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本編

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「あぁあっ!」


 リラは恥ずかしくて、どうして良いのか分からず、エドワルドの言った通りに腕をエドワルドの首に回してから頭を抱き抱えるようにしがみ付く。

 リラがそうしてる間に、エドワルドはリラの右胸の先端を口にくわえて、右手を、もう片方の左胸の先端へと押し当てる。

 そのまま、リラの胸の先端を舐めしゃぶり、乳房を揉み、指で先端をね回す。

(ぬっ、ヌルヌルしますぅ~!やんっ!身体が、ムズムズするぅっ。駄目、だめぇ、何かがおかしくなっちゃうぅ~!!)


「やぁ~ん!おっ、おかっ、おかっ、おかしくなるぅ~!エドワルドさま、待ってぇ~!」

「駄目。待たない。おかしくなって良いよ。私ももう、おかしくなっているから。その声、最高に良いよ、リラ。もっと聴きたい。もっと聴かせて」


(柔らかさも匂いも、味も最高。身体も敏感、声も可愛い、中身も想像以上。これ程に感じてくれているのなら、リラの蜜を味わえるのも、もう直ぐかも知れない。挿入は出来ないけれど、このまま味見をしてしまおうか)

 エドワルドは右胸を強く吸って、唾液まみれにし、まだ味わっていない左胸へと移る。


「はぁんっ!」


 左手は、唾液まみれの先端を指でいじり、右手はドレスの上を、下へ下へと移動する。

 臀部でんぶを一撫で、エドワルドの足を跨ぐ足、ふくはぎへと移動させ、ドレスの裾を探り、その中へと手を潜り込ませる。

 足首から撫で上げていけば、それに気付いたリラが声をあげる。


「えっ、エドワルド様!てっ、手が、ドレスの中に?!」

「うん、入っているよ。言った筈だ。少しでも私に慣れないといけないよと。夫婦になったら、これ以上の事を毎晩繰り返すし、夫婦になってからだと遅くなるからね。これは、初夜への前準備。恋人同士で結婚間近な者達の殆どは、ちゃんと確かめ合っている筈だよ?お互いの気持ちを確かめる行為であり、少しでも慣らしておけば、女性の不安も少なくなるから。早いか遅いかの違いで、必ず皆がする事なんだ。だからリラも受け入れて」

「!!!」


 エドワルドの手が、下着越しに臀部を撫でる。


「初夜にリラが私を受け入れる場所も、ちゃんと確かめ慣らさなければ、とても痛い思いをするのはリラだから、私がちゃんとほぐしてあげる。私はリラの苦痛を、少しでも和らげたいからね。それにこれは、恋人である男の役目だ。私はリラの婚約者であり、恋人なのだから」
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