8 / 24
第一章
第8話 石化病
しおりを挟む
「じゃ、抽出します。」
俺は用意されたガラス瓶に薬を抽出していく。
「た、確かに指先からでているな。」
「こ、こんな得体のしれないものを、本当に使うんですか?」
「サクラ君。ノエル医師から報告が出ているんだ。検証は必要だよ。」
「薬事ギルドによれば、これで金貨300枚だそうです。」
「まあ買い取り額としては妥当だろうね。貴族がタタラ毒にやられたとしたら、治療費金貨500枚は出すだろうね。他に治療方法がないんだから。」
「そんな価格になったら、平民はおとなしく死ねってことですよね。」
「そうなるかな。さて、今タタラ毒の患者はいるんだっけ。」
「市中の医師はわかりませんが、局内にはいませんね。」
「じゃあ、医師会に連絡しといて。タタラ毒の患者がいたら出向くからって。」
「局長が行かれるんですか!」
「当然。致死率100%が覆るんだよ。僕以外に誰が立ち会えるのさ。」
「局長、例の患者へはどうしますか?」
「もちろん試してもらおうよ。」
俺は案内されるままに病室に連れていかれた。
病室に入った瞬間、異様な感覚に襲われた。
「どうした?」
「この感覚、皆さんは感じないんですか?」
「うん?」
「何をよ!」
「ダンジョンの……、魔物が近くにいる感じです。」
「ど、どこに?」
「いやよ、そんなの!」
エコーロケーションと気配察知でも引っかからないが、確実にダンジョンに近い感じがしている。
それも、寝ている女性の体から。
「この病気は最近確認されたもので、”石化病”と呼んでいる。」
「石化病……。」
「文字通り体が石に変わってしまい、平均で余命は3か月。石化が心臓に影響を及ぼす頃には腎不全やその他の臓器が機能しなくなり死に至る。そういう病だ。」
「ちょっと患部出してもらっていいですか。」
寝間着を巻き上げてもらい、石化している部分に薬を塗っていく。
「おお、石化が溶けていく!」
「アンヌ、助かるわよ!」
「ですが、原因を絶たないと石化は止まらないでしょう。」
「原因が分かるのかね……。」
「おそらくは、この石化している内側に魔物が入り込んでいます。」
「馬鹿な!魔物がどうやって入り込んだというんだね。」
「別に、小さな卵ならいくらでも体内に侵入することは可能でしょう。それよりもどうやって退治するか……。」
「いや、我々も散々検査したんだ。だが、患部は発見できなかった。」
「虫下しや整腸剤も飲んでもらったけど、何の効果もないのよ。」
俺は手のひらからエコーロケーションを発射してみた。
これまでは体全体から放って周囲の様子を探知してきたが、指向性を強くして出力もあげる。
「何をしているんだね?」
「魔物を探知するスキルです。」
寝間着をめくりあげて確認していくが反応はない。
寝間着の下を少し下げたところで反応があった。
「ここに印をつけてください。」
「そこに魔物がいるのかね。」
「おそらく。」
それで、ここからどうするのか……。
その気になれば、喉から触手を伸ばしていって、魔物を吸収。そのあとで薬を使えば全快するだろう。
だが、そこまで自分の能力を晒して、何のメリットがあるというのだろうか……。
俺は力なく横たわるアンヌと呼ばれた女性を見た。
サクラさんと同じか少し下なら、まだ20代だろう。
「ふう……。」
「石化している以上、切開はできない。君に何か手段があるのかね。」
「他人に見せたくありません。局長と患者さんだけにしてもらえますか。」
「なぜ!私たちは医者なのよ!秘密なら守れるわ!」
「この女を助けたいのなら、部屋から出て行ってくれ……。」
「いや、治療の方法があるのなら我々も知りたい!」
「俺が見せたくねえんだよ!」
少し感情的になってしまった。
俺の葛藤など、こいつらには分からないだろう。
「課長、サクラ君、ここは彼の言うことを聞いてくれ。責任は私がとる。」
「局長……。」
病室の中は俺と局長と患者だけになった。
「悪いが説明はできない。多分、患者は分かるだろうが……。」
俺は手にガーゼを巻きつけて口の中に指を入れた。
「ちょっと苦しいかもしれないが、少しだけ我慢してくれ。」
患者は目でうなづいた。
おれは、指の先を細く細く伸ばしていく。
イメージは0.5mm。糸よりも太いが蕎麦よりも細い。
左手は口の中、右手で先端をなぞっていく。
食堂から胃、胃から十二指腸へと慎重に伸ばしていく。
「見つけた!」
俺はその魔物を吸収した。スキル”石化”を得た。
俺は患者の口から左手を抜いてため息をついた。
「魔物は処分した。あとは石化の対処だ。」
俺は薬を綿にしみこませて、患部に押し当て、石化を解除していく。
腹から下腹部へ、パンツに手をかけた瞬間、悲鳴があがった。
「いやぁーーーーーっ!」
俺の左頬には赤く手形が残っている。
患部への塗付は女性職員の手で行われ、今は服用してもらった薬で元気いっぱいのようだ。
「す、すみませんでした!取り乱してしまって……。」
「いいのよ。こいつ医者でもないのに、パンツにまで手をかけたんだからさ。」
「い、いえ、彼は立派なお医者様です。というか、あの集中力は、並みのお医者様では出せませんよ。」
「……そうだね。彼は十分な技量を持った医師と言えるだろうね。一時間前は寝たきりだったアンヌ君が、短時間でここまで回復しているんだ。優れた薬師ともいえるね。」
「本当に、あの薬は奇跡の薬ですわ。」
「他にも患者さんがいるんですよね。」
「ああ、もう二人いるが、疲れてはいないのかね。」
「早く終わらせて宿を探さないといけません。今日、王都についたばかりなので。それに、王都は初めてなので、ギルドから城まで2時間もかかってしまいました。」
なんだか、あきれたような雰囲気が漂っている。なんかしたのか俺。
俺と局長と患者さんの三人で二度目の魔物退治だ。
「今度は、捕獲してみたいと思います。」
「できるのかね。」
「多分。」
今度の患者さんは40代の男性だった。
触手を伸ばしていった俺は、触手の先から糸車を飛ばし、ぐるぐる巻きにした。
そして慎重に引き上げていく。
口から出した俺の指先に、3cm弱の繭がぶら下がっていた。
「それが魔物なのかね?」
「いえ、繭みたいに包んであります。みんなを呼んで正体を確認しましょう。」
医師全員を集めて繭を開くとサソリのような魔物が出てきた。動きは鈍いようだ。
全員が姿を確認し、魔力パターンを把握したことで、医師たちの持つスキル”サーチ”で認識できるようになるらしい。
この魔物は”石化虫”と名付けられた。
実際に3人目の患者さんの石化虫は局長によって場所を特定され、全員が手をかざして確認した。
患者さんの身になってあげようよ。大勢で寄ってたかって……。
そして、虫の直近の石化を万能薬で解除し、服用させることで虫に注射針が届くようにする。そこで、万能薬を注入すれば退治できることが分かった。
最後にサーチで反応の消えたことを確認すれば終わりだ。サンプルに万能薬を注射したときには数分で溶解したことが確認できている。
3人目の患者さんの処置が終わったあとで、俺は全員から握手攻めにあった。
治療不可、致死率100%の症例を、原因の解明から処置方法の確立まで、これほど短時間で終わらせたのは驚異的だという。
握手攻めに会う中で、「レオの……」とか「特別認定……」とか聞こえたが、職員のオーッとか大きな拍手でかき消された。きっと気のせいだろう。
すべて片付いたのは24時を回っていた。
俺は局長に言われて城の客間で寝かせてもらった。
寝間着も備え付けのすごい部屋だった。
翌朝、俺はメイドさんに起こされ、身だしなみを整えられて、国王の前に連行された。
ナニ、これ……。
【あとがき】
石化虫。パンツ下げないと治療できませんよね。
俺は用意されたガラス瓶に薬を抽出していく。
「た、確かに指先からでているな。」
「こ、こんな得体のしれないものを、本当に使うんですか?」
「サクラ君。ノエル医師から報告が出ているんだ。検証は必要だよ。」
「薬事ギルドによれば、これで金貨300枚だそうです。」
「まあ買い取り額としては妥当だろうね。貴族がタタラ毒にやられたとしたら、治療費金貨500枚は出すだろうね。他に治療方法がないんだから。」
「そんな価格になったら、平民はおとなしく死ねってことですよね。」
「そうなるかな。さて、今タタラ毒の患者はいるんだっけ。」
「市中の医師はわかりませんが、局内にはいませんね。」
「じゃあ、医師会に連絡しといて。タタラ毒の患者がいたら出向くからって。」
「局長が行かれるんですか!」
「当然。致死率100%が覆るんだよ。僕以外に誰が立ち会えるのさ。」
「局長、例の患者へはどうしますか?」
「もちろん試してもらおうよ。」
俺は案内されるままに病室に連れていかれた。
病室に入った瞬間、異様な感覚に襲われた。
「どうした?」
「この感覚、皆さんは感じないんですか?」
「うん?」
「何をよ!」
「ダンジョンの……、魔物が近くにいる感じです。」
「ど、どこに?」
「いやよ、そんなの!」
エコーロケーションと気配察知でも引っかからないが、確実にダンジョンに近い感じがしている。
それも、寝ている女性の体から。
「この病気は最近確認されたもので、”石化病”と呼んでいる。」
「石化病……。」
「文字通り体が石に変わってしまい、平均で余命は3か月。石化が心臓に影響を及ぼす頃には腎不全やその他の臓器が機能しなくなり死に至る。そういう病だ。」
「ちょっと患部出してもらっていいですか。」
寝間着を巻き上げてもらい、石化している部分に薬を塗っていく。
「おお、石化が溶けていく!」
「アンヌ、助かるわよ!」
「ですが、原因を絶たないと石化は止まらないでしょう。」
「原因が分かるのかね……。」
「おそらくは、この石化している内側に魔物が入り込んでいます。」
「馬鹿な!魔物がどうやって入り込んだというんだね。」
「別に、小さな卵ならいくらでも体内に侵入することは可能でしょう。それよりもどうやって退治するか……。」
「いや、我々も散々検査したんだ。だが、患部は発見できなかった。」
「虫下しや整腸剤も飲んでもらったけど、何の効果もないのよ。」
俺は手のひらからエコーロケーションを発射してみた。
これまでは体全体から放って周囲の様子を探知してきたが、指向性を強くして出力もあげる。
「何をしているんだね?」
「魔物を探知するスキルです。」
寝間着をめくりあげて確認していくが反応はない。
寝間着の下を少し下げたところで反応があった。
「ここに印をつけてください。」
「そこに魔物がいるのかね。」
「おそらく。」
それで、ここからどうするのか……。
その気になれば、喉から触手を伸ばしていって、魔物を吸収。そのあとで薬を使えば全快するだろう。
だが、そこまで自分の能力を晒して、何のメリットがあるというのだろうか……。
俺は力なく横たわるアンヌと呼ばれた女性を見た。
サクラさんと同じか少し下なら、まだ20代だろう。
「ふう……。」
「石化している以上、切開はできない。君に何か手段があるのかね。」
「他人に見せたくありません。局長と患者さんだけにしてもらえますか。」
「なぜ!私たちは医者なのよ!秘密なら守れるわ!」
「この女を助けたいのなら、部屋から出て行ってくれ……。」
「いや、治療の方法があるのなら我々も知りたい!」
「俺が見せたくねえんだよ!」
少し感情的になってしまった。
俺の葛藤など、こいつらには分からないだろう。
「課長、サクラ君、ここは彼の言うことを聞いてくれ。責任は私がとる。」
「局長……。」
病室の中は俺と局長と患者だけになった。
「悪いが説明はできない。多分、患者は分かるだろうが……。」
俺は手にガーゼを巻きつけて口の中に指を入れた。
「ちょっと苦しいかもしれないが、少しだけ我慢してくれ。」
患者は目でうなづいた。
おれは、指の先を細く細く伸ばしていく。
イメージは0.5mm。糸よりも太いが蕎麦よりも細い。
左手は口の中、右手で先端をなぞっていく。
食堂から胃、胃から十二指腸へと慎重に伸ばしていく。
「見つけた!」
俺はその魔物を吸収した。スキル”石化”を得た。
俺は患者の口から左手を抜いてため息をついた。
「魔物は処分した。あとは石化の対処だ。」
俺は薬を綿にしみこませて、患部に押し当て、石化を解除していく。
腹から下腹部へ、パンツに手をかけた瞬間、悲鳴があがった。
「いやぁーーーーーっ!」
俺の左頬には赤く手形が残っている。
患部への塗付は女性職員の手で行われ、今は服用してもらった薬で元気いっぱいのようだ。
「す、すみませんでした!取り乱してしまって……。」
「いいのよ。こいつ医者でもないのに、パンツにまで手をかけたんだからさ。」
「い、いえ、彼は立派なお医者様です。というか、あの集中力は、並みのお医者様では出せませんよ。」
「……そうだね。彼は十分な技量を持った医師と言えるだろうね。一時間前は寝たきりだったアンヌ君が、短時間でここまで回復しているんだ。優れた薬師ともいえるね。」
「本当に、あの薬は奇跡の薬ですわ。」
「他にも患者さんがいるんですよね。」
「ああ、もう二人いるが、疲れてはいないのかね。」
「早く終わらせて宿を探さないといけません。今日、王都についたばかりなので。それに、王都は初めてなので、ギルドから城まで2時間もかかってしまいました。」
なんだか、あきれたような雰囲気が漂っている。なんかしたのか俺。
俺と局長と患者さんの三人で二度目の魔物退治だ。
「今度は、捕獲してみたいと思います。」
「できるのかね。」
「多分。」
今度の患者さんは40代の男性だった。
触手を伸ばしていった俺は、触手の先から糸車を飛ばし、ぐるぐる巻きにした。
そして慎重に引き上げていく。
口から出した俺の指先に、3cm弱の繭がぶら下がっていた。
「それが魔物なのかね?」
「いえ、繭みたいに包んであります。みんなを呼んで正体を確認しましょう。」
医師全員を集めて繭を開くとサソリのような魔物が出てきた。動きは鈍いようだ。
全員が姿を確認し、魔力パターンを把握したことで、医師たちの持つスキル”サーチ”で認識できるようになるらしい。
この魔物は”石化虫”と名付けられた。
実際に3人目の患者さんの石化虫は局長によって場所を特定され、全員が手をかざして確認した。
患者さんの身になってあげようよ。大勢で寄ってたかって……。
そして、虫の直近の石化を万能薬で解除し、服用させることで虫に注射針が届くようにする。そこで、万能薬を注入すれば退治できることが分かった。
最後にサーチで反応の消えたことを確認すれば終わりだ。サンプルに万能薬を注射したときには数分で溶解したことが確認できている。
3人目の患者さんの処置が終わったあとで、俺は全員から握手攻めにあった。
治療不可、致死率100%の症例を、原因の解明から処置方法の確立まで、これほど短時間で終わらせたのは驚異的だという。
握手攻めに会う中で、「レオの……」とか「特別認定……」とか聞こえたが、職員のオーッとか大きな拍手でかき消された。きっと気のせいだろう。
すべて片付いたのは24時を回っていた。
俺は局長に言われて城の客間で寝かせてもらった。
寝間着も備え付けのすごい部屋だった。
翌朝、俺はメイドさんに起こされ、身だしなみを整えられて、国王の前に連行された。
ナニ、これ……。
【あとがき】
石化虫。パンツ下げないと治療できませんよね。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。
羽海汐遠
ファンタジー
最強の魔王ソフィが支配するアレルバレルの地。
彼はこの地で数千年に渡り統治を続けてきたが、圧政だと言い張る勇者マリスたちが立ち上がり、魔王城に攻め込んでくる。
残すは魔王ソフィのみとなった事で勇者たちは勝利を確信するが、肝心の魔王ソフィに全く歯が立たず、片手であっさりと勇者たちはやられてしまう。そんな中で勇者パーティの一人、賢者リルトマーカが取り出したマジックアイテムで、一度だけ奇跡を起こすと言われる『根源の玉』を使われて、魔王ソフィは異世界へと飛ばされてしまうのだった。
最強の魔王は新たな世界に降り立ち、冒険者ギルドに所属する。
そして最強の魔王は、この新たな世界でかつて諦めた願いを再び抱き始める。
彼の願いとはソフィ自身に敗北を与えられる程の強さを持つ至高の存在と出会い、そして全力で戦った上で可能であれば、その至高の相手に完膚なきまでに叩き潰された後に敵わないと思わせて欲しいという願いである。
人間を愛する優しき魔王は、その強さ故に孤独を感じる。
彼の願望である至高の存在に、果たして巡り合うことが出来るのだろうか。
『カクヨム』
2021.3『第六回カクヨムコンテスト』最終選考作品。
2024.3『MFブックス10周年記念小説コンテスト』最終選考作品。
『小説家になろう』
2024.9『累計PV1800万回』達成作品。
※出来るだけ、毎日投稿を心掛けています。
小説家になろう様 https://ncode.syosetu.com/n4450fx/
カクヨム様 https://kakuyomu.jp/works/1177354054896551796
ノベルバ様 https://novelba.com/indies/works/932709
ノベルアッププラス様 https://novelup.plus/story/998963655
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる