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第二章
第22話 ドワーフの娘
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「それじゃあ、また来るよ。」
ナイルの王には結局会えなかったが、いつまでも滞在するような用事もない。
「ススムよ、わらわを残して行ってしまうのか?」
「お前な、こんな会話をいちいち通訳するメイドさんの気持ちを考えたらどうだ。」
「それは、ススムがわらわの気持に応えないのがいけないのじゃ。」
「まあ、お前がもう少し大人になったらまた来るよ。」
「それは、わらわを迎えに……。」
「それはない。」
飛行車を見せる必要もないので、転移でヤマトに飛んだ。
「おかえりなさい。」
「ただいま。」
「ナイルはどうだったの?」
「特に目新しいものはなかったな。」
「へえ。聞いたところによると、キュートな王女様から第二夫人に立候補されたって聞いたけど?」
「キュートっていっても、まだ子供だよ。ブランドンのシェリー王女みたいなもんだよ。」
「あら、シェリー王女だって、立派なレディよ。」
「やめてくれよ。ちゃんと断ったんだからさ。」
「そういえば、アンズちゃんって女の子が増えてるんだけど。」
「ああ、アンズは各国に常駐させて、食料なんかの取引をしたり、情報収集をさせるつもりなんだ。」
「メイドさんは?」
「メイドさんは国内中心にして、留学者のサポートなんかに専従させることになるかな。」
「それでね。最近いわれるんだけど。」
「何を?」
「メイドさんの体形が、私に似てるって……。」
「ああ、意識したことはなかったけど、確かにスレンダーだよね。」
「アンズちゃんもおんなじ体形だと思うんですけど。」
「だって、女性の体なんて、ほかに見たことないし……。」
「だ、だからって、私の体にしなくてもいいでしょ。」
「そこまで意識して作ったわけじゃないから。そもそも、作ったわけじゃなくて、できちゃっただけだってライラだって知ってるだろ。」
「そうなんだけど……。でも、やっぱり恥ずかしいわけで……。」
「じゃあ聞くけどさ。もしもメイドさんの体が、ボンキュッボンだったらどう思う。」
「えっ?」
「誰の体をイメージしたのかって怒るよね。」
「そ、そりゃあ……。」
「だったら、ライラをモデルにするしかないよね。」
「……。」
「ススム様、南米でトマトの原産種が見つかりましたがどういたしましょう。」
「ああ、俺の持ち込んだものと並行して育ててみてよ。」
「ススム様、ソフトクリームの魔道具ですが、製品化するにあたり名付けをお願いします。」
「ソフトクリーム製造器でいいよ。」
「ススム、お茶にしよ。」
「ああ。ちょっと休憩にしようか。」
「ススム様、インド産の砂糖を使ったクッキーを焼いてみました。」
「へえ、うん、イメージ通りのクッキーだよ。これなら交易品として使えるレベルだね。」
「そうそう、ニワトリが玉子を産み始めたそうよ。」
「えっ、まだ早いんじゃないの?」
「祝福の効果みたい。」
「これで、流通品に玉子が加わったら俺……手が回らないよ。」
「いや、お前は指示を出しているだけで、大したことはしてないだろう。」
「いわれてみれば……そうかな……。」
「知識だってそうだ。お前は本を掘り出しているだけで、中身は私たちが読み解いているんだぞ!」
「……。」
「反省したのなら、もっと私たちに感謝するんだな。」
「そうです。私たちがどれだけ……。」
「ライラ、お前は何もしていないだろ。少しは働け。」
うん。確かにイライザとメイドさん達ゴーレムには感謝しかない。
そこに、更に難題を持ち込むのは気が引けた……。
「これが、カイコという虫の卵で、この虫が繭を作る時に吐き出す糸は一匹で1500メートルもの長さになり、とても肌触りのよい糸になります。」
「それで、何をやらせようというんだ?」
「この”カイコの育て方と糸の取り出し”に記載されているように、カイコという虫は、自力で生きていけない、手のかかる虫なんです。」
「まあ、本の出自については何もいわないが……。」
「この飼育と糸の取り出し、そして布づくりをエルフのみなさんと一緒に産業にしていきたいと思います。」
「確かに、自然と生きるエルフには適任と思える産業だな。」
「ご理解いただけて何よりです。」
「それで、お前は何をするんだ?」
「はい。私はその先の、効率的に糸から布を作る方法や布を加工して服を作る方法を……。」
「糸から布を作るのは、この本に書いてある織機とかいうのを使えばよいのだな。それと、生地の縫製に使うミシンというのも画期的だと思うぞ。それと、このスタイルブックと最新型紙集も効果的に使えるな。」
「は、はい……。」
「おそらく、明日には魔導織機とかいうのができてきて、その次は魔導ミシンだな。ほかにもアイデアがあるのなら今のうちに聞いておこう。」
「い、いえ……。あっ、糸を染める……。」
「ああ、草木染のマニュアル本と、染料一覧もあったぞ。ああ、その原料を探すのならアンズ達に頼めば世界中の染料が手に入りそうだな。」
「お、おっしゃる通りです……。」
「それで、お前は何をするんだ?」
「えっと、その、桑の木を……。」
「サーチを使えば一発だし、お前よりも機動力の高いメイドさんが適任だな。」
「……。」
「まあ、ここまでを想定して本も考えて用意したんだろう。それは評価してやる。」
「あっ、ありがとうございます。」
「だが、機織りから先はエルフだけでは荷が重いだろう。こういう手仕事に長けた……、例えばドワーフの女性だな。ドワーフの男たちは金属加工に長けているからいくらでも使い道がある。こういう交渉が得意なのはライラだな。」
「はい。ドワーフを探しに行ってきます。」
「ああ、ハーピーの女たちも、織物に長けているぞ。」
先行して本をそろえるのは、先を読まれてしまう……。それを思い知った日だった。
だが、”アレ”はどうしよう。既に見られているのだ。カイコのことが軌道にのったら、次は”アレ”の予定なのだ。
俺は”アレ”のことを頭に置きながらドワーフの女性をサーチした。
大まかな方角は地中海東岸にあるアッセルの北東側でブランドンの南側。地球でいえばアゼルバイジャンのあたりだろうか。あの付近のことはほとんど知識になかった。
アッセルとブランドンのアンズに話を聞くと、その辺りには大きな町はなく、100から300軒規模の小集落が点在しており、基本的には自給自足の生活をしているのだという。
国という規模の集団はなく、あくまでも部落単位の自治をしているようだ。
俺とライラはメイドさん二人を連れてアッセルに転移し、そこからサーチしつつ飛行車で集落を尋ねることにした。
俺たちは、サーチでヒットした集落を尋ねてみると、大勢でパン焼きの窯に数名のドワーフ女性がいた。
「すみません。少しお話したいのですがよろしいでしょうか。」
怪しさ満載である。
ドワーフといっても、人間と見分けはつかない。
「パンが焼けるまでの間、クッキーでもつまみながらいかがですか?」
多くのドワーフは、人間との混血が続いており、純潔種といえるドワーフはほとんどいないらしい。
また、既婚者は他の部落から嫁いできており、それ以前は部落間の戦で半分奴隷のような扱いだったらしい。
嫁というのも名ばかりで、ほとんど売られてきたようなものだという。
全員がパンを焼いたり、羊毛から布を織ったり詩集をして暮らしているという。
もちろん、家事の合間にである。
ドワーフの娘は価値が低いらしく、未婚の娘も売られていくのを待っている状態らしい。
「じゃあ、俺の町で布を織ったり、刺繍をする仕事につきませんか。もちろん、こちらのご主人には皆さんの対価を支払いますので、迷惑をかけるようなことはしません。」
ドワーフの女性たちは困惑の表情を浮かべた。
【あとがき】
コーカサス地方をイメージしています。地域によって、色々な民族衣装があり、丁寧な刺繍も有名ですよね。
ナイルの王には結局会えなかったが、いつまでも滞在するような用事もない。
「ススムよ、わらわを残して行ってしまうのか?」
「お前な、こんな会話をいちいち通訳するメイドさんの気持ちを考えたらどうだ。」
「それは、ススムがわらわの気持に応えないのがいけないのじゃ。」
「まあ、お前がもう少し大人になったらまた来るよ。」
「それは、わらわを迎えに……。」
「それはない。」
飛行車を見せる必要もないので、転移でヤマトに飛んだ。
「おかえりなさい。」
「ただいま。」
「ナイルはどうだったの?」
「特に目新しいものはなかったな。」
「へえ。聞いたところによると、キュートな王女様から第二夫人に立候補されたって聞いたけど?」
「キュートっていっても、まだ子供だよ。ブランドンのシェリー王女みたいなもんだよ。」
「あら、シェリー王女だって、立派なレディよ。」
「やめてくれよ。ちゃんと断ったんだからさ。」
「そういえば、アンズちゃんって女の子が増えてるんだけど。」
「ああ、アンズは各国に常駐させて、食料なんかの取引をしたり、情報収集をさせるつもりなんだ。」
「メイドさんは?」
「メイドさんは国内中心にして、留学者のサポートなんかに専従させることになるかな。」
「それでね。最近いわれるんだけど。」
「何を?」
「メイドさんの体形が、私に似てるって……。」
「ああ、意識したことはなかったけど、確かにスレンダーだよね。」
「アンズちゃんもおんなじ体形だと思うんですけど。」
「だって、女性の体なんて、ほかに見たことないし……。」
「だ、だからって、私の体にしなくてもいいでしょ。」
「そこまで意識して作ったわけじゃないから。そもそも、作ったわけじゃなくて、できちゃっただけだってライラだって知ってるだろ。」
「そうなんだけど……。でも、やっぱり恥ずかしいわけで……。」
「じゃあ聞くけどさ。もしもメイドさんの体が、ボンキュッボンだったらどう思う。」
「えっ?」
「誰の体をイメージしたのかって怒るよね。」
「そ、そりゃあ……。」
「だったら、ライラをモデルにするしかないよね。」
「……。」
「ススム様、南米でトマトの原産種が見つかりましたがどういたしましょう。」
「ああ、俺の持ち込んだものと並行して育ててみてよ。」
「ススム様、ソフトクリームの魔道具ですが、製品化するにあたり名付けをお願いします。」
「ソフトクリーム製造器でいいよ。」
「ススム、お茶にしよ。」
「ああ。ちょっと休憩にしようか。」
「ススム様、インド産の砂糖を使ったクッキーを焼いてみました。」
「へえ、うん、イメージ通りのクッキーだよ。これなら交易品として使えるレベルだね。」
「そうそう、ニワトリが玉子を産み始めたそうよ。」
「えっ、まだ早いんじゃないの?」
「祝福の効果みたい。」
「これで、流通品に玉子が加わったら俺……手が回らないよ。」
「いや、お前は指示を出しているだけで、大したことはしてないだろう。」
「いわれてみれば……そうかな……。」
「知識だってそうだ。お前は本を掘り出しているだけで、中身は私たちが読み解いているんだぞ!」
「……。」
「反省したのなら、もっと私たちに感謝するんだな。」
「そうです。私たちがどれだけ……。」
「ライラ、お前は何もしていないだろ。少しは働け。」
うん。確かにイライザとメイドさん達ゴーレムには感謝しかない。
そこに、更に難題を持ち込むのは気が引けた……。
「これが、カイコという虫の卵で、この虫が繭を作る時に吐き出す糸は一匹で1500メートルもの長さになり、とても肌触りのよい糸になります。」
「それで、何をやらせようというんだ?」
「この”カイコの育て方と糸の取り出し”に記載されているように、カイコという虫は、自力で生きていけない、手のかかる虫なんです。」
「まあ、本の出自については何もいわないが……。」
「この飼育と糸の取り出し、そして布づくりをエルフのみなさんと一緒に産業にしていきたいと思います。」
「確かに、自然と生きるエルフには適任と思える産業だな。」
「ご理解いただけて何よりです。」
「それで、お前は何をするんだ?」
「はい。私はその先の、効率的に糸から布を作る方法や布を加工して服を作る方法を……。」
「糸から布を作るのは、この本に書いてある織機とかいうのを使えばよいのだな。それと、生地の縫製に使うミシンというのも画期的だと思うぞ。それと、このスタイルブックと最新型紙集も効果的に使えるな。」
「は、はい……。」
「おそらく、明日には魔導織機とかいうのができてきて、その次は魔導ミシンだな。ほかにもアイデアがあるのなら今のうちに聞いておこう。」
「い、いえ……。あっ、糸を染める……。」
「ああ、草木染のマニュアル本と、染料一覧もあったぞ。ああ、その原料を探すのならアンズ達に頼めば世界中の染料が手に入りそうだな。」
「お、おっしゃる通りです……。」
「それで、お前は何をするんだ?」
「えっと、その、桑の木を……。」
「サーチを使えば一発だし、お前よりも機動力の高いメイドさんが適任だな。」
「……。」
「まあ、ここまでを想定して本も考えて用意したんだろう。それは評価してやる。」
「あっ、ありがとうございます。」
「だが、機織りから先はエルフだけでは荷が重いだろう。こういう手仕事に長けた……、例えばドワーフの女性だな。ドワーフの男たちは金属加工に長けているからいくらでも使い道がある。こういう交渉が得意なのはライラだな。」
「はい。ドワーフを探しに行ってきます。」
「ああ、ハーピーの女たちも、織物に長けているぞ。」
先行して本をそろえるのは、先を読まれてしまう……。それを思い知った日だった。
だが、”アレ”はどうしよう。既に見られているのだ。カイコのことが軌道にのったら、次は”アレ”の予定なのだ。
俺は”アレ”のことを頭に置きながらドワーフの女性をサーチした。
大まかな方角は地中海東岸にあるアッセルの北東側でブランドンの南側。地球でいえばアゼルバイジャンのあたりだろうか。あの付近のことはほとんど知識になかった。
アッセルとブランドンのアンズに話を聞くと、その辺りには大きな町はなく、100から300軒規模の小集落が点在しており、基本的には自給自足の生活をしているのだという。
国という規模の集団はなく、あくまでも部落単位の自治をしているようだ。
俺とライラはメイドさん二人を連れてアッセルに転移し、そこからサーチしつつ飛行車で集落を尋ねることにした。
俺たちは、サーチでヒットした集落を尋ねてみると、大勢でパン焼きの窯に数名のドワーフ女性がいた。
「すみません。少しお話したいのですがよろしいでしょうか。」
怪しさ満載である。
ドワーフといっても、人間と見分けはつかない。
「パンが焼けるまでの間、クッキーでもつまみながらいかがですか?」
多くのドワーフは、人間との混血が続いており、純潔種といえるドワーフはほとんどいないらしい。
また、既婚者は他の部落から嫁いできており、それ以前は部落間の戦で半分奴隷のような扱いだったらしい。
嫁というのも名ばかりで、ほとんど売られてきたようなものだという。
全員がパンを焼いたり、羊毛から布を織ったり詩集をして暮らしているという。
もちろん、家事の合間にである。
ドワーフの娘は価値が低いらしく、未婚の娘も売られていくのを待っている状態らしい。
「じゃあ、俺の町で布を織ったり、刺繍をする仕事につきませんか。もちろん、こちらのご主人には皆さんの対価を支払いますので、迷惑をかけるようなことはしません。」
ドワーフの女性たちは困惑の表情を浮かべた。
【あとがき】
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