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【09】口淫 ーカラダの好きな場所ー

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 サニーはしばらくおっぱいを揉みしだいてデレデレしていたが、ダニエルの反応が悪い事に気付き、おもむろに胸のつぼみを口に含んだ。

「ひゃぁん!」
 寒気のような快感がふいに走り、ダニエルは可愛らしい喘ぎ声をあげる。
 その反応にオモチャを手にした子どもみたいに、サニーは目を輝かせた。

 舌先を上下に動かし、蕾をチロチロと愛撫する。
 反対側の胸の突起は指先でやわやわとさする。
 ムズムズと広がっていく官能という波に、ダニエルは浚われてしまった。


「乳首、きもちいいんだ?」
「んっ、はぁ、は……そこ、は、誰だって、っあ!きもちいぃ、でしょ」

「揉むのは……あんまきもちよさそうじゃないね」
「デカパイだと、感度悪いらしいよ」

「マジかぁ……男にとっては癒しなんだけどなぁ」
 サニーは残念そうにつぶやき、重点的に乳首への愛撫を施す。

 左の突起を指でこねねられ、右の突起は唇で捏ねられ、ダニエルはクッションに頭を預け甘い声をあげた。

「あぁ、ぁ…、んぁ」
 じんわりと甘い疼きが身体中に行き渡り、薄いピンク色の乳首がツンと勃ちあがると、今度は指が舌が執拗に上下に動く。

「はぁ……、ぁ、ぁぁ……、んぁ」
 肩に鳥肌がぷつぷつと起こり、小さく背を身悶えさせた。


「すっげぇ……綺麗」
 焼けてない胸元の肌だけ薄桃色に染まり、サニーは美しい絵画を賞賛する口ぶりで感嘆する。
 そしてマッサージするように、くびれのラインを撫でた。

 男は強い眼差しで、ダニエルの身体の頭の先から爪先までを眺める。
 欲しくてたまらないって表情で視姦しかんされ、ダニエルの秘部が熱く潤む。

「ディディは俺の理想のカラダだよ。初めて見た時から、服を脱がせたくてたまらなかった」

 再びサニーは乳首を口に含み、チュウチュウと吸う。
 彼の欲に飢えた雰囲気にあてられ、ダニエルもオトコが欲しいと強く願った。


「あっちぃ」
 おもむろに彼シャツを脱ぎ、ぬるくなったシャンパンで喉を潤した。

 ダニエルには劣るが、男性にしてはでかい胸筋。
 その下には六つに割れた腹筋が並ぶ。

「あたし、ここすき」
 ダニエルが指した先には、腹筋横から脇腹にかけ、魚のうろこのように細かな筋肉が並んでいる。

「お褒めいただき、光栄デス。俺はここが好き」
 そう言ってサニーはダニエルの腹筋にくっきり入った縦溝に舌をわせた。

「はぁ……」
 舌の動きが、きもちいい。

 唾液の糸を肌に残しながら、へそまで降りて、また鳩尾みぞおちまでのぼっていく。
 臍の縁を優しくぺろぺろされると、次にどこを舐められるか……期待して秘部が疼いた。


 膝頭をこすり合わせると、それに気づいたサニーは口の端を上げ、微笑む。
 そして期待に応えんばかりに、両膝を開かせた。

 男の前に、無毛の秘部が晒し出される。
 その場所は蜜壺から滲んだ愛液で潤み、空気に触れひんやりした。

「ここもパンティの形に日焼けしてるね。毛も処理されてエッチだなぁ」
 サニーはスケベ心で頬を緩ませ、横たわるダニエルの股間に頭を近づける。

 片足をぐいと持ち上げられ、ももの間に熱い息を感じ、ダニエルは息をのんだ。
「ぁ……やぁ」

「一番好きなのは、ここだよ」
 サニーは割れ目の先頭、恥骨に舌を這わせると、会陰えいんまでを舐め下ろした。

 そして浅瀬で尾を揺らす魚のように、男の舌は唾液と愛液が混ざった蜜の中を泳ぐ。
 女性器のふかふかの丘を口に含み、甘く噛む。
 貝のように閉じた秘部を指で左右に割った。

「うーん、たまりませんナ。綺麗なピンク色だよ。膣内なかは真っ赤な果実みたい…美味しそう」
「言わなくていいから……」


 絨毯に座り込んで、ソファに横たわるダニエルの股の間に顔を埋めるサニー。
 女性器のヒダのスジに舌を這わせ、唾液で濡らした指先で隘路あいろの穴の入り口をぐるっと撫でた。

 長い舌が秘部全体をピチャピチャと舐め、聞こえてくる水音に羞恥で目をギュッと閉じる。
 男の舌はやがて割れ目の隙間に隠れた、秘豆クリトリスへと辿り着いた。

「はぁっ!……ぁ、ぁっ、ぁ」
「お、いい反応」

 女体の中で一番敏感なその秘豆は、触れられると飛び上がるほどきもちがいい。
 電流が走ったように、むず痒さを含んだ快感を生み出した。


「んぅ、ん、はぁ……ぁ!」
「下から上にチロチロされるのがイイ?」
 サニーの舌が下から上へ秘豆をなぶる。

「右、左にチロチロされるのがイイ?」
「はぁ、ぁ、したっ、から…ぁ、ぁ」
「ん、下からがいいんだね。俺のお姫様」

 再び下から上に向けて秘豆をねっとり舐られる。
 よくできましたねと言うように。

 これじゃあお姫様ではなく、躾される犬の様だ。
 しかし、どういうわけかそれがすごく嬉しくて、高揚感をもたらす。
 下腹部がジンと痺れて、むずむず感が止まらなかった。
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