両性具有の亡国王子は両方の性を満喫する

モモん

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第一章

マリア・シークレット

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「危ないことはしてほしくないけど…」

「とりあえず、ライアさんとマリーさんの家族にあってみようと思う。
ガンダルカンをどうするかは、そのあとで考えればいいでしょ」

「分かったわ。ライアとマリーは、本名を出さずに家族だけに分かる手紙を書いてちょうだい。
それを渡すだけにしておいて、ねっ」

「うん、そうするよ」

「ライア、それからマリー、もしよかったら……」

「はい。よろこんで」 「うん、任せといて」



その夜、ライアさんにそっと起こされました。

「大人の姿になってくださいな。
結婚できると証明してくださらないと……」

もしかして、これって……、ぎゃ、逆夜這い来たー!

「でも、私80才ですから、初めてじゃありませんよ。
それでもいいんですね」

「おれ、初めてなんだけど……」

「安心してください。エルフは子供ができにくいので、そのためのテクニックを磨いております。
私に任せて……」

キスから始まり、乳首を刺激され、さらに下へ

「ラ、ライアさん……」

「ライアと呼んでください」

「ライア、俺もう、我慢できない……」

ライアの中は温かかった……



1日おいて、次の夜はマリーさんだった。

「ど、どうして……」

「王家の血を残さないといけませんから」

昼間のイメージとは全然違う、妖艶なマリーさんだった。
赤い髪が俺の上で扇情的に揺れる。


「ところでさ、この間突然刀を出したでしょ。
あれってどうやったの?」

「うふふ、女には色々と刀をしまう場所があるんですよ」

二回戦が始まってしまった。



ふむ、本当に子宮をイメージしているとは思わなかった。
教えられたとおりにやってみたが、俺にはできなかった。

次の日、俺は様子見で海まで飛んだ。
少し離れた森で女性になる。
下着を含めて服装はライアに借りたものだ。
ライアの下着をつけていると考えるだけで興奮してくる。
これって、禁断の扉ってやつかも……

ギルドに行って冒険者登録をお願いしました。
システムは共通みたいで、金貨1枚でCランク。
名前はマリア・シークレット。
無職、無能だとバレる恐れがあるため、魔法使いで氷魔法と記入しておきました。

「おっ、魔法使いか、うちのパーティーに入らないか?」

「ごめんなさい、男性ばかりのパーティーは怖くって」

その日はCランクの依頼を一件受けて完結させておきます。
翌朝、6時にギルドへ行くと大勢の冒険者で賑わっていました。
でも、目当てのエルフはいませんでした。
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