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最終話1
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「当たり前だよ! 今回の一番の悪玉だよ!」
「これの事よね」
ヤエの手に蒼い結晶があった
「それだよ! ちっちゃくなってるけど!」
「この結晶は、私達が大昔に人間に与えたものよ。人間にとっては気が遠くなる程の昔の話」
ヒエが遠い目をしている。
「聞かせて……今回の件は、その結晶を使ったアタシの責任でもある」
ヒエが語りだす。
本当に驚く程の昔話だった、この土地に人が住み始めた頃に迄遡る。
大きな飢饉がこの地を襲い、滅びかけたと云う。その時に、この地の土地神として白山から降りてきた。女神の力で豊かな土地へと変えていった。ある時人間に乞われたそうだ、もっと豊かな土地にしたいと力が欲しいと。若かった女神は蒼い結晶を創り出し民に与えた大いに繁栄し栄えた。だがある日住人が一人また一人と死んでいく事件が起きた。闇に紛れ襲い掛かる魔の者。街は大混乱に陥ったが女神と住人が、力を合わせて解決させた。
一部の人間が、結晶を自身の欲望の為だけに力を使っていた事が、魔の者を産み出す原因だった。結晶は産み出した女神には破壊出来ない。結果住民達から取り上げると、地下深くに封印したそうだ。
「どっかで、聞いた事のある話なんだけど……」
「そりゃそうよ作り話だもの」
ゴンッ! ヒエの頭にげんこつを食らわせる
「真面目に聞いてた時間を返せ!! ほら謝って皆に!!」
「いっっ痛いぃぃい!! ごめんなさい……」
「おい女神様ちゃんと答えてくださいよ」
ヒエの顔面をアイアンクローで締め付ける
「わっわかったっからイアダダダダダダだ!!」
「私から話すわよ」
ヤエが結晶を持ちながら語りだす。
「確かに大昔に作り出した事は本当よ、その頃の私達の力は未熟だったのよ。大地に恵みをもたらせるほどの力が足りなかった」
「そのサポートとして結晶を作り出したって訳よ。そうしたら神気は満たされるけど同時に呪力まで増幅しちゃたって事よ」
「作り出した結晶は私達には壊せなかった……それで結局封印したってわけ」
「原因はなに? 何で呪力まで増幅したの?」
「結晶は希望やねがいを叶える力があった……」
「つまりどっかの馬鹿の邪な希望やねがいまで叶えたってところかな?」
「そうね……私達が未熟だった為に……」
「安心しな女神様! その結晶もアタシがぶっ壊す」
「大丈夫よ茉希……この結晶には力が無いから今はただの入れ物よ」
「何が入ってるの?」
「ヤガミタケシの魂よ、あのままでも良かったけど。より魂を固定しておく為にね。きちんとした魂として復活するまでね。」
「そっかぁ~って! それ寄越しなさいよ!」
ヤエに飛びかかる
「嫌よ!! ヤガミタケシの魂は、私達の小間使いにするんだから!!」
「ふざけるんじゃないわよ、復活するんでしょう!」
「あくまでも魂としての復活よ!!」
「ヒエ様ヤエ様では、八神さんの魂は結局どこにも行けないと言うことですか?」
「そうよ私達の犯した罪まで背負い、輪廻からも外れてしまった存在……せめて一緒にね」
「そうですか……最後に引っ叩きたかったけど……しょうがないですね」
「そういう訳だから私達帰るわ……神の座へ。今度はちょくちょく顔を見せに来るわね!」
「魂の事を報告されたいでしょう?」
「ぜひお願いします、マキも頭を下げなさい!」
キョーコに無理やり頭を下げられる。結局ヤガミタケシは持ってかれた、恋心と怨みを持たされたまま……
「じゃあね女神様! どうせすぐ来るんでしょうけど……そんときはキョーコの奢りでマッグ行こうね!」
「そうね……それじゃまたね」
女神達が姿を消したと同時に室内を満たしていた神気が収まっていく……
「キョーコお互いにボロボロだね! 一緒にシャワー行かない?」
「良いわね、背中流してくれる?」
「オッケ~」
二人でボロボロの服を脱いで、シャワーを浴びてお互いの背中を流し終えると風呂場から出る。
もうすぐ夜明けか……アタシの三角槍は完全に壊れて使い物にならない。もう幽鬼共は現れないだろう、現れてもまだ御守りとキョーコが居る。ついでにオッサンも……三人で、守って行こう!
「マキ……早く来て……」
キョーコがいつの間にか布団で待っている、雌の顔だ……う~ん何か。今のキョーコは危険な気がする性的な意味で、もう一人アタシが逃げろと言っている。がしかし突然身動きが取れなくなる! 何で……
「うふふ」
キョーコが見たこともない妖艶な笑みを浮かべて近づいてくる!! 怖い!!
「私ね……嫉妬深くて執念深いのよ……マキあなたが悪いのよ……私に女の喜びを……愛を思い出させた……責任取ってね」
「あの何で、アタシが動けないのかよく分からないんだけど……」
キョーコが吹き出す
「あら気付いてないの? その全身の御守りを三角剣と同じ様に操ってるだけよ」
はあ!? 何てこった! そこまで力があるの? これじゃ逆に……キョーコがキスをしてくる。
「拘束といてよ、逃げないよ……アタシだって我慢してたんだ」
拘束が解かれると同時に、キョーコを押し倒し積が切れたように求めた。キョーコの弱いところ、感じるところをアタシら二人がかりで攻めて行く。
アタシらって? それはアタシらは二人で一人だからさ、茉希も参加している霊体で……さっきのお返しとばかりに攻め立てていた。もう寝かせない……キョーコが壊れるまで愛してあげるよ。
気が付くと昼を過ぎていた。キョーコの身体は細かく痙攣して気絶していた。あたしの愛の方が上だったみたいだね。キョーコがいけないんだよ。そんな可愛い顔で乱れるから……
おやすみキョーコ
「これの事よね」
ヤエの手に蒼い結晶があった
「それだよ! ちっちゃくなってるけど!」
「この結晶は、私達が大昔に人間に与えたものよ。人間にとっては気が遠くなる程の昔の話」
ヒエが遠い目をしている。
「聞かせて……今回の件は、その結晶を使ったアタシの責任でもある」
ヒエが語りだす。
本当に驚く程の昔話だった、この土地に人が住み始めた頃に迄遡る。
大きな飢饉がこの地を襲い、滅びかけたと云う。その時に、この地の土地神として白山から降りてきた。女神の力で豊かな土地へと変えていった。ある時人間に乞われたそうだ、もっと豊かな土地にしたいと力が欲しいと。若かった女神は蒼い結晶を創り出し民に与えた大いに繁栄し栄えた。だがある日住人が一人また一人と死んでいく事件が起きた。闇に紛れ襲い掛かる魔の者。街は大混乱に陥ったが女神と住人が、力を合わせて解決させた。
一部の人間が、結晶を自身の欲望の為だけに力を使っていた事が、魔の者を産み出す原因だった。結晶は産み出した女神には破壊出来ない。結果住民達から取り上げると、地下深くに封印したそうだ。
「どっかで、聞いた事のある話なんだけど……」
「そりゃそうよ作り話だもの」
ゴンッ! ヒエの頭にげんこつを食らわせる
「真面目に聞いてた時間を返せ!! ほら謝って皆に!!」
「いっっ痛いぃぃい!! ごめんなさい……」
「おい女神様ちゃんと答えてくださいよ」
ヒエの顔面をアイアンクローで締め付ける
「わっわかったっからイアダダダダダダだ!!」
「私から話すわよ」
ヤエが結晶を持ちながら語りだす。
「確かに大昔に作り出した事は本当よ、その頃の私達の力は未熟だったのよ。大地に恵みをもたらせるほどの力が足りなかった」
「そのサポートとして結晶を作り出したって訳よ。そうしたら神気は満たされるけど同時に呪力まで増幅しちゃたって事よ」
「作り出した結晶は私達には壊せなかった……それで結局封印したってわけ」
「原因はなに? 何で呪力まで増幅したの?」
「結晶は希望やねがいを叶える力があった……」
「つまりどっかの馬鹿の邪な希望やねがいまで叶えたってところかな?」
「そうね……私達が未熟だった為に……」
「安心しな女神様! その結晶もアタシがぶっ壊す」
「大丈夫よ茉希……この結晶には力が無いから今はただの入れ物よ」
「何が入ってるの?」
「ヤガミタケシの魂よ、あのままでも良かったけど。より魂を固定しておく為にね。きちんとした魂として復活するまでね。」
「そっかぁ~って! それ寄越しなさいよ!」
ヤエに飛びかかる
「嫌よ!! ヤガミタケシの魂は、私達の小間使いにするんだから!!」
「ふざけるんじゃないわよ、復活するんでしょう!」
「あくまでも魂としての復活よ!!」
「ヒエ様ヤエ様では、八神さんの魂は結局どこにも行けないと言うことですか?」
「そうよ私達の犯した罪まで背負い、輪廻からも外れてしまった存在……せめて一緒にね」
「そうですか……最後に引っ叩きたかったけど……しょうがないですね」
「そういう訳だから私達帰るわ……神の座へ。今度はちょくちょく顔を見せに来るわね!」
「魂の事を報告されたいでしょう?」
「ぜひお願いします、マキも頭を下げなさい!」
キョーコに無理やり頭を下げられる。結局ヤガミタケシは持ってかれた、恋心と怨みを持たされたまま……
「じゃあね女神様! どうせすぐ来るんでしょうけど……そんときはキョーコの奢りでマッグ行こうね!」
「そうね……それじゃまたね」
女神達が姿を消したと同時に室内を満たしていた神気が収まっていく……
「キョーコお互いにボロボロだね! 一緒にシャワー行かない?」
「良いわね、背中流してくれる?」
「オッケ~」
二人でボロボロの服を脱いで、シャワーを浴びてお互いの背中を流し終えると風呂場から出る。
もうすぐ夜明けか……アタシの三角槍は完全に壊れて使い物にならない。もう幽鬼共は現れないだろう、現れてもまだ御守りとキョーコが居る。ついでにオッサンも……三人で、守って行こう!
「マキ……早く来て……」
キョーコがいつの間にか布団で待っている、雌の顔だ……う~ん何か。今のキョーコは危険な気がする性的な意味で、もう一人アタシが逃げろと言っている。がしかし突然身動きが取れなくなる! 何で……
「うふふ」
キョーコが見たこともない妖艶な笑みを浮かべて近づいてくる!! 怖い!!
「私ね……嫉妬深くて執念深いのよ……マキあなたが悪いのよ……私に女の喜びを……愛を思い出させた……責任取ってね」
「あの何で、アタシが動けないのかよく分からないんだけど……」
キョーコが吹き出す
「あら気付いてないの? その全身の御守りを三角剣と同じ様に操ってるだけよ」
はあ!? 何てこった! そこまで力があるの? これじゃ逆に……キョーコがキスをしてくる。
「拘束といてよ、逃げないよ……アタシだって我慢してたんだ」
拘束が解かれると同時に、キョーコを押し倒し積が切れたように求めた。キョーコの弱いところ、感じるところをアタシら二人がかりで攻めて行く。
アタシらって? それはアタシらは二人で一人だからさ、茉希も参加している霊体で……さっきのお返しとばかりに攻め立てていた。もう寝かせない……キョーコが壊れるまで愛してあげるよ。
気が付くと昼を過ぎていた。キョーコの身体は細かく痙攣して気絶していた。あたしの愛の方が上だったみたいだね。キョーコがいけないんだよ。そんな可愛い顔で乱れるから……
おやすみキョーコ
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