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第二章
第23話 お父さん、娘さんを私にください……ってか?
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レビテーションは空中浮遊の魔法だ。
だったら、飛行する魔法が別にあるんじゃないか……。
飛行、フライトで行く先、速度、高度を指定してプログラムしてもらい、試してみる。
10回目で魔力を持っていかれる感じがした。
多分、成立はしていると思う。
だが、100回繰り返しても発動しなかった。
「ダメなのかな……。」
「そんな簡単に成功するわけないじゃないですか。例えば高度でも地表からの距離をあらわす絶対高度と海面を基準とした海抜高度がありますよ。」
「えっ、そうなの!」
「はい。空軍の方から教わったことがあります。」
「桜、高度の部分を絶対高度に修正。どうだこれで。」
「うん、発動はしてないけど、魔力を持っていかれる感じが強くなってきた。」
「でしたら、行く先ではなく飛行する方角を指示しては如何でしょうか。」
「わかった。桜、行く先を消して進行方向:西でセットしてみて。」
『進行方向 西ですね。セット完了しました。』
「よし、”フライト”!……うわわわわぁ!」
「やったよサヤカさん!」
「キャッ!」
俺は思わずサヤカさんを抱きしめていた。
「あっ、ごめんなさい。」
「い、いえ。でも、流石隊長さん。また新しい魔法完成ですね。」
「サヤカさんのアドバイスがあったからだよ。」
フライトは飛行を継続するため、最後は絶対高度ゼロで着地する必要があった。
だが、シールドと組み合わせることで、戦闘機並みの速度で飛ぶことができた。
「じゃあ、サヤカさんの番だね。」
「えっ?」
普通のナビで使えるように、対話式でコマンドを決定する簡易プログラムを作ってもらった。
「時速700kmで飛べば、岩国まで1時間で帰れるよ。」
「私は戦闘機じゃありません。」
方角は磁北を0度とした方位でも正常に作動した。
そして、これらの補助項目をスマホと連動した画面上で制御できることを確認した。
俺の場合は視野に現れる。
「こ、これなら私でも簡単に制御できますわ!」
「浮かれて、飛行機にぶつからないでね。」
スマホ連動システムには、速度の上限を時速1200kmとし、マッハを超えないようにした。
これは、ソニックブーム抑止のためだ。
リミッター解除も可能である。
「じゃあ、サヤカさんからメンバーに情報提供してあげてください。」
「承知しました。みんな驚きますわよ。」
「俺の方は、特務隊長に話して、使うかどうかはあちらの判断に任せることにするよ。」
それから、サクラさんにもプログラムを送っておく。
シールドの時もそうだが、どう使うかはあちら次第だ。
そうしたら、早速連絡がきた。
「ねえねえ、何よアレ!凄いじゃない。」
「まあ、お金に直結するシステムじゃないですけどね。」
「とんでもないわよ。シールドとセットで特定の顧客に売り込むわ。」
「特定の顧客ですか?」
「そうよ。有能なビジネスマンは飛びつくわよ。これも、シールドと同じようにジン君の名前で特許申請しておくわ。」
「ああ、いつもすみません。」
「いいのいいの、儲けさせてもらってるからね。ところでさ。」
「はい。」
「この間話したCPU搭載の魔導基盤、試作品ができたわよ。」
「ホントですか!」
「誰か、お試しに付き合ってくれる魔法士を紹介してちょうだい。」
「はい。うちの副長の神宮寺紗香さんでお願いします。」
「じゃあ、明日にでも連れてきて。」
「はい。」
こうして、サヤカさんのナビを改造してAI搭載機にしてもらった。
「……なんで私のナビとスマホがこんなことに……。」
「左腕に埋め込んだチップから連動して、視覚照準と視線によるコントロールもできるんだって。」
「えっ、さっきのプシュッていうやつがそうなの?」
「やるまえに説明されたじゃないですか。」
「……あっ、何か聞こえてきました。えっ、脳波と魔力の同調って……私、聞いてませんけど……。」
「大丈夫ですよ。」
「えっ、何か動いてる……見えるけど、えっ、シェリーちゃん……あっ、初めまして。」
「へえ、サヤカさんのAIキャラ、シェリーっていうんだ。」
「隊長さん、私の体をオモチャにして楽しいですか?」
「オモチャになんてしてませんよ。」
「人には見えないものが見えて、聞こえないものが聞こえる。こんなの怖がって、みんな避けていきますよ!責任取ってくださいよね!」
「あっ、はい。」
このあとで、サクラともリンクしてもらい、ナビ同士のネットワーク構築も完了した。
「つ、疲れましたわ……。」
サヤカさんはくったりして、俺にもたれかかっている。
なんだか、いつもより距離が近い。
「桜、基地に帰りたいんだけど、サヤカさんのナビも同調できる?」
『はい、可能です。』
「じゃあ、二人一緒に頼む。」
『承知いたしました。では行きます。』
「ひゃあ、ど、どうしたんですか、これ……。」
「フライトの制御を桜に任せたから、行く先を指示するだけですよ。それと、サヤカさんのナビも連動させてますから、何もしなくていいですよ。」
「ナビもスマホも身体も、隊長さんの思い通りになってしまったんですね。はい、結構です。全部受け入れますわ……。」
「そうそう。フライトはナビ任せでいいので安心してください。」
基地についてからは、サヤカさんも元気を取り戻したようだ。
「フライトの制御はAI任せで、行く先を指定するだけなんて楽ちんですわね。」
「喜んでもらえて嬉しいですよ。」
「それで、岩国へはいつ行きます?」
「そうですね、AIお任せの長距離フライトも検証したほうがいいですから、明日にでも行きましょうか。」
「では夕方に。」
「えっ、試験飛行なんですから、当然勤務時間中ですよ。」
「あっ、隊長さんがそうおっしゃってくださるなら。」
翌朝、俺たちは連れだって岩国へ出発した。
昨日と同じようにサヤカさんのナビも連動して、全部お任せである。
平均時速950km。
「あっ、富士山ですよ。」
「はい。寒くないですわ。」
「ほら、名古屋城ですよ。」
「そうですね。二人はほしいと思います。」
「右に琵琶湖が見えますよ。」
「新居も一緒に決めましょうね、ジン君……キャッ名前で呼んじゃった。」
小声なのでよく聞き取れないが、話がかみ合っていない気がする。
それに、ナビが同調しているから必要ないと思うのだが、何で俺たちは手を繋いでいるのだろう。
まあ、サヤカさんの手は柔らかくて気持ちがいいから問題ないのだが……。
そんなことを考えていたら、サヤカさんの胸を思い出して勃起してしまった。
おさまれ、息子よ!
岩国に降りたとき、訓練中の隊員が驚いていた。
あとで、フライトを教えてあげよう。
「やっぱり速いですね、1時間かかりませんでしたよ。」
「なんだか、あっという間でしたわ。お父様はいらっしゃるかしら。」
俺はサヤカさんに手を引かれて建物に入った。
神宮寺指令は席にいた。
「お、お前たち、突然どうしたんだ?」
「飛行魔法の試験にきました」 「お父様、私たち一緒になります」
声が重なってしまった。
私たち、一緒に来ました……じゃなく、一緒になりますって言ったよな。
落ち着けオレ!多分、間違えたら取り返しがつかないぞ。
桜が再現してくれた。
「責任取ってくださいよね!」
「あっ、はい。」
「ナビもスマホも身体も、隊長さんの思い通りになってしまったんですね。はい、結構です。全部受け入れますわ……。」
「そうそう。…………安心してください。」
「そうですね。二人はほしいと思います。」
「新居も一緒に決めましょうね、ジン君……キャッ名前で呼んじゃった。」
そういうことか。
原因は俺じゃねえか。
別に嫌じゃない……というか、好きだ。
裸も、目に焼き付いて離れない。
「お嬢さんをいただきにまいりました。」
【あとがき】
はい。いきなり父親に挨拶という、恋愛モードなしの展開です。
次回から第三章です。一日お休みをいただきます。
だったら、飛行する魔法が別にあるんじゃないか……。
飛行、フライトで行く先、速度、高度を指定してプログラムしてもらい、試してみる。
10回目で魔力を持っていかれる感じがした。
多分、成立はしていると思う。
だが、100回繰り返しても発動しなかった。
「ダメなのかな……。」
「そんな簡単に成功するわけないじゃないですか。例えば高度でも地表からの距離をあらわす絶対高度と海面を基準とした海抜高度がありますよ。」
「えっ、そうなの!」
「はい。空軍の方から教わったことがあります。」
「桜、高度の部分を絶対高度に修正。どうだこれで。」
「うん、発動はしてないけど、魔力を持っていかれる感じが強くなってきた。」
「でしたら、行く先ではなく飛行する方角を指示しては如何でしょうか。」
「わかった。桜、行く先を消して進行方向:西でセットしてみて。」
『進行方向 西ですね。セット完了しました。』
「よし、”フライト”!……うわわわわぁ!」
「やったよサヤカさん!」
「キャッ!」
俺は思わずサヤカさんを抱きしめていた。
「あっ、ごめんなさい。」
「い、いえ。でも、流石隊長さん。また新しい魔法完成ですね。」
「サヤカさんのアドバイスがあったからだよ。」
フライトは飛行を継続するため、最後は絶対高度ゼロで着地する必要があった。
だが、シールドと組み合わせることで、戦闘機並みの速度で飛ぶことができた。
「じゃあ、サヤカさんの番だね。」
「えっ?」
普通のナビで使えるように、対話式でコマンドを決定する簡易プログラムを作ってもらった。
「時速700kmで飛べば、岩国まで1時間で帰れるよ。」
「私は戦闘機じゃありません。」
方角は磁北を0度とした方位でも正常に作動した。
そして、これらの補助項目をスマホと連動した画面上で制御できることを確認した。
俺の場合は視野に現れる。
「こ、これなら私でも簡単に制御できますわ!」
「浮かれて、飛行機にぶつからないでね。」
スマホ連動システムには、速度の上限を時速1200kmとし、マッハを超えないようにした。
これは、ソニックブーム抑止のためだ。
リミッター解除も可能である。
「じゃあ、サヤカさんからメンバーに情報提供してあげてください。」
「承知しました。みんな驚きますわよ。」
「俺の方は、特務隊長に話して、使うかどうかはあちらの判断に任せることにするよ。」
それから、サクラさんにもプログラムを送っておく。
シールドの時もそうだが、どう使うかはあちら次第だ。
そうしたら、早速連絡がきた。
「ねえねえ、何よアレ!凄いじゃない。」
「まあ、お金に直結するシステムじゃないですけどね。」
「とんでもないわよ。シールドとセットで特定の顧客に売り込むわ。」
「特定の顧客ですか?」
「そうよ。有能なビジネスマンは飛びつくわよ。これも、シールドと同じようにジン君の名前で特許申請しておくわ。」
「ああ、いつもすみません。」
「いいのいいの、儲けさせてもらってるからね。ところでさ。」
「はい。」
「この間話したCPU搭載の魔導基盤、試作品ができたわよ。」
「ホントですか!」
「誰か、お試しに付き合ってくれる魔法士を紹介してちょうだい。」
「はい。うちの副長の神宮寺紗香さんでお願いします。」
「じゃあ、明日にでも連れてきて。」
「はい。」
こうして、サヤカさんのナビを改造してAI搭載機にしてもらった。
「……なんで私のナビとスマホがこんなことに……。」
「左腕に埋め込んだチップから連動して、視覚照準と視線によるコントロールもできるんだって。」
「えっ、さっきのプシュッていうやつがそうなの?」
「やるまえに説明されたじゃないですか。」
「……あっ、何か聞こえてきました。えっ、脳波と魔力の同調って……私、聞いてませんけど……。」
「大丈夫ですよ。」
「えっ、何か動いてる……見えるけど、えっ、シェリーちゃん……あっ、初めまして。」
「へえ、サヤカさんのAIキャラ、シェリーっていうんだ。」
「隊長さん、私の体をオモチャにして楽しいですか?」
「オモチャになんてしてませんよ。」
「人には見えないものが見えて、聞こえないものが聞こえる。こんなの怖がって、みんな避けていきますよ!責任取ってくださいよね!」
「あっ、はい。」
このあとで、サクラともリンクしてもらい、ナビ同士のネットワーク構築も完了した。
「つ、疲れましたわ……。」
サヤカさんはくったりして、俺にもたれかかっている。
なんだか、いつもより距離が近い。
「桜、基地に帰りたいんだけど、サヤカさんのナビも同調できる?」
『はい、可能です。』
「じゃあ、二人一緒に頼む。」
『承知いたしました。では行きます。』
「ひゃあ、ど、どうしたんですか、これ……。」
「フライトの制御を桜に任せたから、行く先を指示するだけですよ。それと、サヤカさんのナビも連動させてますから、何もしなくていいですよ。」
「ナビもスマホも身体も、隊長さんの思い通りになってしまったんですね。はい、結構です。全部受け入れますわ……。」
「そうそう。フライトはナビ任せでいいので安心してください。」
基地についてからは、サヤカさんも元気を取り戻したようだ。
「フライトの制御はAI任せで、行く先を指定するだけなんて楽ちんですわね。」
「喜んでもらえて嬉しいですよ。」
「それで、岩国へはいつ行きます?」
「そうですね、AIお任せの長距離フライトも検証したほうがいいですから、明日にでも行きましょうか。」
「では夕方に。」
「えっ、試験飛行なんですから、当然勤務時間中ですよ。」
「あっ、隊長さんがそうおっしゃってくださるなら。」
翌朝、俺たちは連れだって岩国へ出発した。
昨日と同じようにサヤカさんのナビも連動して、全部お任せである。
平均時速950km。
「あっ、富士山ですよ。」
「はい。寒くないですわ。」
「ほら、名古屋城ですよ。」
「そうですね。二人はほしいと思います。」
「右に琵琶湖が見えますよ。」
「新居も一緒に決めましょうね、ジン君……キャッ名前で呼んじゃった。」
小声なのでよく聞き取れないが、話がかみ合っていない気がする。
それに、ナビが同調しているから必要ないと思うのだが、何で俺たちは手を繋いでいるのだろう。
まあ、サヤカさんの手は柔らかくて気持ちがいいから問題ないのだが……。
そんなことを考えていたら、サヤカさんの胸を思い出して勃起してしまった。
おさまれ、息子よ!
岩国に降りたとき、訓練中の隊員が驚いていた。
あとで、フライトを教えてあげよう。
「やっぱり速いですね、1時間かかりませんでしたよ。」
「なんだか、あっという間でしたわ。お父様はいらっしゃるかしら。」
俺はサヤカさんに手を引かれて建物に入った。
神宮寺指令は席にいた。
「お、お前たち、突然どうしたんだ?」
「飛行魔法の試験にきました」 「お父様、私たち一緒になります」
声が重なってしまった。
私たち、一緒に来ました……じゃなく、一緒になりますって言ったよな。
落ち着けオレ!多分、間違えたら取り返しがつかないぞ。
桜が再現してくれた。
「責任取ってくださいよね!」
「あっ、はい。」
「ナビもスマホも身体も、隊長さんの思い通りになってしまったんですね。はい、結構です。全部受け入れますわ……。」
「そうそう。…………安心してください。」
「そうですね。二人はほしいと思います。」
「新居も一緒に決めましょうね、ジン君……キャッ名前で呼んじゃった。」
そういうことか。
原因は俺じゃねえか。
別に嫌じゃない……というか、好きだ。
裸も、目に焼き付いて離れない。
「お嬢さんをいただきにまいりました。」
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