氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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後日談

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 意図せずに中のヨルドを食い締めたとは言え、レベッカは圧迫感の有るヨルドの物が、更に大きく膨らんだ事で、ヨルドも感じているのだと思うと、痛みよりもヨルドに動いて欲しいと思ってしまう。


「よっ……ヨルドさん……動いて?」

「レベッカさん……痛みは、マシになりましたか?」

「まだ、だけど……我慢するから、動いて……」

「……分かりました。でも、その前に、もうちょっとだけ、ここでの悦楽を思い出しましょうか」


 そう言って、ヨルドは繋がり合った直ぐ近くの花芯を指で捉え、優しく撫でる。


「ぅあっ!」

「それとこっちの尖りも。もっと味わってからでも良いですよね?先程よりも尖って美味しそうですから……」


 花芯を弄る手とは逆の手で、レベッカの胸の先端を弄り、身体を丸めてレベッカのもう片方の胸の先端に、舌を這わせる。


「っぁん~!」

「ああ、やっぱり。先程よりも弾力が有って、美味しいですね。もっと感じて気持ち良くなって下さい」

「そっ……そんな事言うなら!もっと、強、くぅっ!」


 レベッカの言葉に被せるかのように、ヨルドが胸の先端を強めに吸い付く。


「これで良いですか?」

「うっ……動いてって、言ったのにぃ……」


 ヨルドに恨みがましい視線で睨み付けるレベッカを見て、ヨルドは苦笑し、今度はレベッカの言う通りにゆっくりと腰を動かす。


「あぁっ!」


 レベッカの中で、圧迫する物が、ゆっくりと出ていき、入り口付近で引き返し、また、ゆっくりとレベッカの中に埋まって行き、最奥をトンと突かれてまた出ていく事を繰り返され、ジワジワとり上がって来る快楽と焦れったさに、レベッカは声を上げる。


「おっ……お願っ……早く、焦らさないでぇ~!!」


 その言葉と顔に、煽られたヨルドは最奥へと抉るように突き上げ、そのままガツガツと穿つ。


「煽ったのは、貴女、ですよ!レベッカ、さん!!」

「あっ、あっ、激しっっ?!!」

「折角、大事に、優しく、してた、のにっ!可愛、過ぎる、貴女が、悪いん、です、からね!」


 ヨルドの激しい突き上げに、レベッカは奥がギュッと絞まり、ヨルドの物を食い締め、それを振り切るかのように、ヨルドがレベッカの中を激しく出入りする。

 蜜が止めどなく溢れ、快楽の渦に放り込まれ、レベッカが絶頂に達した時、レベッカの中に、熱く焼け付くような飛沫が注がれ、レベッカの最奥を沢山の精液が埋め尽くした。

 暫くすると、再度、ヨルドが腰を動かし始める。


「まだまだ、足りませんよね?レベッカさん。お望み通り、子が出来るまで、沢山励んで注いであげますから、私の子種を存分に搾り取って、受け止めて下さいね?」

「はい……。ヨルドさんの……沢山、下さい……」


 初めて体感した激しい快楽は、レベッカの思考を蕩けさせ、ヨルドとの行為がこの先もまだまだ続く事を、喜んで受け入れた。
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