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後日談
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夕方、マッドに支えて貰いながらも、二人で共に、職場の娼館へ戻ると、ライラが娼婦達の前で、いきなり宣言をした。
「ボクとマッドさん、結婚する事になりましたので、これからも宜しくお願いします」
「らっ……ライちゃん?!」
思わずマッドがライラの口を手で塞ごうとするが、既に遅く、ライラの言葉をガッツリ聴いた娼婦達が、二人に詰め寄って来る。
「「「結婚?!?」」」
「ちょっとどういう事よ?!詳しく教えて!!」
目をキラキラと輝かせながら、さぁ吐け!と言わんばかりに詰め寄られ、マッドはタジタジだ。
「もしかして、ライ君、マッドちゃんと寝たの?!」
「剣の訓練に行くとか言ってたけど、あれは嘘?!」
「うっ、嘘じゃ無いわよぉ!剣の訓練にはちゃんと行ったんだからぁ!!」
「あ~、マッドちゃん、顔赤い~♪何だかとっても嘘臭いわぁ~♪」
「嘘じゃ無いってばぁ!ライちゃんもちゃんと弁明して頂戴!!」
キャーキャー騒ぐ娼婦達に、マッドは徐々に顔を赤く染めていく。
「嘘では無いですよ。その後に連れ込み宿で、マッドさんを美味しく頂きましたけど」
「ちょっ……ライちゃん~?!!」
「恥ずかしがる事無いじゃないですか。ボクはとっても嬉しかったし。何よりマッドさんが可愛かったです」
キャーと歓声を上げる娼婦達に、ライラは更に言い募る。
「マッドさんが手に入るなんて、夢のようです。絶対、誰にも譲りませんからね」
ライラの言葉に、ふと、我に返った娼婦の一人が、心配そうに、マッドを見る。
「でも、マッドちゃん、ライ君は知ってるの?例の事……」
こっそり耳打ちする娼婦に、マッドはああ、と頷き返す。
「その……一応自己申告して、ライちゃんのような格好良い男にあたしは相応しく無いって言ったんだけどぉ……」
マッドの言葉に、ライラは何の会話か気付き、マッドに抱き付き、会話に割り込む。
「勿論教えて貰いましたよ。だからボクは、マッドさんがその屑連中を抱いた後は、絶対その時間よりも長く、濃密な時間をボクと過ごしてくれるなら、その仕事を続けても良いって言ったんだ。だって、ボクの想いはそんな屑連中に負ける程、薄っぺらくは無いし、軽い物でも無いからね。勿論、屑連中の相手をしなくても、ボクとの情事は今までの分も含めて、たっぷりと上書きするつもりだから、休日返上の覚悟で居てね?」
ライラはニッコリと笑顔で周囲に話した後、後半は、マッドを見上げて言い切り、更に甘く微笑む。
「「「ライ君……男前!!」」」
「職場のお姉さん達には報告出来たし、次は、親しい人達にも報告しなくちゃね?勿論、ボクも連れて行ってくれるよね?」
ライラは、真っ赤で潤んだ瞳の可愛いマッドに、止めとばかりに、甘く言葉を投げ掛けた。
「ボクとマッドさん、結婚する事になりましたので、これからも宜しくお願いします」
「らっ……ライちゃん?!」
思わずマッドがライラの口を手で塞ごうとするが、既に遅く、ライラの言葉をガッツリ聴いた娼婦達が、二人に詰め寄って来る。
「「「結婚?!?」」」
「ちょっとどういう事よ?!詳しく教えて!!」
目をキラキラと輝かせながら、さぁ吐け!と言わんばかりに詰め寄られ、マッドはタジタジだ。
「もしかして、ライ君、マッドちゃんと寝たの?!」
「剣の訓練に行くとか言ってたけど、あれは嘘?!」
「うっ、嘘じゃ無いわよぉ!剣の訓練にはちゃんと行ったんだからぁ!!」
「あ~、マッドちゃん、顔赤い~♪何だかとっても嘘臭いわぁ~♪」
「嘘じゃ無いってばぁ!ライちゃんもちゃんと弁明して頂戴!!」
キャーキャー騒ぐ娼婦達に、マッドは徐々に顔を赤く染めていく。
「嘘では無いですよ。その後に連れ込み宿で、マッドさんを美味しく頂きましたけど」
「ちょっ……ライちゃん~?!!」
「恥ずかしがる事無いじゃないですか。ボクはとっても嬉しかったし。何よりマッドさんが可愛かったです」
キャーと歓声を上げる娼婦達に、ライラは更に言い募る。
「マッドさんが手に入るなんて、夢のようです。絶対、誰にも譲りませんからね」
ライラの言葉に、ふと、我に返った娼婦の一人が、心配そうに、マッドを見る。
「でも、マッドちゃん、ライ君は知ってるの?例の事……」
こっそり耳打ちする娼婦に、マッドはああ、と頷き返す。
「その……一応自己申告して、ライちゃんのような格好良い男にあたしは相応しく無いって言ったんだけどぉ……」
マッドの言葉に、ライラは何の会話か気付き、マッドに抱き付き、会話に割り込む。
「勿論教えて貰いましたよ。だからボクは、マッドさんがその屑連中を抱いた後は、絶対その時間よりも長く、濃密な時間をボクと過ごしてくれるなら、その仕事を続けても良いって言ったんだ。だって、ボクの想いはそんな屑連中に負ける程、薄っぺらくは無いし、軽い物でも無いからね。勿論、屑連中の相手をしなくても、ボクとの情事は今までの分も含めて、たっぷりと上書きするつもりだから、休日返上の覚悟で居てね?」
ライラはニッコリと笑顔で周囲に話した後、後半は、マッドを見上げて言い切り、更に甘く微笑む。
「「「ライ君……男前!!」」」
「職場のお姉さん達には報告出来たし、次は、親しい人達にも報告しなくちゃね?勿論、ボクも連れて行ってくれるよね?」
ライラは、真っ赤で潤んだ瞳の可愛いマッドに、止めとばかりに、甘く言葉を投げ掛けた。
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