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第六噺『蕎麦の根は何故赤い』
四【無償の愛】
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呉葉は頭を下げたままじっと彼の反応を待ったが、僅かに笑う声が聞こえて彼の手が呉葉の肩を優しく叩いた。
「顔を上げろ呉葉姫。お前がそんな殊勝だと調子が狂う」
呉葉は顔を上げたが、その目には涙が溜まっているようだった。
天邪鬼先生はそれを見て驚いたが、それを口にすることを控えた。
「まあ……なんだ。元気出せ」
呉葉は囲炉裏の奥の砂を見つめると、そのまま口を開いた。
「自分が不甲斐ないわ。私にもっと力があれば良かったのに。あなたを救うことすら出来ないだなんて。私が先生の依頼を代行してあげたい」
歯を噛み締め、苦しそうに囲炉裏を見つめていた呉葉は、再び口を開いた。
「悔しいわ」
天邪鬼先生は呉葉を見て困ったように微笑んだ。
「泣くなって。神の依頼を代行することは禁じられているだろうが。代行した者にも罰則が待っているぜ」
「……それでもいい」
「駄目だ。春日童子が悲しむだろうが。僕のために涙を流してくれる鬼がいるということがわかっただけで、幸せだよ。ありがとう」
その言葉を聞いて顔を上げた呉葉と視線を合わせた天邪鬼先生は、彼女を安心させるように笑った。
呉葉は泣きながら笑顔を見せると、近付いて天邪鬼先生の身体を強く抱き締めた。
「私、改めるわ。あなたのような思いをする鬼がいなくなるよう、私は考えなければならなかったのよ。常に正しいのが人間だとは限らないのだもの」
天邪鬼先生は目を瞑ると、静かに呉葉の背中を優しく何度か叩き、頷いた。
「何だか知らんが背負い込むな。僕は先生だから、呉葉の悩みは軽減してやれるんだぜ。気が向いたときにでもお前の背負っているものを話してくれや」
抱き締める彼の身体は温かく、穏やかに語る彼の低い声は心に沁み入り、いつしか呉葉の涙を優しく止めた。
神の命を受け、人の島に赴き、初めて瓜子姫を見たのは雷交じりの雨の日だった。
天邪鬼は仄暗い煉獄門の前で立ち止まった。この扉を潜ればすぐに人の島だ。
砂をはく頻度が最近多くなってきた。
もう自分はきっと長くはない。
死ぬにしても、彼女のために命を賭すと決めていた天邪鬼は、迷いなく煉獄門を潜った。
神の仕事を請け負い、それを先延ばしに九年間も待ってもらっているのは忍びなかったが、どうしても瓜子姫を殺めることは天邪鬼には出来そうもなかった。
いくら神が気長だとはいえ、さすがに九年間も仕事を放棄した状態になっているとわかればきっと制裁を受けてしまう。
それを避けるためにも、なるべく瓜子姫の側にいて守ってやろうと天邪鬼は思っている。
だがそれも口実でしか過ぎないことを自分でも良く理解していた。
ただ瓜子姫と紡いだ時間が愛おしいだけだ。建前ではいくら理屈を並べ立てても、結局は彼女と一緒にいたい、それだけだったのだ。
門を潜り、いつもの通り屋敷へと向かうと、定期的な機織りの音がぎいとん、ぎいとんと耳に届いた。
その音を心地良く聞きながら、天邪鬼はいつものように戸の隙間から人差し指を差し込んだ。
「瓜子姫、僕だ。開けてくれ」
声をかけると、ふと機織りの音が止んだ。しばらく待っていると、すぐに慌ただしい足音が聞こえて戸が開いた。
蕩けるような笑顔を見せて、闇に溶ける黒髪を持った瓜子姫がこちらを見上げて笑顔を見せた。
「天邪鬼、待ってた」
天邪鬼は無邪気な彼女の様子を見て思わず微笑む。
鬼の世界で生きてきた天邪鬼にとって、彼女の無邪気な笑顔はとても落ち着く。
「これをお納め下さい、姫。秋の花、詰め合わせにございます」
呉葉にもらった花束を瓜子姫に渡す。瓜子姫は嬉しそうに微笑んだ。
その様子を見て、天邪鬼は花束から一本の花を手折ると、呉葉にやったように瓜子姫の髪に挿した。
「この花綺麗。天邪鬼、ありがとう」
「いいや」
苦しい胸を押さえながら、天邪鬼は屋敷の中へと入った。
おじいさんおばあさんは、昼間は仕事に出ていていないことを知っている。
機織りを見ると、そこには群青色の着物を織っていたと見られる形跡があった。
彼女は天邪鬼と出会ってからというもの、群青色の着物しか織らなくなった。彼の蒼く燃える髪の色に良く似ていた。
「天邪鬼の髪、もっと近くで見せて」
燃えるような群青色の髪を触りながら、瓜子姫は笑った。
「何だ、人間ってのは鬼の髪がそんなに珍しいのかよ?」
照れ隠しをするように天邪鬼は下を向いて彼女に髪を向けた。
もう嫁入りに行ってもおかしくない年齢になり、みるみる美しくなった。
この咲き誇る花は、異形の鬼である自分は決して摘んではならないと頭で理解してはいるのだが、心がそれに付いていけなかった。
「瓜子姫、良く聞け。僕はお前に外の世界を見せてやりたい。屋敷でのんびりしているのにも飽きたろう。色のある外の世界は美しいぞ。僕と一度外に出てみないか? 考えてくれ」
そろそろ自分の身体が限界に近付いているのを察していた。ならば最後に彼女との思い出を作りたかった。
外に出たことのない彼女からしてみれば、この申し出はかなり考える種となるだろう。
だが、瓜子姫は天邪鬼の真剣な目を見て何かを感じ取ったのか、やがて頷いた。
ふと、こらえきれなくなった天邪鬼は、その場に大量の砂をはき出してしまった。床に砂が積み上がる。瓜子姫は心配そうに天邪鬼の側にきて彼を見つめた。
「天邪鬼、大変」
「平気だ、こんなもの」
気合いではき気を止めると、彼は瓜子姫の手を掴んで外に連れ出した。
初めて見る外の世界に、瓜子姫は感動を押さえきれなかった。
空は青く、漂う雲はまるで自由を謳歌する天使のようだ。花の蕾が風に一斉に揺れた。赤く色づいた紅葉に百舌鳥が止まり、高い音色で歌を奏でている。
「わあ、綺麗ね」
思わず呟いた瓜子姫に、天邪鬼の顔も綻んだ。彼女を自由にして、機織りから開放してやる。
瓜子姫の機織り、ひいては機織りの儲けのみに目を奪われ、彼女の腕を守るあまり外出もさせてやらない彼女のおじいさん、おばあさんから解放してやりたかった。
その願いは叶えられただろうか。
「綺麗だろう。外の世界はこんなにも色があるんだぜ」
両手を広げて回転しながら、天邪鬼は地に落ちた紅葉を舞い上がらせながら笑った。
瓜子姫も彼の真似をして手を広げて回転をした。
「色がある」
けたけたと笑いながら瓜子姫は回り続けた。
「僕はお前の織る美しい着物を見てから、鮮やかな色が大好きになった。鬼らしくないと同族からは疎まれることがあったが、それでも派手な色の着物を着続けた。身に纏うことでお前の存在を常に側に感じていられたからな」
瓜子姫はそれを聞いて微笑むと、回転を止めて天邪鬼を見上げた。
「私も天邪鬼の色、好き。綺麗な髪の色。目の色も大好き」
「僕の目の色は……微妙なんだが、瑠璃に近いだろうな」
「るり?」
天邪鬼がふと上空を見上げると、見覚えのある真っ黒な烏がこちらを見下ろしていることに気が付いた。
「まずい、見つかったか」
天邪鬼が呟く。そして丁度側にあった木の根元に瓜子姫を待たせておくことにした。
上空にいる烏からは、木の葉で隠れるだろう。
「天邪鬼先生、こちらにいらっしゃいましたか」
淡々とした声が空から響いてきた。天邪鬼は覚悟を決めたように木から離れ、上空を見上げる。
*続く*
「顔を上げろ呉葉姫。お前がそんな殊勝だと調子が狂う」
呉葉は顔を上げたが、その目には涙が溜まっているようだった。
天邪鬼先生はそれを見て驚いたが、それを口にすることを控えた。
「まあ……なんだ。元気出せ」
呉葉は囲炉裏の奥の砂を見つめると、そのまま口を開いた。
「自分が不甲斐ないわ。私にもっと力があれば良かったのに。あなたを救うことすら出来ないだなんて。私が先生の依頼を代行してあげたい」
歯を噛み締め、苦しそうに囲炉裏を見つめていた呉葉は、再び口を開いた。
「悔しいわ」
天邪鬼先生は呉葉を見て困ったように微笑んだ。
「泣くなって。神の依頼を代行することは禁じられているだろうが。代行した者にも罰則が待っているぜ」
「……それでもいい」
「駄目だ。春日童子が悲しむだろうが。僕のために涙を流してくれる鬼がいるということがわかっただけで、幸せだよ。ありがとう」
その言葉を聞いて顔を上げた呉葉と視線を合わせた天邪鬼先生は、彼女を安心させるように笑った。
呉葉は泣きながら笑顔を見せると、近付いて天邪鬼先生の身体を強く抱き締めた。
「私、改めるわ。あなたのような思いをする鬼がいなくなるよう、私は考えなければならなかったのよ。常に正しいのが人間だとは限らないのだもの」
天邪鬼先生は目を瞑ると、静かに呉葉の背中を優しく何度か叩き、頷いた。
「何だか知らんが背負い込むな。僕は先生だから、呉葉の悩みは軽減してやれるんだぜ。気が向いたときにでもお前の背負っているものを話してくれや」
抱き締める彼の身体は温かく、穏やかに語る彼の低い声は心に沁み入り、いつしか呉葉の涙を優しく止めた。
神の命を受け、人の島に赴き、初めて瓜子姫を見たのは雷交じりの雨の日だった。
天邪鬼は仄暗い煉獄門の前で立ち止まった。この扉を潜ればすぐに人の島だ。
砂をはく頻度が最近多くなってきた。
もう自分はきっと長くはない。
死ぬにしても、彼女のために命を賭すと決めていた天邪鬼は、迷いなく煉獄門を潜った。
神の仕事を請け負い、それを先延ばしに九年間も待ってもらっているのは忍びなかったが、どうしても瓜子姫を殺めることは天邪鬼には出来そうもなかった。
いくら神が気長だとはいえ、さすがに九年間も仕事を放棄した状態になっているとわかればきっと制裁を受けてしまう。
それを避けるためにも、なるべく瓜子姫の側にいて守ってやろうと天邪鬼は思っている。
だがそれも口実でしか過ぎないことを自分でも良く理解していた。
ただ瓜子姫と紡いだ時間が愛おしいだけだ。建前ではいくら理屈を並べ立てても、結局は彼女と一緒にいたい、それだけだったのだ。
門を潜り、いつもの通り屋敷へと向かうと、定期的な機織りの音がぎいとん、ぎいとんと耳に届いた。
その音を心地良く聞きながら、天邪鬼はいつものように戸の隙間から人差し指を差し込んだ。
「瓜子姫、僕だ。開けてくれ」
声をかけると、ふと機織りの音が止んだ。しばらく待っていると、すぐに慌ただしい足音が聞こえて戸が開いた。
蕩けるような笑顔を見せて、闇に溶ける黒髪を持った瓜子姫がこちらを見上げて笑顔を見せた。
「天邪鬼、待ってた」
天邪鬼は無邪気な彼女の様子を見て思わず微笑む。
鬼の世界で生きてきた天邪鬼にとって、彼女の無邪気な笑顔はとても落ち着く。
「これをお納め下さい、姫。秋の花、詰め合わせにございます」
呉葉にもらった花束を瓜子姫に渡す。瓜子姫は嬉しそうに微笑んだ。
その様子を見て、天邪鬼は花束から一本の花を手折ると、呉葉にやったように瓜子姫の髪に挿した。
「この花綺麗。天邪鬼、ありがとう」
「いいや」
苦しい胸を押さえながら、天邪鬼は屋敷の中へと入った。
おじいさんおばあさんは、昼間は仕事に出ていていないことを知っている。
機織りを見ると、そこには群青色の着物を織っていたと見られる形跡があった。
彼女は天邪鬼と出会ってからというもの、群青色の着物しか織らなくなった。彼の蒼く燃える髪の色に良く似ていた。
「天邪鬼の髪、もっと近くで見せて」
燃えるような群青色の髪を触りながら、瓜子姫は笑った。
「何だ、人間ってのは鬼の髪がそんなに珍しいのかよ?」
照れ隠しをするように天邪鬼は下を向いて彼女に髪を向けた。
もう嫁入りに行ってもおかしくない年齢になり、みるみる美しくなった。
この咲き誇る花は、異形の鬼である自分は決して摘んではならないと頭で理解してはいるのだが、心がそれに付いていけなかった。
「瓜子姫、良く聞け。僕はお前に外の世界を見せてやりたい。屋敷でのんびりしているのにも飽きたろう。色のある外の世界は美しいぞ。僕と一度外に出てみないか? 考えてくれ」
そろそろ自分の身体が限界に近付いているのを察していた。ならば最後に彼女との思い出を作りたかった。
外に出たことのない彼女からしてみれば、この申し出はかなり考える種となるだろう。
だが、瓜子姫は天邪鬼の真剣な目を見て何かを感じ取ったのか、やがて頷いた。
ふと、こらえきれなくなった天邪鬼は、その場に大量の砂をはき出してしまった。床に砂が積み上がる。瓜子姫は心配そうに天邪鬼の側にきて彼を見つめた。
「天邪鬼、大変」
「平気だ、こんなもの」
気合いではき気を止めると、彼は瓜子姫の手を掴んで外に連れ出した。
初めて見る外の世界に、瓜子姫は感動を押さえきれなかった。
空は青く、漂う雲はまるで自由を謳歌する天使のようだ。花の蕾が風に一斉に揺れた。赤く色づいた紅葉に百舌鳥が止まり、高い音色で歌を奏でている。
「わあ、綺麗ね」
思わず呟いた瓜子姫に、天邪鬼の顔も綻んだ。彼女を自由にして、機織りから開放してやる。
瓜子姫の機織り、ひいては機織りの儲けのみに目を奪われ、彼女の腕を守るあまり外出もさせてやらない彼女のおじいさん、おばあさんから解放してやりたかった。
その願いは叶えられただろうか。
「綺麗だろう。外の世界はこんなにも色があるんだぜ」
両手を広げて回転しながら、天邪鬼は地に落ちた紅葉を舞い上がらせながら笑った。
瓜子姫も彼の真似をして手を広げて回転をした。
「色がある」
けたけたと笑いながら瓜子姫は回り続けた。
「僕はお前の織る美しい着物を見てから、鮮やかな色が大好きになった。鬼らしくないと同族からは疎まれることがあったが、それでも派手な色の着物を着続けた。身に纏うことでお前の存在を常に側に感じていられたからな」
瓜子姫はそれを聞いて微笑むと、回転を止めて天邪鬼を見上げた。
「私も天邪鬼の色、好き。綺麗な髪の色。目の色も大好き」
「僕の目の色は……微妙なんだが、瑠璃に近いだろうな」
「るり?」
天邪鬼がふと上空を見上げると、見覚えのある真っ黒な烏がこちらを見下ろしていることに気が付いた。
「まずい、見つかったか」
天邪鬼が呟く。そして丁度側にあった木の根元に瓜子姫を待たせておくことにした。
上空にいる烏からは、木の葉で隠れるだろう。
「天邪鬼先生、こちらにいらっしゃいましたか」
淡々とした声が空から響いてきた。天邪鬼は覚悟を決めたように木から離れ、上空を見上げる。
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