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後日談

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 一週間程はクルルフォーン家のレベッカの部屋に滞在し、子供を連れてヨルド達二人の家であり、今日からは三人の家になる家へ帰って来る。

 翌日からは、子供を連れての出勤だ。

 本当は『家で休んでいろ』とエドワルドに言われたのだが、ジッとしてる事の方が辛いですよと言い、取り敢えず、子供は向こうの家に連れて帰りますと言った時、リラが加勢してくれた。


「レベッカと子供だけだなんて、させたく有りません!ここなら他の侍女達もいるし、何か有っても直ぐに異変に気付けます!ヨルドも家にレベッカと子供の二人だけだと、気になってしまうでしょう?食事だって向こうの家で一人だけでだなんて、きっと美味しくはないです!だからレベッカ、子供連れで働きなさい!」


 リラが目をキラキラさせながら言う姿を見て、レベッカは内心ガッツポーズをしてたりする。

 どう見ても、リラがレベッカの子供を構いたいと言ってるような物だからだ。

 そして、そんなリラの顔を見て、駄目だと言うエドワルドでは無い。当事者のレベッカ自身も望んでいるのだから。

 そうしてレベッカは、子供を連れて職場通いを始め、クロードは周囲の皆から愛され、すくすくと成長するだろう。

 それから一ヶ月程経ったある日の夜、子供を寝かし付けたヨルドがベッドに入り込もうとすると、横になってたレベッカが話し掛けてきた。


「ヨルドさん、ヨルドさん。今は身体が子供を作る準備に入って無いので、子供が出来る事は有りませんが、ヨルドさんと物凄くしたいです。子供を産んだご褒美、下さい。子供は出来ないけど、中に沢山欲しいです。明日は休日ですよ?久し振りに、たっぷり愛されたいです。次の子はリラ様の子と時期を合わせたいから、避妊薬で調整しますけど、その間も、ヨルドさんに、沢山愛されたいです。ヨルドさんはどう思います?何ならあたしが襲っちゃいますよ?」

「勿論、大歓迎ですよ、レベッカさん。私もレベッカさんが欲しいです。レベッカさんが望む事は、私にとっても切望する事なので、とても嬉しいです。クロードは、一度寝たら中々起きない子なので、久々に、たっぷりと愛し合いましょうね」


 妊娠が発覚した後は、ずっとお預け状態だった愛しい妻との行為を、その愛しの妻から強請ねだられて、ヨルドが喜ばない訳等無く、勿論その場で美味しくたっぷり頂く事にした。

 そしてその後、エドワルドから、もう少ししたら避妊薬を使用しないつもりだと聞き、その夜からレベッカ達は避妊薬を使わず子作りに励み、暫くした後レベッカに悪阻が来るが、クロードの頃よりも比較的軽く済み、その半月後辺りでリラの妊娠が発覚。

 自分達とてあれ程励んでいたが、エドワルド達だって同じ事。出来ない訳が無いと思っていたので、レベッカはガッツポーズで乳母の座を獲得した事を喜び、リラより少し前に二人目のゾーイと名付けられる男の子が産まれる事になる。
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