氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

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「わっ、わたくしの声?なっ、何でも?」

「何でも」


 エドワルドは、リラの問いに頷きながらも、腕の中にある、大きな胸へと手を伸ばし、服の上から揉み解す。その中に隠れている胸の先端が、赤く色付き、尖っている事を想像しながら。

 リラはスカート部分を握り締めているが、服の上からでもリラの身体は過敏に反応し、時折反り返る身体が愛しくて堪らない。


「じゃっ……っ、じゃあっ、わたくしが……エドワルド様に質問しても?」

「良いよ。私に答える事が出来る質問なら、何だって答えてあげる」


 リラの左耳の直ぐ傍で、甘く囁きながらその耳を舐め、右手を背に回してボタンの位置を探り、上から順に外していく。


「んんっ、えっ、エドワルド様の、子供の頃の話が聞きたいですぅっ!」

「私の?例えば?」


 耳殻じかくを食み、舌で唾液を塗り込め、ピチャピチャと音を立てるエドワルド。


「こっ、子供の頃に、どんな事に興味を持ったのかっ……とか、どんな遊びをしていたのかっ……とかっ!」

「元々、何かに興味を持った事は無いけれど、強いて言うなら、暇潰しに遠くで唇を読んで、相手の思惑や、裏の顔を探っていたかな。王宮に来る大人達の殆どは、敵だと思っていたからね」


 ボタンの外れた背中と肌着との境界線から、手を忍び込ませて素肌を滑らせ、前へと回し、乳房を優しく持ち上げ、その感触を、重さを楽しむかのように、力を入れずにたださする。


「わっ……、わたくしのお父様、も?」

「ジルギリス殿は別だよ。いつも、私を手助けしてくれていたからね」


 リラの耳から離れ、もう片方の手も、同じように肌着の中へと滑り込ませて、揉む事もせずに、ただただゆっくりと、胸の輪郭をなぞるように摩る。

 エドワルドに焦らされて、リラは身体が疼いて仕方無い。

(かっ……身体が熱っ、いぃ……!もっと、ちゃんと、触って欲しいですぅ~!)

 リラが泣きそうな顔でエドワルドを振り返り見る。


「いっ……いじ、わるっ、しないでぇ~っっ!!」


(かわっ……!!可愛過ぎるっっ!!!)

 エドワルドは手に力を入れて乳房を揉めば、リラが背を反らし、甘い吐息を吐き出し、女の色気が色濃く漂う。


「はぅ~、んんんっ!」


 その色気に煽られたエドワルドは、リラの唇を塞ぎ、その咥内に舌を入れ、急くように舌を絡め、擦り付ける。

 乳房全体を掴んで回し、リラの舌を吸い上げ、手の中の柔らかな胸を揉む。手の動きに形を変える胸の、その先端を探し当て、指の間で擦り、指で押し回す。

(ちゃんと、硬く尖ってる。リラが私を欲しがっている証拠だ。中身も身体も可愛過ぎる!だが、絶対に半年間耐え抜いてやる!!リラと話すのに二年も掛かったんだ、これ以上月日を延ばされて堪るか!)

 エドワルドは最強の呪文を頭の中で唱え続けた。
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