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後日談
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レベッカは、悪阻に苦しめられるも、そのまま働き続け、出産間近までリラに仕える。
勿論、危ない事はしないし、休憩は多めに取らせて貰ってるが、家の中でジッとしてるなんて、先ず性に合わないからだ。
そうして出産は、ヨルドが立ち合い、レベッカの手を握り続けて励まし続け、元気な男の子が産まれて、ヨルドはレベッカに抱き付き、号泣しながら礼を述べた。
「わっ……私に、新しい家族を、有難う御座います、レベッカさんっ!レベッカさんも、無事で……良かった……!!愛してます、レベッカさん!」
「泣かないで下さいヨルドさん。ほ~ら、パパですよ~♪色合いはヨルドさんですけど、顔立ちはあたしですかね?ウフフッ♪一人目ゲットですよ、ヨルドさん!名前は何にしましょうか?」
ヨルドはレベッカを抱き締めたまま、ポツリと呟く。
「……クロード」
「良いですね、クロード♪クロード、良かったですね~、パパが名付けてくれましたよ♪貴方の名前はクロードです♪」
丁度子供の名前が決まった時に、扉からノックの音が聴こえる。
因みにここはクルルフォーン家の方で、レベッカが使っていた部屋だ。
子供を産んだ後は、暫く様子を見た方が良い為、クルルフォーン家の方で産みなさいとリラが言ったのだ。
クルルフォーン家の方なら他の侍女達もいるし、レベッカを一人にさせずに済むからと。
「開けるよ?」
女医の言葉にレベッカは頷き、ヨルドはレベッカを離して顔を拭った。
「レベッカ!わたくし達にも赤ちゃんに会わせて!!」
「リラ様!見て下さい!可愛いですよ♪名前はクロードと言います!ヨルドさんが付けて下さいました♪」
リラはレベッカの胸に抱かれた子供を見て、目をキラキラ輝かせ、リラの後ろから付いてきてた双子も目を輝かせる。
「かかかかっっ……可愛いです!!!レベッカに似てますわね♪でも、色合いはヨルドの色です!」
「「可愛い、似る、レベッカ~♪」」
「有難う御座います~♪でも、まだまだあたしは産みますよ~♪」
「そう言えば、昔から言ってたわね。もしも結婚する機会が出来たら、子供は沢山欲しいって」
「はい♪リラ様達ご兄妹を見ていて、物凄く羨ましかったので、結婚して子供を産むなら一人っ子じゃなくて、沢山産もうと決めてたんです!先ずは一人!昔からの夢が叶いそうな上に、更にリラ様の子の乳母にもなれる機会が出来るなんて、ヨルドさんには感謝しか有りません!ヨルドさんが夫で本当に良かったです!!大好きですヨルドさん!」
レベッカの満面の笑みに、ヨルドは同じぐらい満面の笑みで返した。
*****
※補足として、リラが妊娠中に、アナスタシアに育児経験者~!と言っていますが、レベッカにも子供はいるので、貴族の育児経験者と言った意味合いです。
レベッカもリラに、アナスタシア様にも色々相談して見ては如何ですか?と裏で言ってたりした為です(笑)
レベッカは、アナスタシアにも頼る事でアナスタシアは喜ぶし、他の貴族が悪口を挟めないようにする為に、貴族の育児経験者であるアナスタシア様にも、色々相談した方が、絶対に喜んで下さいますよと、エドワルドを呼び戻してる最中か、その後にリラと話してたりしています。
そして実は、その時にレベッカのお腹の中にも、実は二人目がいたりしてます♪
そして、妊娠中でも行為が出来るのかと言うエドワルドの女医に対する質問に、ちゃっかり聞いてたりします(笑)
勿論、危ない事はしないし、休憩は多めに取らせて貰ってるが、家の中でジッとしてるなんて、先ず性に合わないからだ。
そうして出産は、ヨルドが立ち合い、レベッカの手を握り続けて励まし続け、元気な男の子が産まれて、ヨルドはレベッカに抱き付き、号泣しながら礼を述べた。
「わっ……私に、新しい家族を、有難う御座います、レベッカさんっ!レベッカさんも、無事で……良かった……!!愛してます、レベッカさん!」
「泣かないで下さいヨルドさん。ほ~ら、パパですよ~♪色合いはヨルドさんですけど、顔立ちはあたしですかね?ウフフッ♪一人目ゲットですよ、ヨルドさん!名前は何にしましょうか?」
ヨルドはレベッカを抱き締めたまま、ポツリと呟く。
「……クロード」
「良いですね、クロード♪クロード、良かったですね~、パパが名付けてくれましたよ♪貴方の名前はクロードです♪」
丁度子供の名前が決まった時に、扉からノックの音が聴こえる。
因みにここはクルルフォーン家の方で、レベッカが使っていた部屋だ。
子供を産んだ後は、暫く様子を見た方が良い為、クルルフォーン家の方で産みなさいとリラが言ったのだ。
クルルフォーン家の方なら他の侍女達もいるし、レベッカを一人にさせずに済むからと。
「開けるよ?」
女医の言葉にレベッカは頷き、ヨルドはレベッカを離して顔を拭った。
「レベッカ!わたくし達にも赤ちゃんに会わせて!!」
「リラ様!見て下さい!可愛いですよ♪名前はクロードと言います!ヨルドさんが付けて下さいました♪」
リラはレベッカの胸に抱かれた子供を見て、目をキラキラ輝かせ、リラの後ろから付いてきてた双子も目を輝かせる。
「かかかかっっ……可愛いです!!!レベッカに似てますわね♪でも、色合いはヨルドの色です!」
「「可愛い、似る、レベッカ~♪」」
「有難う御座います~♪でも、まだまだあたしは産みますよ~♪」
「そう言えば、昔から言ってたわね。もしも結婚する機会が出来たら、子供は沢山欲しいって」
「はい♪リラ様達ご兄妹を見ていて、物凄く羨ましかったので、結婚して子供を産むなら一人っ子じゃなくて、沢山産もうと決めてたんです!先ずは一人!昔からの夢が叶いそうな上に、更にリラ様の子の乳母にもなれる機会が出来るなんて、ヨルドさんには感謝しか有りません!ヨルドさんが夫で本当に良かったです!!大好きですヨルドさん!」
レベッカの満面の笑みに、ヨルドは同じぐらい満面の笑みで返した。
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※補足として、リラが妊娠中に、アナスタシアに育児経験者~!と言っていますが、レベッカにも子供はいるので、貴族の育児経験者と言った意味合いです。
レベッカもリラに、アナスタシア様にも色々相談して見ては如何ですか?と裏で言ってたりした為です(笑)
レベッカは、アナスタシアにも頼る事でアナスタシアは喜ぶし、他の貴族が悪口を挟めないようにする為に、貴族の育児経験者であるアナスタシア様にも、色々相談した方が、絶対に喜んで下さいますよと、エドワルドを呼び戻してる最中か、その後にリラと話してたりしています。
そして実は、その時にレベッカのお腹の中にも、実は二人目がいたりしてます♪
そして、妊娠中でも行為が出来るのかと言うエドワルドの女医に対する質問に、ちゃっかり聞いてたりします(笑)
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