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SS置き場
お気に入り4500人突破記念♪感謝のSS ~相談事は、早期解決が一番です~
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レベッカは、エヴァンス家の侍女頭であるカミユを見付け、少し相談があるのですがと持ち掛ける。
「リラお嬢様と一緒にクルルフォーン邸に行くと、必ずと言っていい程、クルルフォーン家の執事に、度々絡まれてしまうのです。例えば、リラお嬢様がお手製のお菓子を、自らの手で渡したいからとリラお嬢様がバスケットを持っていた時、『お前は令嬢に荷物を持たせるのか!』って怒られまして、リラお嬢様が『わたくしが持ちたいと言ったのよ』と仰って下さいましたが、物凄い目で睨まれたり、リラお嬢様が公爵様のお部屋で寛がれているので、使用人達の前にお出になる前に、身形が崩れていないかとお迎えに上がった折に『公爵様の部屋に何の用だ』とか、『用が有るなら私が変わる』とか、『呼ばれているからと、図に乗るな』とか、対応が酷いんです。勿論あたしはリラお嬢様の身形を整える役を譲る気は無いですし、公爵様に頼まれたからとか、公爵様がお許しになりませんよ。嘘だと思うのなら公爵様に聞けばいいじゃないですかとか、ウザいです。貴方と一緒にしないで下さいとか言いましたが、本当にウザいんです。どうしたらいいですか?」
げんなりとしたレベッカの言葉を聞いたカミユが、眉間に皺を寄せる。勿論レベッカの言葉では無く、相手の態度にだ。
そもそもレベッカは、リラさえ関わらなければ大人しい娘だ。普段、このような暴言を吐くような娘では無い。
執事本人に、その気は無いのかも知れないが、そのレベッカから、大好きなリラの仕事を取り上げようとしたからこうなっているのだろう。
そして、レベッカから聞く執事の言葉に、執事がレベッカの事を勘違いしている節が在り在りだ。
「解りました。わたしも次回の訪問に同行しましょう。その前に今日、公爵様にもその旨を伝えさせて頂きます。ただし、公爵様にはわたしも同行すると言う事だけで、理由は当日にお話しする事に致しましょう。こんな勘違いを、今後もエヴァンス家の侍女達相手にされては困りますからね。わたし達エヴァンス家の侍女は、主人の幸せを第一に、主人の敵を抹殺する事さえ有るのです。主人の伴侶に粉掛けよう等したら、他の使用人達に殺され兼ねませんよ。何よりレベッカは、リラお嬢様命でリラお嬢様に忠誠を誓う者の一人です。あらぬ疑いを掛けて良い相手では有りません。きっちりとその執事に理解して頂きましょう」
そもそも、レベッカの視線を追っていけば、レベッカが常に誰を見ているか、気に掛けているかが判りそうな物を。
まぁ、エドワルドが常にリラの傍にいたから、エドワルドを気にしているのだと勘違いしても仕方が無いのかも知れないが、ちょっと喋ればリラの名前ばかり出るのだから、レベッカは分かり易いと言うのに、そんなレベッカをエドワルドに気があると思うなら、この先他の侍女達にまで害が及ぶのは目に見えている。
カミユはその執事に説教する事に決めた。
*****
※いつも有難う御座います~!!
レベッカ視点の続きを書くつもりが、いつの間にかカミユに乗っ取られてました!(笑)
さすが侍女頭です!本編で書いてたのに、レベッカ視点じゃないと気付き、急遽SSの方に移転させました♪書いてた私も吃驚です(笑)
現在お気に入り登録が5200人を上回り、物凄く感謝しております!!
それと、恋愛小説大賞に沢山投票頂き有難う御座います♪♪♪
現在5位と言う成績になれているのは皆様のお陰です!!本当に有難う御座います!!!
皆様に少しでもお楽しみ頂けたら幸いです♪
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げんなりとしたレベッカの言葉を聞いたカミユが、眉間に皺を寄せる。勿論レベッカの言葉では無く、相手の態度にだ。
そもそもレベッカは、リラさえ関わらなければ大人しい娘だ。普段、このような暴言を吐くような娘では無い。
執事本人に、その気は無いのかも知れないが、そのレベッカから、大好きなリラの仕事を取り上げようとしたからこうなっているのだろう。
そして、レベッカから聞く執事の言葉に、執事がレベッカの事を勘違いしている節が在り在りだ。
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まぁ、エドワルドが常にリラの傍にいたから、エドワルドを気にしているのだと勘違いしても仕方が無いのかも知れないが、ちょっと喋ればリラの名前ばかり出るのだから、レベッカは分かり易いと言うのに、そんなレベッカをエドワルドに気があると思うなら、この先他の侍女達にまで害が及ぶのは目に見えている。
カミユはその執事に説教する事に決めた。
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