氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

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 足の間から、絶えずピチャクチャと、濡れた何かが這い回る音と感触が、眠ろうとするリラの意識を妨げる。その上、ジュルッと啜られる音が大きく響き、朦朧とするリラの口から自然と声が漏れる。


「リラ、可愛い」


 エドワルドはリラの少し弛んだ蜜口に指を挿し入れ中の具合を確かめる。

 話に聞いた通り、そこは狭く温かく、指を食い締め纏わり付き、いつかここに自分の物が入る事を想像するだけで、出そうになる。


「なっ……何か……へ、ん~!」

「ああ、今、リラの中に、私の指が入っているんだよ。ほら、分かる?」


 エドワルドは指を中に埋め込んだまま、指先だけを動かし内壁を擦る。


「ひゃあぁあぁっ?!」


 リラの身体がビクンと揺れて、中が締まり、エドワルドの指を食い締める。


「結婚すれば、ここに私の物が入るんだ。私の物はそこそこ大きいだろうから、今から慣らしていかないとね?ここに入れるには、沢山の蜜を出さなきゃリラが痛い思いをするし、もっと沢山出せるように、私がちゃんと慣らしてあげるから。リラは、思う存分私に感じて、沢山イケるようにしようね?」


 エドワルドはそう言いながら、指を使って、挿入の真似事をし、次々と溢れ出る蜜を、なるべく溢さないように舐め啜る。


「あっ、あんっ、あっ、ぅんんっ、んぁあっ、やっ、だっ、いいぃっ、いぃのぉっ!」

「リラ、可愛い、もっといて」


 指を一本増やし、猥談で仕入れた、中で女が感じ易い場所、と言われた、花芯の裏側を擦ってみると、リラの身体が面白い程に反応を示す。そもそも、イカされたばかりの過敏な状態で、感じない方がおかしいだろう。

(凄いっ!!たのしい!嬉しい!興奮する!!気持ち良すぎて堪らない!!こんなのを知ったら、知らなかった頃には戻れない!!自分でも吃驚だ!こんなに夢中になれるなんて……!!リラに会うまでの詰まらない日々が嘘のようだ。私の華、私の生き甲斐!私だけの唯一!!)

 エドワルドは指を抜き、その代わりに舌を入れ、蜜に濡れた指はそのまま花芯を弄る。


「かっ、感じるっ!良いのっ、イクっ、イクのぉぉぉーーー!!!!」

 エドワルドは蜜壷から直接蜜を飲み込み、蠢く中を堪能し、溢れ出る蜜と唾液を混ぜ合わせ、音を立てながら吸い出し、リラの絶頂を促した。
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