【完結】女王陛下、クビだけはご勘弁を 〜「できちゃった。責任とって」って、ソイツはヤリチン王子。できるはずがありません!!〜

アムロナオ

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【18】純真 ② ー忘れてしまったものー

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「あぁぁ、あっ、あぁ!あぁ、イク、いくっ、また…っあ”ぁ”ぁぁぁ!」
 熱塊が膣奥を叩き、身体を割り開かれる感覚に頭まで痺れる。
 ダニエルはコントロールを失った身体をビクビクさせながら、快楽の炎に焼かれた。


「煽ったのはディディだよ!俺のお姫様」
 砂浜に打ち上げられた魚のように痙攣するダニエルの身体を、サニーは腕の中に閉じ込めた。

 そして絶頂を迎えた身体に雄杭を穿ち続ける。


「あぁ、おく!おくぅ、ぃ、ぃっ、ぅああ!」
「きもちいいでしょ?」
 涙を散らすダニエルの頬に顔を寄せ、啄むようなキスが贈られる。


 休む間も無くピシャピシャと風呂の水が波立ち、荒い呼吸音に混じり嬌声があがった。

 繋がった場所、性器や太腿尻は互いの体液に滑っており、湯の中でもその滑りを感じるなんて、どれほど濡れてるのかと、いつものダニエルなら恥ずかしくなっただろう。

 だが今はそんな暇もない。

 ダニエルは「あぁぁ、あぁぁ!」と叫びとも呼吸とも取れぬ声をあげ続けた。

 喉がカラカラ、視界が霞む。
 快楽で脳が沸騰し、全てを支配される喜びと恐怖がないまぜになった。


 もうずっと絶頂しているみたい。
 何をされてもきもちがよくて、気が狂いそう。

 ダニエルは理性を失くした獣へと堕ちていく。
 目の前の肉体にしがみつき、淫らに泣くことしかできない哀れな生き物だ。


「あぁぁ、きもちぃ、いっ、いぃぃ!」
「俺も!きもちいいよっ、ディディ!!」

 だが、こんなに幸せな獣はいないだろう。


 男のなめらかな肌が、触れた場所から感じる胸の鼓動が、温かくてたまらない。
 求めるように熱の籠った眼差しに胸をときめかせ、込められた腕の力に安心した。

 ダニエルも力いっぱい、サニーを抱きしめる。


「きもちぃ!いぃ、いっ…もれちゃ、もれちゃう!!」
 自分が何を口走っているかも判らなくなってきた。

 ずくずくと内部を揺さぶられ、もう何度目かわからない絶頂へと駆け上がっていく。


「いいよ、漏らしてごらん」
「やぁぁ、ぉもらし、いや、あっ、ぅぁぁ」

 二人の身体の間に挟まれた乳房がゆさゆさと揺れる。
 サニーの吐息もはぁはぁと激しい。
 彼もまた絶頂への階段を上り詰めていた。


「我慢しなくていいんだよ、ディディ」
「あぁ、ぁぁ、あっ、いぁぁ」

「俺たち二人だけの秘密だ」
 男の蕩けるような声が、鼓膜に吹き込まれる。


 猛った肉棒に最奥の壁を串刺しにされ、脳天まで貫かれた。

 木の枝から柘榴(ザクロ)が地面に落ち、割れて真っ赤な果肉がのぞく。
 なぜか、そんな情景が脳裏に浮かんだ。


「あぁぁぁぁぁぁ!……っぁ、あ、ぁっ、ぅあ」
 瞬間、ダニエルの腰はうねり荒れ狂う。
 膣襞が収斂し、激しく雄杭を締め付けた。


 サニーは呻き声を漏らしながら、火事場の馬鹿力で女体を持ち上げた。
 締め付ける蜜壺から、男根が抜けていく。

 ぽっかり開いた雌穴が別の生き物のようにパクパクと開閉し、赤く腫れた肉棒も血管を浮き立たせ爆発寸前。

 男の手が男根を扱くと、噴水のように白い子種が散った。
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