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後日談

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 ダンは、シルビアに覆い被さると、再度シルビアの唇を奪い、先程同様、中もじっくりと味わいながら、シルビアのズボンの中に、きっちりと収まるシャツを引っ張り出して、その中へと片手を忍ばせ、何の隔たりも無い腹を撫でる。


「少々乱暴に扱うかも知れねぇが、シルビーを欲しがってる証拠だ。赦せ」


 その動きは優しくて、まるで今からする情事に対し、中を労っているかのようだ。


「ああ。やっぱ本物は良いなぁ。匂いも味も付いてっし、この、素肌の感触が堪んねぇわ」


 ダンは乱暴にと言うが、シルビアはダンを乱暴だなんて思った事は、一度も無い。

 シルビアが手を、ダンの首へと回す。


「私も、ダンを、全身で感じたいです。溜まりに溜まったダンの性欲を、私に全て、与えて下さい。ダンとの行為しか考えられなくなるぐらいに、私を、メチャクチャにして?」


 シルビアは顔を赤く染め上げて、潤んだ瞳でダンを見上げ、息を途切れさせながらも、何とか想いを言葉にする。


「……んな事言って、後で後悔しても知らねぇぞ」


 ダンが首に回された片方の手を取り、その手の平に、口付ける。


「しない。ダンが欲しい。私だって、ずっと……欲求不満なんですよ?ダンだけが欲しいです!ダンじゃなきゃ、嫌です。だから、ね?」

「……ったく。いつからそんな、ねだり上手になったんだぁ?」


 シルビアの手を元の位置に戻し、シルビアにキスの雨を降らせる。


「会えなくて会えなくて、寂しかったから、もし次が有るなら……ダンが私に、まだ未練を持っててくれるなら、沢山甘えたいと思ってたんです!ダンは、嫌……ですか?」

「嫌な訳有るか。俺ぁ大歓迎だぞ、シルビー。どんなお前でも喜んでやらぁ。俺の前では包み隠さず、全てを晒せ。どんなお前だろうと、その全てを愛してやらぁ」


 シルビアの耳にキスをして、その耳へと吹き込むダンの言葉に、シルビアは心の底から身悶え、ダンはそのまま耳を食む。


「ほっ……本当に、私で良いんですね?いつもの髭が無いのは……素顔を晒してるのは、他に女が居るからとかじゃ、無いんですね?」

「ああ、そういやぁ最近ずっと剃ってんな。これぁ一応、王妃様がよく来るのに、身嗜みだしなみを整えてなきゃあ、王妃様付きの侍女が、王宮でどんな噂流しやがるか分からんからだ。しかも、王妃の用事だ何だと、勝手に訪問してくる奴も居るからなぁ」


 舌で首筋を辿り、シャツを捲り、胸だけを隠す下着の谷間に所有印を一つ落とし、その下着も押し上げ白く豊満な胸を晒す。


「それって、ダン目当てですか?!」

「んな訳ねぇだろ。仮に俺だとしても、俺ぁ要らん。シルビー一人で充分だ。見ろ、この滑らかな肌。それだけじゃねぇ、この、豊満な胸もだ」

「あぅっ!」


 シルビアの素肌を撫で上げて、そのまま胸の下を揉み、シルビアが身体を震わせる姿を目で楽しむ。


「忘れんな。お前は俺にとって、唯一の女だ。他の誰でもねぇ、俺が望んだ俺の女だ」


 そう言ってダンは、目の前で赤く尖る胸の先端部分を、恍惚とした顔で口に含んだ。
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