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本編
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恐怖の報告会が終わったのだろう。
アナスタシアやリリーが先に呼ばれ、扉の外で警備していた近衛隊長と共に出ていき、その直ぐ後に、他の神官がリラ達を呼びに来た。
控え室を出て大聖堂の扉の前に立つと扉が開き、エドワルドが先に進む。
続いてリラとジルギリスも続き、何事も無くリラはエドワルドの元へと辿り着く。
誓いの言葉を宣誓し、結婚成約証にサインをし、受諾の意を大司祭から貰って、リラの下ろしていたヴェールを上げて、誓いの口付けを交わす。
ただ、その際、一度の軽いキスで終わると思っていたリラに対し、エドワルドは、軽いキスをした直後に、長く濃厚なキスに切り替えてしまった為、リラは腰が抜けた挙げ句、真っ赤な顔で、エドワルドに抱き抱えられての退場となってしまったが。
因みに、レオンも一応結婚式に参加していた為、地獄の説明会と言う説教の参加も強制出席させられた挙げ句に、初恋のリラと、大好きな叔父の、熱く長いキスシーンを見せ付けられて、ライフゲージをガリガリ削られた様子だったが、最初から決まり切っていた事なので問題無い。
そうして披露宴会場である王宮に、新郎新婦が乗るパレード用の馬車に乗り込み、王宮へと向かう。
勿論王都に住む平民達は、新たに誕生した新郎新婦を一目見ようと通り道に詰め掛け、仲睦まじく、幸せそうに微笑み合う美男美女を見て、祝福の言葉を贈る。
それに気付いたリラが、嬉しくて、照れながらも応えるように手を振っていると、エドワルドがリラの顎を捉えて自分に向けるとその唇を奪い、大聖堂の中でした、長く濃厚な口付けを施し、周囲から喝采が飛ぶ。
座っているし、周りも喜んでいるとは言え、リラは恥ずかしくて仕方無い。
「エドワルド様!」
唇が離れて直ぐに、真っ赤な顔で、リラは声を潜めて抗議の声を上げるも、エドワルドは、蕩けそうな笑顔でリラを見返す。
「やっと夫婦になれたのに、リラはまだ私の事を、そのままで呼ぶの?義姉上や父上は愛称呼びなのに?」
「えっ……エド様……」
「良く出来ました」
そう言って、今度はリラに軽いキスを贈る。
「リラの旦那様呼びも物凄くクルけれど、やっぱり二人だけの時は、自分の名前が愛称で呼ばれる方が、リラにとっての特別感が満載で、物凄く嬉しいからね」
「……じゃあ、二人切りの時は、エド様って呼びます。その代わり人前では、旦那様って呼ばせて下さいね?わたくし、エド様が旦那様だって事、自慢したいですから……」
キュッとエドワルドの服の裾を掴み、熱に浮かされたような顔で、上目遣いに見てくるリラを襲いたい衝動に駆られながらも、リラを優しく抱き締める事で、何とか自制を保つエドワルドだった。
アナスタシアやリリーが先に呼ばれ、扉の外で警備していた近衛隊長と共に出ていき、その直ぐ後に、他の神官がリラ達を呼びに来た。
控え室を出て大聖堂の扉の前に立つと扉が開き、エドワルドが先に進む。
続いてリラとジルギリスも続き、何事も無くリラはエドワルドの元へと辿り着く。
誓いの言葉を宣誓し、結婚成約証にサインをし、受諾の意を大司祭から貰って、リラの下ろしていたヴェールを上げて、誓いの口付けを交わす。
ただ、その際、一度の軽いキスで終わると思っていたリラに対し、エドワルドは、軽いキスをした直後に、長く濃厚なキスに切り替えてしまった為、リラは腰が抜けた挙げ句、真っ赤な顔で、エドワルドに抱き抱えられての退場となってしまったが。
因みに、レオンも一応結婚式に参加していた為、地獄の説明会と言う説教の参加も強制出席させられた挙げ句に、初恋のリラと、大好きな叔父の、熱く長いキスシーンを見せ付けられて、ライフゲージをガリガリ削られた様子だったが、最初から決まり切っていた事なので問題無い。
そうして披露宴会場である王宮に、新郎新婦が乗るパレード用の馬車に乗り込み、王宮へと向かう。
勿論王都に住む平民達は、新たに誕生した新郎新婦を一目見ようと通り道に詰め掛け、仲睦まじく、幸せそうに微笑み合う美男美女を見て、祝福の言葉を贈る。
それに気付いたリラが、嬉しくて、照れながらも応えるように手を振っていると、エドワルドがリラの顎を捉えて自分に向けるとその唇を奪い、大聖堂の中でした、長く濃厚な口付けを施し、周囲から喝采が飛ぶ。
座っているし、周りも喜んでいるとは言え、リラは恥ずかしくて仕方無い。
「エドワルド様!」
唇が離れて直ぐに、真っ赤な顔で、リラは声を潜めて抗議の声を上げるも、エドワルドは、蕩けそうな笑顔でリラを見返す。
「やっと夫婦になれたのに、リラはまだ私の事を、そのままで呼ぶの?義姉上や父上は愛称呼びなのに?」
「えっ……エド様……」
「良く出来ました」
そう言って、今度はリラに軽いキスを贈る。
「リラの旦那様呼びも物凄くクルけれど、やっぱり二人だけの時は、自分の名前が愛称で呼ばれる方が、リラにとっての特別感が満載で、物凄く嬉しいからね」
「……じゃあ、二人切りの時は、エド様って呼びます。その代わり人前では、旦那様って呼ばせて下さいね?わたくし、エド様が旦那様だって事、自慢したいですから……」
キュッとエドワルドの服の裾を掴み、熱に浮かされたような顔で、上目遣いに見てくるリラを襲いたい衝動に駆られながらも、リラを優しく抱き締める事で、何とか自制を保つエドワルドだった。
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