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共同作戦
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眠っていると、良い匂いがして来た。お母さんと住んでいたときに、よく嗅いだ匂いだ。目を覚ますとキョーコさんが居ない。キッチンから灯りが見える。
「何してるのキョーコさん?」
「軽く夕食を、と思ってね。マキはカップラーメンしか食べてないでしょう!」
ごみ袋を指差す、そうです基本カップラーメンとかジャンクフードしか食べてません。
「取り敢えず急ごしらえだけど食べましょう?」
「いっただきま~す」
「いただきます」
煮物を一口食べる、とても美味しかった。
修行生活で料理は習っていなかった。お母さんの味付けと似てる、おかわりをするとキョーコさんは喜んで盛ってくれた。
「そんなに喜んでくれるなんてね」
「キョーコさんこのお礼はいつかするから!」
「助けてくれたじゃない」
「それとは別!」
「考えておくわ、ふふっ」
食べ終わり少ししてスマホがなったオッサンが来たっぽい。
キョーコさんと表に出る、オッサンに無線機を渡す。アタシのヘルメットにも無線機が着いている。
「これで問題ない?」
「おう! 先行は任せろ!」
「オッケー行こうか!」
そのまま街を流す、これといった気配は今の所感じない、意識を集中させる。
「マキ! 少し馬場町の方へよくわからんが行って見たい良いか?」
「おっおう! ついていくよ」
「少し飛ばすぞ!」
スピードを上げる。いくら霊気で保護してても、寒さを防ぐのにも限度がある。
幽鬼の気配が急激に強くなる、それでもこれは……不味い。
「オッサン! ここからはアタシが先行する! 付いて来て!」
「任せた!」
現場まで飛ばす。間に合え間に合え!
現場は既に廃工場となった、ニット会社の中から気配を感じる。そこに何人かの男女の集団がいた。
「お前ら! ここで何してやがる!」
オッサンが声を掛ける
「おっ俺たちここで肝試しを……そっそしたらほっほんとうに出たんだよ! 逃げて来たけど何人か居ないんだよ!」
「何人だ!」
「男が二人に女が一人だ」
「行くよオッサン、キョーコさん!」
アタシは槍を構えて、助けを乞う男の胸を穿く
「気付いてたのかよヤッパり!」
黙って男の胸から幽鬼を引き摺り出し、オッサンが止めを刺した
「オッサン凄いじゃん!」
「まぁな!」
正直驚いていた、パワータイプかと思ったら、探知系の能力も結構高いんじゃないか?
「こっちも片付いたわよ!」
キョーコさんが残りの幽鬼を祓ったらしい、手には真三角剣を持っている。
目が怖い、逆にこの人がパワータイプじゃ……まっまぁ良いそれよりも!
「じゃ突入するよ!」
オッサンが先行する、アタシは殿だ。建物の中には瘴気で満ちている。普通の人間では正気でいられないだろう。オッサンが手で合図する。男の死体が二体転がっている、奥から女の媚びるような、甘い喘ぎ声が聞こえてくる。
オッサンが男の死体の監視役をかって出た。
アタシとキョーコで奥へと進む。
「キョーコさん平気?」
返事は無いが目がとにかく怖い
部屋を覗く、幽鬼が女を犯していた。服は無惨に剥ぎ取られ、腰を掴んで女を陵辱していた。女は幽鬼の放つ、催淫効果のせいだろう媚びる様に腰を振りながら。ねだるように甘い喘ぎ声を出している。
キョーコさんが飛び出していく!
「ちょっと!」
キョーコさんが真三角剣で幽鬼を斬り捨てる、女は解放されたが。まだ物欲しそうに口を広げ、だらしなくヨダレを垂らし腰を引く付かせていた。
部屋の様子を探る、幽鬼の気配は一体じゃない! あの様子じゃキョーコさんは気付いて無い! ヤバい突入するか? 様子を見るか? キョーコさんは幽鬼に止めを刺そうとしているが潜んでいた幽鬼が飛び出す。
「ちっ!」
アタシも飛び出すが
「無駄よ」
冷たい声で言い放つ。いつの間にか飛び出して来た幽鬼の周りに、三角剣が浮かんでいる。キョーコさんが手をかざすと幽鬼の身体に、二つの三角結界が出来上がっていた。
「消えなさい」
キョーコさんが手を振り降ろすと。幽鬼の身体の真ん中にできた。二つの三角結界が、ゆっくりと左右に動き幽鬼を消滅させた。正直エグいし、キョーコさんが怖い。それはそれとしてアタシは、天井目掛けて三角槍で穿く。絶叫と共に巨大な幽鬼が現れた。
「全く油断も隙もない。でもとっときぇ……」
キョーコさんが手に持った真三角剣で真っ二つに斬り裂いた。
「ええぇえぇ……アタシの出番……」
キョーコさんの手に持つ真三角剣は光の刀身を宿している。やりすぎだよ……師匠、キョーコさんが鬼みたいになっちゃたよ。
絶叫と共に幽鬼が消滅する。キョーコさんが女に駆け寄る、後ろから三角槍で女の腹を穿く
「マキ!!」
「隠れてないで出てきな!」
引き摺り出し斬り裂いた、流石にキョーコさんも女相手には油断したようだ。
「キョーコさん油断しすぎ。幽鬼は女にも巣食うんだよ? 自分で体験したでしょ」
「そうねそうだった……ごめんなさい」
「まぁ、いいっていいって。それよりこの女だなどうしようかなぁ?」
「どう言う事?」
「このままだとこの人狂うね。間違い無く、快楽を求めて苦しみ悶えてね。あんまりキョーコさんには言うのも何だけど」
「軽く祓って、彼氏なり何なりとイかせまくれば。勝手に弱った幽鬼は消えてくんだよ」
「それを下手に霊気を持つキョーコさんは我慢したでしょ」
「レスだとか言ってないで、ヤルコトヤッてれば、勝手に消えていくはずだったのに! だから言ったじゃん! 気にすんなって」
「それはしょうがないでしょう」
「勿体ないねぇ~キョーコさん美人でスタイルも良いのに」
「まっそれよりこの人だね」
鞄から霊水を取り出しぶっかける、それでも惚けている。指をワキワキさせる
「何する気!」
「決まってんじゃん」
女の口に指を入れると舌を絡ませてくる
「今すぐ楽にしてやるからな」
指先に霊気を込めて、ゆっくりと中に滑り込ませ中でうねらせる。
「ちょっと!」
キョーコさんの顔が真っ赤だ、協力してもらおう。
「キョーコさんそっちお願い、二人でやった方が早いと思うよ」
「舌先に霊気を込めて、そっちの先端を丹念ヨロシク」
アタシはすでに右の先端を丹念に舐め回し甘噛していた、その度に身体が反応している
「もう少しだから」
キョーコさんモジモジしてるな刺激が強すぎたか?少し躊躇したあとゆっくりと近付いてきて先端を慰めるように転がす。キョーコさんの指も中に入れようとする。
「二人の方が早いんでしょう?」
顔を耳まで真っ赤にしながら言ってきた。
「それじゃいってみよ~!」
数分後、歓喜の声を上げながら失禁し。果てた女を、おぶってオッサンの所へ降りて行った。
「オッサン! コート貸して」
「おう!」
女にコートをかける、良く眠っているようだ。
「こっちの死体は?」
「幽鬼がしっかりと取り憑いていたよ」
「警察に連絡は?」
「とっくにしたよ、それよりもマキこういうの見れるか?」
死体を指差す。
「京子ちゃんは見ない方が……」
「見ます」
「じゃ見てみようか?」
死体に近づく、胸から腹まで切り裂かれ内臓が飛び出している。それを見たキョーコさんが吐いた。
「オッサン今迄の男の被害者って、大体こんなだよね?」
「まあ大体胸から下っ腹まで、切り裂かれているな」
「あのさぁアレが無いんだけど」
「アレだぁ!?」
「アレだよ!」
そこを指で指す
「ほら付いてない」
「げっ!」
オッサンが自分の股間を押さえつける
性器が付いていない、引き千切られている。
「何だろう? なんでアレを引き千切ってまで……」
遠くからサイレンが聴こえる。
「ここまでかな?」
「そうだな」
「京子ちゃん大丈夫か?」
さっき迄の鬼気迫る雰囲気がそこには無かった。
「さっさと出ましょう、死体何てじっくりと見た事ありませんから」
工場の外まで出た、ここからはアタシの努めだ!
「この工場周辺の瘴気を消し飛ばす! 少し下がって居て」二人にそう言うと、三角槍に意識を集中させる。自分の身体の霊気と『神気』を纏わせる。
槍が蒼く光る……今だ!
地面に三角槍を突き立てると同時に瘴気が吹き飛びそして静寂が訪れる。二人に向けて親指を立てる。
「これで良いかな?」
「マキお前すげぇな!」
「オッサン達のおかげだよ、アタシ一人じゃ余力残せていたかどうか」
「それよりもオッサンの感ってさ。それもう能力だよ」
「そうか? お前から貰った、腕輪を付けてから何となく感じてな」
「反応は?」
「ちょっとまってくれ」
オッサンが集中している
「朝が近いのかほぼ無いな」
「オッサン、今夜の夜警の為に調べて欲しいんだ。今迄の男の被害者で、アレ引き千切って殺されたのが他にいないか」
「任せとけ! 今日は帰るか? 空も明るくなってきたし」
「帰ろう! 疲れたら休む事が一番大事!」
「私も賛成です」
「今日の集合時間は、俺の調べ物が終わり次第で良いか?」
「オッサンも休みなよ?」
「おう!」
三人共に家路に帰って行く。
アパートの玄関を開ける。キョーコさんが、入って来ない。
「どうしたの?」
「あっあのご飯の材料買ってくるわね!」
「一緒に行くよ、近くに24時間営業のスーパー有るから。歩いて行こう」
「でっでも疲れているでしょう」
「良いから行こう!」
手を引っ張って買い物へと出かけた。
「何してるのキョーコさん?」
「軽く夕食を、と思ってね。マキはカップラーメンしか食べてないでしょう!」
ごみ袋を指差す、そうです基本カップラーメンとかジャンクフードしか食べてません。
「取り敢えず急ごしらえだけど食べましょう?」
「いっただきま~す」
「いただきます」
煮物を一口食べる、とても美味しかった。
修行生活で料理は習っていなかった。お母さんの味付けと似てる、おかわりをするとキョーコさんは喜んで盛ってくれた。
「そんなに喜んでくれるなんてね」
「キョーコさんこのお礼はいつかするから!」
「助けてくれたじゃない」
「それとは別!」
「考えておくわ、ふふっ」
食べ終わり少ししてスマホがなったオッサンが来たっぽい。
キョーコさんと表に出る、オッサンに無線機を渡す。アタシのヘルメットにも無線機が着いている。
「これで問題ない?」
「おう! 先行は任せろ!」
「オッケー行こうか!」
そのまま街を流す、これといった気配は今の所感じない、意識を集中させる。
「マキ! 少し馬場町の方へよくわからんが行って見たい良いか?」
「おっおう! ついていくよ」
「少し飛ばすぞ!」
スピードを上げる。いくら霊気で保護してても、寒さを防ぐのにも限度がある。
幽鬼の気配が急激に強くなる、それでもこれは……不味い。
「オッサン! ここからはアタシが先行する! 付いて来て!」
「任せた!」
現場まで飛ばす。間に合え間に合え!
現場は既に廃工場となった、ニット会社の中から気配を感じる。そこに何人かの男女の集団がいた。
「お前ら! ここで何してやがる!」
オッサンが声を掛ける
「おっ俺たちここで肝試しを……そっそしたらほっほんとうに出たんだよ! 逃げて来たけど何人か居ないんだよ!」
「何人だ!」
「男が二人に女が一人だ」
「行くよオッサン、キョーコさん!」
アタシは槍を構えて、助けを乞う男の胸を穿く
「気付いてたのかよヤッパり!」
黙って男の胸から幽鬼を引き摺り出し、オッサンが止めを刺した
「オッサン凄いじゃん!」
「まぁな!」
正直驚いていた、パワータイプかと思ったら、探知系の能力も結構高いんじゃないか?
「こっちも片付いたわよ!」
キョーコさんが残りの幽鬼を祓ったらしい、手には真三角剣を持っている。
目が怖い、逆にこの人がパワータイプじゃ……まっまぁ良いそれよりも!
「じゃ突入するよ!」
オッサンが先行する、アタシは殿だ。建物の中には瘴気で満ちている。普通の人間では正気でいられないだろう。オッサンが手で合図する。男の死体が二体転がっている、奥から女の媚びるような、甘い喘ぎ声が聞こえてくる。
オッサンが男の死体の監視役をかって出た。
アタシとキョーコで奥へと進む。
「キョーコさん平気?」
返事は無いが目がとにかく怖い
部屋を覗く、幽鬼が女を犯していた。服は無惨に剥ぎ取られ、腰を掴んで女を陵辱していた。女は幽鬼の放つ、催淫効果のせいだろう媚びる様に腰を振りながら。ねだるように甘い喘ぎ声を出している。
キョーコさんが飛び出していく!
「ちょっと!」
キョーコさんが真三角剣で幽鬼を斬り捨てる、女は解放されたが。まだ物欲しそうに口を広げ、だらしなくヨダレを垂らし腰を引く付かせていた。
部屋の様子を探る、幽鬼の気配は一体じゃない! あの様子じゃキョーコさんは気付いて無い! ヤバい突入するか? 様子を見るか? キョーコさんは幽鬼に止めを刺そうとしているが潜んでいた幽鬼が飛び出す。
「ちっ!」
アタシも飛び出すが
「無駄よ」
冷たい声で言い放つ。いつの間にか飛び出して来た幽鬼の周りに、三角剣が浮かんでいる。キョーコさんが手をかざすと幽鬼の身体に、二つの三角結界が出来上がっていた。
「消えなさい」
キョーコさんが手を振り降ろすと。幽鬼の身体の真ん中にできた。二つの三角結界が、ゆっくりと左右に動き幽鬼を消滅させた。正直エグいし、キョーコさんが怖い。それはそれとしてアタシは、天井目掛けて三角槍で穿く。絶叫と共に巨大な幽鬼が現れた。
「全く油断も隙もない。でもとっときぇ……」
キョーコさんが手に持った真三角剣で真っ二つに斬り裂いた。
「ええぇえぇ……アタシの出番……」
キョーコさんの手に持つ真三角剣は光の刀身を宿している。やりすぎだよ……師匠、キョーコさんが鬼みたいになっちゃたよ。
絶叫と共に幽鬼が消滅する。キョーコさんが女に駆け寄る、後ろから三角槍で女の腹を穿く
「マキ!!」
「隠れてないで出てきな!」
引き摺り出し斬り裂いた、流石にキョーコさんも女相手には油断したようだ。
「キョーコさん油断しすぎ。幽鬼は女にも巣食うんだよ? 自分で体験したでしょ」
「そうねそうだった……ごめんなさい」
「まぁ、いいっていいって。それよりこの女だなどうしようかなぁ?」
「どう言う事?」
「このままだとこの人狂うね。間違い無く、快楽を求めて苦しみ悶えてね。あんまりキョーコさんには言うのも何だけど」
「軽く祓って、彼氏なり何なりとイかせまくれば。勝手に弱った幽鬼は消えてくんだよ」
「それを下手に霊気を持つキョーコさんは我慢したでしょ」
「レスだとか言ってないで、ヤルコトヤッてれば、勝手に消えていくはずだったのに! だから言ったじゃん! 気にすんなって」
「それはしょうがないでしょう」
「勿体ないねぇ~キョーコさん美人でスタイルも良いのに」
「まっそれよりこの人だね」
鞄から霊水を取り出しぶっかける、それでも惚けている。指をワキワキさせる
「何する気!」
「決まってんじゃん」
女の口に指を入れると舌を絡ませてくる
「今すぐ楽にしてやるからな」
指先に霊気を込めて、ゆっくりと中に滑り込ませ中でうねらせる。
「ちょっと!」
キョーコさんの顔が真っ赤だ、協力してもらおう。
「キョーコさんそっちお願い、二人でやった方が早いと思うよ」
「舌先に霊気を込めて、そっちの先端を丹念ヨロシク」
アタシはすでに右の先端を丹念に舐め回し甘噛していた、その度に身体が反応している
「もう少しだから」
キョーコさんモジモジしてるな刺激が強すぎたか?少し躊躇したあとゆっくりと近付いてきて先端を慰めるように転がす。キョーコさんの指も中に入れようとする。
「二人の方が早いんでしょう?」
顔を耳まで真っ赤にしながら言ってきた。
「それじゃいってみよ~!」
数分後、歓喜の声を上げながら失禁し。果てた女を、おぶってオッサンの所へ降りて行った。
「オッサン! コート貸して」
「おう!」
女にコートをかける、良く眠っているようだ。
「こっちの死体は?」
「幽鬼がしっかりと取り憑いていたよ」
「警察に連絡は?」
「とっくにしたよ、それよりもマキこういうの見れるか?」
死体を指差す。
「京子ちゃんは見ない方が……」
「見ます」
「じゃ見てみようか?」
死体に近づく、胸から腹まで切り裂かれ内臓が飛び出している。それを見たキョーコさんが吐いた。
「オッサン今迄の男の被害者って、大体こんなだよね?」
「まあ大体胸から下っ腹まで、切り裂かれているな」
「あのさぁアレが無いんだけど」
「アレだぁ!?」
「アレだよ!」
そこを指で指す
「ほら付いてない」
「げっ!」
オッサンが自分の股間を押さえつける
性器が付いていない、引き千切られている。
「何だろう? なんでアレを引き千切ってまで……」
遠くからサイレンが聴こえる。
「ここまでかな?」
「そうだな」
「京子ちゃん大丈夫か?」
さっき迄の鬼気迫る雰囲気がそこには無かった。
「さっさと出ましょう、死体何てじっくりと見た事ありませんから」
工場の外まで出た、ここからはアタシの努めだ!
「この工場周辺の瘴気を消し飛ばす! 少し下がって居て」二人にそう言うと、三角槍に意識を集中させる。自分の身体の霊気と『神気』を纏わせる。
槍が蒼く光る……今だ!
地面に三角槍を突き立てると同時に瘴気が吹き飛びそして静寂が訪れる。二人に向けて親指を立てる。
「これで良いかな?」
「マキお前すげぇな!」
「オッサン達のおかげだよ、アタシ一人じゃ余力残せていたかどうか」
「それよりもオッサンの感ってさ。それもう能力だよ」
「そうか? お前から貰った、腕輪を付けてから何となく感じてな」
「反応は?」
「ちょっとまってくれ」
オッサンが集中している
「朝が近いのかほぼ無いな」
「オッサン、今夜の夜警の為に調べて欲しいんだ。今迄の男の被害者で、アレ引き千切って殺されたのが他にいないか」
「任せとけ! 今日は帰るか? 空も明るくなってきたし」
「帰ろう! 疲れたら休む事が一番大事!」
「私も賛成です」
「今日の集合時間は、俺の調べ物が終わり次第で良いか?」
「オッサンも休みなよ?」
「おう!」
三人共に家路に帰って行く。
アパートの玄関を開ける。キョーコさんが、入って来ない。
「どうしたの?」
「あっあのご飯の材料買ってくるわね!」
「一緒に行くよ、近くに24時間営業のスーパー有るから。歩いて行こう」
「でっでも疲れているでしょう」
「良いから行こう!」
手を引っ張って買い物へと出かけた。
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