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後日談

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 レベッカとヨルドが一緒の建物へと移り住んだ翌日には、エドワルドが二人の婚姻成立証書を教会に作成して貰う手筈を整え、直ぐに受諾させ、レベッカの縁談話を断り潰し、しつこい場合は貴族の主人に抗議するぞと脅した上で、ジーンにも協力を仰ぎ、徹底的に排除し尽くした。

 そうしてレベッカとヨルドは、時間の空いた休憩時間や夜に、家となった建物に、少しずつ荷物を移動させ、毎晩仕事に支障が出ない程度に子作りに励み、休日は被るようにと二人で取って、朝から快楽を貪り合ったり、時に買い物へと出たり、その時その時によって、好きに過ごす。

 ヨルドがレベッカを組み敷く時も有れば、レベッカがヨルドの上に乗り、自ら腰を振る事も有るし、宣言通り、ヨルドの物にフェラを施し、口で受ける事も有り、二人は行為に勤しみ、子作りに精を出した。

 そんな、仕事と快楽的な日々を繰り返し、レベッカがヨルドと共に暮らし始めて二ヶ月近くが経ったある日、レベッカのウエディングドレスが完成する。

 そしてレベッカは、いつもの地味仕様のメイクでは無く、主役に相応しいメイクを自ら施し、ヨルドに惚れ直して貰うのだと言い切った。

 レベッカの思惑通り、ヨルドは顔を真っ赤に染めて、レベッカに見入り、元々のクルルフォーン家の独身男性達は、レベッカの最大限に引き出された魅力に、ヨルドが羨ましく思えた程だった。

 レベッカ達の結婚式は雲一つ無い程に晴れ渡り、エヴァンス家にいるジーンと使用人達やマッド達も呼んで、盛大な式となり、ヨルド夫婦に一週間程の休暇を与えた。

 式が終わり、礼装のまま、いつもの家となった建物に入ると、レベッカは早々ヨルドに抱え上げられ寝室のベッドに運ばれて、欲情した夫のヨルドにドレスのまま貪られ、レベッカもいつもと違う服装のヨルドに見惚れながら、今まで一度も言えなかった言葉をヨルドに贈る。


「大好きです、ヨルドさん!愛しいヨルドさんの子供、下さい!愛してます!!あたしの愛するヨルドさんの子種を、一生あたしだけに、沢山下さい!!」


 レベッカの言葉に動きを止めて、ヨルドはレベッカに恍惚とした表情で囁く。


「勿論です。愛しの貴女にだけですよ、私がこんなにも行為に溺れるのは。愛していますレベッカさん。私は貴女だけの物ですよ。これから先も、ずっと。だから、私との愛の証を、沢山産んで下さいね?」


 ヨルドは動きを再開し、ドレス姿のレベッカを散々抱いた後、全ての衣装を剥ぎ取り、尽きる事の無い欲をレベッカの中に注ぎ入れ、互いに互いを求めて貪り合った。

 休暇中を甘い日々で過ごし、仕事が再開すると、いつものように、仕事に支障が出ない程度に、毎晩求め続けていると、ある日、レベッカに妊娠の兆候で有る悪阻が表われる。

 エヴァンス家にいる女医に診察して貰い、妊娠だとお墨付きを頂き、ヨルドはレベッカを抱き締め、レベッカは満面の笑顔で喜んだ。
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