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後日談
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「確かに滑稽ですね。お陰で少しスッキリしました」
ライラがマッドに笑顔を向けたその時、少し離れた場所から声が割り込んだ。
「なぁに?その面白そうな話♪あたしにも聴かせて、マッドちゃん!」
「良いわよぅ~♪そんな所に隠れてないで、皆出てらっしゃいな!」
娼婦のお姉さん達が、奥の扉からマッド達の様子を窺っていたのだ。
「騒いでごめんなさいねぇ?まだ寝てた人もいたんじゃないの?」
「寝てたけど、マッドちゃんがお買い物に付き合ってくれるなら、許してあげる♪」
「あっ、あたしも~!」
「あんたは起きてたでしょ。あたしは昨夜の客がしつこかったのよ。まぁ、お得意様だしサービスはしたけどね♪」
艶やかな女性達が数人出てきて、ポカーンとしてるライラに軽く説明する。
「ああ、マッドちゃんはセンスが良いし、お買い物選びに付き合ってくれるだけじゃなくて、荷物持ちもしてくれるし、変な輩も追い払ってくれるから、安心して出掛けられるのよ。しかも中身が女性だから、変な事も考えず、安全だからね♪皆マッドちゃんと出掛けたがるんだけど、マッドちゃん、昼間に用事を入れちゃう事が多いし、他で長期のお仕事入れたりもするから、早めに予約して置くの」
「本当はここでだけでも名前変える?って聞いたんだけど、変えた名前に外で反応したり、マッドに反応しなかった場合の方が怖いから良いんだって。でもねぇ、知り合いの、とある令嬢が、マッドちゃんにドレスを作ってくれたり、一緒にお茶会や、ちょっとした催しを開催してくれるから、マッドちゃんは楽しそうで、こっちも嬉しいわ♪」
「やぁねぇ、あたしの話ばっかりだと、あたしが照れちゃうじゃない♪ライちゃん、好みの娘がいても、手を出しちゃ駄目よぉ?お金をガッポリ取られちゃうからぁ」
「お金さえ払えば、幾らでも相手になってあげるわよ♪まぁ、女性の身体を持った人との行為はした事無いけど、あたし達はプロだもの。マッドちゃんが連れて来た子なら、可愛がってあ・げ・る♥」
「まぁねぇ。マッドが連れて来たんなら、当分ここで雇ってやっても良いし、金さえ払えば客としても扱ってやるよ。ただし、ウチの娘達は安くは無いから気を付けな?」
「はい……あの……遠慮します……」
ライラは顔を赤く染め、断ると、女性達がからかいだした。
「あら、なぁに?あたし達じゃあ不満なの?」
「ふっ、不満とかではなく、ボクには勿体無いぐらいです!」
「大丈夫よぉ?取って食おうなんてしないから♪優しく色々教えてあ・げ・る♪」
ライラはどうしたら良いのか分からず、マッドに助けを求める視線を送る。
「はいはぁ~い!そこまで。あんまりからかって苛めちゃ駄目よ?」
マッドの言葉に女性達はクスクス笑いながら、はぁいと返事をした。
ライラがマッドに笑顔を向けたその時、少し離れた場所から声が割り込んだ。
「なぁに?その面白そうな話♪あたしにも聴かせて、マッドちゃん!」
「良いわよぅ~♪そんな所に隠れてないで、皆出てらっしゃいな!」
娼婦のお姉さん達が、奥の扉からマッド達の様子を窺っていたのだ。
「騒いでごめんなさいねぇ?まだ寝てた人もいたんじゃないの?」
「寝てたけど、マッドちゃんがお買い物に付き合ってくれるなら、許してあげる♪」
「あっ、あたしも~!」
「あんたは起きてたでしょ。あたしは昨夜の客がしつこかったのよ。まぁ、お得意様だしサービスはしたけどね♪」
艶やかな女性達が数人出てきて、ポカーンとしてるライラに軽く説明する。
「ああ、マッドちゃんはセンスが良いし、お買い物選びに付き合ってくれるだけじゃなくて、荷物持ちもしてくれるし、変な輩も追い払ってくれるから、安心して出掛けられるのよ。しかも中身が女性だから、変な事も考えず、安全だからね♪皆マッドちゃんと出掛けたがるんだけど、マッドちゃん、昼間に用事を入れちゃう事が多いし、他で長期のお仕事入れたりもするから、早めに予約して置くの」
「本当はここでだけでも名前変える?って聞いたんだけど、変えた名前に外で反応したり、マッドに反応しなかった場合の方が怖いから良いんだって。でもねぇ、知り合いの、とある令嬢が、マッドちゃんにドレスを作ってくれたり、一緒にお茶会や、ちょっとした催しを開催してくれるから、マッドちゃんは楽しそうで、こっちも嬉しいわ♪」
「やぁねぇ、あたしの話ばっかりだと、あたしが照れちゃうじゃない♪ライちゃん、好みの娘がいても、手を出しちゃ駄目よぉ?お金をガッポリ取られちゃうからぁ」
「お金さえ払えば、幾らでも相手になってあげるわよ♪まぁ、女性の身体を持った人との行為はした事無いけど、あたし達はプロだもの。マッドちゃんが連れて来た子なら、可愛がってあ・げ・る♥」
「まぁねぇ。マッドが連れて来たんなら、当分ここで雇ってやっても良いし、金さえ払えば客としても扱ってやるよ。ただし、ウチの娘達は安くは無いから気を付けな?」
「はい……あの……遠慮します……」
ライラは顔を赤く染め、断ると、女性達がからかいだした。
「あら、なぁに?あたし達じゃあ不満なの?」
「ふっ、不満とかではなく、ボクには勿体無いぐらいです!」
「大丈夫よぉ?取って食おうなんてしないから♪優しく色々教えてあ・げ・る♪」
ライラはどうしたら良いのか分からず、マッドに助けを求める視線を送る。
「はいはぁ~い!そこまで。あんまりからかって苛めちゃ駄目よ?」
マッドの言葉に女性達はクスクス笑いながら、はぁいと返事をした。
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