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第1章 仮面の冒険者誕生
第6話 鉄の鎧
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第一階層『門番』ゴブリンナイトとの戦闘を終え、第二階層へ突入したゼンはそこから1時間ほど探索を進めた。
「もうこんな時間か……今日はこれくらいにしとくか。それにしても……無人っていうのは改めて凄いな」
日中ダンジョンに潜っていれば、どこかで同業者と遭遇したりする。毎回遭遇するわけではないが、魔物との戦闘中に出くわすなんて、よくある話だ。
だからこそ、そこで協力したりできるし、人脈もできていったりする。
だが、ゼンにはそれがない。助けを求めたところで、誰も来やしないのだ。
だからこそ、転移砂時計での逃げ道が用意されているのだろう。
現在、深夜一時過ぎ。時間にまだ余裕はあるが、流石にこれ以上は魔力がきつい。
「……今日は疲れたし、よく眠れそうだ」
手元の転移砂時計を発動し、地下室へ戻ったゼンは睡魔に抗えず眠りに落ちた。
◇◇◇
一階層を踏破し、二階層に突入した日からさらに一週間ほど経った。
この間にゼンは驚異的なスピードで踏破し、現在は第五階層までやって来ていた。
そのためか、日中居眠りをする日が多くなっていた。今日も今日とてゼンは睡魔と戦い続けていた。
「――い、おいっ起きろよ!!」
「……ん、何なんだ……」
「何だじゃねえよ、さっさと通せよ。勝手に通っちまうぞ」
寝惚けまなこをこすりながら、むくりと顔を上げたゼンはいまいち状況が把握出来ずにいた。
やがて、視界が確かになってきてやっと冒険者を待たせていることに気付く。
「す、すいません。すぐに通しますんで……」
「ったく、嫌われ者が……呑気に寝てんじゃねえよ」
かなり不機嫌な男は嫌味を隠そうともせず、ゼンに向かって吐く。
ゼンは今さら何百、何千と言われ続けてきた嫌味や悪口でヘコミはしない。
「どうぞ」
「……ちっ」
男は最後に舌打ちをして、ダンジョンへと潜っていった。
(あんなの、言わせておけばいいんだ……。俺は俺のやり方でダンジョンの最下層を目指す)
今でこそ減ったが、ゼンが受付担当になった当初はひどいものだった。擁護しようとする者もいたが、時間の経過と共に減っていった。
それでもゼンがこれまでやって来れたのは、ロディやガルシアなどのおかげであろう。
その日の夜、ゼンはいつも通り転移砂時計でダンジョンへ移動し、階層踏破を目指し探索を進めていた。
第五階層の『門番』まではもう少しのはずなのだが、ゼンは根気強く歩いていた。
「これまでのダンジョン探索で分かったけど、夜の時間帯は魔物の活動が落ち着くのか……?」
ゼンの言う通り、偶然か分からないが夜中のダンジョンに魔物はそれほど多くない。魔物の活動時間が人間と似ている、という事実もない。
と、思っていた矢先、ゼンの耳はある金属音を捕捉した。立ち止まり、耳を傾ける。
ゼンは一秒、二秒、三秒……と過ぎるごとに金属音が近くなってきていることを認識した。
(――冒険者か? いや、でも現在ダンジョンに潜っているクランはない。俺だけのはず、なんだけど……)
数ヶ月前にダンジョン下層へ遠征していたクラン『風林火山』はすでに帰還している。
(となると魔物、か……)
ゼンは思考を切り替え、警戒レベルを引き上げる。少し身を乗り出し、敵を確かめる。
(あれは……鉄の鎧!!)
ゼンの心臓がビクリと跳ねる。無理もない、鉄の鎧は通称であるが、危険な魔物であることに変わりはない。
正式名称はロックゴーレムというが、とにかく硬い。そういった特徴から鉄の鎧と呼ばれている。
ただ、ゼンが驚いた理由はそれだけではない。
(そもそもロックゴーレムは五回層のような上層にいる魔物じゃない……。本来中層にいる魔物なのに……)
魔物の階層を跨いだ移動は特段珍しいことではない。
ただ、中層にいる魔物が上層へ移動するなど普通ではない。ダンジョンは未だ分からないことが多く、神秘的なものだ。
新たな事実なんてゴロゴロ出てくる。なので、そこまで気にすることでもないのだが……。
ロックゴーレムの足音である独特な金属音が迫る中、ゼンは決断を迫られていた。
――退くか、姿を現し戦うか。
(答えは一つだ……)
ゼンは《身体強化》を発動し、刀を抜いた。
(……前進あるのみ)
そして正面から飛び出した。なにもゼンは馬鹿ではない。ロックゴーレムに勝てると考え、戦闘という選択肢を選んだ。
ゼンの頭にはあらゆる魔物のデータが蓄積されている。冒険者ゼクスの最大の武器は、刀でも転移砂時計でも、夜中潜れることでもない――情報だ。
つまり、ゼンはロックゴーレムの弱点を知っている。
(硬い鎧を攻撃しても、今の俺じゃ刃は通らない……狙いは、関節部分――手足を動かすため関節に硬い鎧は存在しない)
刀を片手に突進するゼンに対してロックゴーレムは、歪いびつだった。手足が左右対称ではなく、右だけ大きく膨らんでいて、左は木の枝にように細い。片側だけ怪しく光る眼は、真っすぐゼンを見据えている。
ゼンは空いた手で《火射》の構えを取り、弱点である関節部分をターゲットに数発放つ。威力は低いが、こうして細部までコントロールできるところもゼンは気に入っている。
ゼンより速く到達した炎の弾丸であったが、ロックゴーレムの腕に難なく阻まれる。
(このくらい、余裕で防いでくるよな……。それなら、直接関節を狙うまで)
それから数秒後、ゼンがロックゴーレムの攻撃範囲に入った。ロックゴーレムの攻撃方法は単純で、肉弾戦を仕掛けてくるか、口から放たれる鉄弾だけだ。
ゼンの思った通り、ロックゴーレムは口から数十発の鉄弾を撃ち出してくる。
直感で全て防ぎきれないと判断したゼンは、乗りに乗った速度を落とすことをやめ、致命傷となる鉄弾だけを刀で捌いた。
頬と太ももを鉄弾がすれ違いざまに斬りつけ、つーと血が流れる。――が、ゼンは気にせず前進する。
すると次は、細い腕をムチのようししならせ攻撃してきた。これにはゼンも目を丸くする。
(ちょ、そんなん聞いてねえよ。それに、そんな柔軟な攻撃できるほど柔らかかったっけ!?)
「くそっ」
一言そう漏らしたゼンはギリギリのところで、右足を軸に高速回転し難を逃れた。
(……あっぶねえ、でもこれで俺の間合いだ)
最後の数メートルでさらに加速したゼンは懐に潜り込むと、ロックゴーレムの股下目掛けてスライディングした。そのすれ違いざまに、刃を関節の内側部分に当て滑らせた。
(よし、斬ったッ――あとは……)
確かな感触を得たゼンはすぐさま足のかかとでブレーキをかけ、ロックゴーレムの方へ振り向く。
脚の関節を斬られたゴーレムは片膝をついていた。勝機を見出したゼンは地面を蹴ると、一歩で距離を詰めた。
そして、細い腕の方の関節を斬り、もう片方も――最後に残った片足を斬った。四肢をやられたゴーレムは立つこともできなくなり倒れた。
集中し過ぎて呼吸を忘れていたゼンは、やっと空気を吸い込んだ。
「――っはぁっ、ぁあ……はあ、はぁ……」
見事ロックゴーレムに勝利したゼンであったが、そこから離れたところで監視する存在に気付くはずもなく……。
刀を杖替わりに、どさりと座り込んだ。
◇◇◇
ゼンとロックゴーレムの戦いが行われていた場所から数百メートルの所にて、妖艶に微笑む影が一つあった。
その影は指で優しく唇をなぞると、ゆっくりと歩き出す。
「ふ~ん、私わたくしの作ったオモチャを壊した……。それも一人で……ふふ、それにしてもこんな時間にいるなんて、一体どんなお方なんでしょう。――非常に、非常に楽しみですわ」
言葉一つ一つに重みを感じさせる声の主は、一歩ずつ確実にゼンに迫っていく。
――そして
気配を感じさせずに移動した主は、ゼンのすぐ背後に立った。
「もし、そこのお方……お話よろしいですの?」
「――え?」
背後から声がして振り返ると、人がいた。ゼンの頭は一瞬真っ白になるが、本能が働き数歩離れることができた。急いで仮面を付けると、人が変わったように厳かな雰囲気で言葉を投げかけた。
「――お前は、何者だ? 突然現れて……」
「その仮面……いえ、そんなことはどうでもよくて。――貴方、私の下僕にならないかしら?」
何を言われたのかすぐに理解できなかったゼンは沈黙の後理解し、こう口から漏らした。
「は……?」
「もうこんな時間か……今日はこれくらいにしとくか。それにしても……無人っていうのは改めて凄いな」
日中ダンジョンに潜っていれば、どこかで同業者と遭遇したりする。毎回遭遇するわけではないが、魔物との戦闘中に出くわすなんて、よくある話だ。
だからこそ、そこで協力したりできるし、人脈もできていったりする。
だが、ゼンにはそれがない。助けを求めたところで、誰も来やしないのだ。
だからこそ、転移砂時計での逃げ道が用意されているのだろう。
現在、深夜一時過ぎ。時間にまだ余裕はあるが、流石にこれ以上は魔力がきつい。
「……今日は疲れたし、よく眠れそうだ」
手元の転移砂時計を発動し、地下室へ戻ったゼンは睡魔に抗えず眠りに落ちた。
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この間にゼンは驚異的なスピードで踏破し、現在は第五階層までやって来ていた。
そのためか、日中居眠りをする日が多くなっていた。今日も今日とてゼンは睡魔と戦い続けていた。
「――い、おいっ起きろよ!!」
「……ん、何なんだ……」
「何だじゃねえよ、さっさと通せよ。勝手に通っちまうぞ」
寝惚けまなこをこすりながら、むくりと顔を上げたゼンはいまいち状況が把握出来ずにいた。
やがて、視界が確かになってきてやっと冒険者を待たせていることに気付く。
「す、すいません。すぐに通しますんで……」
「ったく、嫌われ者が……呑気に寝てんじゃねえよ」
かなり不機嫌な男は嫌味を隠そうともせず、ゼンに向かって吐く。
ゼンは今さら何百、何千と言われ続けてきた嫌味や悪口でヘコミはしない。
「どうぞ」
「……ちっ」
男は最後に舌打ちをして、ダンジョンへと潜っていった。
(あんなの、言わせておけばいいんだ……。俺は俺のやり方でダンジョンの最下層を目指す)
今でこそ減ったが、ゼンが受付担当になった当初はひどいものだった。擁護しようとする者もいたが、時間の経過と共に減っていった。
それでもゼンがこれまでやって来れたのは、ロディやガルシアなどのおかげであろう。
その日の夜、ゼンはいつも通り転移砂時計でダンジョンへ移動し、階層踏破を目指し探索を進めていた。
第五階層の『門番』まではもう少しのはずなのだが、ゼンは根気強く歩いていた。
「これまでのダンジョン探索で分かったけど、夜の時間帯は魔物の活動が落ち着くのか……?」
ゼンの言う通り、偶然か分からないが夜中のダンジョンに魔物はそれほど多くない。魔物の活動時間が人間と似ている、という事実もない。
と、思っていた矢先、ゼンの耳はある金属音を捕捉した。立ち止まり、耳を傾ける。
ゼンは一秒、二秒、三秒……と過ぎるごとに金属音が近くなってきていることを認識した。
(――冒険者か? いや、でも現在ダンジョンに潜っているクランはない。俺だけのはず、なんだけど……)
数ヶ月前にダンジョン下層へ遠征していたクラン『風林火山』はすでに帰還している。
(となると魔物、か……)
ゼンは思考を切り替え、警戒レベルを引き上げる。少し身を乗り出し、敵を確かめる。
(あれは……鉄の鎧!!)
ゼンの心臓がビクリと跳ねる。無理もない、鉄の鎧は通称であるが、危険な魔物であることに変わりはない。
正式名称はロックゴーレムというが、とにかく硬い。そういった特徴から鉄の鎧と呼ばれている。
ただ、ゼンが驚いた理由はそれだけではない。
(そもそもロックゴーレムは五回層のような上層にいる魔物じゃない……。本来中層にいる魔物なのに……)
魔物の階層を跨いだ移動は特段珍しいことではない。
ただ、中層にいる魔物が上層へ移動するなど普通ではない。ダンジョンは未だ分からないことが多く、神秘的なものだ。
新たな事実なんてゴロゴロ出てくる。なので、そこまで気にすることでもないのだが……。
ロックゴーレムの足音である独特な金属音が迫る中、ゼンは決断を迫られていた。
――退くか、姿を現し戦うか。
(答えは一つだ……)
ゼンは《身体強化》を発動し、刀を抜いた。
(……前進あるのみ)
そして正面から飛び出した。なにもゼンは馬鹿ではない。ロックゴーレムに勝てると考え、戦闘という選択肢を選んだ。
ゼンの頭にはあらゆる魔物のデータが蓄積されている。冒険者ゼクスの最大の武器は、刀でも転移砂時計でも、夜中潜れることでもない――情報だ。
つまり、ゼンはロックゴーレムの弱点を知っている。
(硬い鎧を攻撃しても、今の俺じゃ刃は通らない……狙いは、関節部分――手足を動かすため関節に硬い鎧は存在しない)
刀を片手に突進するゼンに対してロックゴーレムは、歪いびつだった。手足が左右対称ではなく、右だけ大きく膨らんでいて、左は木の枝にように細い。片側だけ怪しく光る眼は、真っすぐゼンを見据えている。
ゼンは空いた手で《火射》の構えを取り、弱点である関節部分をターゲットに数発放つ。威力は低いが、こうして細部までコントロールできるところもゼンは気に入っている。
ゼンより速く到達した炎の弾丸であったが、ロックゴーレムの腕に難なく阻まれる。
(このくらい、余裕で防いでくるよな……。それなら、直接関節を狙うまで)
それから数秒後、ゼンがロックゴーレムの攻撃範囲に入った。ロックゴーレムの攻撃方法は単純で、肉弾戦を仕掛けてくるか、口から放たれる鉄弾だけだ。
ゼンの思った通り、ロックゴーレムは口から数十発の鉄弾を撃ち出してくる。
直感で全て防ぎきれないと判断したゼンは、乗りに乗った速度を落とすことをやめ、致命傷となる鉄弾だけを刀で捌いた。
頬と太ももを鉄弾がすれ違いざまに斬りつけ、つーと血が流れる。――が、ゼンは気にせず前進する。
すると次は、細い腕をムチのようししならせ攻撃してきた。これにはゼンも目を丸くする。
(ちょ、そんなん聞いてねえよ。それに、そんな柔軟な攻撃できるほど柔らかかったっけ!?)
「くそっ」
一言そう漏らしたゼンはギリギリのところで、右足を軸に高速回転し難を逃れた。
(……あっぶねえ、でもこれで俺の間合いだ)
最後の数メートルでさらに加速したゼンは懐に潜り込むと、ロックゴーレムの股下目掛けてスライディングした。そのすれ違いざまに、刃を関節の内側部分に当て滑らせた。
(よし、斬ったッ――あとは……)
確かな感触を得たゼンはすぐさま足のかかとでブレーキをかけ、ロックゴーレムの方へ振り向く。
脚の関節を斬られたゴーレムは片膝をついていた。勝機を見出したゼンは地面を蹴ると、一歩で距離を詰めた。
そして、細い腕の方の関節を斬り、もう片方も――最後に残った片足を斬った。四肢をやられたゴーレムは立つこともできなくなり倒れた。
集中し過ぎて呼吸を忘れていたゼンは、やっと空気を吸い込んだ。
「――っはぁっ、ぁあ……はあ、はぁ……」
見事ロックゴーレムに勝利したゼンであったが、そこから離れたところで監視する存在に気付くはずもなく……。
刀を杖替わりに、どさりと座り込んだ。
◇◇◇
ゼンとロックゴーレムの戦いが行われていた場所から数百メートルの所にて、妖艶に微笑む影が一つあった。
その影は指で優しく唇をなぞると、ゆっくりと歩き出す。
「ふ~ん、私わたくしの作ったオモチャを壊した……。それも一人で……ふふ、それにしてもこんな時間にいるなんて、一体どんなお方なんでしょう。――非常に、非常に楽しみですわ」
言葉一つ一つに重みを感じさせる声の主は、一歩ずつ確実にゼンに迫っていく。
――そして
気配を感じさせずに移動した主は、ゼンのすぐ背後に立った。
「もし、そこのお方……お話よろしいですの?」
「――え?」
背後から声がして振り返ると、人がいた。ゼンの頭は一瞬真っ白になるが、本能が働き数歩離れることができた。急いで仮面を付けると、人が変わったように厳かな雰囲気で言葉を投げかけた。
「――お前は、何者だ? 突然現れて……」
「その仮面……いえ、そんなことはどうでもよくて。――貴方、私の下僕にならないかしら?」
何を言われたのかすぐに理解できなかったゼンは沈黙の後理解し、こう口から漏らした。
「は……?」
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