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第三章
第16話 ココ
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神山に行く時には、相模川の向こう岸まで船で送ってもらうことを約束し、俺たちは帰路についた。帰りはほぼ一直線に北西に向かう。そうすれば引地川にぶち当たり、少し北へ向かえば泉の森だ。
「それは何ですか?」
先日、薬に効果があればトラの里へ行ってみたいと発言した女性だ。とりあえず、下見ということで男性2名と同行してもらった。名前をココさんという。
「これは、方角を確認する道具です。この赤い針の指す方が北になります。」
「えっ、どういうこと?」
これはどう説明したらよいのだろうか……。磁力って概念もないだろうし……。
「えっと、北にはアラを引っ張る力があるんです。本当にごく弱い力なんですけど。」
「それって……」
「赤いほうには、その北に引っ張られる力をつけてあるので、いつでも北を向いてるんですけど。ほら、クルクル回しても必ずあっちをさしているでしょ。」
「ホントだ。どうしてこんな事がわかったんですか?」
「薄いアラの板を水に浮かべた時に気が付いたんですよ。」
「ソーヤさんて、やっぱり凄い人なんですね。そういえば、リュウジさんが時々木に傷をつけてますけど、何か意味があるんですか?」
「ここは始めてきた場所なんですけど、ああやっておけば行き来する時の目印になるんですよ。」
そんな会話を交わしているうちに引地川についた。そこに立っていた木の幹を多めに削り2本の矢印と行き先をマジックで書いた。片方は”しゃかむい”もう片方は”とら”だ。
「何を書いているんですか?」
「これは文字といって、言葉を表しているんです。これがシャカムイでこっちはトラです。この文字を知ってる人が見れば、あっちがシャカムイなんだって一目でわかりますから。」
「えっ、これが言葉……」
「そう、一つの文字が一つの言葉になっています。これが”し”でこっちが”や”、か・む・いと読みます。」
「トラの里では、みんな知っているんですか?」
「女性たちが今勉強しているところです。ほら、いくつも薬を作っているので、どれがどんな症状に効くのか。どうやって使うのか、分からなくなっちゃうでしょ。だから、薬ごとに文字で書いておくんです。」
「それって、文字を覚えれば、全部の薬を覚えてなくても……」
「そう。誰でも薬を間違えずに使えるようになります。」
「じゃあ、私も……」
「ええ。文字を覚えてもらいますよ。」
「凄い……、凄すぎです……」
何度もいうが、4000年前の人であっても、記憶力とか応用力に違いがあるわけではない。違うのは周囲にある情報量なのだ。むしろこの時代の人の方が好奇心にあふれ、疑うことを知らない。知識があれば、どんどん吸収してしまうのだ。
「という訳で、シャカムイから3人、下見に来てもらいました。」
「なんだ、下見だったのか。突然3人も連れてくるから驚いたぞ。」
「まだ、住むところもないでしょ。突然連れてこれませんよ。ココさんとナツさんとモイさんです。」
「里のオサ、トラと言います。何もないところですが、ゆっくりしていってください。」
「何もないって……、ちょっと見回しただけで見たことのないものがいっぱいありますよ。凄い里ですね。」
「まあ、一年前はホントに何もない里だったんですよ。それが、ソーヤ達が来てからというもの……」
「やっぱり。原因はソーヤさんなんですね。」
「ちょっと、それおかしいでしょ。なんか、俺が悪者みたいじゃないですか。」
「いいか、お前が来るまでの俺の仕事といったら、子供の世話とみんなの様子に気を配るのが主な仕事だった。」
うんうんとみんな頷いている。オサっていうのはそんなものなのだろう。
「だがな、お前が来てからというもの、土器を作るものが減り、麻糸を紡ぐものが文字の勉強にはしり、男どもは鍛冶と新しい家づくりに夢中だ。誰が土器を作るんだ。誰が麻を紡ぐんだ。俺しかいないだろう……」
アハハハハッとみんな笑った。
3人は一週間里で学びシャカムイに帰っていく。俺は引地川の少し先まで送っていった。
「6日間でしたけど、どうでした?」
「ひらがな、少しだけ覚えられました。でも、使っていないと忘れてしまいそうなので全部覚えて里のみんなにも教えてあげたいです。」
「俺は鍛冶を中心に教えてもらったんだけど、炭を使う量も半端ないし、いろんな道具を使うこともわかったよ。やり方を覚えたからって、里でマネできるものじゃないって実感したね。」
「ナツは飛んできた火花に驚いてたもんな。」
「そりゃあ、アラがあんなに飛び跳ねるなんて思わないだろう。そういうモイだってカンナで削った木を美味しそうだとか言ってクチに入れてたじゃないか。」
「うっ、見てたのか……、里でバラすなよな。」
「安心しろ。真っ先に報告してやるから。」
「おい!」
「でも、ホントに活気のある里でした。正式に手をあげたいけど、オサは行かせてくれるのかしら。もっと薬のこと教えてほしいけど……」
「俺は……、もしダメだって言われたら、里から抜けて移り住もうかなって思ってるんだ。」
「モイ、本気なのか。」
「ああ。あそこなら自分で考えたことが形にできるんだぜ。木を薄く切って使うなんて、考えたこともなかった。」
「そうだな。土の上じゃなく、木の上で生活するなんてとんでもない事を考えるよな。」
「そういう生活をすると、病気になる事も減って、長生きできるようになるんですってよ。ねえソーヤさん、新しい作物を作るって聞いたんですけどホントですか?」
「ええ。マメとゴマっていう作物ですね。それと、コムギっていうのもこの冬から育てていますね。」
「どうしてトラの里だけ……」
「なんでですかね……」
未来から持ってきたとは言えない。ここは誤魔化す一手だ。
「それよりも、マガを退けるランプっていうのもすごいよな。」
「ああ。あれがあればもうマガに怯えることもなくなるんだ。オサに進言して、絶対に確保してもらわないといけないな。」
「でも、油肉にあんな使い方があるなんて思いもしなかったわ。」
「ホントだよな。うちの里だとクジラの油が使えそうだし、全部の家にほしいよな。」
そして一か月後、ナタ3丁とモリ先5本、オノ1丁とランプ3台の見返りとして女性3名と男性3名がやってきた。下見の3人も含まれており、女性1名は一年で交代する見込みである。この間に高床式住居が完成し、カナを含めた女性6人が暮らすこととなった。その空いたスペースに移住者を受け入れる。
「じゃあ、俺たちも出発しようか。」
3月半ばはまだ肌寒いが俺たちは荷物をまとめて出発する。外部から確保可能な学校の鉄材は自由に使ってよいと許可を出してある。
「ちゃんと帰ってきてくださいね。」
「ああ、大丈夫だよ。俺たちがどうなっても、ミコトだけは帰らせるからね。」
「バカっ!」
なぜか怒られた。不条理だ……。
シャカムイまでは余裕だ。
「おお、来たか。待ってたぞ。」
オサのフィオさんが迎えてくれた。
「6人も送っていただき、ありがとうございました。」
「いや、三人が帰ってきてから話が広まってしまい、15人ほど希望者が出てな。中には里を抜けても移住すると言い出す始末だよ。こりゃ、ちゃんと対応しないとこの里の存続にかかわるからと、十分に話し合った結果だよ。」
「おかげで助かります。」
こうして俺たちは対岸まで船で運んでもらった。ここからは未知の領域になる。
【あとがき】
第三章終了です。最終章の構想はできているのですが、平塚から神山までがまったく手探りです。それでも、平塚・小田原・松田までの土地勘はあるので何とかなるかなと……。ご期待ください。
「それは何ですか?」
先日、薬に効果があればトラの里へ行ってみたいと発言した女性だ。とりあえず、下見ということで男性2名と同行してもらった。名前をココさんという。
「これは、方角を確認する道具です。この赤い針の指す方が北になります。」
「えっ、どういうこと?」
これはどう説明したらよいのだろうか……。磁力って概念もないだろうし……。
「えっと、北にはアラを引っ張る力があるんです。本当にごく弱い力なんですけど。」
「それって……」
「赤いほうには、その北に引っ張られる力をつけてあるので、いつでも北を向いてるんですけど。ほら、クルクル回しても必ずあっちをさしているでしょ。」
「ホントだ。どうしてこんな事がわかったんですか?」
「薄いアラの板を水に浮かべた時に気が付いたんですよ。」
「ソーヤさんて、やっぱり凄い人なんですね。そういえば、リュウジさんが時々木に傷をつけてますけど、何か意味があるんですか?」
「ここは始めてきた場所なんですけど、ああやっておけば行き来する時の目印になるんですよ。」
そんな会話を交わしているうちに引地川についた。そこに立っていた木の幹を多めに削り2本の矢印と行き先をマジックで書いた。片方は”しゃかむい”もう片方は”とら”だ。
「何を書いているんですか?」
「これは文字といって、言葉を表しているんです。これがシャカムイでこっちはトラです。この文字を知ってる人が見れば、あっちがシャカムイなんだって一目でわかりますから。」
「えっ、これが言葉……」
「そう、一つの文字が一つの言葉になっています。これが”し”でこっちが”や”、か・む・いと読みます。」
「トラの里では、みんな知っているんですか?」
「女性たちが今勉強しているところです。ほら、いくつも薬を作っているので、どれがどんな症状に効くのか。どうやって使うのか、分からなくなっちゃうでしょ。だから、薬ごとに文字で書いておくんです。」
「それって、文字を覚えれば、全部の薬を覚えてなくても……」
「そう。誰でも薬を間違えずに使えるようになります。」
「じゃあ、私も……」
「ええ。文字を覚えてもらいますよ。」
「凄い……、凄すぎです……」
何度もいうが、4000年前の人であっても、記憶力とか応用力に違いがあるわけではない。違うのは周囲にある情報量なのだ。むしろこの時代の人の方が好奇心にあふれ、疑うことを知らない。知識があれば、どんどん吸収してしまうのだ。
「という訳で、シャカムイから3人、下見に来てもらいました。」
「なんだ、下見だったのか。突然3人も連れてくるから驚いたぞ。」
「まだ、住むところもないでしょ。突然連れてこれませんよ。ココさんとナツさんとモイさんです。」
「里のオサ、トラと言います。何もないところですが、ゆっくりしていってください。」
「何もないって……、ちょっと見回しただけで見たことのないものがいっぱいありますよ。凄い里ですね。」
「まあ、一年前はホントに何もない里だったんですよ。それが、ソーヤ達が来てからというもの……」
「やっぱり。原因はソーヤさんなんですね。」
「ちょっと、それおかしいでしょ。なんか、俺が悪者みたいじゃないですか。」
「いいか、お前が来るまでの俺の仕事といったら、子供の世話とみんなの様子に気を配るのが主な仕事だった。」
うんうんとみんな頷いている。オサっていうのはそんなものなのだろう。
「だがな、お前が来てからというもの、土器を作るものが減り、麻糸を紡ぐものが文字の勉強にはしり、男どもは鍛冶と新しい家づくりに夢中だ。誰が土器を作るんだ。誰が麻を紡ぐんだ。俺しかいないだろう……」
アハハハハッとみんな笑った。
3人は一週間里で学びシャカムイに帰っていく。俺は引地川の少し先まで送っていった。
「6日間でしたけど、どうでした?」
「ひらがな、少しだけ覚えられました。でも、使っていないと忘れてしまいそうなので全部覚えて里のみんなにも教えてあげたいです。」
「俺は鍛冶を中心に教えてもらったんだけど、炭を使う量も半端ないし、いろんな道具を使うこともわかったよ。やり方を覚えたからって、里でマネできるものじゃないって実感したね。」
「ナツは飛んできた火花に驚いてたもんな。」
「そりゃあ、アラがあんなに飛び跳ねるなんて思わないだろう。そういうモイだってカンナで削った木を美味しそうだとか言ってクチに入れてたじゃないか。」
「うっ、見てたのか……、里でバラすなよな。」
「安心しろ。真っ先に報告してやるから。」
「おい!」
「でも、ホントに活気のある里でした。正式に手をあげたいけど、オサは行かせてくれるのかしら。もっと薬のこと教えてほしいけど……」
「俺は……、もしダメだって言われたら、里から抜けて移り住もうかなって思ってるんだ。」
「モイ、本気なのか。」
「ああ。あそこなら自分で考えたことが形にできるんだぜ。木を薄く切って使うなんて、考えたこともなかった。」
「そうだな。土の上じゃなく、木の上で生活するなんてとんでもない事を考えるよな。」
「そういう生活をすると、病気になる事も減って、長生きできるようになるんですってよ。ねえソーヤさん、新しい作物を作るって聞いたんですけどホントですか?」
「ええ。マメとゴマっていう作物ですね。それと、コムギっていうのもこの冬から育てていますね。」
「どうしてトラの里だけ……」
「なんでですかね……」
未来から持ってきたとは言えない。ここは誤魔化す一手だ。
「それよりも、マガを退けるランプっていうのもすごいよな。」
「ああ。あれがあればもうマガに怯えることもなくなるんだ。オサに進言して、絶対に確保してもらわないといけないな。」
「でも、油肉にあんな使い方があるなんて思いもしなかったわ。」
「ホントだよな。うちの里だとクジラの油が使えそうだし、全部の家にほしいよな。」
そして一か月後、ナタ3丁とモリ先5本、オノ1丁とランプ3台の見返りとして女性3名と男性3名がやってきた。下見の3人も含まれており、女性1名は一年で交代する見込みである。この間に高床式住居が完成し、カナを含めた女性6人が暮らすこととなった。その空いたスペースに移住者を受け入れる。
「じゃあ、俺たちも出発しようか。」
3月半ばはまだ肌寒いが俺たちは荷物をまとめて出発する。外部から確保可能な学校の鉄材は自由に使ってよいと許可を出してある。
「ちゃんと帰ってきてくださいね。」
「ああ、大丈夫だよ。俺たちがどうなっても、ミコトだけは帰らせるからね。」
「バカっ!」
なぜか怒られた。不条理だ……。
シャカムイまでは余裕だ。
「おお、来たか。待ってたぞ。」
オサのフィオさんが迎えてくれた。
「6人も送っていただき、ありがとうございました。」
「いや、三人が帰ってきてから話が広まってしまい、15人ほど希望者が出てな。中には里を抜けても移住すると言い出す始末だよ。こりゃ、ちゃんと対応しないとこの里の存続にかかわるからと、十分に話し合った結果だよ。」
「おかげで助かります。」
こうして俺たちは対岸まで船で運んでもらった。ここからは未知の領域になる。
【あとがき】
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