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女だらけの社員旅行その2
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旅行当日がやって来た、ヤエと茉希ちゃんが4人分の荷物を入れたキャリーケースを準備して、ヒエがトチの為にトイレの砂と餌を用意している間、俺の心は不安で一杯だった。社長も茉希ちゃんも自信たっぷりに
「大丈夫!」
しか言わない、というかそもそも社長とヤエとヒエは初対面ってことになるのか……気づくかなぁ~? ヤエ達はもう人間のはずだから……う~ん? スマホに社長からの着信が来る。
「もっしもーし八神君迎えに来たよー!」
「ありがとうございます、今行きますね」
「早く来てね!」
プッと電話が切れた、覚悟決めるか……
「おーし皆! 社長が迎えに来てくれたから行くよ! ちゃんと挨拶してね!」
「うん!」
「トチお留守番ごめんね!」
「師匠荷物ヨロシク!」
アパートを出ると道路にワンボックスカーが待っていた、これって結構高いお車ですよね? ナンバーを見るとレンタカーではないようだけど……まさか……サングラスをした社長が運転席から呼びかける
「はいは~い! 取り敢えず全員乗り込んでくれるかなぁ! 挨拶は後でね!」
「はい! 皆乗って!」
って普通に助手席に当たり前の様に座らないで茉希ちゃん……ヤエとヒエを後部座席に乗せると。
「はい! 出発!」
社長が運転する車が走り出す、しっかし良い車だなぁ……リクライニングシートが快適でヒエ様が御満悦そうにしている。ヤエは変わりゆく景色を眺めている、そっか……また五泉市から離れるから珍しいのか。
「いや~ごめんね八神君をこきつかってさ、アタシが社長の伍堂愛です」
突然社長が自己紹介を始めた、俺の背中には冷や汗がどっと湧き出た。
「アタシは渡辺茉希!」
茉希ちゃんさぁ……ノリノリで返事しないで下さいお願いします……
「あっ私は八幡ヒエよ」
「家主がお世話になってます、八幡ヤエです」
こんな時でも俺を立ててくれるヤエの気遣いが嬉しい。
「まぁ宜しくお願いします社長……ところで聞いてもいいですか?」
「あん? なんだい?」
「華鳳なんですよね宿は?」
「うん」
「部屋は?」
「ジャグジー付きのコーナースイートルームだけど?」
!?
「ちょっと待て! 1部屋じゃないよな?」
「ちょっとアナタそんな言い方!」
「1部屋だよ、せっかくコーナースイートルーム取れたんだよ? もう変更ききませーん!」
目の前が真っ暗になる、本当に隠す気あるのか? うなだれているとスマホに茉希ちゃんからメールが届いた。
『アイは今日を楽しみにしていたんだよ! 本当に……久し振りにヤエとヒエに会えるって、だからアタシも協力した! 後悔はしてない! 師匠も覚悟決めて楽しんで!』
無茶言わないでよ……伍堂愛が産まれた経緯が経緯だけに…………アレ? それで俺に負い目無くね? どこにも悪いことはしてない、元はアイツ等の勝手な思い込みで……じゃあいいじゃんバレるならそれでも良いか!
「あっはっは! 社長有難うございます!」
「おっ! ノッてきたね八神君! そうこなくっちゃね!」
「はい! 3人もお礼!」
全員でお礼を言うと、サングラスで見えないが少し嬉しそうにしている社長の『心』が見えた。
山間を抜けて開けた場所に温泉街が見えてきたヒエがポツリと
「あのさ……健、私とヤエね温泉初めてだから」
「へっ? 天界にないの?」
「そもそも神が汚れると思う?」
「じゃあどうしてたっけ?」
「流れる河に身をって! アンタも一緒にいたでしょう!」
「あ~そう言えば、あの時は気にもしなかったな」
「つまりそう云う事よ」
「楽しみか?」
「そうね、お風呂は好きだし」
ヒエと話していると通称華鳳門をくぐる所だった。着いたか……坂を車で上がっていくと近付いてくる建物に圧倒される。そして玄関前に社長が車を停めると、待っていた従業員に車のドアを開けられ、降りるように促されて俺達のキャリーケースを手に持ちロビー迄流れるように案内された。アレ? 車は?
「社長、車は?」
「おん? そんなの宿の従業員にやらせるでしょ?」
「ねー!」
そういやこの二人元は金持ちだったか……
「何か床がちょっとふかふかしてて変な感じ」
ヤエがそう言うと確かにふかふかしてる、金持ちって……中庭の見えるロビーでソファーに座るとウェルカムドリンクを慣れた感じで社長が応対してくれた。何気なく玄関を見ると今日の宿泊客の名前をどーんと貼り付けてあった。
『伍堂企画様御一行』
、
『新潟市歴史博物館様御一行』
、
、
アレ? 社名が『伍堂企画』になってる。
「社長、社名って伍堂イベントじゃなかったっけ?」
「あ~年明けに名前変えたの、漢字の方がしっくりきたからね」
「初耳だけど!」
「アタシ社長、文句あるの?」
「ないです」
それにしても圧倒されるなぁ……絶対に縁がないと思っていたもんな、この宿に泊まるなんてさヒエですら緊張してるよ。向こうから着物を着た女性がやってきて、社長と何か話すとボーイさん? までやってきて荷物を運んでもらい部屋へと案内された。
「ひっっろ! 何これ凄い! アパート何部屋分!?」
ヒエ様やめて! 仲居さんが苦笑いしてるよ俺は泣きたいよ、大きなテーブルに座椅子が5つ分厚い座布団付きだ……ある意味来るんじゃなかったと思い始めていた。
社長が仲居さんに何か話し、仲居さんが出ていったのを確認すると5人で座椅子に座る。
「すっごいふかふかの座布団! 社長さんありがとう連れて来てくれて!」
「ヒエ違うでしょ……有難うございます伍堂社長!」
「うん? アタシだけじゃないよ、八神君がしっかり仕事してくれたお陰でもあるんだから」
ありがとう社長……俺の威厳が少し保たれた。
「さーて! お部屋を探索っと!」
どうも伝わっていない……ヒエと茉希ちゃんがせわしなく動き回っている。
「アナタ、ありがとう!」
耳元で囁いてくれるヤエの一言で少し救われる。
「せっかくだからヤエも行っておいでよ」
「ヤエ! 健! ちょっと来てよ!」
本当にヒエは……社長がニヤニヤしてる、きっと凄いんだろうな
「行こうかヤエ」
「うん」
ヒエに呼ばれて見えたものは圧倒的な広さの室内風呂だった。眺望良好湧き出る温泉ジャグジー付そして社長と同じニヤニヤ……いやドヤ顔の茉希ちゃんだった。
「大丈夫!」
しか言わない、というかそもそも社長とヤエとヒエは初対面ってことになるのか……気づくかなぁ~? ヤエ達はもう人間のはずだから……う~ん? スマホに社長からの着信が来る。
「もっしもーし八神君迎えに来たよー!」
「ありがとうございます、今行きますね」
「早く来てね!」
プッと電話が切れた、覚悟決めるか……
「おーし皆! 社長が迎えに来てくれたから行くよ! ちゃんと挨拶してね!」
「うん!」
「トチお留守番ごめんね!」
「師匠荷物ヨロシク!」
アパートを出ると道路にワンボックスカーが待っていた、これって結構高いお車ですよね? ナンバーを見るとレンタカーではないようだけど……まさか……サングラスをした社長が運転席から呼びかける
「はいは~い! 取り敢えず全員乗り込んでくれるかなぁ! 挨拶は後でね!」
「はい! 皆乗って!」
って普通に助手席に当たり前の様に座らないで茉希ちゃん……ヤエとヒエを後部座席に乗せると。
「はい! 出発!」
社長が運転する車が走り出す、しっかし良い車だなぁ……リクライニングシートが快適でヒエ様が御満悦そうにしている。ヤエは変わりゆく景色を眺めている、そっか……また五泉市から離れるから珍しいのか。
「いや~ごめんね八神君をこきつかってさ、アタシが社長の伍堂愛です」
突然社長が自己紹介を始めた、俺の背中には冷や汗がどっと湧き出た。
「アタシは渡辺茉希!」
茉希ちゃんさぁ……ノリノリで返事しないで下さいお願いします……
「あっ私は八幡ヒエよ」
「家主がお世話になってます、八幡ヤエです」
こんな時でも俺を立ててくれるヤエの気遣いが嬉しい。
「まぁ宜しくお願いします社長……ところで聞いてもいいですか?」
「あん? なんだい?」
「華鳳なんですよね宿は?」
「うん」
「部屋は?」
「ジャグジー付きのコーナースイートルームだけど?」
!?
「ちょっと待て! 1部屋じゃないよな?」
「ちょっとアナタそんな言い方!」
「1部屋だよ、せっかくコーナースイートルーム取れたんだよ? もう変更ききませーん!」
目の前が真っ暗になる、本当に隠す気あるのか? うなだれているとスマホに茉希ちゃんからメールが届いた。
『アイは今日を楽しみにしていたんだよ! 本当に……久し振りにヤエとヒエに会えるって、だからアタシも協力した! 後悔はしてない! 師匠も覚悟決めて楽しんで!』
無茶言わないでよ……伍堂愛が産まれた経緯が経緯だけに…………アレ? それで俺に負い目無くね? どこにも悪いことはしてない、元はアイツ等の勝手な思い込みで……じゃあいいじゃんバレるならそれでも良いか!
「あっはっは! 社長有難うございます!」
「おっ! ノッてきたね八神君! そうこなくっちゃね!」
「はい! 3人もお礼!」
全員でお礼を言うと、サングラスで見えないが少し嬉しそうにしている社長の『心』が見えた。
山間を抜けて開けた場所に温泉街が見えてきたヒエがポツリと
「あのさ……健、私とヤエね温泉初めてだから」
「へっ? 天界にないの?」
「そもそも神が汚れると思う?」
「じゃあどうしてたっけ?」
「流れる河に身をって! アンタも一緒にいたでしょう!」
「あ~そう言えば、あの時は気にもしなかったな」
「つまりそう云う事よ」
「楽しみか?」
「そうね、お風呂は好きだし」
ヒエと話していると通称華鳳門をくぐる所だった。着いたか……坂を車で上がっていくと近付いてくる建物に圧倒される。そして玄関前に社長が車を停めると、待っていた従業員に車のドアを開けられ、降りるように促されて俺達のキャリーケースを手に持ちロビー迄流れるように案内された。アレ? 車は?
「社長、車は?」
「おん? そんなの宿の従業員にやらせるでしょ?」
「ねー!」
そういやこの二人元は金持ちだったか……
「何か床がちょっとふかふかしてて変な感じ」
ヤエがそう言うと確かにふかふかしてる、金持ちって……中庭の見えるロビーでソファーに座るとウェルカムドリンクを慣れた感じで社長が応対してくれた。何気なく玄関を見ると今日の宿泊客の名前をどーんと貼り付けてあった。
『伍堂企画様御一行』
、
『新潟市歴史博物館様御一行』
、
、
アレ? 社名が『伍堂企画』になってる。
「社長、社名って伍堂イベントじゃなかったっけ?」
「あ~年明けに名前変えたの、漢字の方がしっくりきたからね」
「初耳だけど!」
「アタシ社長、文句あるの?」
「ないです」
それにしても圧倒されるなぁ……絶対に縁がないと思っていたもんな、この宿に泊まるなんてさヒエですら緊張してるよ。向こうから着物を着た女性がやってきて、社長と何か話すとボーイさん? までやってきて荷物を運んでもらい部屋へと案内された。
「ひっっろ! 何これ凄い! アパート何部屋分!?」
ヒエ様やめて! 仲居さんが苦笑いしてるよ俺は泣きたいよ、大きなテーブルに座椅子が5つ分厚い座布団付きだ……ある意味来るんじゃなかったと思い始めていた。
社長が仲居さんに何か話し、仲居さんが出ていったのを確認すると5人で座椅子に座る。
「すっごいふかふかの座布団! 社長さんありがとう連れて来てくれて!」
「ヒエ違うでしょ……有難うございます伍堂社長!」
「うん? アタシだけじゃないよ、八神君がしっかり仕事してくれたお陰でもあるんだから」
ありがとう社長……俺の威厳が少し保たれた。
「さーて! お部屋を探索っと!」
どうも伝わっていない……ヒエと茉希ちゃんがせわしなく動き回っている。
「アナタ、ありがとう!」
耳元で囁いてくれるヤエの一言で少し救われる。
「せっかくだからヤエも行っておいでよ」
「ヤエ! 健! ちょっと来てよ!」
本当にヒエは……社長がニヤニヤしてる、きっと凄いんだろうな
「行こうかヤエ」
「うん」
ヒエに呼ばれて見えたものは圧倒的な広さの室内風呂だった。眺望良好湧き出る温泉ジャグジー付そして社長と同じニヤニヤ……いやドヤ顔の茉希ちゃんだった。
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