」
「それは少し甘いのではないでしょうか。死してしまえば向き合う責任がなくなります。あなたには鬼だったときの記憶を覚えながら輪廻転生し、未来永劫苦しみを背負って生きる義務があるのです。あなたの場合、さしずめ罪悪感という名の苦しみでしょうか」
何が義務だ、と心の中で毒付いた。この事態を引き起こしたのは紛れもなく自分の責任だとは感じていたが、天狗の不正を神に進言することすら許されず、逆に自分が粛清されるのは責任転嫁だと感じていたし、鬼たちは天狗の態の良い隠れ蓑になるに過ぎない。
神は天狗の所業すら知らない。
子を成すために人間を神隠しに遭わせていることも、『傍観者』という命を破り、人間に接触し、鬼を殺める手助けをしていることも、恐らく知らない。
それは全て楽をしようと神界であぐらをかき、天狗を仲介して中途半端に人界に介入している神々の怠惰が招いたことだと春日童子は強く感じる。
真に悪いのは天狗と神。いつか呉葉がそう言っていたことを思い出す。彼女は種族間の立場を取り払った、俯瞰せず冷静な目で見つめていた。
地を這って生きる鬼と人間は、天に巣食う両者に踊らされ、お互いの本質を知る事なく滅び去るのが現在の自然の摂理だ。
関係が違っていたのならあるいは、鬼と人間は協力関係を築けていたかもしれない。それは鬼である自分の甘い幻想だろうか。
「高みの見物を決めていないで、たまには下界に降りてきやがれ! 現状を知らぬ者が粛清とは、笑わせてくれるじゃないか」
春日童子は天に向かって大きな声で叫んだ。届いたかはわからないが、神様と接触出来る手段が鬼にない以上、こうするしかなかった。
「届かぬ声を荒げたところで満足ですか、春日童子さん」
相変わらず淡々と声の調子を変えずに烏天狗先生が呟いた。
「神々の闇の部分を鬼が引き受けているのならば、ボクの独断で神の眷族を滅ぼしてやる。これ以上天で下界を見下ろしている奴らなどに、大地を踏みしめて歩いている鬼と人間が翻弄させられてたまるか」
春日童子は右腰にかけた刀を引き抜き、烏天狗先生に向き合った。彼をどうにかしなければ、スクナを救いに行けそうにないと判断した。
「これはおもしろい。鬼が人間を守ると言うのですか。人間は鬼を邪悪な存在とし、忌み嫌っているのに。全く、天邪鬼先生共々無償の愛にも程がある」
春日童子は人間のことが嫌いだ。ただ今は、何も知らぬ彼らを哀れと思う。
「守るなどとおこがましいことは言わない。無償の愛でもない。『愛』という光に満ち溢れた言葉を、ボクのような歪んだ鬼に対して使って良い言葉ではないだろう。そういうのは、神や人間に対して使う神秘の言葉だ」
周囲の喧騒に反比例して、春日童子と烏天狗先生の間だけ静寂が流れていた。
張り詰めた空気がそうさせているようだ。
「断罪する存在を履き違える程、下界に干渉してこない神々の怠惰にも呆れたけれど、逆に言えばボクが天狗を断罪したところで神にはさほど痛みがないということだ」
普段の春日童子の表情に戻ったと思った瞬間、春日童子は烏天狗先生に向かって不適ににやりと笑った。
「この混乱に乗じ弱き鬼であるボクにやられてしまえ」
身を捨てる覚悟なのだと、烏天狗先生は春日童子の目の色を見て悟った。
命を賭している者の目はぶれがない。天狗を殺めたらそれは罪にあたる。それに伴う罰は自らの命だと目が語っているように映った。
「偶然ですね。私も春日童子さんを混乱に乗じ消しにきたのですよ。あなたに天狗の秘密を知られたからには生かしておくわけにはいきません」
「天邪鬼先生の件はお前が糸を引いていたわけか」
「人間の女性と契りを結び、用無しになれば眷属として奴隷にしていることも合っていますよ。真実を知ったところで、あなたは私に殺されるのですが」
春日童子は刀を構えた。
「鬼ヶ島の発展は、天狗がいる限り無理のようだな」
「理由はどうあれ目的は一致しているようですね。さあ覚悟して下さい、春日童子さん。私は強いですよ」
ふわりと空中に浮きながら烏天狗先生は春日童子を見据えた。
烏天狗先生が葉羽扇を構え、春日童子に向かって送風しようと天に翳し振り下ろした瞬間、葉羽扇から風が発生しこちらに向かってきた。
*続く*
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